原田英語の英語大全勉強法ぜんぶ入り
02第1部「脳を味方につける」|第2章

言語習得の科学

英語は「勉強した量」より「わかった量」で伸びる。研究40年の結論

根性論を卒業する、言語習得の科学

INTRODUCTION

「単語も文法もやったのに話せない」「大人になってからでは遅いのでは」。こうした悩みには、じつは50年近い研究の積み重ねがあります。第二言語習得研究(SLA)は、人が母語以外の言葉をどう身につけるのかを調べる学問です。この章では、インプット仮説、アウトプット仮説、やりとりと気づき、文法の教え方、自動化、年齢、個人差という7つのテーマを、研究の原典にあたって整理しました。はっきり分かっていること、まだ意見が割れていることを分けて書いています。読み終えるころには、自分の勉強のどこが足りていて、どこを足せばいいのかが見えるはずです。学説の紹介だけで終わらせず、各節の最後に「明日から何をするか」まで具体的に書きました。

この章でわかること

  • 「わかる英語」を大量に浴びることがなぜ土台になるのか
  • 話す・書くが伸びるのは「自分の穴」に気づくから
  • 文法の説明は効く。ただし使う練習とセットで
  • 知っているのに話せないのは「自動化」の不足
  • 年齢・適性・不安について、研究で分かっていることの本当

QUICK TEST

まず5問。
この章の常識テスト

読む前に、あなたの「常識」を確かめてください。外した問題には、答えが書いてある節へのリンクがつきます。

ホント?ウソ?5問1 / 5

大人になってからでは、英語は身につかない

VIDEOS

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世界の英語学習・勉強法の動画から、この章に合うものを選びました。

動画ライブラリ
インプット仮説の本人が語る名講義Mark Rounds|Stephen Krashen on Language Acquisition
理解できるインプットってなに?Steve Kaufmann - lingosteve|What Is Comprehensible Input?
多読が語学に効く理由Steve Kaufmann - lingosteve|Why extensive reading is so effective for language learning
ゲーム感覚で英語を話そうTEDx Talks|Learning a language? Speak it like you’re playing a video game | Marianna Pascal | TEDxPenangRoad