まずはこの3つ
- 120分・リスニングなし。長文2題+自由英作文(2026年度)
- 説明問題は「誰が・何を・目的・効果」と要素に分けて答える
- 英作文は3つから1つを選ぶ。2026年度は画像の描写で70〜100語
形式マップ(2026年度の公表資料で確認)
時間・聞き取りの有無は令和8年度募集要項、大問の中身は令和8年度「出題の意図等」による。年度で変わるので最新の過去問で確認。
| 大問 | 中身 | 主な設問 |
|---|---|---|
| Ⅰ | 長文読解(論説・エッセイ) | 内容説明(日本語)、下線部和訳、空所の語句選択 |
| Ⅱ | 長文読解 | 要約の選択、内容説明、空所補充、語句整序、英語1語の記述 |
| Ⅲ | 自由英作文 | 3つから1つを選んで書く(2026年度は画像、70〜100語) |
大学の公表で確かなこと
前期の英語は120分。募集要項に「聞き取り・書き取り試験は行いません」と明記(令和8年度)。2024年度までは大問Ⅳで聞き取り・書き取りがあった(出題の意図)。第2次試験の英語は商235・経済260・法280・社会280・ソーシャル・データサイエンス230点で、どの学部も第2次の配点の3割以上を占める。
自由英作文の形式は動く
各年度の「出題の意図等」より。形式が変わっても、評価の3観点は同じ。
| 年度 | 形式 | 語数 |
|---|---|---|
| 2024 | 3つの英語の質問から1つを選んで答える | 100〜140語 |
| 2025 | 3つの英語の質問から1つを選んで答える | 100〜140語 |
| 2026 | 3つの画像から1つを選び、その内容を記述 | 70〜100語 |
採点の3観点(公表資料)
英作文は language(正確で多様な語彙と文法)、content(意味を考え能動的に発信する力)、organization(適切な形式で論理的に構成する力)の3つを問う、と大学が明記。つまりミスのない英語で、中身のある主張を、段落の型で書けばよい。画像型でも「何が写っているか」だけでなく、その意味を考えながら描写する。
設問タイプ別の攻略8
- 1内容説明2025年度の公表資料は「誰が・何を・目的・効果」を正確に読み取る必要がある、と書く。設問の主語と問われている観点を先に書き出し、要素ごとに本文から拾う。
- 2下線部和訳2024年度の公表資料は、同格の that・付帯状況の with・関係詞の省略などをポイントに挙げる。口語的な言い回しは文脈から意味を決めて訳す。She sat there with her eyes closed.彼女は目を閉じたまま、そこに座っていた。
- 3that の用法識別後ろが完全な文なら接続詞(同格など)、名詞が1つ欠けていれば関係代名詞が基本。the day that 〜 のような関係副詞の that もある。The fact that he lied surprised us.彼がうそをついたという事実に私たちは驚いた。(同格)The story that he told us was false.彼が私たちに話した話は誤りだった。(関係代名詞)
- 4空所補充(語句・副詞)空所の前後だけでなく、段落の論理(逆接か追加か)で選ぶ。副詞・前置詞の組を問う形も出る(2024年度)。
- 5語句整序まず動詞を見つけて文型を決める。次に to不定詞・関係詞・前置詞句のかたまりを作り、最後に修飾語を置く。
- 6要約の選択本文の一部だけ正しい選択肢、本文の言葉を使って逆のことを言う選択肢が典型。全段落の主張を含むものを選ぶ。
- 7自由英作文(質問型)主張→理由2つ(または理由1つ+具体例)→まとめ。100〜140語なら5〜8文が目安。
- 8自由英作文(画像型)大学の観点は「画像の意味を考えながら描写する力」。描写(何が・どこで)に解釈(何を示すか)を添える。意見・体験は設問が求める時だけ。
画像・写真を描写する英語(例はオリジナル)6
画像型の英作文で使える型。描写から解釈へ自然に移る。
- In the foreground, a girl is reading on a bench.★★★手前では少女がベンチで本を読んでいるin the foreground/in the background で位置を示す
- The picture seems to show 〜★★★この写真は〜を表しているようだ断定を避けて解釈に入る
- What strikes me most is 〜★★★最も印象的なのは〜だ注目点を1つに絞ると content が締まる
- This reminds me of a time when 〜★★★これは〜した時のことを思い出させる体験に触れる時。設問の指示しだい
- Perhaps the photographer wanted to show that 〜★★★撮影者は〜を示したかったのかもしれない意図の推測で「意味」まで書く
- At first glance, 〜. However, 〜★★★一見すると〜だ。しかし〜見た目と意味のずれを示す
ここで減点!5
- ✕説明問題で本文の訳を長々と並べる○設問の観点(誰が・何を・目的など)ごとに要素を短く書く要素が抜けても気づきにくい
- ✕画像型で写っている物を列挙して終える○描写に、その画像が示す意味の解釈を添えるcontent の観点で評価されにくい
- ✕英作文で3つの選択肢を全部検討して時間を使う○具体例がすぐ浮かぶものを1分で選ぶ書く時間が削られる
- ✕整序で単語を左から順に置いていく○動詞と文型を先に決める途中で行き詰まり、やり直しになる
- ✕語数の範囲を確かめずに書く○年度ごとの指定(70〜100語など)を最初に確認形式が変わる大学なので前年の感覚は危険
120分の考え方4
- 1最初にⅢの選択肢を見るどれを選ぶかだけ決めておくと、読解中に材料が浮かぶ。
- 2長文は設問を先に見る説明・和訳の下線部の位置を確認してから本文へ。段落ごとに主張をメモ。
- 3英作文の時間を固定する過去問で必要な時間を測り、その分は必ず残す。メモ(主張・理由・例)を作ってから書く。
- 4最後の数分は見直し英作文の三単現・時制・冠詞・つづり、説明問題の文末(〜から・〜こと)を点検。
直前の注意3
- 1出題の意図を読む一橋は毎年「出題の意図等」を公表し、選択問題の正解や説明問題の着眼点も示す。過去問の自己採点に使う。
- 2形式変更に備える英作文は質問型と画像型の両方を練習しておく。リスニングは廃止されたので、その時間を読解と英作文に回す。
- 3要確認配点・語数・大問構成は年度で変わる。最新の募集要項と出題の意図で必ず確認する。
確認テスト
- 1一橋大学前期の英語の試験時間は 。正解は 120分。聞き取り試験はなし(令和8年度要項)
- 2The news she had won the prize spread quickly.(同格)正解は that。後ろが完全な文=同格の that
- 32026年度の自由英作文で選ぶ対象は3つの 。正解は 画像。70〜100語で内容を記述
- 4He listened to the music his eyes closed.正解は with。付帯状況の with+名詞+過去分詞
- 5英作文の3観点に含まれないのは 。正解は handwriting。大学の公表は3観点
参考にした資料
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