まずはこの3つ
- 105分・全学部共通。読解2題+会話文+グラフ英作文(2026年度)
- 英作文は「30〜40語」など範囲指定。語数を答案の最後に書く
- グラフ問題は「傾向→理由」。数字を並べるだけで終えない
形式マップ(2026年度の公表資料で確認)
試験時間は令和8年度募集要項、大問の中身は令和8年度の試験問題と「出題の意図」による。年度で変わるので最新の過去問で確認。
| 大問 | 中身 | 主な設問 |
|---|---|---|
| Ⅰ | 長文読解(科学的な話題) | 英語で答える、語句整序、空所補充、内容一致 |
| Ⅱ | 長文読解(研究・社会の話題) | 日本語の説明、本文の語句を抜き出す、空所補充 |
| Ⅲ | 会話文(対話) | 空所補充、語句の意味、内容一致、自分の考えを英語で(30〜40語) |
| Ⅳ | グラフを使った英作文 | 傾向と理由(40〜50語)、自分の意見(30〜40語) |
英語は全学部とも105分(令和8年度募集要項の時間割)。個別試験の英語はリーディングとライティングで、リスニングは共通テストで課す(募集要項)。会話文では「英語の質問に英語で答える力」、ライティングでは「自然な英文を書く力と意見を論理的に表す力」を問う、と大学が明記。配点は学部で異なる。
名大の英語教育の主眼は「英語の専門書を読み、英語で論文を書いて口頭発表するための基礎力」(募集要項)。だから入試でも英語で読み、必要に応じて英語で答える力が求められる(日本語で説明する設問もある)。設問の指示文も英語で書かれるので、Answer in English / Do not use any letter more than once のような指示を正確に読めることが前提になる。
設問タイプ別の攻略7
- 1英語で答える問題本文の文をそのまま写すより、設問の語を主語にして短く言い換える。指定語数があれば厳守。時制は設問に合わせる。
- 2語句整序動詞の語法(regard A as B のような型)から骨組みを作る。前置詞句・to不定詞のかたまりを先にまとめる。
- 3日本語の説明字数は短め(2026年度の解答例は38字)。主語と述語を1つにして、要素を詰めすぎない。
- 4本文から抜き出す設問の言い換え表現を本文から探す。語数指定とつづりの写し間違いに注意。
- 5会話文の内容一致NOT true を選ぶ問題がある。設問の NOT・TWO に印をつけてから選択肢を読む。
- 6グラフ英作文1文目で最も目立つ傾向(A は B より高い)を書き、次に理由を1つ。数字は全部でなく、比べる2点だけ挙げる。
- 7意見の短い英作文30〜40語なら3文。主張→理由→具体例または結果。前置きを書かない。
グラフを説明する英語(例はオリジナル)6
40〜50語では1文の情報量が勝負。比較と傾向の型を決めておく。
- The graph shows that online shopping is far more common among young people than among older people.★★★グラフは、ネット通販が高齢者より若者ではるかに一般的だと示しているfar / much で比較級を強める。very は不可
- Urban areas tend to have higher rates than rural ones.★★★都市部は農村部より割合が高い傾向があるtend to で言い過ぎを防ぐ。ones で名詞の反復を避ける
- One possible reason is that 〜★★★考えられる理由の1つは〜だ理由は断定しない。possible が便利
- Country A has the highest rate, at about 70%.★★★A国が約70%で最も高いat+数値で割合を添える
- In contrast, the rate in Country B is only about 10%.★★★対照的に、B国ではわずか約10%だIn contrast で対比を明示
- One potential drawback is that 〜★★★考えられる欠点の1つは〜だbenefit(利点)と対で使う
英語の設問指示を読み落とさない8
名大は設問も英語。指示の読み違いはそのまま失点になる。
30〜40語の意見はこう書く(例はオリジナル)1
- 13文で完結させる1文目=答え、2文目=理由、3文目=具体例か結果。問い:一人で勉強したいか、グループで勉強したいか。I prefer studying in a group. When I explain a problem to my friends, I understand it more deeply. Also, we can keep each other motivated during the long weeks before exams. (32 words)グループで勉強する方が好きだ。友人に問題を説明すると理解が深まる。また、試験前の長い数週間、互いのやる気を保てる。✕前置きの I will write about … で語数を使う
2026年度の問題は、答案の最後に書いた語数を記入し、コンマやピリオドは語に数えない、ハイフンでつないだ語は1語と数える、と指示している。30〜40語なら下書きで1行あたりの語数を数え、清書の前に範囲内かを確かめる。
ここで減点!5
- ✕30〜40語の指定に45語で書く○範囲内に収め、語数を答案の最後に書く範囲の外は指示違反になる
- ✕グラフの数字を全部並べる○目立つ傾向を1つ選び、比べる2点だけ書く語数を食い、理由を書く余地がなくなる
- ✕All young people shop online. と言い切る○Young people shop online more than older people. のようにグラフが示す比較を書くall はグラフが示す範囲を超えた断定
- ✕NOT true の問題で正しいものを選ぶ○NOT・TWO などに印をつけてから読む英語の指示の読み落としは最も痛い失点
- ✕very higher のように比較級を very で強める○much higher / far higher比較級は much・far・even で強める
105分の考え方4
- 1最初にⅢ・Ⅳの英作文の問いを見るグラフと問いを先に見ておくと、読解中に理由の候補が浮かぶ。
- 2読解は設問を先に読む設問が英語なので、問われている情報(理由・例・定義)を先に把握してから本文へ。
- 3英作文は下書きで語数を確定短い語数ほど、清書後の書き直しは時間を食う。下書きで数えてから清書する。
- 4最後に指示の再確認記号の重複禁止、語数の記入、日本語か英語かを点検。
直前の注意3
- 1公表問題で形式を確認名大は試験問題と正解・解答例、出題の意図を公表している(著作権の都合で非公開の部分がある)。直近の年度で設問の指示文に慣れる。
- 2テーマは学術的2026年度は睡眠と記憶、研究の量と質、プレゼンテーション、添い寝の国際比較(出題の意図)。科学・研究・生活の話題を英語で読む習慣をつける。
- 3要確認大問構成・語数は年度で変わり、配点は学部で違う。最新の募集要項と公表問題で必ず確認する。
確認テスト
- 1名古屋大学の個別試験の英語の試験時間は 。正解は 105分。全学部共通(令和8年度要項)
- 2Rice is more popular in Asia than in Europe.正解は far。比較級は far / much で強める
- 32026年度の問題で、語数に数えないのは 。正解は コンマやピリオド。ハイフンでつないだ語は1語
- 4According to the survey, younger people to use social media more often than older people do.正解は tend。tend to do=〜する傾向がある
- 5名大の個別試験の英語にない技能は 。正解は リスニング。リスニングは共通テストで課す
参考にした資料
名大を一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。