まずはこの3つ
- 120分・200点満点で大問5つ。長文3題+英作文2題(2026年度)
- 英語で要約が2回:筆者の主張を約30語、図表を約80語
- 自由英作文は約100語。問いの数の指定(three など)を必ず守る
形式マップ(2026年度の公表資料で確認)
時間は令和8年度募集要項、大問の中身は令和8年度の公表問題と「出題意図」による(本文は著作権のため非公開)。年度で変わるので最新の過去問で確認。
| 大問 | 中身 | 主な設問 |
|---|---|---|
| 〔1〕 | 長文読解(科学・技術の話題) | 空所の前置詞、下線部和訳、日本語の説明(字数指定)、語の抜き出し、内容不一致 |
| 〔2〕 | 長文読解(科学の話題) | 下線部和訳、日本語の説明、表現の意味の選択 |
| 〔3〕 | 長文読解(評論) | 下線部和訳、空所の語句選択、筆者の主張を約30語の英語で要約 |
| 〔4〕 | 自由英作文(40点) | 問いに約100語の英語で答える |
| 〔5〕 | 図表の英語要約(30点) | グラフ・表の内容を約80語の英語でまとめる |
前期の外国語は全学部120分(令和8年度募集要項)。問題冊子の表紙には「この教科は200点満点」とあり、学部により共創400・文150・経済工300・芸術工と農250点などに換算する(2026年度)。文学部と経済学部(経済・経営学科、経済工学科)は英語のほかドイツ語・フランス語も選べる。九大は試験問題(本文の一部は非公開)・解答例・出題意図を公表している。
長文3題は「正確な語彙の知識・構文の把握・各部分と全体の趣旨の理解」を問う。〔3〕はさらに「全体の趣旨を英語で表現する力」。〔4〕は「自分の意見を秩序ある論理構成の英語で」、〔5〕は「提示された事象を的確な英語で」。つまり英語で要約できるほど読めているかが九大の軸。
設問タイプ別の攻略7
- 1下線部和訳構文確定→直訳→日本語化。長文3題すべてに出る(2026年度)。修飾のかかり方と代名詞の指す内容を確かめてから書く。
- 2日本語の説明(字数指定)「第5段落の内容に基づいて50字以内」のように範囲と字数が指定される。指定された段落から要素を拾い、字数以内に過不足なく入れる。
- 3語の抜き出し本文中の1語を指定の形(単数形など)で書かせる。形の指定を読み落とさない。
- 4空所補充(前置詞・語句)前置詞は動詞・名詞とのセット(depend on, result in, at the expense of など)で覚える。語句の選択は前後の論理で決める。
- 5主張を約30語で英語要約筆者の主張を1文〜2文で。The author argues that 〜 から書き始め、例は原則省く。本文の文をつぎはぎにせず言い換える。
- 6自由英作文(約100語)問いが「3つ挙げよ」なら3つ必ず書く。First / Second / Third で区切り、各理由に一言の説明を添える。
- 7図表の英語要約(約80語)全体の傾向→最も大きな変化→対比→まとめ。数値は比べる所だけ。自分の意見は求められていなければ書かない。
英語で要約・図表説明の型(例はオリジナル)6
〔3〕の主張要約と〔5〕の図表要約で使う型。
- The author argues that cities should be designed for people rather than for cars.★★★筆者は、都市は車ではなく人のために設計されるべきだと主張している主張要約の1文目。rather than で対比を入れると締まる
- The chart compares how people spent their free time in 2010 and 2020.★★★図は2010年と2020年の余暇の過ごし方を比べている図表要約の1文目。何と何を比べた図かを書く
- The proportion of people who read books fell from 40% to 25%.★★★本を読む人の割合は40%から25%に減ったrise from A to B/fall from A to B
- By contrast, the share of people watching videos online rose sharply.★★★対照的に、ネットで動画を見る人の割合は急増したshare / proportion は「割合」。number と区別
- Overall, the data suggest a shift toward online entertainment.★★★全体として、データはネット上の娯楽への移行を示しているまとめの1文。data は複数扱いが基本(単数扱いも可)
- First, … Second, … Third, …★★★第一に…第二に…第三に…「3つ挙げよ」型の英作文で数を明示する
ここで減点!5
- ✕「3つ挙げよ」に2つだけ詳しく書く○3つを必ず挙げ、それぞれに短い説明問いの条件を満たしていない
- ✕図表要約に自分の意見や原因の推測を長く書く○データが示す事実の要約に徹する求められているのは要約
- ✕主張要約に本文の具体例を入れる○主張と対比の軸を優先する約30語では主張が先。例は主張の理解に不可欠な時だけ
- ✕抜き出しで複数形のまま書く○指定どおり単数形などに直す形の指示も採点対象
- ✕The number of smartphone users was 80%.○The proportion of smartphone users was 80%.割合なら proportion / percentage
約100語「3つ挙げよ」型の設計図(例はオリジナル)
問い:住みやすい町に欠かせないものを3つ挙げよ。下は骨組み(約60語)。各理由に説明を1文ずつ足すと約100語になる。
| 部分 | 役割 | 英語の例 |
|---|---|---|
| 導入(1文) | 答えの全体像 | A good town to live in needs three things. |
| First(+説明1文) | 1つ目+理由 | First, it needs safe streets, so that children can walk to school alone. |
| Second(+説明1文) | 2つ目+理由 | Second, it needs a library, where people of all ages can learn for free. |
| Third(+説明1文) | 3つ目+例 | Third, it needs places where neighbors can meet, such as parks. |
| まとめ(1文) | 主張に戻る | With these three things, people can live there happily. |
前置詞とセットで覚える(空所補充対策)12
〔1〕で前置詞を選ぶ問題が出た(2026年度。うち1問は正解が副詞になる出題ミスで全員正解と大学が発表)。動詞・形容詞とセットで覚える。
120分の考え方4
- 1最初に〔4〕〔5〕を見る英作文2題で200点中70点(2026年度)。問いと図表を先に把握しておく。
- 2長文は設問→本文和訳・説明の下線部の位置を確認してから読む。〔3〕は最後に主張を英語で書くので、段落ごとの要点をメモ。
- 3英作文の時間を固定約100語と約80語の2題。下書き→清書の時間を過去問で測り、必ず残す。
- 4最後に見直し字数・語数、抜き出しの形、三単現・時制・冠詞を点検。
直前の注意3
- 1題材は科学寄り2026年度はAIと視覚、イルカの鳴き声、記憶、通勤調査が題材(出題意図)。科学・技術の英文を読み、要点を英語1文で言う練習が効く。
- 2要約力は共通の土台日本語の説明も英語の要約も「主張を短く言い換える力」。読んだ段落を毎回1文で要約する習慣をつける。
- 3要確認大問構成・語数・配点は年度で変わる。最新の募集要項と公表問題で必ず確認する。
確認テスト
- 1九州大学前期の英語の試験時間は 。正解は 120分。全学部共通(令和8年度要項)
- 2The of people who read newspapers has decreased.正解は proportion。割合=proportion
- 3Prices rose 100 yen to 150 yen.正解は from。rise from A to B
- 4〔5〕の図表要約で原則書かないのは 。正解は 自分の意見。求められているのは要約
- 5He succeeded the expense of his health.正解は at。at the expense of=〜を犠牲にして
参考にした資料
九大を一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。