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英文和訳の超絶テクニック20(減点されない訳し方)確認問題集
英文和訳の確認問題26問。訳の選択・誤訳の手直し・本格和訳・内容説明で、減点されない訳を体で覚える。
Ⅰ 英文(下線があれば下線部)の訳として最も適切なものを選べ
- 1Not all of the students agreed with the new rule.
答えc 生徒の全員が新しい規則に賛成したわけではなかった
解説not all は部分否定で「すべてが〜とは限らない」。賛成しなかった生徒が少なくとも1人はいた、という意味。「全員が反対」「一人もいなかった」は全体否定にすりかえた誤答。「全員が賛成した」は not を落としている。
【覚える】not all/not every/not always=部分否定(〜とは限らない)。 - 2A few minutes' walk brought us to the lake.
答えc 数分歩くと、私たちは湖に着いた
解説無生物主語 A few minutes' walk は「数分歩くと」と副詞的に訳し、us を主語にする。bring O to 〜=O を〜へ連れてくる→「〜に着く」。「散歩が私たちを湖へ運んだ」は直訳のままで不自然。「湖のまわりを散歩」「数分かかるはずだった」は原文にない意味。
【覚える】A few minutes' walk brought us to 〜=数分歩くと〜に着いた。 - 3Her refusal to accept the offer surprised her colleagues.
答えb 彼女がその申し出を断ったので、同僚たちは驚いた
解説名詞構文 her refusal to accept the offer は「彼女がその申し出を断ったこと」と文に戻す。surprised her colleagues は「同僚たちは驚いた」と人を主語に。「受け入れる彼女の拒否」は直訳で不自然。「同僚たちが断った」「彼女は驚いて断った」は主語の取り違え。
【覚える】A's refusal to V=A が V するのを断ったこと。 - 4My older brother is a heavy sleeper.
答えb 兄は眠りが深い
解説a heavy sleeper は「眠りが深く、なかなか目を覚まさない人」。形容詞+名詞で人の性質を表す英語は、日本語では述語にする(a good cook=料理が上手)。「体重が重い」「体が重い」「重い病気」は heavy を文字どおりに取った誤訳。
【覚える】a heavy sleeper=眠りが深い人/a light sleeper=眠りが浅い人。 - 5You should have checked the schedule before leaving. Now we've missed the bus.
答えb 出かける前に予定を確認すべきだったのに
訳出かける前に予定を確認すべきだったのに。おかげでバスに乗り遅れてしまった。
解説should have p.p. は「〜すべきだったのに(実際はしなかった)」。後ろの「バスに乗り遅れた」が非難の読みを決める。「確認すべきだ」は現在の助言で時制が違う。「確認したかもしれない」は may have p.p.、「必要はなかった」は need not have p.p. の意味。
【覚える】should have p.p.=〜すべきだったのに(後悔・非難)。 - 6Some students come to school by bike; others, by train.
答えa 自転車で通学する生徒もいれば、電車で通学する生徒もいる
解説others の後に come to school が省略されていて、カンマがその目印。Some 〜, others … は「〜もいれば…もいる」。「ほかの生徒と電車に乗る」「両方で通学する」「電車に自転車を載せて」はいずれも省略を補えていない誤読。
【覚える】Some 〜; others, …=〜な人もいれば…な人もいる(動詞の省略)。 - 7Surprisingly, the shy boy volunteered to give the speech.
答えc 驚いたことに、その内気な少年がスピーチを買って出た
解説文頭の Surprisingly は文全体への話し手の評価で「驚いたことに」。少年の様子を表すのではないので「驚いて」「驚くほど熱心に」は誤り。「驚くべきスピーチをした」は volunteered to(買って出た)を無視している。
【覚える】文頭の副詞+カンマ=文修飾(Surprisingly/Fortunately/Interestingly)。 - 8It was not until the next morning that she noticed the mistake.
答えc 翌朝になって初めて、彼女はその誤りに気づいた
解説It is not until A that B で「A して初めて B」。翌朝まで気づかず、翌朝に気づいた。「翌朝まで気づいていた」は not を誤解、「翌朝になっても気づかなかった」は逆の意味。「翌朝より前に気づいた」は時間関係が逆。
【覚える】It was not until A that B=A になって初めて B した。
Ⅱ 次の訳には減点される点がある。英文に合うように訳し直せ
- 9His tendency to exaggerate makes it hard to trust him. 訳:彼の誇張する傾向は、彼を信頼するのを難しくする。
答え彼は話を大げさにしがちなので、信用しにくい。
解説採点ポイント。①名詞構文 his tendency to exaggerate を「彼は話を大げさにしがちだ」と文に戻す。②無生物主語の make it hard to V を「〜なので…しにくい」と因果でつなぐ。元の訳は直訳で日本語として硬く、意味も取りにくい。
別解:彼は誇張しがちなので、なかなか信用できない。
【覚える】A's tendency to V=A は V しがちだ。 - 10Life is not always fair. 訳:人生は決して公平ではない。
答え人生はいつも公平だとは限らない。
解説採点ポイント。not always は部分否定「いつも〜とは限らない」。元の訳「決して〜ない」は全体否定で、意味が変わってしまい大きく減点される。
別解:人生は常に公平だというわけではない。
【覚える】not always=いつも〜とは限らない/never=決して〜ない。 - 11We should have reduced plastic waste much earlier. 訳:私たちはもっと早くプラスチックごみを減らすべきだ。
答え私たちはもっとずっと早くプラスチックごみを減らすべきだったのに。
解説採点ポイント。①should have p.p. は「〜すべきだったのに(実際はしなかった)」。元の訳は現在の助言で、後悔・非難の意味が消えている。②much earlier の much は比較級の強調「ずっと」。
別解:プラスチックごみの削減に、私たちはもっとずっと早く取り組むべきだった。
【覚える】should have p.p. much earlier=もっとずっと早く〜すべきだった。 - 12My dream is to travel around the world. 訳:私の夢は世界中を旅したい。
答え私の夢は世界中を旅することだ。
解説採点ポイント。主語「夢は」と述語「旅したい」がねじれている。to travel は補語になる名詞用法なので「〜することだ」で受ける。
別解:私の夢は、世界一周旅行をすることです。
【覚える】S is to V(補語)=S は V することだ。 - 13He lent me a book, which I finished in a day. 訳:彼は、私が一日で読み終えた本を貸してくれた。
答え彼は私に本を貸してくれ、私はそれを一日で読み終えた。
解説採点ポイント。カンマ+which の非制限用法は前から訳し下ろす。元の訳のように訳し上げると「読み終えた本を貸してくれた」となり、借りる前に読み終えたことになって順序が崩れる。
別解:彼が本を貸してくれたので、私は一日でそれを読み終えた。
【覚える】, which=そしてそれを(前から訳し下ろす)。
Ⅲ 次の英文を自然な日本語に訳せ
- 14The rapid growth of online shopping has forced many small stores to close.
答えネット通販が急速に広まったことで、多くの小さな店が閉店に追い込まれた。
解説採点ポイント。①名詞構文 the rapid growth of online shopping を「ネット通販が急速に広まったこと」と文に戻す。②force O to V は「O に〜させる→〜に追い込む」。③many small stores を主語にすると自然。
別解:オンラインショッピングの急成長により、多くの小売店が廃業を余儀なくされた。
【覚える】S force O to V=S のため O はやむなく V する。 - 15A glance at the map will tell you where the station is.
答え地図をちょっと見れば、駅がどこにあるかわかるだろう。
解説採点ポイント。①無生物主語 A glance at the map を「地図をちょっと見れば」と条件で訳す。②tell you は「(あなたは)わかる」。③where the station is は間接疑問「駅がどこにあるか」。
別解:地図を一目見れば、駅の場所がわかります。
【覚える】A glance at A will tell you 〜=A を見れば〜がわかる。 - 16It is often said that we learn more from our failures than from our successes.
答え人は成功からよりも失敗からの方が多くを学ぶと、よく言われる。
解説採点ポイント。①It is said that 〜=〜と言われている。②総称の we は「私たちは」と訳さず「人は」でよい。③比較の対象(成功から/失敗から)を正しく訳す。
別解:人は成功よりも失敗から多くを学ぶ、とよく言われる。
【覚える】It is often said that 〜=〜とよく言われる。 - 17With a little more courage, she could have won the match.
答えもう少し勇気があれば、彼女はその試合に勝てただろうに。
解説採点ポイント。①With 〜 が if 節の代わりで「〜があれば」。②could have p.p. は「(実際は勝てなかったが)勝てただろうに」と仮定法過去完了で訳す。
別解:もう少し勇気があったら、彼女は試合に勝てたかもしれない。
【覚える】With A, S could have p.p.=A があれば〜できただろう。 - 18Few people realize how much water is needed to produce a single cup of coffee.
答えコーヒー1杯を作るのにどれほど多くの水が必要か、気づいている人はほとんどいない。
解説採点ポイント。①Few people が主語→「〜する人はほとんどいない」と述語で否定する。②how much water is needed to produce 〜 の間接疑問「〜を作るのにどれほど多くの水が必要か」。
別解:1杯のコーヒーを作るのに大量の水が要ることを知っている人は、ほとんどいない。
【覚える】Few people realize 〜=〜に気づいている人はほとんどいない。 - 19By the time the ambulance arrived, the injured man had already been taken to the hospital by a passerby.
答え救急車が着いた時には、けがをした男性はすでに通りがかりの人によって病院に運ばれていた。
解説採点ポイント。①By the time 〜=〜する時までには。②過去完了の受け身 had already been taken を「すでに運ばれていた」と訳す。③by a passerby の行為者「通りがかりの人によって」。
別解:救急車が到着したときには、けが人はもう通行人に病院へ運ばれていた。
【覚える】By the time S 過去形, S had p.p.=〜したときにはすでに…していた。 - 20The government must address the problem of an aging population.
答え政府は高齢化の問題に取り組まなければならない。
解説採点ポイント。①address は「(問題に)取り組む」(「住所」「演説する」は誤り)。②an aging population=高齢化(する人口)。must=〜しなければならない。
別解:政府は人口の高齢化という問題に対処しなければならない。
【覚える】address/tackle/deal with a problem=問題に取り組む。 - 21What surprised me was not his skill but his patience.
答え私が驚いたのは、彼の技術ではなく忍耐強さだった。
解説採点ポイント。①What surprised me(私を驚かせたこと)を主語として「私が驚いたのは」と訳す。②not A but B=A ではなく B。③patience=忍耐強さ。
別解:私を驚かせたのは、彼の腕前ではなく辛抱強さだった。
【覚える】What surprised me was 〜=私が驚いたのは〜だった。 - 22Reading novels allows us to experience lives that are very different from our own.
答え小説を読めば、自分とはまったく異なる人生を経験することができる。
解説採点ポイント。①無生物主語+allow O to V を「〜すれば…できる」と訳す。②our own=our own lives(自分の人生)。③総称の us は訳さなくてよい。
別解:小説を読むことで、私たちは自分とはまるで違う人生を体験できる。
【覚える】S allow us to V=S によって私たちは V できる。 - 23She is reportedly considering leaving the company.
答え伝えられるところによると、彼女は会社を辞めることを考えているそうだ。
解説採点ポイント。①reportedly は文全体にかかる「伝えられるところでは・報道によると」。②consider -ing=〜することを考える。③leave the company=退社する・会社を辞める。
別解:報道によると、彼女は退社を検討しているという。
【覚える】reportedly=It is reported that(〜と伝えられている)。 - 24The more you know about a culture, the less strange its customs seem.
答えある文化について知れば知るほど、その習慣は奇妙に思えなくなる。
解説採点ポイント。①The 比較級, the 比較級=〜すればするほど…。②the less strange its customs seem を「その習慣は奇妙に思えなくなる」と処理する。③総称の you は訳さない。
別解:ある文化について知るほど、その風習を奇妙だと感じなくなる。
【覚える】the less 形容詞=ますます〜でなくなる。
Ⅳ 太字の語句が指す内容を、具体的に日本語で説明せよ
- 25Many teenagers check their phones more than a hundred times a day. This can make it difficult for them to concentrate.
答え多くの10代の若者が、1日に100回以上スマートフォンを確認すること。
訳多くの10代の若者は、1日に100回以上スマートフォンを確認する。このことが、彼らが集中するのを難しくすることがある。
解説採点ポイント。This は前の文の中身を指すので「多くの10代の若者が1日に100回以上スマホを確認すること」と「〜こと」の形でまとめる。「そのこと」「スマホ」だけでは点にならない。回数(100回以上)まで書くのがポイント。
【覚える】指示語 this/that は直前の文の内容を「〜こと」でまとめて答える。 - 26Some people think that working from home makes people lazy. My own experience suggests that the opposite is true.
答え在宅勤務をすると、人はかえって勤勉になる(怠けなくなる)ということ。
訳在宅勤務は人を怠け者にすると考える人もいる。私自身の経験からすると、その逆が正しいようだ。
解説採点ポイント。the opposite は前の文の考え「在宅勤務は人を怠けさせる」の「逆」。lazy の反対(勤勉になる・怠けなくなる)を具体的に書き、「在宅勤務をすると」という条件も落とさない。suggest は「示唆する」。
【覚える】the opposite/the reverse=前の内容の逆(具体的に書き直す)。
英文和訳の超絶テクニック20(減点されない訳し方)(A4 2枚)