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名詞構文・無生物主語の自然な和訳30確認問題集
名詞構文・無生物主語の確認問題34問。訳の選択・空所・書きかえ・並べかえ・和訳で、「文に戻す」変換を体で覚える。
Ⅰ 英文の訳として最も適切なものを選べ
- 1The discovery of penicillin by Alexander Fleming saved millions of lives.
答えa フレミングがペニシリンを発見したことで、何百万もの人の命が救われた
解説他動詞 discover から来た名詞 discovery の of は目的語、by A が主語。「フレミングがペニシリンを発見したこと」と文に戻し、saved を「〜で救われた」と因果でつなぐ。「ペニシリンがフレミングを発見」は主語と目的語が逆。「フレミングは命を救われた」は救われた人の取り違え。「発見しようとした」は原文にない意図。
【覚える】the 名詞 of A by B=B が A を〜すること(of は目的語、by は主語)。 - 2Her reluctance to speak at the meeting surprised her colleagues.
答えc 彼女が会議で発言したがらなかったので、同僚たちは驚いた
解説reluctance to V は「〜したがらないこと」(=be reluctant to V)で、所有格 her が主語。surprised her colleagues は「同僚たちは驚いた」と人を主語に訳す。「渋々発言した」は実際に発言したことになり誤り。「同僚たちが消極的」「発言しなかった同僚たち」は主語の取り違え。
【覚える】reluctance to V=〜したがらないこと/willingness to V=進んで〜すること。 - 3A short bus ride took us to the old castle.
答えa 少しバスに乗ると、古い城に着いた
解説手段・時間が主語の take O to 〜 は「S すれば〜に着く」。主語 A short bus ride を条件「少しバスに乗ると」に、目的語 us を主語に立てる。short は ride(乗ること)を修飾するので「少し乗る」。「短いバスが連れ去った」は直訳の誤解。「バスでは行けない」「本数が少ない」は原文にない情報。
【覚える】A 〜 ride/walk took us to …=〜乗る/歩くと…に着いた。 - 4The sight of the doctor made the little boy cry.
答えc 医者を見て、その男の子は泣き出した
解説the sight of A は「A を見ること」で、見たのは男の子。物が主語の make O V は「S で O は V する」と O の動作として訳す→「医者を見て男の子は泣き出した」。「男の子は医者が泣くのを見た」「医者は男の子が泣くのを見ていた」は見る・泣くの主体を入れかえたひっかけ。「医者に見られたから」は見る向きが逆。
【覚える】The sight of A made B V=A を見て B は V した。 - 5Recent research suggests that a short nap can improve memory.
答えc 最近の研究によると、短い昼寝には記憶力を高める効果があるらしい
解説研究が主語で that 節を伴う suggest は「示唆する」→「S によると〜らしい」。「提案している」は suggest を「提案する」と取った誤り(that 節に should V や原形がくる形)。「必ず〜が証明された」は確信度を強めすぎ。「記憶力の高い人は昼寝をする」は因果を逆にしている。
【覚える】Research suggests that 〜=研究によると〜らしい(示唆)。 - 6The 2020s have seen a sharp increase in remote work.
答えa 2020年代に入って、リモートワークが急激に増えている
解説時代が主語の see は「〜には…があった[起きた]」。an increase in A=A が増えること、sharp は副詞「急激に」に開く。現在完了なので「増えている」。「鋭く批判されている」は sharp の誤読。「目撃しただけ」は直訳の誤解。「2020年代より前」は時期の改変。
【覚える】The 20XX(s) saw 〜=20XX年(代)には〜が起きた。 - 7His inability to make decisions cost him the promotion.
答えb 彼は決断を下せなかったせいで、昇進を逃した
解説inability to V は「〜できないこと」で、his が主語→「彼が決断を下せないこと」。cost A B は「S のせいで A は B を失う」。決断できない→昇進を逃す、の因果を保つ。「費用を払った」は cost を金銭と取った誤り。「決断を急がなかったから昇進できた」「昇進したせいで決断できなくなった」は因果の向きを逆にしている。
【覚える】S cost A B=S のせいで A は B を失った。 - 8A lack of exercise can lead to serious health problems.
答えa 運動が足りないと、深刻な健康問題を招くことがある
解説lack of A は「A が足りないこと」。lead to は結果を後ろに置いて「運動不足→深刻な健康問題」と訳し下ろす。can は「〜することがある」。「健康問題があると運動できない」は原因と結果を入れかえた罠。「運動をしすぎると」は lack の誤読。「運動が足りないことはない」は意味をなさない。
【覚える】A lead to B=A が B を招く(A が原因、B が結果)。
Ⅱ 空所に入る最も適切なものを選べ
- 9Her failure the deadline cost the team the contract.
答えa to meet
訳彼女が締め切りを守らなかったせいで、チームは契約を失った。
解説failure to V は「〜しないこと」(=fail to V)。動詞 fail の語法を名詞が引き継ぐので to V。of meeting・meeting・for meeting は failure の後で「〜しないこと」の意味にならない。cost the team the contract=チームに契約を失わせた。
【覚える】動詞の語法は名詞にも残る:fail to V→failure to V、refuse to V→refusal to V。 - 10The heavy traffic kept us arriving on time.
答えd from
訳ひどい渋滞のせいで、私たちは時間どおりに着けなかった。
解説keep O from -ing で「S のせいで O は〜できない」。from は「〜から引き離す」。to は後ろが動名詞でも意味が逆(〜へ向かわせる)。off は keep off(近づかない)、for は理由で、この型にならない。
【覚える】keep/prevent/stop O from -ing=O が〜するのを妨げる。 - 11The new treatment will enable patients home much sooner.
答えb to go
訳新しい治療法のおかげで、患者はずっと早く家に帰れるようになるだろう。
解説enable O to V で「S のおかげで O は〜できる」。going・go は enable の後に置けない。from going は prevent・keep の形で、「帰れなくする」と意味が逆になる。much sooner=ずっと早く。
【覚える】enable O to V=S のおかげで O は V できる。 - 12What you decide to study abroad?
答えd made
訳どうして留学しようと決めたの?
解説What made you V? で「どうして〜したの?」。make O+原形なので decide と合う。caused・got・forced はどれも O の後に to V が必要(cause O to V/get O to V/force O to V)なので、原形 decide とは形が合わない。
【覚える】What made you V?=Why did you V? - 13The accident deprived her the use of her left hand.
答えa of
訳その事故で、彼女は左手が使えなくなった。
解説deprive A of B で「A から B を奪う」。無生物主語なので「その事故で彼女は左手が使えなくなった」と人を主語にして訳す。from・off・with は deprive と組まない。rob A of B も同じ形。
【覚える】deprive/rob/strip A of B=A から B を奪う(of を使う)。 - 14The news of his success his parents very happy.
答えc made
訳彼が成功したという知らせを聞いて、両親はとても喜んだ。
解説make O C で「S で O は C になる」。C は形容詞 happy。let は let O+原形で形容詞をとらない。cause は cause O to V の形。gave は give O O の形で happy を置けない。The news of his success=彼が成功したという知らせ。
【覚える】The news made O happy=その知らせで O は喜んだ。 - 15The of rain this summer forced farmers to water their fields every day.
答えb lack
訳この夏は雨が少なかったため、農家は毎日畑に水をまかざるをえなかった。
解説「毎日水をまかざるをえない」のは雨が足りないから→lack of A(A が足りないこと)。increase(増加)・rise(上昇)は雨が多いことになり逆。amount(量)は多いか少ないかを示さず、水まきの理由にならない。force O to V は「やむなく〜した」と訳す。
【覚える】lack of A=A の不足/shortage of A=A の不足。
Ⅲ ほぼ同じ意味になるように空所に適語を1語ずつ入れよ
- 16Because he arrived late, everyone had to wait. = His late kept everyone waiting.
答えarrival
訳彼が遅れて到着したので、皆が待たされた。
解説he arrived late を名詞構文に変えると his late arrival。動詞 arrive は名詞 arrival に、副詞 late は形容詞 late に。keep O -ing は「O をずっと〜させておく」。
【覚える】名詞構文:S V 副詞→S's 形容詞 名詞(he arrived late→his late arrival)。 - 17We couldn't go out because it snowed heavily. = The heavy snow us from going out.
答えkept/prevented/stopped
訳大雪のせいで、私たちは外出できなかった。
解説keep[prevent/stop]O from -ing で「S のせいで O は〜できない」。because 節を無生物主語に変えた書きかえ。副詞 heavily が形容詞 heavy に変わっている点にも注目。
【覚える】because S couldn't V→S' kept S from -ing。 - 18If you take this train, you will get to the airport in an hour. = This train will you to the airport in an hour.
答えtake/get
訳この電車に乗れば、1時間で空港に着く。
解説手段が主語の take[get]O to 〜 で「S を使えば〜に着く」。If you take this train を主語 This train に変えた書きかえ。和訳では逆に、主語を「この電車に乗れば」と条件に戻す。in an hour=1時間で。
【覚える】This train will take you to 〜=この電車に乗れば〜に着く。 - 19When I see this picture, I remember my grandmother. = This picture me of my grandmother.
答えreminds
訳この写真を見ると、私は祖母を思い出す。
解説remind A of B で「S を見る[聞く]と A は B を思い出す」。When I see 〜, I remember … を無生物主語で書きかえた形。主語 This picture は三人称単数・現在なので reminds と -s を忘れない。
【覚える】S remind A of B=S で A は B を思い出す。 - 20Why did you change your mind? = What you change your mind?
答えmade
訳どうして考えを変えたの?
解説Why did you V? は What made you V?(何があなたに〜させたのか)に書きかえられる。make O+原形の形で、過去の話なので made。change one's mind=考えを変える。
【覚える】What made you V?=Why did you V? - 21He refused to help us, which disappointed us. = His to help us disappointed us.
答えrefusal
訳彼が手伝いを断ったことに、私たちはがっかりした。
解説refuse to V を名詞にすると refusal to V(〜するのを拒むこと)。所有格 his が意味上の主語。, which disappointed us(そのことにがっかりした)を、名詞構文を主語にして書きかえた形。
【覚える】refuse to V→refusal to V(to V は名詞でも残る)。 - 22Many new cafés have opened in this town in the last ten years. = The last ten years have many new cafés open in this town.
答えseen
訳この10年で、この町には新しいカフェがたくさんできた。
解説時代・期間が主語の see は「〜には…があった」。see O+原形(open)の形。have があるので過去分詞 seen。The last ten years have seen 〜=この10年で〜が起きた。
【覚える】期間+have seen 〜=その期間に〜があった。
Ⅳ 日本語に合うように( )内の語句を並べかえよ
- 23少し休めば気分がよくなるでしょう。A ( better / feel / little / make / rest / will / you ).
答えA little rest will make you feel better.
解説無生物主語 A little rest に make O V(O に V させる)を続け、A little rest will make you feel better. とする。和訳では主語を条件「少し休めば」に訳す型を、英文側から組み立てる問題。feel better=気分がよくなる。
【覚える】A little 名詞 will make you V=少し〜すれば V するだろう。 - 24彼が突然辞任したことで、会社は大混乱に陥った。His ( company / resignation / sudden / the / threw ) into chaos.
答えHis sudden resignation threw the company into chaos.
解説he resigned suddenly を名詞構文にすると his sudden resignation。副詞 suddenly→形容詞 sudden の対応を確認する。throw O into chaos=O を大混乱に陥れる。His sudden resignation threw the company into chaos. の語順。
【覚える】throw O into confusion/chaos=O を混乱に陥れる。 - 25その本を読んで、私は環境問題に関心を持つようになった。The book ( become / in / interested / led / me / to ) environmental issues.
答えThe book led me to become interested in environmental issues.
解説lead O to V で「S がきっかけで O は〜するようになった」。The book led me to become interested in 〜 の語順。become interested in の in を忘れない。
【覚える】S lead O to V=S によって O は V するようになる。 - 26このアプリを使えば、買い物の時間がかなり節約できる。This app ( a lot of / on / saves / time / you ) shopping.
答えThis app saves you a lot of time on shopping.
解説save A B で「S で A は B を省ける」。目的語が2つ(you と a lot of time)並ぶ。spend time on 〜 と同じく、on で時間を使う対象(shopping)を示す。This app saves you a lot of time on shopping. の語順。
【覚える】save A B=A の B を省く(save you time/save you trouble)。 - 27彼女の顔を見て、何かいいことがあったのだとわかった。Her face ( good / had / me / something / told ) happened.
答えHer face told me something good had happened.
解説顔・表情が主語の tell は「〜を見ると…とわかる」。Her face told me (that) something good had happened. の語順。-thing+形容詞(something good)の語順と、told より前の出来事なので had happened(過去完了)になる点に注意。
【覚える】Her face told me 〜=彼女の顔を見て〜とわかった。
Ⅴ 次の英文を自然な日本語に訳せ
- 28The mere mention of his name made her angry.
答え彼の名前を口にするだけで、彼女は腹を立てた。
解説採点ポイント。①the mention of A=A を口にすること。②mere は「〜だけで」と訳す。③物が主語の make O C は「S で O は C になる」と O(彼女)を主語にする。
別解:彼の名前が出ただけで、彼女は怒りだした。
【覚える】The mere 名詞 of A made B C=A を〜するだけで B は C になった。 - 29The school's decision to ban smartphones in class led to a heated debate among parents.
答え学校が授業中のスマートフォンの使用を禁止すると決めたことで、保護者の間で激しい議論が起きた。
解説採点ポイント。①所有格 the school's を主語、decision to V を「〜すると決めたこと」と述語に開く。②ban smartphones in class=授業中のスマホ(の使用)を禁止する。③lead to を「〜で…が起きた」と訳し下ろす。heated debate=激しい議論。
別解:授業中のスマホ禁止を学校が決めたことをめぐり、保護者の間で激論が交わされた。
【覚える】A's decision to V=A が V すると決めたこと。 - 30The availability of online courses has made it possible for people in rural areas to study at university level.
答えオンライン講座が受けられるようになったことで、地方に住む人も大学レベルの勉強ができるようになった。
解説採点ポイント。①形容詞 available から来た availability を「〜が利用できる(受けられる)こと」と述語に戻す。②make it possible for A to V=A が〜できるようになる。③rural areas=地方・田舎。
別解:オンライン講座を利用できるようになり、地方の人も大学レベルの学習が可能になった。
【覚える】The availability of A=A が手に入る・利用できること。 - 31His careful study of the data revealed a serious error.
答え彼がデータを注意深く調べたことで、重大な誤りが明らかになった。
解説採点ポイント。①his=主語、study=動詞「調べる」、of the data=目的語、careful=副詞「注意深く」と名詞構文を文に開く。②reveal は「〜が明らかになる」と自動詞的に訳すと自然。
別解:彼がデータを丹念に調べた結果、重大な誤りが見つかった。
【覚える】His careful study of A=彼が A を注意深く調べたこと。 - 32The heavy workload left her no time for her hobbies.
答え仕事が多すぎて、彼女には趣味に使う時間がまったくなかった。
解説採点ポイント。①leave A B は「S で A には B が残る」。②no time は「時間がまったくない」と否定で訳す。③主語 The heavy workload を原因「仕事が多すぎて」にする。for her hobbies=趣味に使う。
別解:仕事量が多いせいで、彼女には趣味の時間がまるでなかった。
【覚える】S leave A no time for B=S のせいで A には B の時間がない。 - 33The absence of clear rules caused confusion among the staff.
答えはっきりした規則がなかったため、職員の間で混乱が起きた。
解説採点ポイント。①absence of A は「A がないこと」(人なら「いないこと」)。②cause を「〜のため…が生じた」と因果でつなぐ。③among the staff=職員の間で。clear rules=はっきりした規則。
別解:明確な規則がなかったので、スタッフは混乱した。
【覚える】The absence/lack of A=A がないこと。 - 34A glance at the map will show you how far the village is from the station.
答え地図をちょっと見れば、その村が駅からどれほど離れているかがわかる。
解説採点ポイント。①a glance at A=A をちらっと見ること→主語を条件「〜すれば」に。②show you 〜 は「(あなたは)〜がわかる」と人を主語にする。③how far the village is from the station は間接疑問「村が駅からどれほど離れているか」。
別解:地図を一目見れば、村が駅からどのくらい遠いかわかるだろう。
【覚える】A glance at A will show you 〜=A を見れば〜がわかる。
名詞構文・無生物主語の自然な和訳30(A4 3枚)