CHECK TEST
下線部和訳で狙われる頻出構文40確認問題集
下線部和訳の頻出構文の確認問題33問。訳の選択・空所・誤訳の手直し・並べかえ・本格和訳で、減点されない訳を固める。
Ⅰ 下線部の訳として最も適切なものを選べ
- 1Practice is everything in cooking. A good textbook can no more make you a chef than a map can make you a traveler.
答えb 地図があっても旅人になれないのと同じで、良い教科書があってもシェフにはなれない
訳料理では練習がすべてだ。地図があっても旅人になれないのと同じで、良い教科書があってもシェフにはなれない。
解説no more A than B は「B と同様に A もない」と両方を否定する(クジラの構文)。地図で旅人になれないのは明らか→教科書でシェフにもなれない。「地図ほどには〜ない」「〜より力が弱い」は程度の比較に訳した典型的な誤訳。「同じくらいシェフを生む」は肯定にしていて正反対。前文「練習がすべて」とも合う。
【覚える】A is no more B than C is D=C が D でないのと同様、A は B でない。 - 2She lost in the final, but her parents were none the less proud of her for losing.
答えc 負けたからといって、両親が彼女を誇りに思う気持ちは少しも変わらなかった
訳彼女は決勝で負けたが、負けたからといって、両親が彼女を誇りに思う気持ちは少しも変わらなかった。
解説none the 比較級 for A は「A だからといって、その分だけ〜が減るということは全くない」=それでも変わらず〜。「なおさら誇りに思った」は all the 比較級(なおさら)との取り違え。「少しも誇りに思わなかった」は none を全否定と誤読。「少し薄れた」も意味が逆。
【覚える】none the less for A=A にもかかわらず変わらず/all the more for A=A なのでなおさら。 - 3It was not until the power went out that we realized how much we depended on electricity.
答えd 停電して初めて、私たちはどれほど電気に頼っているかに気づいた
訳停電して初めて、私たちはどれほど電気に頼っているかに気づいた。
解説It is not until A that B=A して初めて B。not は realized を打ち消しているので「頼っていなかった」とは言っていない。「電気に頼るのをやめた」は原文にない内容。「気づいたのは停電する前」は前後関係を逆にしたひっかけ。
【覚える】It was not until A that B=Not until A did B=A して初めて B。 - 4Before you criticize the plan, think again. A wise leader would listen to the opinions of young people.
答えd 賢明なリーダーなら、若者の意見に耳を傾けるだろう
訳その計画を批判する前に、もう一度考えなさい。賢明なリーダーなら、若者の意見に耳を傾けるだろう。
解説主語 A wise leader に仮定が隠れた仮定法。would を手がかりに主語を「〜なら」と条件に訳す。「耳を傾けた」は would を過去と読んだ誤り、「傾けるべきだ」は should との取り違えで「だろう」が消えている。「耳を傾ければ賢明なリーダーになれる」は条件と結果を逆にしている。
【覚える】A 名詞 would V=その名詞なら V するだろう。 - 5I never visit my hometown without being reminded of how much it has changed.
答えd 故郷を訪れるたびに、どれほど変わったかを思い知らされる
訳故郷を訪れるたびに、どれほど変わったかを思い知らされる。
解説never A without B-ing は「B せずに A することはない=A すると必ず B する」(二重否定→肯定)。be reminded of=思い出させられる。「思い出さないように帰省しない」は without を目的と誤読した正反対の訳。「訪れないのでわからない」「変わったことに気づかない」も否定の読み違い。
【覚える】never A without B-ing=Whenever A, B。 - 6Only when we lose our health do we understand its true value.
答えb 健康を失って初めて、私たちはその本当の価値がわかる
訳健康を失って初めて、私たちはその本当の価値がわかる。
解説Only+when 節が文頭に出たので主節が倒置(do we understand)。「〜して初めて」と訳す。「価値がわからなくなる」は否定を勝手に足した誤り、「いつも理解している」は only の限定を無視。「私たちだけが」は only を主語にかけた誤読。
【覚える】Only when A do S V=A して初めて S は V する。 - 7To see him dance, you would never guess that he started only a year ago.
答えc 彼が踊るのを見たら、ほんの1年前に始めたとはとても思えないだろう
訳彼が踊るのを見たら、ほんの1年前に始めたとはとても思えないだろう。
解説To V 〜, S would … で「〜したら…だろう」(不定詞に if が隠れている)。主節の would が目印。「見るために」は目的と読んだ誤りで意味が通らない。「すぐわかるだろう」は never を無視。「人の踊りを見て始めた」は文構造の誤解。
【覚える】To see O V, you would never guess 〜=O が V するのを見たら〜とはとても思えない。 - 8The professor admitted that she could not answer the question, and I respected her all the more for her honesty.
答えb 彼女が正直だったので、私はなおさら彼女を尊敬した
訳教授はその質問に答えられないと認めた。彼女が正直だったので、私はなおさら彼女を尊敬した。
解説all the 比較級 for A で「A なのでそれだけいっそう〜」。all を「すべて・だけ」と読むのは誤りで、「正直さだけを尊敬した」はその誤読。「それほど尊敬しなかった」は意味が逆。「尊敬の気持ちは変わらなかった」は none the 比較級の意味。
【覚える】all the more for A/because S V=A なのでなおさら。
Ⅱ 空所に入る最も適切なものを選べ
- 9Learning a language is not so much a matter of memorizing rules a matter of using them.
答えb as
訳言語の学習は、規則を覚えることというよりむしろ、規則を使うことの問題だ。
解説not so much A as B で「A というよりむしろ B」。so 〜 as の比較の形なので than は入らない。but は not A but B の型で so much と組まない。so は so much の後に重ねられない。主張は B(使うこと)の方。
【覚える】not so much A as B=B rather than A=less A than B。 - 10The new stadium can hold three times people as the old one.
答えb as many
訳新しいスタジアムは、古いスタジアムの3倍の人数を収容できる。
解説倍数+as many 名詞 as の形。people は数えられる名詞なので much は不可。more は three times more people than と than が必要で、後ろの as と合わない。many だけでは as 〜 as の形にならない。
【覚える】X times as many 可算名詞 as/X times as much 不可算名詞 as。 - 11It is not that I dislike parties, that I am too busy to go to them.
答えb but
訳パーティーが嫌いだというわけではなく、忙しすぎて行けないのだ。
解説It is not that A but that B=A というわけではなく B なのだ。not A but B の型なので but。and では対比にならず、so(だから)・or(または)も not と組んで「〜ではなく…」の意味を作れない。
【覚える】It is not that A, but that B=A だからではなく B だからだ。 - 12for your advice, I would have made a terrible mistake.
答えb Had it not been
訳あなたの助言がなかったら、私はひどい間違いをしていただろう。
解説主節が would have p.p.(過去の事実と反対)なので If it had not been for 〜 の倒置形 Had it not been for 〜。倒置では not は主語の後に置くので Had not it been は不可。If it had not は been が欠けている。Without it は for と組まない。
【覚える】Had it not been for A=If it had not been for A=But for A。 - 13With his eyes , he listened carefully to the music.
答えa closed
訳彼は目を閉じて、じっと音楽に耳を傾けた。
解説with O C の付帯状況。目は「閉じられた」状態なので過去分詞 closed。closing だと目が自分で閉じつつある意味になる。to close・have closed は with O C の C にならない。
【覚える】with one's eyes closed/with one's arms folded/with one's legs crossed。 - 14If we are meet the deadline, we will have to work over the weekend.
答えc to
訳締め切りに間に合わせるつもりなら、週末も働かなければならないだろう。
解説if 節の be to V は意図「〜するつもりなら・〜するには」。going・about・able はいずれも後ろに to が必要で(be going to/be about to/be able to)、空所に1語では形が崩れる。meet the deadline=締め切りに間に合わせる。
【覚える】If S be to V, …=V したいなら(〜する必要がある)。 - 15The harder you practice, you will become.
答えa the more confident
訳練習すればするほど、自信がついていく。
解説The 比較級 〜, the 比較級 … で「〜すればするほど…」。後半にも the+比較級が要るので the more confident。more confident は the が欠け、the most confident は最上級で構文に入らない。the confident は原級。
【覚える】The 比較級 S V, the 比較級 S V(両方に the)。 - 16She had a high fever. That is she was absent from school.
答えb why
訳彼女は高熱を出した。だから学校を休んだのだ。
解説That is why 〜 で「だから〜」(後ろが結果)。熱(原因)→欠席(結果)なので why。because にすると That is because 〜(それは〜だからだ)で「欠席したから熱が出た」と因果が逆になる。how(そうやって)・what は文意に合わない。
【覚える】That is why+結果/That is because+理由。
Ⅲ 次の訳には減点される点がある。英文に合うように訳し直せ
- 17Expensive running shoes do not necessarily improve your performance. 訳:高いランニングシューズで走りがよくなることはない。
答え高いランニングシューズを履けば必ず走りがよくなるとは限らない。
解説採点ポイント。not necessarily は部分否定「必ずしも〜とは限らない」。元の訳「〜ことはない」は全体否定にすりかえた誤訳。improve your performance は「走り(成績)がよくなる」と自然に。無生物主語は「〜を履けば」と条件に開いてよい。
別解:高価なランニングシューズを履いたからといって、走りがよくなるとは限らない。
【覚える】not necessarily/not always=〜とは限らない。 - 18We should have checked the weather forecast before we left. 訳:出発する前に天気予報を確認すべきだ。
答え出発する前に天気予報を確認しておくべきだったのに。
解説採点ポイント。should have p.p. は「〜すべきだったのに(実際はしなかった)」という過去への後悔・非難。元の訳「確認すべきだ」は現在の助言で、時制と後悔の意味が消えている。
別解:出かける前に天気予報を見ておけばよかった。
【覚える】should have p.p.=〜すべきだったのに/shouldn't have p.p.=〜すべきではなかったのに。 - 19Busy schedules prevent many students from getting enough sleep. 訳:忙しいスケジュールは多くの学生を十分な睡眠を取ることから妨げる。
答え予定が詰まっているせいで、多くの学生は十分な睡眠が取れない。
解説採点ポイント。prevent O from -ing は「S のせいで O は〜できない」。無生物主語 Busy schedules を原因に訳し、多くの学生を主語に立てる。元の訳「〜を…から妨げる」は直訳で日本語として意味が通らない。
別解:多忙な予定のために、多くの学生は十分に眠ることができない。
【覚える】S prevent/keep/stop O from -ing=S のため O は〜できない。 - 20Do what you think is right, not what others expect of you. 訳:他人があなたに期待することではなく、正しいことをしなさいとあなたは思う。
答え他人に期待されることではなく、自分が正しいと思うことをしなさい。
解説採点ポイント。what (you think) is right の you think は挿入なので、「あなたは思う」を文の述語として独立させず、「自分が正しいと思うこと」と what 節の中で訳す。expect A of B=B に A を期待する。not what others expect of you=他人に期待されることではなく。
別解:他人があなたに期待することではなく、あなたが正しいと思うことをしなさい。
【覚える】what you think is right=あなたが正しいと思うこと。
Ⅳ 日本語に合うように( )内の語句を並べかえよ
- 21年を取れば取るほど、時間がたつのが速く感じられる。The ( faster / get / older / the / we ), time seems to pass.
答えThe older we get, the faster time seems to pass.
解説The 比較級 S V, the 比較級 S V。前半は The older we get(年を取れば取るほど)、後半は the faster time seems to pass。the faster の後に主語 time が来る語順に注意。get older=年を取る。
【覚える】The older we get, the 〜=年を取るにつれて〜。 - 22手伝いたくないのではなく、やり方がわからないのだ。It's ( don't / I / not / that / to help / want ), but that I don't know how.
答えIt's not that I don't want to help, but that I don't know how.
解説It is not that A but that B(A というわけではなく B なのだ)。A の中にも否定 don't want があるので、not that の後に I don't want to help を続ける。後半 that I don't know how は how (to help) の省略。
【覚える】It's not that A, but that B=A だからではなく B だからだ。 - 23彼女はひと言も言わずに部屋を出ていき、そのことに皆が驚いた。She left the room without saying ( a / everyone / surprised / which / word ).(コンマを1つ補う)
答えShe left the room without saying a word, which surprised everyone.
解説without saying a word(ひと言も言わずに)の後にカンマを置き、, which surprised everyone を続ける。which の先行詞は前の文全体(何も言わずに部屋を出ていったこと)。訳すときは「そのことに皆が驚いた」と指す内容を明示して訳し下ろす。
【覚える】, which+V=そしてそのことが〜した(前文全体を受ける)。 - 24子どもがどの程度スマートフォンを使うかは、家庭によって大きく異なる。The ( children / extent / to / use / which ) smartphones varies greatly from family to family.
答えThe extent to which children use smartphones varies greatly from family to family.
解説the extent to which S V で「S がどの程度〜するか」。children use smartphones to the extent の to the extent が前に出た形。主語は The extent(単数)なので動詞は varies。vary from A to A=A によって異なる。
【覚える】The extent to which S V varies=S がどの程度 V するかは様々だ。 - 25毎日練習することによってのみ、楽器の腕は上がる。Only ( by / can / every day / practicing / you ) improve your skills on an instrument.
答えOnly by practicing every day can you improve your skills on an instrument.
解説Only+副詞句(by practicing every day)が文頭に出たので、主節は can you improve と倒置する。「だけ」の範囲は by practicing every day の部分。倒置前は You can improve your skills only by practicing every day.
【覚える】Only by -ing can S V=〜することによってのみ S は V できる。
Ⅴ 次の英文(下線部があれば下線部)を自然な日本語に訳せ
- 26Twenty years ago, few teenagers had a mobile phone. The rapid spread of smartphones since then has changed the way young people communicate.
答えそれ以来スマートフォンが急速に普及したことで、若者のコミュニケーションのとり方は変わった。
解説採点ポイント。①名詞構文 the rapid spread of smartphones を「スマートフォンが急速に普及したこと」と文に戻す。②the way young people communicate=若者のコミュニケーションのとり方。③since then=それ以来、has changed は現在完了。「〜の急速な広がりが」でも構造が取れていれば部分点。
別解:それ以降スマホが急速に広まり、若者の意思疎通のしかたが変わった。
【覚える】the 形容詞 名詞 of A=A が副詞的に V すること。 - 27Little did I imagine that I would one day teach at the school I had attended.
答えいつか自分がかつて通っていた学校で教えることになるとは、思いもしなかった。
解説採点ポイント。①文頭の Little+倒置(did I imagine)は「全く〜ない」。「少し想像した」と訳すと誤訳。②had attended は「(以前)通っていた」と時のずれを出す。③one day=いつか。
別解:自分の母校でいつか教えることになろうとは、夢にも思わなかった。
【覚える】Little did I think/imagine/dream that 〜=〜とは思いもしなかった。 - 28What makes some people more creative than others?
答えなぜ他の人より創造性の高い人がいるのだろうか。
解説採点ポイント。What makes A 〜? は「なぜ A は〜なのか」と訳すと自然。直訳「何がある人々を他の人より創造的にするのか」も構造は正しいので可。some people … than others は「〜な人もいれば、そうでない人もいる」の対比。
別解:ほかの人より創造力のある人がいるのは、なぜだろうか。
【覚える】What makes you think so?=なぜそう思うの? - 29If you are to make friends in a new country, you need to learn at least some of the local language.
答え新しい国で友だちを作りたいなら、少なくともその土地の言葉を少しは覚える必要がある。
解説採点ポイント。①if 節の be to V は意図「〜するつもりなら・〜するには」で、予定・義務と訳さない。②at least some of the local language=少なくともその土地の言葉の一部は。③make friends=友だちを作る。
別解:新しい国で友人を作るには、その土地の言葉を少なくとも多少は学ぶ必要がある。
【覚える】If S are to V=V したいのなら(意図)。 - 30Knowing a lot of words is one thing; using them correctly is another.
答え単語をたくさん知っていることと、それを正しく使えることは別物だ。
解説採点ポイント。A is one thing; B is another は「A と B は別物だ」。直訳「1つのこと/もう1つのこと」は意味が伝わらず減点されやすい。動名詞の主語 Knowing a lot of words・using them correctly を「〜すること」と訳す。
別解:単語をたくさん知っていることと、それを正しく使えることとはまた別の話だ。
【覚える】A is one thing, B is another=A と B は別だ。 - 31Children do not read books just because their parents tell them to.
答え子どもは、親に言われたからというだけで本を読むわけではない。
解説採点ポイント。①not 〜 just because … は「…だからというだけで〜するわけではない」(not が because 節まで届く)。「親に言われたからといって本を読まない」と訳すとニュアンスがずれる。②tell them to の後ろに read books を補う(代不定詞)。
別解:親に言われるというだけの理由で、子どもが本を読むわけではない。
【覚える】not 〜 just because …=…だからといって〜とは限らない。 - 32It was her patience, rather than her talent, that made her a great teacher.
答え彼女を優れた教師にしたのは、才能というよりむしろ忍耐強さだった。
解説採点ポイント。①It was A that 〜 の強調構文で「〜したのは A だった」。②A rather than B は「B というよりむしろ A」。「彼女には才能より忍耐があった」と構文を崩すと減点。③make O C=O を C にする。
別解:彼女を偉大な教師にしたのは、才能ではなくむしろ忍耐力だった。
【覚える】It is A rather than B that 〜=〜なのは B ではなくむしろ A だ。 - 33With the exam only a week away, she could hardly sleep.
答え試験まであと1週間しかなかったので、彼女はほとんど眠れなかった。
解説採点ポイント。①with O C(付帯状況)は「O が C なので」と理由で訳せる。②only a week away=あと1週間しかない。③hardly=ほとんど〜ない(「懸命に」は hard との取り違え)。
別解:試験がわずか1週間後に迫っていたので、彼女はほとんど眠れなかった。
【覚える】with the exam (only) X days away=試験まであと X 日しかなくて。
下線部和訳で狙われる頻出構文40(A4 3枚)