まずはこの3つ
- 設問のキーワードを決めてから本文をスキャン
- *注・except・only などの条件と例外が正解の根拠
- メールの目的は冒頭、依頼と次の行動は最後が多い
目から鱗
実用文は「読む」より「探す」:広告やお知らせは、書き手が読者に必要な情報を見つけてもらうために、見出し・箇条書き・表で整理している。だから評論のように頭から読む必要はない。設問で「何を探すか」を決め、数字・曜日・固有名詞を目印にスキャンすれば、時間を大きく節約できる。
解く手順5ステップ5
- 1文書の種類と目的をつかむタイトル・見出し・件名を見て、広告か、お知らせか、メールか、何のための文書かを数秒で判断する。
- 2設問を読み、探す情報を決める「いつ」「いくら」「誰が対象」「何をすべきか」のどれを問うかを確認。キーワード(日付・料金・条件)に丸をつける。
- 3該当箇所をスキャンする見出し・太字・数字・箇条書きを目印に、答えのありそうな場所へ直行する。
- 4注と例外を必ず確認*・Note・except・only・not included の部分は、正解を決めたり選択肢を落としたりする根拠になる。
- 5計算は書き出して確かめる人数×料金、割引、日数、時差などは余白に式を書く。暗算の小さなミスが一番もったいない。
文書の種類ごとに見る場所
| 文書 | まず見る所 | 狙われやすい所 |
|---|---|---|
| 広告・チラシ | 見出し・対象・料金・日時 | 割引の条件・申込の締切・注 |
| お知らせ・掲示 | 何の変更・案内か | 変更後の日時・場所、禁止事項 |
| メール | 件名・差出人・冒頭の1文 | 依頼の内容・期限・添付 |
| ウェブページ・FAQ | 見出し・Q&Aの質問 | 条件つきの答え・例外 |
| ブログ・レビュー | 書き手の立場 | 事実と意見の区別 |
広告・お知らせで拾う情報7
- 1対象者を最初に確認for students aged 12–18 / open to all residents / members only。対象外の人を主語にした選択肢は不正解。
- 2日時は曜日と a.m.・p.m. まで日付と曜日の両方、午前か午後か、期間の始まりと終わりを確かめる。例)from June 3 through June 9(9日を含む)
- 3料金は条件とセットでfree for members / $5 for non-members / 20% off for groups of 10 or more。条件を外した選択肢がひっかけになる。
- 4申込方法と締切register online / sign up at the front desk / no later than May 1。締切の日と、締切を過ぎた場合の扱いが狙われる。
- 5注・例外は正解の宝庫* Except holidays / Not included / Subject to change / Limited to 30 people。小さい字ほど設問になる。
- 6変更・中止は「後」の情報postponed(延期)/ canceled(中止)/ rescheduled(日程変更)/ moved to(〜へ変更:場所にも日時にも)。答えは変更後の日時・場所。
- 7禁止とルールの強さmust / be required to(義務)、must not / be prohibited(禁止)、be encouraged to(推奨)。強さの違いが選択肢を分ける。
メールの読み方6
- 1差出人と受取人の関係店→客、先生→生徒、同僚どうし。関係が分かると、依頼か報告か謝罪かが読める。
- 2目的は冒頭に書かれるI'm writing to 〜 / I'd like to 〜 / Thank you for 〜。「このメールの目的は?」の答えはほぼ冒頭にある。
- 3依頼と次の行動は最後が多いCould you 〜? / Please let me know by 〜。「受取人は次に何をするか」の根拠になる。I look forward to 〜 は返事への期待。本文中の依頼も見落とさない。
- 4やり取りは時系列で追う返信が続く問題では、後のメールで予定が変わることが多い。最新の決定を答える。
- 5添付と別資料を見るPlease find attached 〜 / I've attached 〜。添付された表や地図とメール本文を合わせて答える設問がある。
- 6丁寧表現の裏の意味I'm afraid 〜(残念ながら=断り・悪い知らせ)/ I was wondering if 〜(控えめな依頼)。言い方は柔らかくても中身ははっきりしている。
実用文の頻出表現24
表現意味メモ
admission入場(料)Admission is free.=入場無料
free of charge無料でcomplimentary も「無料の」
in advance前もってbook in advance=事前予約
register / sign up (for)登録する・申し込むregistration=登録
no later than 〜遅くとも〜までに締切の日を含む
deadline締切due date は提出・支払いの期日
first come, first served先着順on a first-come, first-served basis
eligible資格があるbe eligible for a discount
applicant応募者・申請者apply for 〜=〜に応募する・を申請する
venue会場location は場所一般(会場の意味にも)
refund / refundable返金/返金可能なnon-refundable=返金不可
valid until 〜〜まで有効expire=期限が切れる
subject to change変更の可能性あり今の予定は後で変わることがある
up to 50% off最大50%引き全商品が50%引きではない
excluding / including tax税抜き/税込みnot included=含まれない
per person1人あたりper night=1泊あたり
voucher / coupon割引券・引換券gift card=商品券
upcoming近く行われるthe upcoming event
inquiry / contact問い合わせ/連絡先・連絡するFor inquiries, call 〜
attached添付されたthe attached file
at your earliest convenience都合がつき次第早めに丁寧な依頼の決まり文句
RSVP出欠の返事をください招待状の決まり文句
postpone / reschedule延期する/日程を変えるcall off=中止する
mandatory / optional必須の/任意のrequired も「必須の」
実用文のひっかけ5
- ✕up to 50% off を「全部半額」と読む○最大50%引き。割引率は商品によるup to は上限を示すだけ
- ✕by Friday を「金曜日まで続けて」と読む○by=金曜までに(期限)継続の「まで」は until
- ✕最初のメールの日時を答える○最終的な日時なら、最後の返信まで確かめて答えるやり取りの途中で予定が変わる
- ✕free を全員が無料と読む○free for members など対象を確認無料は条件つきであることが多い
- ✕本文の数字をそのまま選ぶ○人数・割引を計算してから選ぶ正解は計算後の数字で書かれる
練習用チラシ(架空)
Greenfield Library Summer Reading Club。この表で確認テスト1〜3を解く。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Dates | July 20 – August 31 |
| Who can join | Students aged 12–18 |
| Fee | Free for library members / $5 for non-members |
| How to join | Sign up online or at the front desk no later than July 15 |
| Meetings | Every Saturday, 2 p.m.–3 p.m. (*No meeting on August 10) |
| Prize | Read 10 books to receive a $10 bookstore voucher |
確認テスト
- 1図書館の会員ではない15歳の生徒が参加するには?正解は 7月15日までに申し込み$5払う。対象12〜18歳、非会員は$5
- 2*の注で、例外として集まりがないとされている日は?正解は August 10。*注の例外を見る
- 3$10の商品券をもらう条件は?正解は 本を10冊読む。Prize の行
- 4メールの I'm afraid the room is not available. が伝えるのは?正解は 断り・残念な知らせ。I'm afraid=残念ながら
広告・メール・告知文を一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。