まずはこの3つ
- どの大問も最初に設定文(You are…)と問いを読む
- 並べ替えは指示文を確認:appeared=書かれた順、happened=起きた順
- 第5・8問は資料の役割をメモ。第5問は後の文書の変更を反映
全体図:8つの大問
R7・R8本試験。設問数・配点は両年とも同じ。目安時間は編集部の目安
| 大問 | 素材と設問 | 設問数 | 配点 | 目安 |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 短い実用文から情報を拾う | 3 | 6 | 3分 |
| 第2問 | ブログ・報告(+コメント)/事実と意見 | 4 | 12 | 6分 |
| 第3問 | 体験談・物語/並べ替え・推測 | 3 | 9 | 5分 |
| 第4問 | 英文の下書き+コメント/推敲 | 4 | 12 | 7分 |
| 第5問 | 複数の文書の照合 | 5 | 16 | 11分 |
| 第6問 | 物語→発表用のまとめ | 4 | 12 | 11分 |
| 第7問 | 説明文→プレゼン資料 | 5 | 16 | 14分 |
| 第8問 | 複数の意見+資料→意見文の構成 | 5 | 17 | 15分 |
全大問に共通:設定文が設問の観点
各大問は You are an exchange student in Canada. のような設定文で始まる。「あなたは誰で、何のために読むのか」が設問の観点そのもの。留学先で施設を選ぶなら条件、発表を作るなら要点、意見文を書くなら理由と根拠。設定文を飛ばすと、何を拾えばいいかがぼやける。
第1問(6点):拾い読みの練習台4
狙い:短い実用文から必要な情報だけを素早く拾う
- 1問いを先に読む問いの主語と条件(誰が・いつ・何を)に丸をつける。
- 2見出し・箇条書きをスキャン本文を頭から全部は読まない。太字・見出しで場所を探す。
- 3数字と条件に印日付・時刻・料金と「〜の場合は」「〜を除く」に印。
- 4絵・写真の選択肢は条件で消す本文の細かい条件1つで2つ、もう1つで残り1つに絞れる。
第2問(12点):誰が書いた文かを分ける4
狙い:記事とコメントを読み分け、事実と意見を区別する
- 1書き手を分ける報告とコメントが並ぶ年は、記事の書き手(大学・団体)とコメントの各人を区別する。「〜's comment」の問いは、その人の段落だけを根拠にする。
- 2意見の問いで事実を選ばないopinion を問う設問の選択肢には、本文と一致する事実(数字・日付)が混ざる。評価・判断の語は意見の手掛かり。最後は書き手自身の判断かで決める。
- 3比較の言葉で増減を確認up/down/declined で前回との差を確かめる。percentage points は「%の差」(80%→85%は5ポイント増)。
- 4「〜から言えること」は推測コメントの不満や注意から、読み手(あなた)への影響を考える。騒がしい→勉強の妨げ、のように一歩だけ進める。
第3問(9点):指示文で並べる順を決める4
狙い:体験談・物語の流れと書き手の気持ちをつかむ
- 1並べ替えは完答R7・R8は「5つから4つを選んで並べる」形。本文にない出来事が1つ混ざる。各選択肢に本文の段落番号を書いてから並べる。
- 2回想で時間が戻るhad+過去分詞・used to・Earlier・Before that は、基準の過去より前の話になる合図。指示が happened/occurred(起きた順)なら回想を戻して並べ、appeared(書かれた順)なら本文の順でよい。R8 の第3問は appeared だった。
- 3気持ちは行動からmost likely felt/understood は、最後の場面の行動や言葉から判断。感情語がそのまま書かれていないことも多い。
- 4語り手を特定する冒頭で I が誰か(何の立場か)を確かめる。誰の視点かを問う設問が出ることもある。
第4問(12点):コメントに従って直す4
狙い:下書きの英文を、指導者のコメントに沿ってより良くする
- 1コメントを先に全部読む番号つきのコメントが各設問に対応する。要求をまず把握する。
- 2要求の種類を判断語句を足す/書き換える/文を入れる場所を選ぶ、のどれか。
- 3下線部の前後2文で判断前後の論理(逆接・因果・追加・具体例)に合うかを確かめる。
- 4入れる場所は指示語が手がかりthis/these/such が受ける語句・内容が前にある位置を選ぶ(直前のことが多い)。
第5問(16点):複数の文書を照らし合わせる4
狙い:案内・メール・フォームなど複数の文書から条件と結果を読み取る
- 1文書の役割を2語でメモ「案内=条件」「返信メール=結果・変更」。どの設問がどの文書を見るかを決めてから読む。
- 2後の文書が優先案内→申し込み→返信の順に情報が更新される。返信で明示された変更・例外の1行が決め手になりやすい。
- 3条件は○×表で対象年齢・期間・対象外などを候補ごとに当てる。1つでも×なら消す。
- 4依頼・目的の文We would like you to…/Could you…/Please…の文が「相手にしてほしいこと」の答え。
第6問(12点):物語を発表用にまとめる4
狙い:物語の展開・人物・テーマをつかみ、まとめの空欄を埋める
- 1まとめの枠を先に見る人物・あらすじ・テーマなどの見出しと空欄の位置を確認してから本文へ。読みながら空欄を埋めていく。
- 2人物の特徴は複数の場面から人物の特徴を2つ選ぶ・組み合わせる形がある。1つの場面だけで決めず、別の場面の行動でも確かめる。
- 3場面転換で時間が飛ぶ記号や空行の場面転換の前後で、過去の回想に戻ることがある。並べ替えの順は第3問と同じく指示文(appeared か happened か)で決める。
- 4テーマは抽象化した選択肢最後の場面の行動と題名の意味から考える。本文の具体的な出来事を一般化した言い方の選択肢が正解になりやすい。
第7問(16点):説明文をスライドにする4
狙い:説明文の要点と根拠を整理し、プレゼン資料を完成させる
- 1スライドを先に見るタイトル・見出し・図の空欄を確認。空欄はほぼ本文の順に並ぶので、該当段落を読んだらすぐ解く。
- 2段落の主題文に印要点は各段落の最初か最後の文に来やすい(途中のことも)。具体例は流してよいが、数値・研究結果は空欄の材料になる。
- 3誤りの訂正・図の選択スライドの誤りを直す、合う図を選ぶ形もある。本文の比較・数値と図を1つずつ照合する。
- 4全体を問う問いは最後にまとめ・見出し・討論の問いは本文全体の主張から。一部分だけの内容の選択肢は×。
第8問(17点):意見文の構成を作る4
狙い:複数の意見と資料を読み、自分の意見文の構成を考える
- 1Step の流れをつかむ意見を読む→立場を確認(問題で示されていればそれに従う)→資料でアウトラインを作る、の3段階。
- 2各人の意見を一言で賛成・反対・条件つき+理由のキーワード。「Both A and B mention」は2人の共通点。
- 3立場に合う理由だけ選ぶ反対側の理由が選択肢に混ざる。完答なので1つずつ立場と照合。
- 4資料は「理由を支える」情報グラフの数値は言い換え(more than three quarters=75%超)で照合する。
大問別のやりがちなミス5
- ✕第1問を丁寧に全部読む○問いの情報だけ拾って3分で抜ける6点の大問に時間を使うと後半の61点が苦しくなる
- ✕第2問で本文と合う選択肢を即決○問いが事実か意見かを先に確認意見の問いでは本文と合う事実も×
- ✕指示文を読まずに本文の順に並べる○happened なら起きた順、appeared なら書かれた順年度・大問で指示が違う。回想で時間をずらすのが定番のひっかけ
- ✕第5問で最初の案内だけで解く○返信メールの変更を反映後の文書の変更・例外が決め手
- ✕第8問で反対側の理由を選ぶ○示された(選んだ)立場と照合して選ぶどちらの立場の理由も本文には書いてある
確認テスト
- 1R7・R8本試験で、設問数が3つの大問の組み合わせは?正解は 第1問と第3問。第1問・第3問は各3問
- 280%から85%に上がった。正しい表現は?正解は up five percentage points。%の差は percentage points
- 3第5問で、案内の内容が返信メールで変更された時は?正解は 返信メールを優先。後の文書が情報を更新する
- 4物語の並べ替えで時間が戻るサインは?正解は had+過去分詞。過去完了=さらに前の出来事
参考にした資料
共テリーディング 大問別を一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。