共通テストリーディング80分の時間配分

時間切れの原因は「読む速さ」より「止まる場所」。大問ごとの目安、解く順番の2パターン、撤退ライン、マークの塗り方まで決めておく。

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まずはこの3つ

  1. 配点の重い第5〜8問(計61点)に約50分を残す
  2. 1問2分で決まらなければ仮マーク+印で撤退
  3. マークは大問ごとに塗る。最後の一括塗りはしない

まず前提:80分の中身

R7・R8本試験。配点は両年とも同じ。目安は編集部の基準(9割狙い)

大問配点目安この時刻までに
第1問63分3分
第2問126分9分
第3問95分14分
第4問127分21分
第5問1611分32分
第6問1211分43分
第7問1614分57分
第8問1715分72分
見直し−8分80分

図で一発:80分の時間配分(帯グラフ)

上の数字=その大問を終える時刻(分) 下=使う時間 9割狙い 見直し8分 1 3分 3 2 6分 9 3 5分 14 4 7分 21 5 11分 32 6 11分 43 7 14分 57 8 15分 72 見直し 8分 80 7割狙い 見直し0分 1 4分 4 2 7分 11 3 6分 17 4 9分 26 5 13分 39 6 13分 52 7 14分 66 8 14分 80 第5〜8問=配点の合計61点(後半が重い) 21・43・72=冊子の余白に書くチェック時刻(9割狙い)
横幅=時間。目安は編集部の基準。過去問で自分の時間を測って調整
時間配分は「止まらない場所」を決めること

R8の問題冊子は39ページ、英語は設問込みで約5,600語(編集部の概算)。1問に5分迷えば、後半の取れる問題を落としかねない。時間配分とは「どこで止まらないか」を先に決めておくこと。目安は過去問で自分の所要時間を測って調整する。

解く順番の2パターン

A:前から順番B:後半を先に
順番第1問→第8問第5〜8問→第1〜4問
向く人時間内に最後まで届く人いつも後半で時間切れになる人
利点流れに乗りやすく、マークずれが起きにくい配点の重い61点に頭が元気なうちに取り組める
注意第1〜4問で時間を使いすぎないマーク欄の位置を毎回確認。前半を急ぐことになる
チェック21分で第5問・43分で第7問・72分で見直し51分で第5〜8問終了・72分で第1〜4問終了
どちらにするかの決め方

過去問を両方のパターンで1回ずつ解き、得点が高い方を本番の型にする(同点なら時間が余った方)。直前期に型を変えると、時間の感覚が崩れる。決めたら本番まで同じ型で練習する。

目標点別の配分(目安)

7割狙いは見直しより「最後まで解き切る」ことを優先する

大問7割狙い9割狙い
第1問4分3分
第2問7分6分
第3問6分5分
第4問9分7分
第5問13分11分
第6問13分11分
第7問14分14分
第8問14分15分
見直し0分8分

撤退ライン:ここで切り上げる5

  1. 11問2分ルール
    2分考えて決まらなければ、2択まで絞った方を仮マークし、設問番号に印をつけて次へ。戻るのは見直しの時間。
  2. 2大問は目安+3分が上限
    目安を3分超えたら、残りの設問は仮マークして次の大問へ。1つの大問に固執すると後半が総崩れになる。
  3. 3完答問題で粘りすぎない
    並べ替えで迷ったら、確実な所から決めて全部仮マーク。印をつけて見直しで戻る。
  4. 4未マークはゼロに
    答えないと0点。残り2分になったら、解けていない設問にも必ず何か塗る。
  5. 59割狙いは見直し8分を確保
    72分の時点で見直しへ。マークずれ・完答問題の点検は点に直結しやすい。7割狙いは完走を優先し、余った時間で見直す。

遅れた時の緊急プラン4

  1. 1遅れは分割して取り戻す
    1つの大問で一気に取り戻そうとせず、残りの2〜3の大問で1〜2分ずつ削る。焦って読み飛ばすと失点が増える。
  2. 2残り20分で第7問の途中
    第7問は10分で切り上げ、第8問へ。第8問は問いを先に読み、各人の意見を問う設問から拾う。
  3. 3残り10分で第8問が手つかず
    本文を全部読まず、問いごとに該当する人・資料の段落だけを読む。完答問題は最後に回す。
  4. 4残り3分
    解いていない設問に全部マーク。2択まで絞れた物はそちらを塗る。空欄は確実に0点。

時間を食う原因と対策5

  • ✕本文を最初から全部精読
    ○設問を先に読み、根拠の行を探す
    設問と関係のない所に時間をかけない
  • ✕選択肢を何度も読み返す
    ○本文の根拠の行に線を引いて照合
    根拠が見えていないと迷いが終わらない
  • ✕知らない単語で止まる
    ○前後の文から推測して先へ
    設問に関係しない語なら意味は要らない
  • ✕第5問で資料を何度も行き来
    ○資料ごとの役割を2語でメモ
    どの資料を見るかが決まれば往復が減る
  • ✕見直しで全部解き直す
    ○印の問題と完答問題だけ見る
    8分で全部は見られない

マークの塗り方5

  1. 1鉛筆は黒鉛筆
    マークは黒鉛筆(H・F・HB)とプラスチック製の消しゴムで。シャープペンシルはメモ・計算用のみ(R8受験上の注意。最新版で確認)。
  2. 2大問ごとにまとめて塗る
    1問ずつだと視線の往復が増え、最後の一括は時間切れで全滅の危険。大問が終わるたびに塗るのが安全。
  3. 3解答番号と設問番号は別
    並べ替えは1つの設問に解答番号が複数ある(R8は解答番号1〜44)。大問の最初の番号を確かめてから塗る。
  4. 4消す時はきれいに
    消し跡が残ると正しく読み取れないおそれがある。訂正は消しゴムで完全に消してから塗り直す。
  5. 5順不同の問題
    「順序を問わない」問題もある(R8の正解表の注)。指示文の(The order does not matter.)を確認。

本番80分の動き5

  1. 1
    開始直後:時刻を書く冊子の余白に「21・43・72」のようなチェック時刻を書く。
  2. 2
    各大問:設定文と問いから設定文と問いを読んでから本文へ。根拠の行に線。
  3. 3
    大問の終わり:マークと時刻確認塗ったら時計を見る。遅れていれば次の大問で取り戻す。
  4. 4
    72分:見直しマークずれ→完答問題→印の問題の順に点検。
  5. 5
    残り2分:未マークゼロ空欄が残っていないかを解答用紙で最終確認。

確認テスト

  1. 1
    R7・R8本試験で、第5〜8問の配点の合計は?
  2. 2
    1問で2分考えても決まらない時は?
  3. 3
    マークに使えるものとして受験上の注意に書かれているのは?
  4. 4
    見直しで最初に点検するのは?

参考にした資料

共テリーディングの時間配分を一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。

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