CHECK TEST
図表・グラフつき長文の読み方確認問題集
図表問題の確認問題23問。増減・割合の英語と、表の数字と本文の照合・計算を入試形式で練習する。
Ⅰ 空所に入る最も適切なもの、または問いの答えとして最も適切なものを選べ
- 1The unemployment rate rose from 4% to 6%. In other words, it rose by two percentage .
答えb points
訳失業率は4%から6%に上がった。言いかえれば、2ポイント上昇したということだ。
解説%どうしの差は percentage points(ポイント)で表す。4%→6% は2ポイントの増加で、もとの値から見れば50%の増加(2÷4)。percent を使うと「2%増えた(4%→4.08%)」の意味になってしまう。rates(率)、times(倍)は by two〜 の後に置いても意味が通らない。
【覚える】%の差=percentage points/変化率=percent。4%→6% は「2ポイント増=50%増」。 - 2The price of a ticket went up from $20 to $25. It increased 25%.
答えd by
訳チケットの値段は20ドルから25ドルに上がった。25%値上がりしたのだ。
解説5ドル÷20ドル=25%の増加なので、差(変化の量)を表す by。to は到達点(変化後の値)を表し、increased to 25% だと「25%という値になった」の意味になる。at は値段・速度などの点(at $25)、for は期間・目的で、変化量には使わない。
【覚える】increase by X=X だけ増える(差)/increase to X=X まで増える(到達点)。 - 3Women about 60% of the club's members.
答えa account for
訳女性がクラブの会員の約60%を占めている。
解説account for〜%=〜%を占める(make up・represent も同じ)。主語が部分(Women)で、全体の中の割合を表す。consist of は「全体が〜から成る」で主語が全体(The club consists of〜)になるので不可。result in(〜という結果になる)は因果、take part(in)は「参加する」で、後ろに割合を置けない。
【覚える】部分+account for / make up / represent+割合=〜を占める。 - 4The number of cars in the city between 2010 and 2020, from 50,000 to 100,000.
答えb doubled
訳その市の車の台数は、2010年から2020年の間に5万台から10万台へと2倍になった。
解説50,000→100,000 で2倍なので double(2倍になる)。halved(半分になった)は逆。tripled(3倍になった)なら150,000 になる。leveled off(横ばいになった)は増えていないときの語。倍数は目分量でなく、必ず計算で確かめる。
【覚える】double=2倍になる/triple=3倍/halve=半分になる。 - 5Sales rose steadily until 2018 and then off, staying at around 3,000 units a year.
答えa leveled
訳売上は2018年まで着実に伸び、その後は年に約3,000個のまま横ばいになった。
解説level off=増減の後で横ばいになる。staying at around 3,000 units a year(年に約3,000個のまま)が決め手。take off は「急に伸びる」、fall off は「減る」の意味で、staying と合わない。show off は「見せびらかす」で、グラフの説明には使わない。
【覚える】level off / plateau=横ばいになる。remain stable / stay the same も同じ。 - 6There are as many cats as dogs at the shelter: 30 cats and 10 dogs.
答えc three times
訳保護施設にはネコが犬の3倍いる。ネコが30匹、犬が10匹だ。
解説30÷10=3倍なので three times as many A as B(B の3倍の A)。twice は2倍。half は半分で向きが逆(as many A as B の half なら A が B の半分)。a third(3分の1)も向きが逆。倍数表現は「A が B の何倍か」の向きを数字で確かめる。
【覚える】X times as many A as B=A は B の X 倍。twice / half / a third の位置も同じ。 - 7Nearly half of the students walk to school. この割合として最も適切なものは。
答えc 48%
訳生徒のほぼ半数が歩いて通学している。
解説nearly・almost は「もう少しで届く」の意味なので、50%に届いていない 48% が正解。52% なら just over half(半数をわずかに超える)。50% ちょうどなら half(exactly half)。95% は almost all(ほぼ全員)の数字。nearly を「約」と訳して上回る側を選ぶのが定番のミス。
【覚える】nearly / almost=届いていない/just over=少し上回る/roughly / about=前後どちらも。 - 8Soccer was chosen by 40% of the students and baseball by 20%. Soccer was chosen by as many students as baseball.
答えb twice
訳生徒の40%がサッカーを、20%が野球を選んだ。サッカーを選んだ生徒は野球を選んだ生徒の2倍だった。
解説40÷20=2倍なので twice as many。half(半分)は向きが逆。three times(3倍)は計算が合わない。twenty times(20倍)は、差の20ポイントと倍数を混同した誤り。同じ調査対象(the students)なので、割合の比はそのまま人数の比になる。
【覚える】差(40−20=20ポイント)と倍数(40÷20=2倍)を区別する。
Ⅱ 次の表を見て、問いに答えよ
Table 1 How students at Midori High School get to school(%)※Survey of all students: 600 in 2015, 400 in 2025 / Bicycle:2015年 45 → 2025年 30 / Train or bus:35 → 40 / On foot:15 → 20 / Car (driven by a family member):5 → 10
本文の訳を見る
表1 みどり高校の生徒の通学手段(%)※全校生徒への調査:2015年は600人、2025年は400人 / 自転車:2015年 45 → 2025年 30 / 電車・バス:35 → 40 / 徒歩:15 → 20 / 車(家族が運転):5 → 10
- 9The share of students who come to school by car between 2015 and 2025.
答えd doubled
訳車で通学する生徒の割合は、2015年から2025年の間に2倍になった。
解説車は 5%→10% で、割合は2倍(double)。halved(半分になった)は逆。remained stable(変わらなかった)、tripled(3倍)も数字と合わない。ただし人数は 600×5%=30人 → 400×10%=40人 で2倍ではない。主語が share(割合)なので、割合で答える。差は5ポイント。
【覚える】The share / percentage of〜(割合)と The number of〜(人数)を主語で区別する。 - 10自転車で通学する生徒の割合の変化を正しく表す英文は。
答えa It decreased by 15 percentage points.
訳正解の訳:15ポイント減少した。
解説自転車は 45%→30% で15ポイントの減少なので decreased by 15 percentage points。もとの値から見ると 15÷45 で約33%の減少になる。by 15 percent は変化率を15%とする誤り。to 15 percent は変化後の値を15%とする誤り(実際は30%)。increased は向きが逆。
【覚える】by X percentage points=X ポイント(差)/by X percent=X %(変化率)/to X=X まで。 - 11電車・バスで通学する生徒について正しいものは。
答えa 割合は増えたが、人数は減った
解説2015年は 600人×35%=210人、2025年は 400人×40%=160人。割合は35%→40%と増えたが、全体の人数が600人→400人に減ったので、人数は210人→160人と減っている。「割合も人数も増えた」は人数を計算していない誤り。「割合は減った」は表と逆。※注の調査人数が決め手。
【覚える】全体の人数が変わるときは「割合の増減」と「人数の増減」が逆になることがある。 - 12表から言えないものは。
答えa Students now live farther from the school than in 2015.
訳正解の訳:生徒は2015年より学校から遠くに住むようになった。(表からは言えない)
解説表が示すのは通学手段の割合まで。Students now live farther from the school(遠くに住むようになった)は、車や電車が増えた原因の推測で、表からは言えない。more than two thirds … by bicycle or by train or bus(自転車か電車・バスが3分の2超)は 2015年80%、2025年70%で正しい。The percentage of students who walk … increased(徒歩の割合が増えた)、the train or bus was the most common(電車・バスが最多)も表と一致する。
【覚える】図表から言えるのは数字の事実まで。原因・理由の推測は「言えない」側。
Ⅲ 次の表と英文を読み、問いに答えよ
Table 2 Number of visitors to the Seaside Aquarium(in thousands):2019年 320 / 2020年 110 / 2021年 150 / 2022年 240 / 2023年 300 / 2024年 310 / 2025年 330(projected) 本文:The aquarium was closed for three months in 2020, and visitor numbers plunged. They have recovered every year since then, and the aquarium expects to welcome more visitors in 2025 than in 2019, the year before the closure. The director believes that the new penguin area, which opened in 2023, has attracted many families.
本文の訳を見る
表2 シーサイド水族館の来館者数(単位:千人):2019年 320 / 2020年 110 / 2021年 150 / 2022年 240 / 2023年 300 / 2024年 310 / 2025年 330(予測) 本文:水族館は2020年に3か月間休館し、来館者数は急落した。それ以降は毎年回復しており、水族館は2025年には、休館前年の2019年よりも多くの来館者を迎えられると見込んでいる。館長は、2023年にオープンした新しいペンギン館が多くの家族連れを呼びこんだと考えている。
- 13本文の下線部 plunged が表している変化は。
答えd 2019年 → 2020年
解説plunge は「急落する」。表で大きく下がっているのは 2019年→2020年 の 320→110(千人)だけなので、この区間。2020年→2021年(110→150)、2023年→2024年(300→310)、2024年→2025年(310→330)はどれも増加で、plunge と逆向き。本文の増減の語は、表のどの区間の説明かを特定してから照合する。
【覚える】急落=plunge / plummet / drop sharply/急増=soar / surge / rise sharply。 - 14表と本文の内容と一致するものは。
答えd The number of visitors in 2024 was still below the 2019 level.
訳正解の訳:2024年の来館者数は、まだ2019年の水準を下回っていた。
解説2024年 31万人<2019年 32万人なので、The number of visitors in 2024 was still below the 2019 level. が正解。More than 330,000 people visited … in 2025(2025年に33万人超が来た)は、2025年が projected(予測)で事実ではなく、more than も合わない。Visitor numbers have fallen every year since 2020(毎年減った)は recovered every year と逆。only 110 visitors(110人)は単位が千人なので桁の読み違い。
【覚える】図表の単位(in thousands=千)と projected(予測値)は必ず確認する。 - 15Between 2020 and 2022, the number of visitors .
答えb more than doubled
訳2020年から2022年の間に、来館者数は2倍以上になった。
解説110→240。2倍は220、3倍は330なので、240 は「2倍を超えた」=more than doubled。tripled(3倍になった)は計算が合わない。halved(半分になった)、leveled off(横ばいになった)は増えている事実と逆。倍数は目分量でなく、計算で決める。
【覚える】more than doubled=2倍以上になった。nearly tripled=3倍近くになった。 - 16本文の最後の文(ペンギン館についての文)について正しいものは。
答えa 館長の考え(解釈)であり、表のデータだけでは確かめられない
解説The director believes(館長は考えている)が目印。表が示すのは来館者数の変化までで、「なぜ増えたか(ペンギン館のおかげ)」は本文の人物の解釈にすぎない。「表の数字によって証明されている事実」は、表に原因の情報がないので誤り。「2020年の閉館の原因」はペンギン館の文と関係がない。「予測値をもとにした事実」も、believes は事実ではなく考え。
【覚える】believe / think / suggest の文=解釈。図表だけで原因を決めつけた選択肢は不正解。 - 172023年から2024年への変化を表す語句として最も適切なものは。
答えa rose slightly
訳2023年から2024年にかけて、来館者数はわずかに増えた。
解説300→310(約3%増)は「わずかに増えた」=rose slightly。soared(急増した)は傾きが大きすぎる。plummeted(急落した)は向きが逆。fluctuated(上下に変動した)は、1区間の増加には使わない。程度の副詞・動詞をグラフの傾きと対応させる。
【覚える】slightly(わずかに)< gradually / steadily(徐々に)< sharply / dramatically(急激に)。
Ⅳ 次の調査結果を見て、問いに答えよ
Table 3 What do you use your smartphone for?(Choose all that apply.)Survey of 500 university students(%):Messaging 92 / Videos 78 / Music 65 / Studying 45 / News 30
本文の訳を見る
表3 スマートフォンを何に使っていますか?(当てはまるものをすべて選択)大学生500人への調査(%):メッセージ 92 / 動画 78 / 音楽 65 / 勉強 45 / ニュース 30
- 18項目の合計が100%を超えている理由として最も適切なものは。
答えa 当てはまるものをすべて選ぶ調査だから
解説Choose all that apply(当てはまるものをすべて選ぶ)=複数回答なので、1人が複数の項目を選び、合計は100%を超えうる。「計算に誤りがある」「同じ学生を2回調査した」「予測値が含まれている」はどれも表の注に根拠がない。注や設問文の条件が正誤の決め手になる。
【覚える】Choose all that apply / multiple answers allowed=複数回答(合計が100%を超える)。 - 19表の内容と一致するものは。
答えa Fewer than half of the students use their phones for studying.
訳正解の訳:勉強にスマートフォンを使う学生は半数に満たない。
解説Studying は45%で半数未満なので Fewer than half〜 が正解。Nearly half … for news(ニュースにほぼ半数)は30%で nearly half とは言えない。Most students use their phones only for messaging(ほとんどがメッセージだけ)は、Videos だけで78%いるので「メッセージだけ」の学生は多くても22%で成り立たない。because they are bored(退屈だから)という理由は表にない。
【覚える】fewer than half=半数未満/nearly half=半数近く(40%台後半)。 - 20Music was the third most common use, by studying.
答えb followed
訳音楽は3番目に多い用途で、勉強がそれに続いた。
解説92(メッセージ)・78(動画)・65(音楽)・45(勉強)・30(ニュース)の順で、音楽は3位、勉強は4位。A, followed by B=A の次に B が続く(順位説明の定番)で、分詞構文の受動の形。following は by と結びつかず、following by studying は文法的に成り立たない。leading(先頭の)、compared(比べて)は by studying とつながらない。
【覚える】A was the most common, followed by B=A が最多で、B が続いた。
Ⅴ 空所に適切な数字または1語を書け
- 21Table 1 で、2025年に徒歩で通学した生徒は 人である。
答え80
解説2025年の調査対象は400人、徒歩は20%なので 400×0.2=80人。2015年は 600人×15%=90人なので、徒歩の割合は15%→20%と増えたが、人数は90人→80人と減っている。割合と実数は必ず分けて考える。表の注にある調査人数(600 in 2015, 400 in 2025)を使い忘れないことが採点ポイント。
【覚える】人数=全体の人数×割合。年ごとに全体の人数が違えば、年ごとに計算する。 - 22Table 3 で、スマートフォンを動画に使うと答えた学生は 人である。
答え390
解説調査対象は500人、動画は78%なので 500×0.78=390人。割合を人数に直す問題では、調査対象の人数(Survey of 500 university students)を先に確認する。複数回答の表でも、各項目の人数は「全体の人数×その項目の割合」で求められる。計算ミスを防ぐため、500×0.8=400 から 500×0.02=10 を引くなど、概算で確かめるとよい。
【覚える】複数回答でも各項目の人数=調査人数×割合。合計は全体の人数を超えてよい。 - 23The number of members rose from 80 100, an increase of 25%.
答えto
訳会員数は80人から100人に増え、25%の増加となった。
解説from A to B=A から B へ(to は到達点)。差は20人で、20÷80=25%の増加。増加量(差)を言うなら rose by 20(20人増えた)、変化後の値を言うなら rose to 100(100人になった)。from と組み合わせる前置詞は to で、by は入らない。
【覚える】rise from A to B(A から B へ)/rise by X(X だけ)。
図表・グラフつき長文の読み方(A4 2枚)