「低徊」の意味とは?
ていかい
ひとことで
考えにふけりながら行ったり来たりすること
「低徊」の意味
物思いにふけりながら、あてもなくゆっくりと行ったり来たりすることです。また、世の中のわずらわしさから少し離れて、物事をゆっくり味わい楽しむ態度も表します。夏目漱石が使った「低徊趣味」という言葉で知られる、文学的でかたい言葉です。
英語で言うと?(4つの言い方)
wander aimlessly定番
あてもなく歩き回る、という動きを表す近い言い方です。
linger定番
名残を惜しむように、その場をなかなか離れない様子に合います。
stroll lost in thought文学的
考えにふけりながら歩く、という意味をくわしく表します。
a contemplative attitudeフォーマル
「低徊趣味」のような、物事をじっくり味わう態度に合います。
例文(音声つき)
- 小説
彼は答えが出ないまま、夜の川べりを低徊した。
Unable to find an answer, he wandered along the riverbank at night, lost in thought.
- 文学
漱石は、物事をゆっくり味わう態度を「低徊趣味」と呼んだ。
Soseki called the attitude of savoring things slowly 'teikai shumi,' a contemplative taste.
- 旅
古い町並みを低徊しながら、昔の暮らしに思いをはせた。
Strolling slowly through the old streets, I imagined how people used to live.
使い分けのコツ
- 「低回」と書くこともあります。
- 「徊」は「徘徊(はいかい)」の「徊」と同じ字で、「かい」と読みます。
よくある間違い「低徊」を「ていえ」と読むのは誤りで、正しくは「ていかい」です。
よくある質問
「低徊」の意味は?
物思いにふけりながら、あてもなくゆっくりと行ったり来たりすることです。また、世の中のわずらわしさから少し離れて、物事をゆっくり味わい楽しむ態度も表します。夏目漱石が使った「低徊趣味」という言葉で知られる、文学的でかたい言葉です。
「低徊趣味」とは?
夏目漱石が使った言葉で、世の中のせわしなさから離れて、ゆとりをもって物事をじっくり味わおうとする態度のことです。
類語は?
「徘徊」「逍遥(しょうよう)」「そぞろ歩き」「たたずむ」などが近い意味です。