The Heifer and the Ox

若い雌牛と雄牛

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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若い雌牛は、すきを引いて働かされる雄牛を見て、つらい運命だとさんざんからかいました。ところが収穫祭の日、主人は雄牛をくびきから解き放ち、雌牛を縛って祭壇へ連れて行きいけにえにします。雄牛は笑って「おまえが怠けていられたのは、いけにえにされるためだったのだ」と言いました。

キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • Heifer(子を産んでいない)若い雌牛
  • harnessed馬具をつけられた
  • tormented苦しめた、からかった
  • compelled強いられた
  • yokeくびき
  • slain殺された
  • presentlyまもなく
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A HEIFER saw an Ox hard at work harnessed to a plow, and tormented him with reflections on his unhappy fate in being compelled to labor. Shortly afterwards, at the harvest festival, the owner released the Ox from his yoke, but bound the Heifer with cords and led him away to the altar to be slain in honour of the occasion. The Ox saw what was being done, and said with a smile to the Heifer: “For this you were allowed to live in idleness, because you were presently to be sacrificed.”

若い雌牛が、すきにつながれてせっせと働いている雄牛を見て、働かされるとはなんて不幸な身の上だろうと、あれこれ言っては雄牛を苦しめた。それからまもなく、収穫祭のときに、持ち主は雄牛をくびきから解いてやったが、雌牛のほうは縄でしばり、祭りを祝うためのいけにえとして殺すために、祭壇へ連れていった。雄牛はそのようすを見て、ほほえみながら雌牛に言った。「このためにこそ、おまえはのんきに遊んで暮らすことを許されていたのだよ。やがていけにえにされることになっていたのだからね」

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若い雌牛が、すきにつながれてせっせと働いている雄牛を見て、働かされるとはなんて不幸な身の上だろうと、あれこれ言っては雄牛を苦しめた。それからまもなく、収穫祭のときに、持ち主は雄牛をくびきから解いてやったが、雌牛のほうは縄でしばり、祭りを祝うためのいけにえとして殺すために、祭壇へ連れていった。雄牛はそのようすを見て、ほほえみながら雌牛に言った。「このためにこそ、おまえはのんきに遊んで暮らすことを許されていたのだよ。やがていけにえにされることになっていたのだからね」

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教訓

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今楽をしている者が、幸せな運命にあるとは限らない。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。