「結婚する」は英語で何と言うのでしょうか。テクノポップユニットPerfumeののっちさんが11月8日、俳優の渋谷謙人さんとの結婚を発表しました。英語のニュースでは married という語が使われました。marry と get married の違い、よくあるまちがい、語源、関連する英語まで音声つきで解説します。

「結婚する」を英語で言う marry のイメージ。ステージの光の中で、赤いリボンで結ばれた2つの金色の指輪毎日英語 第16号|2026年11月8日(日)

marry結婚する
(〜と結婚する)
30秒でわかる今日のニュース
  • テクノポップユニットPerfumeののっちさん(38)が11月8日、所属事務所の公式サイトで、俳優の渋谷謙人さん(38)と結婚したと発表した。
  • 渋谷さんもインスタグラムなどで報告した。渋谷さんは子役から活動し、放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」にも出演していると報じられている。
  • Perfume は1999年に広島で結成され、2026年の初めから活動を休んでいる(本人たちは「コールドスリープ」と表現)。昨年11月にはメンバーのあ~ちゃんも結婚を発表した。
  • 共同通信の英語版は見出しで gets married、本文で has married actor Kento Shibuya と伝えた。結婚する=marry / get married
今日の一文

Perfume’s Nocchi announced on Sunday that she had married actor Kento Shibuya.

Perfume ののっちさんは日曜日、俳優の渋谷謙人さんと結婚したと発表した。
※共同通信・テレ朝NEWS・オリコンニュースなどの報道をもとに原田英語が作成した文です。

married actor Kento Shibuya の形に注目しましょう。married のすぐ後ろに、with も to も付けずに相手が来ています。これが marry の基本の形です。had married は過去完了で、「発表した」時点よりも前に結婚していたことを表します。共同通信の英語版は、見出しでは gets married(見出しでは過去の出来事にも現在形をよく使います)、本文では相手を目的語にした has married と、同じニュースで2つの形が使われていました。

PART 1

marry と get married の違い

marryマリィ/メリー
💍〜と結婚する(他動詞)。すぐ後ろに相手を置く。ニュースでも会話でも使う。
例:She married an actor.(彼女は俳優と結婚した)
get marriedゲット・マリッド
🔔結婚する(独身→既婚への変化)。相手を言わない日常の言い方で特によく使う。相手は to で示す。
例:They got married last year.(2人は昨年結婚した)

どちらも「結婚する」という出来事を表し、意味はほぼ同じです。大きな違いは形で、marry はふつう marry+相手、get married は相手を to で示します。また、相手を言わないときは They got married. のように get married が自然です。They married. も文法的には正しいものの、ややかたく聞こえます。「結婚している」という状態は be married。She is married to a doctor.(彼女は医師と結婚している)のように、相手は to で示します。

⚠️ よくあるまちがい:marry with

× She married with an actor.
○ She married an actor.
○ She got married to an actor.
日本語の「〜と結婚する」につられて with を付けたくなりますが、「〜と結婚する」の意味では marry with とは言いません。入試の正誤問題・整序問題の定番です。

💡 「結婚」まわりの日本語を英語にすると

結婚する → marry ~/get married (to ~)
結婚している・既婚の → be married
結婚(名詞) → marriage
結婚式 → wedding
婚約している → be engaged

PART 2

語源:marry は「結婚した・夫」から

maritus結婚した/夫(ラテン語)
→
maritare結婚させる
→
marry結婚する

marry は、ラテン語の maritare(結婚させる)が、古いフランス語の marier を経て英語に入った語です。maritare のもとは maritus(形容詞で「結婚した」、名詞で「夫」)。marriage(結婚)や marital(結婚の)も同じ仲間で、marital status は書類の「婚姻状況(未婚・既婚・離婚など)」の欄でよく見かけます。marry には「結婚させる・結婚式を執り行う」という使い方もあり、The priest married them.(神父が2人の結婚式を執り行った)や marry off(〔子どもを〕結婚させる)のように今も使われます。

PART 3

結婚のニュースの英語 読みどころ5つ

まとめて聞いてみましょう。

tie the knot(結婚する)のイメージ。2本のロープが結ばれてハートの形の結び目になっている
tie the knot は「結び目を結ぶ」→「結婚する」。くだけた言い方で、ニュースの見出しにもよく出る
tie the knot
結婚する(くだけた言い方)
直訳は「結び目を結ぶ」。由来には諸説あります。昨年11月にメンバーのあ~ちゃんが結婚を発表したときも、共同通信の英語版は見出しで ties knot と書きました(見出しでは the がよく省かれます)。
engaged
婚約している
be engaged(婚約している)、get engaged(婚約する)。名詞は engagement、婚約指輪は engagement ring。
newlyweds
新婚夫婦
newly wed(新たに結婚した)からできた語で、1人なら newlywed。動詞の wed(結婚する)は見出しで marry の代わりによく使われる短い語です。
wedding
結婚式
marriage は「結婚(していること)・婚姻」、wedding は「式」。「結婚式を挙げる」は have a wedding。
spouse
配偶者
夫・妻を性別を問わずに言う、かための語。書類やニュースで使われます。会話では husband / wife がふつう。partner は結婚しているかどうかを言わない語です。
婚約(engaged)→結婚する(get married)→結婚している(be married)。指輪の箱、教会の鐘、食卓に並んだ2つのカップのイメージ
婚約(get engaged)→ 結婚する(get married)→ 結婚している(be married)。get は「変化」、be は「状態」

「結婚おめでとう」などのお祝いの英語は結婚英語フレーズ・メッセージ例文まとめ、イディオムの詳しい解説は「tie the knot の意味」もあわせてどうぞ。

PART 4

そのまま使える例文6つ(音声つき)

  1. She married an actor.
    彼女は俳優と結婚した。

  2. They got married last year.
    2人は昨年結婚した。

  3. My sister is married to a doctor.
    私の姉(妹)は医師と結婚している。

  4. Will you marry me?
    結婚してくれませんか。(プロポーズの定番)

  5. The couple tied the knot in Hawaii.
    その2人はハワイで結婚した。

  6. We’re engaged! We’re getting married next spring.
    私たち婚約したの!来年の春に結婚するんだ。

PART 5

1分クイズで定着チェック

Q1「彼女は俳優と結婚した」として正しいのは?
💡 marry は他動詞。すぐ後ろに相手を置く。with も to も付けない。
Q2They ___ married last year. に入るのは?
💡 get married=結婚する(状態の変化)。過去形は got married。
Q3「彼は医師と結婚している(状態)」は?
💡 状態は be married。相手は to で示す。
Q4tie the knot の意味は?
💡 直訳は「結び目を結ぶ」。くだけた「結婚する」。
Q5marry の語源 maritus(ラテン語)の意味は?
💡 maritus(結婚した・夫)→ maritare(結婚させる)→ marry。
選択肢を押すと答えが出ます
PART 6

毎朝のニュース英語は、ここでチェック

marry や get married は、芸能・スポーツ・王室のニュースでよく出てくる語です。今日のような時事英語を毎朝まとめて読みたい人は、原田英語の無料サイトへどうぞ。

PART 7

よくある質問

Q. 「結婚する」は英語で何と言いますか?
代表的なのは marry(マリィ/メリー)と get married(ゲット・マリッド)です。「Aと結婚する」は marry A、または get married to A。会話では get married が、ニュースや書き言葉では marry もよく使われます。「結婚している」という状態は be married です。
Q. marry と get married の違いは?
marry はふつう他動詞として、すぐ後ろに相手を置きます(She married an actor.)。get married は「結婚している状態になる」という変化を表し、相手を言うときは to を使います(She got married to an actor.)。相手を言わずに「結婚した」とだけ言うときは、They got married. のように get married が自然です。
Q. marry with は使えますか?
「Aと結婚する」の意味では marry with A とは言いません。日本語の「〜と」につられた、よくあるまちがいです。marry A、get married to A、be married to A のどれかを使いましょう。
Q. marry の語源は?
ラテン語の maritare(結婚させる)が古いフランス語の marier を経て英語に入った語です。maritare は maritus(結婚した・夫)から来ています。marriage(結婚)や marital(結婚の)も同じ仲間です。

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