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お年玉の相場はいくら? 年齢別の目安と、親戚で金額をそろえるコツ

結論
1人あたりの最多は、未就学児1,000円まで、小学校低学年3,000円、高学年と中学生5,000円、高校生・大学生1万円です(インテージの調査)。あとは親戚どうしで金額をそろえることが、どの相場よりも大事です。

1年齢別の相場:大人5,000人に聞いた「いちばん多い金額」

お年玉の相場を知りたいなら、渡す側の大人に聞いた調査がいちばん参考になります。調査会社インテージは毎年11月、全国の15〜79歳の5,000人にお年玉の予定を聞いています。

その結果、相手の学年ごとにいちばん多かった金額は、下の表のとおりです。小学校高学年と中学生は同じ5,000円。中学生では半数以上がこの金額でした。高校生になると1万円に上がり、約半数がこの金額。大学生・専門学校生でも約3人に2人が1万円です。

つまり、金額が上がる節目は小学校入学、小学校高学年、高校入学の3回。この3つを覚えておけば、まず外しません。

2子どもは全部でいくらもらっている? 総額は2万円台

1人あたりは数千円でも、祖父母、おじ、おばと何人からももらうので、子どもの手元に集まる額はもっと大きくなります。

学研教育総合研究所の調査では、ある年のお正月にもらった総額の平均は、小学生が20,225円、中学生が27,499円、高校生が27,963円でした。小学生の使い道の1位は「貯金」です。

渡す側の財布も見てみましょう。インテージの調査では、お年玉をあげる大人1人の予算の合計は約2万4千円。2年続けて少しずつ減っています。物価高や円安がお年玉に影響すると答えた人は約4割。「年齢が上がるほど金額が増えて負担」と感じる人も2割近くいました。気持ちの負担を感じているのは、あなただけではありません。

3甥・姪、孫、いとこの子…相手によって変える?

相場の表は、相手との関係を分けていません。実際には、関係が近いほど少し多めにする人が多いようです。

・孫:祖父母は、表の金額か、それより多めにすることが多い。封筒メーカーのマルアイの調査でも、1万円台以上をあげる相手として「孫」の割合がいちばん高かった
・甥・姪:表の金額がそのまま目安
・いとこの子・友人の子:表の金額か、少し控えめ。小さい子が大勢いるなら、全員同じ額にすると角が立たない

知恵袋で多いのが「兄弟の家と金額を合わせるべき?」という悩みです。おすすめは、年末のうちに兄弟姉妹で「小学生はいくら、中学生はいくら」と決めておくこと。相手の子どもに渡す額と、自分の子どもがもらう額がつり合うので、どちらの家にも不満が残りません。

よく聞く目安に「学年×500円」「年齢÷2×1,000円」などがあります。計算すると表の金額とだいたい重なるので、迷ったときの決め方として使えます。

4金額より大事な、お年玉のマナー

お年玉はもともと、お金ではありませんでした。百科事典によると、江戸時代の「年玉」は新年の贈り物全般のこと。武士は太刀、商人は扇子、医者は丸薬を配ったとされます。子どもにおこづかいを渡す形が一般的になったのは近代になってからです。

もう一つ大事なのが、年玉は目上の人から目下の人へ贈るものとされてきたことです。そのため、上司など目上の人の子どもに渡すときは、ぽち袋に「お年玉」と書かず「お年賀」とするのがていねいだとされます。自分の親に渡す場合も同じです。

ほかに気をつけたいことは次のとおりです。

・お札はできるだけ新しいものを用意し、ぽち袋に入れる
・4,000円や9,000円は「死」「苦」を連想させるとして避ける人がいる
・小さい子には、お札より500円玉のほうが喜ばれることも多い
・子どもの親の前で渡し、だれからいくらもらったか親がわかるようにする

5最近の変化:お年玉は「スマホで欲しい」が4割近く

ぽち袋から、スマホへ。お年玉の渡し方にも変化が出ています。

インテージの調査では、20歳以下でお年玉をもらう側のうち38.5%が「スマホのキャッシュレス決済で受け取りたい」と答えました。前の年より8ポイント増え、聞き始めてからいちばん高い数字です。

それでも、渡す側の9割以上は現金を手渡しする予定でした。キャッシュレスに不慣れという人も約1割います。今のところは、ぽち袋の現金が主役。金額は表のとおりで、送り方を変える場合も相場そのものは変わりません。

❓FAQあわせてよく聞かれる質問

お年玉は何歳まであげる?

決まりはなく、家ごとに決めます。よく聞く区切りは「高校卒業まで」「20歳まで」「就職するまで」の3つです。兄弟姉妹の家で同じ区切りにしておくと不公平になりません。

大学生へのお年玉はいくら?

インテージの調査では、大学生・専門学校生には約3人に2人が1万円を渡しています。高校生と同じ額と考えておけば十分です。

親戚とお年玉の金額は合わせるべき?

合わせたほうがもめません。年末のうちに兄弟姉妹で学年ごとの金額を決めておくと、渡す額ともらう額がつり合います。

喪中でもお年玉はあげていい?

一般的には、渡してかまわないと考えられています。ただ「お祝い」の気持ちが気になる場合は、ぽち袋に「お年玉」と書かず、「おこづかい」「文具代」などと書いて渡すと安心です。

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