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お宮参りはいつ?男の子31日目・女の子33日目の目安と「義母が抱っこ」の由来

結論
神社本庁の案内では、一般的に男の子は生後31日目、女の子は33日目。ただし地域で違い、赤ちゃんの体調や天気に合わせて前後のよい日を選べば十分です。抱っこは父方の祖母がする習わしがありますが、今はだれが抱いてもかまいません。

1お宮参りの意味:赤ちゃんを氏神さまに「はじめまして」

お宮参りは、生まれた赤ちゃんが初めて神社にお参りする行事です。住んでいる土地の神さま(氏神さま)に誕生を報告してお礼を言い、これからの成長を見守ってもらうよう祈ります。

昔の人にとっては、もっと切実な意味がありました。百科事典によると、お宮参りは赤ちゃんが新しい氏子として神さまと村に認めてもらう、最初の手続きだったのです。「氏見せ」「ゲンゾ(見参)参り」とも呼ばれました。

おもしろい習わしも残っています。神前でわざと赤ちゃんをつねって泣かせることがありました。泣き声で神さまに印象づけ、しっかり守ってもらうためです。帰り道には、お祝いをくれた親戚の家に寄り、「シラガ」というおひねりを産着のひもに結んでもらって長生きを願う土地もありました。

2お宮参りはいつ?31日目・33日目と、ずらしてもいい理由

神社本庁の案内では、男の子は31日目、女の子は33日目に行うのが一般的です。百科事典には「男児32日目、女児33日目の例が多い」とあり、生後7日目のお七夜に参る土地も、100日目に参る土地もありました。西日本では、100日目に母子そろって参る「モモカマイリ」が多かったといいます。

つまり、日にちは全国で1つに決まっているわけではありません。神社本庁も、子どもの体調や天候に気をつけ、目安の前後で最良の日を選ぶようにとしています。真夏の暑い日、真冬の雪の日、北海道のような寒い土地なら、気候のよい日まで待つのも自然な選び方です。

日数の数え方は、生まれた日を1日目と数えると、たとえば10月1日生まれの男の子なら31日目は10月31日です。数え方は家や地域で違うこともあるので、1〜2日のずれは気にしなくて大丈夫。家族がそろう土日を選ぶ人も多くいます。

生後100日ごろのお食い初めと同じ日にまとめる家もあります。昔の100日参りの習わしを考えれば、これもおかしなことではありません。

3だれが抱っこする?「父方の祖母」が抱いた本当の理由

「お宮参りの赤ちゃんは父方の祖母が抱くもの」と言われ、ここで悩む家族はとても多いようです。この習わしには、はっきりした理由がありました。

昔は、出産は「忌み(けがれ)」と考えられ、お母さんの忌みが明けるのは産後75日ほどとされていました。そのため生後30日ほどのお宮参りにはお母さんは参加せず、産婆さんや仲人の妻、姑(しゅうとめ)などが赤ちゃんを抱いて参ったのです。お母さんの実家(里)からは、赤ちゃんにかける祝い着(産着)が贈られました。

「父方の祖母が抱き、祝い着は母方の実家が用意する」と言われるのは、この名残です。でも今は、お母さんもいっしょに参るのがふつうになりました。抱く人を決めた決まりが神社にあるわけではありません。お母さん、お父さん、どちらの祖父母が抱いてもかまわないのです。

もともとは産後のお母さんの体を休ませるための習わしでした。お母さんの体調がよければ自分で抱き、疲れているなら祖父母に頼む。ご祈祷の間と写真では交代する。そんな分け方なら、どちらの家の気持ちも立てやすくなります。

4お宮参りでいただいた御札は、いつ返す?

お宮参りのご祈祷を受けると、御札(お神札)をいただくことがよくあります。神社本庁の案内では、神社にお参りして受けたお札は、神棚の中で崇敬する神社のお札の後ろに重ねておまつりするとよいとされています。

返す時期の目安は、ほかの御札と同じく1年です。神社本庁の案内では、古い御札は1年間守っていただいたことに感謝して、受けた神社の古神札納所などに納め、お焚き上げをしてもらうとしています。遠くの神社で受けたものは、近くの神社で受け付けてもらえるか問い合わせてから納めるとよいそうです。

1年が過ぎても「子どものお守りとして持っていたい」と思う人もいるでしょう。お宮参りの御札の扱いは神社によって案内が違うこともあるので、迷ったら受けた神社にたずねるのがいちばん確実です。

❓FAQあわせてよく聞かれる質問

お宮参りは1か月を過ぎてからでも大丈夫?

大丈夫です。もともと100日目に参る地域もあり、神社本庁も赤ちゃんの体調や天候を見て目安の前後でよい日を選ぶようにとしています。暑さ寒さの厳しい時期は、無理をせず気候のよい日まで待ちましょう。

お宮参りはだれと行くもの?

決まりはありません。赤ちゃんと両親だけでも、両家の祖父母を呼んでもかまいません。昔はお母さんが参加せず、祖母などが赤ちゃんを抱いて参っていました。

お宮参りは大安の日がいい?

大安などの六曜を気にするかどうかは家によります。日にちそのものに決まりはないので、赤ちゃんの体調、天気、家族の予定を優先して選べば十分です。

出産祝いはお宮参りまでに贈るもの?

高島屋の贈答マナーでは、出産祝いはお七夜(命名日)からお宮参り当日までを目安に贈るとしています。お返しの出産内祝いは、お宮参りのころに贈るのが一般的です。

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