2026年4月実施分から、S-CBT当日のルールが大きく変わりました。知らずに行くと当日詰みます。
✏️ 筆記用具は持参不可
鉛筆・シャーペン・消しゴムは全員に会場で貸与。持参品は試験室に持ち込めません。メモ用紙も配布制(持ち帰り厳禁)。
🪪 健康保険証はNGに
顔写真付き身分証明書の「原本」が必須。学生証(顔写真付き)・マイナンバーカード・免許証・パスポート等を用意。
📄 受験票はA4印刷必須
スマホ画面の提示は無効(電子学生証も不可)。マイページから印刷してクリアファイルで持参。
💰 検定料は100円値下げ
準1級は10,500円に。同一検定回で同じ級を最大3回まで受験可能(年間最大9回)。従来型との併願もOK。
📑 この記事の目次
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⚡ S-CBTの最大の特徴
S-CBTでは面接官と対面しません。PC画面上の動画の面接官に向かって、ヘッドセットのマイクに音声を吹き込む録音形式です。カメラもないため、表情やジェスチャーは評価されません。つまり「声」だけで勝負する試験です。しかも試験順序はスピーキングが一番最初。着席していきなり本番です。
🕐 S-CBTスピーキングの流れ(約15分)
STEP 0 音量・マイク調整(ここで声量を確認!)
STEP 1 ウォームアップ(自由会話)— 採点対象外。リラックスタイム
STEP 2 ナレーション準備 — 4コマを読み取り構成を考える ⏱ 60秒
STEP 3 ナレーション — 4コマのストーリーを語る【配点15点】 ⏱ 120秒
STEP 4 Q1:イラストに関する質問 【配点5点】 ⏱ 40秒
STEP 5 Q2〜Q4:社会的トピックへの意見 【各5点 = 計15点】 ⏱ 各40秒
END アティチュード(態度点)【配点3点】
※ナレーションの準備1分・解答2分は従来型と共通の公式仕様。Q1〜Q4の各40秒は協会非公表のため、受験者報告に基づく目安です。
2
📊 配点の内訳(38点満点)
15点(39.5%)
20点(52.6%)
3点(7.9%)
🎯 合格ラインから逆算する最低得点プラン
準1級二次(スピーキング)のCSEスコア合格基準は512点/750点(約68%)。素点では約26点/38点が目安です。CSEスコアは統計処理されるため素点と単純比例はしませんが、「7割弱取れば受かる」試験だと知っておくだけで戦い方が変わります。
🅰️ 安全合格プラン
ナレーション 11/15
Q1〜Q4 14/20
態度 3/3
= 28点 ✅
🅱️ 合格ライン死守プラン
ナレーション 10/15
Q1〜Q4 13/20
態度 3/3
= 26点 ⚠️
💡 戦略ポイント:態度点3点は絶対に満点を取る。ナレーションは全体の4割 → ここを制す者が合格を制す! 逆に3割は落としてOKなので、1問失敗しても引きずらないこと。
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🎤 録音形式だからこそ使えるテクニック7選
テク① マイクが赤くなるまで絶対に話し始めない
画面上のマイクアイコンが赤色に変わった瞬間が録音開始。フライングすると最初の数秒が録音されない致命的ミスに。ナレーションなら冒頭の “One day, …” が丸ごと消えます。赤を確認 → ひと呼吸 → 発話。この1〜2秒の「間」は減点されません。
テク② 「もう一度聞いてやりなおす」ボタンを戦略的に使う
S-CBTでは質問動画を再生し直せる(2回までという受験者報告が多数)。再生中は解答時間が減らないため、考える時間が追加で手に入るのが従来型にない強み。ただし画面には「使用すると採点に影響がある場合があります」という注意書きが表示されます。保険は保険。本当に聞き取れなかった1〜2問だけに使うのが安全ラインです。
テク③ 声のトーンは「アナウンサー」を意識
S-CBTではジェスチャーもアイコンタクトも評価されない。声だけで積極性・明瞭さを伝える必要がある。ニュースキャスターのようにゆっくり・はっきり・やや高めのトーンで話そう。ボソボソは絶対NG!
テク④ 周囲の声は「BGM」と思え
同じ試験室の全員が同時にスピーキングするため周囲がうるさい。ヘッドフォンで軽減されるが完全ではない。しかも隣の人が同じ級とは限らない(会場・時間帯による)ので、聞こえてくる英語は一切参考にならない。事前にカフェなど雑音のある環境で練習しておくと本番で動揺しない。
テク⑤ 時間は攻めて使う。ただし残り5秒で締めに入る
従来型では面接官が止めてくれるが、S-CBTではタイマーが切れたら文の途中でも強制終了。情報量を増やすことは得点に直結するが、文の途中でブツ切りになると印象が悪い。画面のタイマーを見ながら、残り5秒になったら “So, that’s why I think so.” で着地させよう。
テク⑥ 音量調整画面で「本番レベル」の声を出しておく
試験前の音量調整で小声しか出さないと、本番で急に大きな声を出すことに抵抗が生まれる。調整画面で本番と同じ声量で話すことで、心理的ハードルを下げておこう。マイクは口から指2本分の距離がベスト。音が聞こえない・小さい場合はこの段階で必ず挙手!
テク⑦ スピーキングは試験の最初 → 全集中で挑む
S-CBTの試験順序はスピーキング → リスニング → リーディング → ライティング。着席して最初にスピーキング。つまり寝不足と遅刻はスピーキングを直撃する。会場に向かう道中で小声の英語ウォームアップをしておくと、第一声の質が変わる。
4
💎 超重要:4コマ漫画の「黄金パターン」
準1級のナレーション4コマには決まったパターンがあります。これを知っておくだけで準備速度が劇的に上がります:
コマ1:状況・問題の提示
例:会社のコストが増加している
コマ2:解決策・行動の提案
例:社長がエアコン禁止を発表
コマ3:新たな問題の発生
例:社員が暑さで苦しむ
コマ4:結末・解決 or 未解決
例:社長が妥協案を出す / まだ困っている
➡ Q1はほぼ必ず「4コマ目の人物の気持ち」を聞いてくる。準備の最後に「4コマ目の主人公は今どんな気持ちか」を日本語で一言決めておくと、Q1対策まで同時に終わる。
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📋 ナレーションの基本フレームワーク(各コマ2〜3文=計8〜12文)
🎬 コマ1のテンプレ
[指示された冒頭文]. He/She saw/noticed that … .
He/She looked + 感情の形容詞 (worried / surprised / happy) and said that …
🎬 コマ2のテンプレ
[時間表現] (A few days later, / The next day, / Later that day,),
he/she decided to … / announced that … .
The people around him/her looked … (shocked / pleased / confused).
🎬 コマ3のテンプレ
However, / Unfortunately, / As a result,
[問題/予想外の展開] happened.
He/She was … (困っている表現) and thought that …
🎬 コマ4のテンプレ
In the end, / Finally, / After that,
he/she decided to … / realized that … .
He/She seemed to feel … (relieved / satisfied / still worried).
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⏱ 超重要!Q1〜Q4の制限時間は「各40秒」
S-CBTではQ1〜Q4の各質問に40秒間の回答時間が設定されています(受験者報告に基づく目安)。画面にカウントダウンタイマーが表示され、時間切れで強制的に次の問題へ進みます。従来型面接のように面接官が待ってくれることはありません。
🎯 40秒の理想的な配分
0〜5秒:考える時間
→ “Well, …” “That’s a good question.” で埋める
5〜10秒:立場表明
→ “Yes, I think so.” / “No, I don’t think so.”
10〜35秒:理由+具体例
→ “First, … Second, … For example, …”
35〜40秒:締めの一言
→ “So, that’s why I believe …”
📏 40秒で話せる量の目安
約50〜70語(3〜5文)が目安
• 早口すぎると減点の可能性あり
• 遅すぎると2文で終わってしまう
• 理想は「1秒に1.5語」のペース
💡 練習のコツ:スマホのタイマーを40秒にセットして、実際に声に出して練習しよう!
🚨 40秒で絶対にやってはいけないこと
❌ 10秒以上沈黙する → 大幅減点。”Well…” でもいいから声を出す
❌ 15秒で話し終えてしまう → 情報量不足で減点。理由を2つ言う習慣をつける
❌ 時間切れで文の途中で切れる → タイマーを見ながら残り5秒で締めに入る
✅ 25〜35秒で自然に終えるのがベスト。余った時間は問題なし!
Q1
イラスト(4コマ目)に関する質問
典型パターン:“Please look at the fourth picture. If you were the [person], what would you be thinking?”
💡 攻略テンプレ
I’d be thinking, “[感情] + [理由].”
例:I’d be thinking, “I’m relieved that the problem was finally solved, but I hope this kind of issue won’t happen again.”
🔥 セリフの中身は「二大パターン」で量産できる
① 後悔パターン(4コマ目が失敗の結末)→ “I should have + 過去分詞 …”
例:I should have listened to my colleague’s advice.
② 決意パターン(前向きな結末 or 反省からの一歩)→ “Next time, I’ll …”
例:Next time, I’ll make a plan more carefully before making a decision.
この2つを組み合わせて2〜3文にすれば、どんな4コマでも対応可能。
⚠️ 仮定法(I would …)を使うこと! “I think…” とストレートに言わない。
Q2
イラストのトピックに関連する社会的質問
典型パターン:“Do you think [社会的トピック] will become more common in the future?”
💡 攻略テンプレ(Yes/Noで答える → 理由2つ)
Yes, I think so. / No, I don’t think so.
First, [理由1]. Second, [理由2].
For these reasons, I believe that …
Q3 & Q4
社会問題に対する意見(カードとは別トピック)
2024年度リニューアル:Q4に「話題導入文」が追加。質問の前にトピックの背景が説明されるようになった(協会公式発表)。
💡 意見のサンドイッチ構造
①立場表明: I think … / I don’t think …
②理由+具体例: For example, … / In my experience, …
③まとめ: So, that’s why I believe …
🆕 話題導入文は「敵」ではなく「答えの素材」
導入文はトピックの背景を整理してくれるヒント。導入文のキーワードをそのまま借りて答え始めると、時間短縮+トピックずれ防止の一石二鳥。
例:導入文が “The wealth gap between rich countries and poor countries often becomes a topic for discussion.” なら →
“I think rich countries should do more to reduce the wealth gap because …” と、キーワードを再利用して即スタート。
導入文が長くて肝心の質問を聞き逃したら、迷わず「もう一度聞く」ボタンの出番。
🔥 超テクニック:「自分の立場」はどちらでもいい!
本心は関係ない。理由が言いやすい方を選ぶのが鉄則。日本語で2秒考えて「Yes の方が理由を言いやすいな」と思ったらYes。論理性が評価される試験なので、理由がスムーズに出る方が確実に高得点。
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🔄 聞き返しフレーズ
Could you repeat the question?
I’m sorry, could you say that again?
Pardon me?
※S-CBTでは口頭で言う代わりに「もう一度聞く」ボタンを押す(2回までという報告多数)。従来型を受ける可能性がある人は口頭版も覚えておこう。
⏳ 考え中の時間稼ぎフレーズ
Well, let me think…
That’s a good question.
Hmm, in my opinion…
That’s an interesting point.
※沈黙は最大の敵。何か声を出し続けることが最重要!ただし連発は逆効果、1解答1回まで。
🔧 言い直しフレーズ
I mean, …
What I meant was …
Let me rephrase that.
※制限時間内なら言い直しOK。自然に修正すれば減点にならない!録音の撮り直し機能はないので、この技が生命線。
➕ 情報を追加するフレーズ
Also, …
In addition to that, …
For instance, …
Another reason is that …
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📈 2025〜2026年の最新出題傾向
近年の準1級スピーキングでは、以下のテーマが頻出しています:
① テクノロジーと社会(AI活用・SNS問題・リモートワーク)
② 環境問題(プラスチック削減・再生エネルギー・SDGs)
③ 教育(オンライン教育・英語教育の早期化・デジタル教科書)
④ 働き方(ワークライフバランス・副業・定年延長)
⑤ 健康・ウェルビーイング(メンタルヘルス・食の安全・高齢社会)
2024年度リニューアルでQ4に話題導入文が追加され、より長い英文を聞き取る力が求められるようになりました。なおこれらのテーマはライティング(意見論述)とほぼ共通。W対策で作った意見と語彙は、そのままスピーキングに流用できます。
9
✅ S-CBTでアティチュード満点を取る3か条
1
声は大きく、はっきり、ゆっくり
S-CBTでは声でしか積極性を示せない。「相手に聞こえるように」を常に意識。録音だからこそ、普段の1.3〜1.5倍の声量を出すくらいがちょうどいい。
2
沈黙は5秒以内に抑える
5秒以上の沈黙は「コミュニケーション意欲なし」と判断される可能性大。答えに迷ったら “Well…” “Let me think…” ですぐつなぐ。赤ランプ後1〜2秒以内に第一声を出す癖をつけよう。
3
ウォームアップは全力で楽しむ
冒頭の自由会話は採点外だが、ここでの声のトーンが本番の声を作る。”I’m doing great, thank you!” と明るく元気に答えよう。
🚫 アティチュードが下がるNG行動
❌ 長い沈黙(5秒以上何も言わない → 致命的)
❌ ボソボソ話す(録音で聞き取れない → 採点不能)
❌ “I don’t know.”だけで終わる(意見がなくても “I’m not sure, but…” とつなぐ)
❌ 日本語を混ぜる(”えーと” “あのー” は英語の “Well…” “Hmm…” に置き換え)
10
🌅 試験2時間前
英語のポッドキャストやYouTubeを聴きながら準備。脳を英語モードに切り替える。朝食はしっかり食べる(休憩なしで約2時間強、座りっぱなし!)。
🏫 試験30分前(会場到着)
持ち物は「印刷した受験票」と「顔写真付き身分証の原本」の2つだけ(2026年度から筆記用具は持参不可・会場で貸与、メモ用紙も配布制)。スマホ・時計・うっかり持ってきた筆記用具はロッカーへ。トイレは必ず済ませる。道中で軽く発声練習(小声でOK)。S-CBTは完全時間指定なので遅刻=受験不可!
🎧 着席〜スピーキング開始
ヘッドフォンを装着し、音量・マイク調整で本番レベルの声を出す。マイクは口から指2本分。音が聞こえない・小さい場合はここで必ず挙手。深呼吸3回。マイクアイコンが赤になるまで待つ。ウォームアップは笑顔で(見えなくても声に出る)。
🗣 スピーキング中のマインドセット
「完璧な英語」は不要。「伝わる英語」を目指す。文法ミスより沈黙の方がダメージ大。間違えたら “I mean…” で言い直せば問題なし。周囲の声は無視(級が違う人かもしれない)。自分の画面だけに集中。
📝 スピーキング終了後
スピーキングのことは忘れる!次はリスニング。スピーキングのみ受験者(一次免除者)が退室する時間が入ることがあるが、ざわつきに惑わされず頭を切り替えて残り3技能に全力を注ぐ。S-CBTは4技能トータルで合否が出る。
FINAL SUMMARY
❶
ナレーションは全体の4割。ここで10点以上を狙う
❷
アティチュード3点は必ず満点。声量&積極性がカギ
❸
沈黙は最大の敵。“Well…” “Let me think…” で即つなぐ
❹
意見は「理由が言いやすい方」を選ぶ。本心は不要
❺
マイクが赤になるまで話さない。録音漏れを防ぐ
❻
テンプレを5パターン暗記すれば、どんな問題にも対応可能
❼
時間は攻めて使い、残り5秒で締める。情報量 = 得点力
❽
2026年新ルールを厳守。受験票A4印刷+顔写真付き身分証原本。筆記用具は持って行かない
※本記事の情報について:ナレーションの準備1分・解答2分は英検協会の公式仕様、Q4の話題導入文は2024年度問題形式リニューアル(協会公式発表)、二次合格基準CSE512/750は協会公表値です。一方、Q1〜Q4の各40秒・「もう一度聞く」ボタンの回数上限(2回説が有力)・同ボタン使用時の採点への影響の程度は協会非公表のため、受験者報告に基づく目安です。集合時間・検定料・持ち物規定は変更されることがあるため、受験前に必ず英検S-CBT公式サイト(eiken.or.jp/s-cbt/)で最新情報をご確認ください(2026年7月時点)。
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