- 10月22日3時45分発表:大型で猛烈な台風(中心気圧905hPa・最大瞬間風速80m/s)でフィリピンの東を西北西へ
- 気象庁の予報点を結んだ線で試算すると、先島諸島に最も近づくのは24日明け方ごろ(与那国島から約60km)。実際の進路には幅があります
- 気象庁は27日3時には日本海で温帯低気圧になっている予想。この時刻の予報円は半径460kmと大きく、九州・四国・中国地方・近畿の広い範囲を含みます
台風30号の進路予想図(気象庁の予報円と米軍の予想)
予報円は「その時刻に台風の中心が70%の確率で入る範囲」です。円が大きいほど予想がぶれやすいということ。台風の大きさ(風の強い範囲)ではありません。
いつ近づく?沖縄・先島・九州・本州 地点別の最接近時刻の目安
| 地点 | 気象庁の予報点を 結んだ線から |
米軍JTWCの予報点を 結んだ線から |
|---|---|---|
| 宮古島 | 23日夜のはじめ頃 約270km |
23日夕方 約210km |
| 石垣島 | 23日夜のはじめ頃 約150km |
23日夕方 約90km |
| 与那国島 | 24日明け方 約60km 補間円内(非公式) |
23日夜のはじめ頃 約10km |
| 台北 | 24日朝 約90km 補間円内(非公式) |
23日夜遅く 約150km |
| 那覇 | 25日昼前 約510km |
24日夕方 約440km |
| 奄美大島 | 25日夜遅く 約480km |
25日昼過ぎ 約400km |
| 鹿児島 | 26日昼前 約250km 補間円内(非公式) |
26日朝 約130km |
| 長崎 | 26日昼前 約100km 補間円内(非公式) |
26日朝 約20km |
| 福岡 | 26日昼過ぎ 約50km 補間円内(非公式) |
26日昼前 約80km |
| 広島 | 26日夕方 約80km 補間円内(非公式) |
26日夜のはじめ頃 約90km |
| 高知 | 26日夜のはじめ頃 約210km 補間円内(非公式) |
26日夜遅く 約40km |
| 大阪 | 26日夜遅く 約200km 補間円内(非公式) |
26日夜遅く 約250km |
| 名古屋 | 27日未明 約220km 補間円内(非公式) |
26日夜遅く 約390km |
| 東京 | 27日明け方 約370km 補間円内(非公式) |
26日夜遅く 約640km |
本州上陸・九州上陸はある?気象庁と米軍の予想
気象庁の予報点を結ぶと、27日3時に日本海(名古屋の北北西約220km)まで進む形です。線は九州の上を通ります。この時刻には温帯低気圧になっている予想です。
ただしこの時刻の予報円は半径460kmと広く、中心がどこを通るかはまだ決まっていません。予報点を結んだ線だけで、九州・本州への上陸の有無は判断できない段階です。
米軍(JTWC)の予報では、26日21時に松山の東南東約30kmまで進みます(最大風速35ノット=約18m/s、1分平均)。予報点を結んだ線がいちばん近くを通るのは長崎(26日朝、約20km)・高知(26日夜遅く、約40km)です。
米軍の線のとおりなら、中心が九州から四国を通る=上陸もありうる形です。中心付近の風は弱まっていく予想ですが、温帯低気圧に変わる前後も、強風・高波・大雨には警戒が必要です。
気象庁の統計では、台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達したときを「上陸」と呼びます。沖縄本島などそれ以外の島を横切るときや、小さい島・半島をかすめて短時間で海に出るときは「通過」です。また、温帯低気圧に変わったあとは台風ではないので、上陸には数えません。ただし温帯低気圧に変わっても、強い風や雨が続くことはよくあります。
米軍(JTWC)の進路予想:AIと従来モデルで割れている
| 日本時間 | 中心の位置 | 最大風速(1分平均) ノット(m/s) |
|---|---|---|
| 21日21時 | 宮古島の南南東約670km 北緯19.3度 東経127.9度 |
145(約75) |
| 22日9時 | 石垣島の南南東約490km 北緯20.4度 東経126.2度 |
130(約67) |
| 22日21時 | 石垣島の南南東約340km 北緯21.4度 東経124.9度 |
115(約59) |
| 23日9時 | 石垣島の南約150km 北緯23度 東経123.9度 |
105(約54) |
| 23日21時 | 与那国島の北約30km 北緯24.7度 東経123度 |
95(約49) |
| 24日9時 | 台北の北東約230km 北緯26.6度 東経123.1度 |
75(約39) |
| 24日21時 | 上海の南東約360km 北緯29度 東経124.2度 |
60(約31) |
| 25日21時 | 済州島の南東約210km 北緯31.9度 東経127.8度 |
45(約23) |
| 26日21時 | 松山の東南東約30km 北緯33.7度 東経133.1度 |
35(約18) |
JTWC自身による進路の確信度:3日先まで 低い(LOW)、3〜5日先 低い(LOW)
米軍の予報理由(第28報、21日18時ごろ発表)によると、コンピューターの予想が2つに割れています。物理の方程式で計算するモデルの多くは「北西へ進んで台湾の中部〜北部に上陸」(一部はさらに南寄り)、AIの予報モデルは「北へ向きを変えて九州付近かその少し北へ」。米軍の公式の予報はAIモデルの平均に近い位置に置かれ、前回より少し西へ直されました。西への修正が続けば、冷たい海の上を長く通るぶん日本に近づくころの勢力は弱まり、九州への接近も遅れる可能性がある、と書いています。米軍は進路・強さとも確信度を「低い」としています。気象庁の予報も、中心の線だけでなく予報円全体を見てください。
気象庁の進路予想(表)
| 日時 | 中心の位置・強さ | 気圧 hPa |
最大風速 (瞬間) |
予報円 半径 |
|---|---|---|---|---|
| 22日3時 いま |
フィリピンの東 宮古島の南南東約570km 大型で猛烈な |
905 | 55 (80) |
— |
| 22日15時 | 沖縄の南 石垣島の南南東約430km 非常に強い |
925 | 50 (70) |
45km |
| 23日3時 | 沖縄の南 石垣島の南約290km 非常に強い |
940 | 45 (65) |
80km |
| 24日3時 | 与那国島の西南西約70km 強い |
965 | 40 (55) |
155km |
| 25日3時 | 東シナ海 台北の北北東約340km |
985 | 30 (40) |
300km |
| 26日3時 | 東シナ海 済州島の南約150km |
996 | 20 (30) |
370km |
| 27日3時 | 日本海 名古屋の北北西約220km 温帯低気圧 |
1004 | — | 460km |
風速の単位はm/s。
今のうちにやっておくこと
- 自治体のハザードマップで、自宅の浸水・土砂災害の危険と避難場所を確かめる
- ベランダや庭の飛ばされそうな物を片付ける・固定する
- スマホの充電、モバイルバッテリー、懐中電灯、飲み水を用意する
- 飛行機・フェリー・新幹線の予定がある人は、運休の情報をこまめに確認する
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ニュースで使う台風の英語
よくある質問
ページを開いている間、10分ごとに気象庁と米軍の新しい発表を確かめ、出ていれば上のカード・地図・表を自動で書き換えます。本文の数字も数時間ごとに更新しています。
ラオスが提案した名前で、「赤いジャスミン」という意味の花の名前です。次の31号は「インファ」の予定です。くわしくは台風の名前チェッカーへ。
いいえ。このページは情報をまとめた目安です。避難や移動の判断は、必ず気象庁とお住まいの自治体の発表で確かめてください。
