原田先生のとっておきの話

ガムを噛むと勉強が頭に入る理由|脳科学が証明した咀嚼の力とオススメBEST10

CHEW × BRAIN × STUDY

なぜ「ガムを噛む」と
勉強が頭に入るのか?

― 脳科学が証明した咀嚼の力と、本気で効くオススメBEST10 ―

💬 こんな話、聞いたことありませんか?

「ガムを噛むと集中力が上がる」「記憶力が良くなる」――一見うさん臭く聞こえるこの話、実はもう脳科学が完全に証明してしまった事実です。受験生も社会人も知っておきたい、コンビニ150円の最強学習サプリ「ガム」のお話。

大谷翔平、ダルビッシュ、イチロー。試合中、彼らは必ずガムを噛んでいます。サッカー日本代表、F1ドライバー、長距離トラックの運転手。極限まで集中力を求められる人ほど、ガムを噛んでいる――これは偶然ではありません。

「ガムを噛むなんて、行儀が悪い」「気のせいでしょ?」と思っていた人。残念ながら、それは科学的にすでに古い見解です。

ガムを噛むと、脳のスイッチが入る。

🧠 そもそも「ガム=勉強に効く」は本当か?

結論から言いましょう。本当です。それも、研究データで明確に裏付けられた事実です。

有名なのが文教大学の実験。3つのグループに分けて計算問題を解いてもらい、解答数・正答率を比較しました。

📊 文教大学「ガム咀嚼タイミング」実験

A:何もしないで問題を解く ⇒ 普通

B:問題を解く前に5分噛む ⇒ やや上昇

C:問題を解きながら噛む ⇒ 平均値が最高・誤答数も最低

つまり、「ガムを噛みながら解いた人」が一番成績が良かったのです。これに加え、2019年にカーディフ大学などが行った実験でも、ガムを噛みながら20分のレッスンを受けた被験者は、噛まなかった被験者よりも用語テストおよび理解度テストの成績が上昇したと報告されています。

🔬 脳のどこが、どう変わるのか

では、ガムを噛むと頭の中で何が起きているのか。これがめちゃくちゃ面白い話です。

🌀 脳血流UP

咬筋がポンプの役割を果たし、脳への血流が一気に増える。fMRI研究で前頭前野・側頭葉・海馬の活性化が確認済み。

🎯 前頭前野が起動

脳の「司令塔」前頭前野が活性化。認知処理速度・正答率の向上がロッテの咀嚼研究で確認。

📚 海馬も覚醒

記憶の司令塔・海馬も同時に活性化。ガムを噛みながらの記憶テストで成績アップが報告。

🌱 BDNF分泌

学習・記憶に欠かせない「脳由来神経栄養因子」が増える。長期的な学習効率にも貢献。

咬筋を動かす → 脳血流UP → 前頭前野・海馬が活性化 → 集中力・記憶力アップ。これが「ガム=勉強に効く」のメカニズムです。

⚡ 研究で確認された「5つの効能」

具体的に、ガムを噛むとどんな良いことがあるのか。整理すると5つあります。

① 記憶力UP:小学生の実験でガム咀嚼グループの正解率が2倍に

② 集中力の持続:ワーキングメモリの低下を緩和

③ ストレス軽減:23人中18人がガム咀嚼でストレス感が減ったと回答

④ 覚醒度UP:カーディフ大研究で覚醒度が約10%上昇(P<0.001)

⑤ 処理速度UP:5分噛んだ後の単純反応時間が短縮

特に注目したいのが「ストレス軽減」。試験会場の独特の緊張感、夜遅くの追い込み勉強の焦り――そういうメンタル面のサポートまでガムは担ってくれるわけです。

⏱️ いつ噛むのがベスト?

「いつでも噛めばいい」ではありません。タイミングで効果が変わります。

🟢 作業しながら噛む → 文教大の計算実験で最高成績。これが王道

🟡 作業の15分前に噛む → 試験会場で噛めない時の救世主

🔵 休憩中に噛む → ワーキングメモリ回復、集中力の戻りが早い

試験会場ではガムを噛めません。しかし試験開始15分前に噛んでおくだけで、効果は試験中も持続します。受験生は絶対に覚えておきましょう。

🎯 勉強用ガム選び・3つの鉄則

ガムなら何でもいいかというと、これも違う。勉強用には選び方があります。

鉄則① シュガーレス必須(できればキシリトール100%)

長時間噛むので砂糖入りは虫歯リスクが高すぎる。キシリトール100%なら虫歯予防にもなり一石二鳥。

鉄則② 味が長く続くタイプ(目安:30分以上)

5分で味がなくなるガムは勉強に向かない。長時間集中するなら味の持続性は最重要ポイント。

鉄則③ 目的別に使い分ける

眠いとき:強ミント+カフェイン入り/長丁場:マイルドミント・味長続き系

⭐ 本気で効くオススメガムBEST10

原田英語が独断と偏見で選ぶ、勉強用ガムランキング。各メーカーの研究背景、口コミ、シーン別の使い分けを総合判断しました。

👑 THE BEST OF BEST

No.1

ロッテ 歯につきにくいガム粒
〈記憶力を維持するタイプ〉

機能性表示食品 イチョウ葉抽出物配合で「言葉や図形を記憶し、思い出す能力を維持」と公式に表示できる、唯一無二の”勉強用ガム”の頂点。1日12粒、2粒を10分噛むのが推奨。

◎ 受験生、資格勉強組、暗記モノ強化したい人

No.2ロッテ ブラックブラックガム

勉強用ガムの王様。強力ミント+カフェインで眠気を一撃で吹き飛ばす。深夜の追い込みの最強の友。アンケート「勉強中におすすめのガム」1位常連。
◎ 深夜の追い込み、眠気との戦い

No.3クロレッツXP オリジナルミント

独自製法で息スッキリと味が40分長続き。1粒12mgのカフェインも頼もしい。中程度のミント感で長時間勉強にちょうどいい。
◎ 図書館・カフェなど人前での勉強

No.4ロッテ キシリトールガム ライムミント(特保)

特定保健用食品。キシリトール+フクロノリ抽出物+リン酸一水素カルシウムで再石灰化を促進。”勉強しながら歯も守る”両立型。
◎ 毎日長時間噛む受験生・親の差し入れ

No.5明治 キシリッシュガム ハイパークール

明治の超強力ミント代表。ブラックブラックより「すっきり系」の刺激で、エグみが少ない。
◎ カフェイン苦手だが眠気は飛ばしたい人

No.6リカルデント さっぱりミントガム

独自成分「CPP-ACP」で歯のエナメル質を強化。日本歯科医師会推薦。集中+虫歯予防のW効果。
◎ 社会人の仕事&学び直し勉強

No.7ロッテ ACUO(アクオ)

「吐く息も吸う息も気持ちいい」がコンセプト。爽快感の持続性が抜群で、人と話すシーンにも◎。
◎ 口臭ケアと集中力の両取り

No.8江崎グリコ ポスカ(POs-Ca)

“初期虫歯対策”特化型。再石灰化を強化する独自成分配合。ミントが弱めでフルーティな味も豊富、女子学生に人気。
◎ ミントが苦手・甘さも欲しい人

No.9歯科専売 キシリトールガム(オーラルケア)

キシリトール100%。市販品(50%前後)より純度が圧倒的に高い、歯科医院専売の本気アイテム。
◎ 長期受験・矯正中・歯の健康最優先

No.10ロッテ Fit’s(フィッツ)

他のガムより柔らかく噛みやすい板ガム。「噛むのが疲れる」人や顎関節に不安がある人にも優しい。
◎ 顎が疲れやすい・短時間リフレッシュ派

🎓 原田英語の「使い分け処方箋」

シーン別に最強の組み合わせをまとめました。

▶ 暗記モノで本気の日:No.1 記憶力タイプ + No.9 歯科専売

▶ 深夜の追い込み:No.2 ブラックブラック + No.5 ハイパークール

▶ 図書館・カフェ長時間:No.3 クロレッツXP + No.7 ACUO

▶ 親から受験生への差し入れ:No.4 ライムミント特保 + No.8 ポスカ

⚠️ 噛み過ぎはNG!3つの落とし穴

万能に見えるガムですが、もちろんデメリットもあります。これを知らずに噛みまくると逆効果になります。

① 顎関節症のリスク ― 1日中ずっと噛むのはNG。1日合計60分程度を目安に

② キシリトールでお腹がゆるくなる ― 体質によっては下痢に。1日10〜15粒が目安

③ 砂糖入りは絶対NG ― 長時間口の中に砂糖がある状態=虫歯量産

また「強く噛む」ことを意識しすぎると、かえって集中の邪魔になります。自然に噛める強さで、ほどほどに――これが鉄則です。

📖 Today’s English ― ガムにまつわる英語

恒例の英語コーナー。「ガムを噛む」関連の英語、意外と勘違いされている表現が多いので、原田英語がスッキリ整理します。

chew gum/ガムを噛む

“eat gum”とは言わない(飲み込まないので)。I chew gum while studying.

chewing gum/チューインガム(製品)

名詞形。「板ガム」「ガム製品」を指すときに使う。A pack of chewing gum, please.

bubble gum/フーセンガム

“blow a bubble”でフーセンをふくらませる。He blew a huge bubble.

sugar-free/シュガーレス

“sugarless”でもOK。Sugar-free gum helps prevent cavities.

cognitive performance/認知能力

研究論文で頻出。Chewing gum improves cognitive performance.

alertness/覚醒度・注意力

“alert”(機敏な)の名詞形。Gum increases alertness during long tasks.

💡 ちょっと面白い豆知識

英語で gum は実は「歯ぐき」の意味でも使います。歯医者で “Your gums are bleeding.” と言われたら「歯ぐきから血が出ています」。チューインガムと歯ぐき、まさかの同じ単語。

✨ まとめ ― ガム1枚で、勉強は変わる

整理しましょう。

ガムを噛むと前頭前野・海馬の血流が増え、集中力・記憶力・処理速度が上がる

文教大・カーディフ大の研究でテスト成績アップ・覚醒度10%上昇が実証済み

ベストは「作業しながら噛む」か「作業の15分前」

選び方の3鉄則:シュガーレス/味長持ち/目的別

最強は機能性表示食品の「記憶力を維持するタイプ」

1日合計60分・10〜15粒が目安。噛み過ぎNG

コンビニで150円のガム1個が、最強の勉強サプリだったというお話でした。勉強に行き詰まったとき、深夜に眠気と戦うとき、試験開始前のソワソワするとき。1枚口に入れて、咬筋を動かしてみてください。脳が確実に動き出します。

ガムはあくまでブースター。ガムを噛んだから勉強しなくていい、ではなく、ガムを噛んで「より深く」勉強する。その姿勢こそが、本当の意味で結果につながります。

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