まずはこの3つ
- 定期テストの中心は教科書本文。音読して和訳・空所補充に答えられるように
- 授業プリントと先生が強調した所が、そのまま出題の地図
- 提出物と授業での取り組みも評価に入る。期限は必ず守る
評定はテストの点だけで決まらない
高校の成績は「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点で評価され、それをもとに5段階の評定がつく。テストの点に加え、提出物・発表・授業での取り組みも材料になる。配分は学校・先生によって違うので、授業の最初の説明(シラバス)を確認する。
定期テストに出やすい問題の形
出題の形は学校ごとに違う。過去のテストや先生の説明で確かめる
| 問題の形 | 何が問われるか | 対策 |
|---|---|---|
| 本文の和訳 | 教科書の英文の正確な理解 | 授業ノートの和訳を見ずに言えるまで音読 |
| 本文の空所補充 | 語・熟語・前置詞の暗記 | 本文を音読→空所をつくって書く |
| 並べかえ | 本文の重要な構文 | 構文の文を丸ごと書けるようにする |
| 内容一致・質問への答え | 段落の要点の理解 | 各段落の要点を日本語・英語で一文に |
| 文法問題 | その課の文法項目 | 教科書の文法と問題集の範囲を2周 |
| 初見の英文 | 応用力 | 同じテーマの英文や、ふだんの長文演習で |
| 英作文・リスニング | 表現・音の理解 | 本文の表現を使って書く、教科書の音声を聞く |
教科書本文の仕上げ方4
- 1授業の和訳ノートで意味を確認わからない文に印をつけ、先生の説明をノートで確かめる。それでもわからなければ質問する。
- 2音声に合わせて音読10回教科書の音声をまねて読む。意味を思い浮かべながら読むと、和訳問題にも強くなる。
- 3日本語を見て英語を言う和訳を見て本文の英語を言う・書く。空所補充・並べかえ・英作文に効く。
- 4重要表現を書いて覚える授業で線を引いた熟語・構文・前置詞をノートに抜き出し、何も見ずに書けるまでくり返す。
分野ごとのコツ4
- 1文法:例文ごと覚えるルールだけでなく、教科書や問題集の例文を1つ暗記。テストでは例文の形がそのまま問われやすい。
- 2単語:本文の中で覚える単語テストの範囲は単語帳で、本文の語は本文の文ごと。意味だけでなく、つづりも書けるように。
- 3プリントは全部解き直す授業プリント・小テストは、先生が大事だと考えた所の一覧。間違えた問題に印をつけ、2回解き直す。
- 4先生の強調を逃さない「ここは大事」「よく間違える」と言われた所はノートに印。テスト前の見直しの最優先リストにする。
テスト2週間前からの計画
| 時期 | すること | 目安 |
|---|---|---|
| 14〜11日前 | 範囲を確認し、本文の和訳ノートと単語をそろえる。本文を通して音読 | わからない所に印をつける |
| 10〜7日前 | 本文の音読・日本語から英語の練習、文法問題1周目 | 1日1課を目安に |
| 6〜4日前 | 文法問題2周目(間違えた所だけ)、プリントの解き直し | 提出物はこの時期までに終える |
| 3〜1日前 | 本文の空所補充・並べかえを自分でテスト、単語の総仕上げ | 間違えた所だけを集中的に |
| 前日 | 印をつけた所だけを見直し、早く寝る | 新しいことに手を広げない |
提出物・授業での評価4
- 1期限を守る提出物は期限内に出すことが前提。テスト直前にまとめてやらず、出された週に終える。
- 2丸つけと直しまでワークは解くだけでなく、自分で答え合わせし、間違いを直した跡を残す。
- 3発表・ペア活動に参加英語で話す活動・発表は「表現」や「主体的な態度」の評価材料になりうる。進んで取り組む。
- 4ふり返りを書く授業のふり返りシートなどは、何がわかり何が課題かを具体的に書く。
点を落とす勉強のしかた4
- ✕和訳を読んで「わかった」で終わる○日本語を見て英語を言える・書けるまで空所補充・並べかえは英語を再現する力を問う
- ✕前日に本文を一気に覚える○2週間前から毎日少しずつ音読くり返す間隔をあけた方が記憶が残る
- ✕提出物をテスト直前に答えを写して出す○出された週に自分で解いて直すテストの練習にならず、評価の材料も弱くなる
- ✕つづりの練習をしない○単語は書いて覚える記述式ではつづりの誤りが減点になる
なぜ「自分でテスト」が効く?
読み返すより、思い出す練習(自分でテストする)の方が長く記憶に残ることが、テスト効果として知られている(Roediger & Karpicke, 2006)。本文の和訳を見て英語を言う・空所を自分で埋めるのは、まさにこの練習だ。
授業中に点を取りにいく4
- 1予習は「わからない所探し」本文を読み、意味のとれない文に印をつけて授業へ。授業はその答え合わせの時間になる。
- 2板書より説明をメモ黒板の和訳は後でも写せる。先生が口で言った「なぜそうなるか」をノートの余白に書く。
- 3その日のうちに音読1回習った課をその日のうちに1回音読するだけで、テスト前の負担が大きく減る。
- 4小テストは本番の予告小テストに出た語・文は定期テストにも出やすい。間違えた所はその日のうちに覚え直す。
確認テスト
- 1高校の成績の3つの観点に入らないものは?正解は 出席番号。3観点で評価し評定をつける
- 2教科書本文の仕上げで最も効果的なのは?正解は 日本語を見て英語を言う。思い出す練習が記憶を強める
- 3テスト前日にすべきことは?正解は 印をつけた所だけ見直す。手を広げず、早く寝る
- 4推薦で見られる評定の平均は、ふつういつからの成績が対象?正解は 高1。最初のテストから評定に入る
推薦をねらうなら
推薦で見られる評定の平均(学習成績の状況)は、ふつう高1からの成績が対象になる。高1の最初のテストから本気で取り組む。出願に必要な評定の基準は大学ごとに違うので、志望校の募集要項で確かめる。
参考にした資料
定期テスト英語の点の取り方を一覧にまとめ、A4 2枚で印刷できる無料PDFにしました。Web版は赤シート・覚えたチェック・カード・4択テストつき。