共通テストNo.254確認問題集あり

共通テストの論説文・記事問題(後半の大問)の解き方

後半の第7・8問は長い説明文と複数の意見文で計33点。段落ごとに要点を一言メモし、設問と本文の順番を対応させて安定させる。

共通テストの論説文・記事問題(後半の大問)の解き方 の1ページ目

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まずはこの3つ

  1. 段落ごとに要点を5〜10字で余白にメモしてから設問へ
  2. 空欄・設問はほぼ本文の順。読んだ段落の分だけ解く
  3. 旧説の後の However・In fact に注目。例は何の例かを押さえる

後半2大問の形

R7・R8本試験のリーディング。題材は毎年変わるが、作業の型は同じ

大問R7R8配点
第7問動物の睡眠の記事→発表のアウトライン心がさまよう現象の文章→スライド+討論16
第8問宇宙開発への複数の意見→立場→資料でアウトラインスポーツと技術への複数の意見→立場→資料でアウトライン17
長文は「段落の地図」で短くなる

後半の英文は長いが、第7問の設問の答えは多くが「1つの段落」の中にある(第8問は複数の人・資料を照合)。段落ごとの要点を一言でメモした地図があれば、設問ごとに読み直す範囲は1段落で済む。全文を覚えようとせず、どの段落に何が書いてあるかだけを押さえる。

段落メモの作り方5

  1. 1
    設定文とタイトルで主題You are preparing a presentation…で目的、タイトルで主題。この2つで「何のために読むか」が決まる。
  2. 2
    各段落の最初と最後の文要点はたいてい段落の最初か最後にある。中ほどの具体例は流し読み。
  3. 3
    段落の役割を記号で背景・旧説・新説・例・原因・提案などを、余白に1〜2字で書く(例:旧/新/例)。
  4. 4
    数値・研究・固有名に印空欄や図の材料になる。読み直す時の目印にもなる。
  5. 5
    段落を読んだら対応する設問へ最後まで読んでから解かない。読んだ段落の分だけ空欄を埋める。

例:段落メモ(オリジナルの文章「学校での昼寝」)

メモは日本語の一言でよい。この地図で設問の行き先が決まる

段落役割メモ
1導入午後の眠気=誰にでも
2旧説昼寝=怠け、と思われてきた
3新説短い昼寝で集中↑(研究)
4条件20分以内・午後の早い時間
5提案学校で昼寝の時間を

段落の役割を告げるサイン6

  1. 1旧説→新説
    It was once believed…/Traditionally… の後で、In fact/However/Recent research shows… が覆す。主張は後ろ。過去の説を本文の主張として選ぶのが定番の誤り。
  2. 2対比
    In contrast/On the other hand/while。2つを比べる段落は、表や図の空欄になりやすい。
  3. 3言い換え・まとめ
    In short/In other words/That is。直後が定義や要点で、スライドの見出しや空欄の答えになる。
    In short, the city became greener and quieter.要するに、町は緑が増え静かになった
  4. 4列挙
    First/Next/Another/Finally。項目の数を数え、番号を振る。「本文にないものを除く」問題に効く。
  5. 5因果
    As a result/Therefore/This leads to。原因と結果を逆にした選択肢に注意。
  6. 6具体例
    For example/For instance/such as。例そのものより、何の例かを押さえる。

第7問:設問の型と探し方

設問の型本文の探し方
スライド・アウトラインの空欄見出しの語で段落を特定し、その段落の要点の言い換えを選ぶ
誤りを1つ取り除く列挙された項目を本文と1つずつ照合。本文にない・別の話の物が誤り
合う図を選ぶ本文の数値・時間・順序を図に置き換え、1か所ずつ照合
2つ選ぶ(順不同)各選択肢を独立に○×。2つ目を弱い根拠で選ばない
見出し・タイトルを選ぶ段落全体を覆う言い方を選ぶ。一部だけの内容は×
本文を人に当てはめる本文の条件(勧め・注意)を表にし、各人の行動と照合

第8問:意見文の構成を作る5

  1. 1各人の意見を1語で
    名前の横に「賛/反/条件」と理由のキーワード。5人前後の意見がこの地図で整理できる。
  2. 2Both A and B mention…
    2人の共通点。片方しか言っていない内容が誤答に混ざる。2人の段落の両方に根拠があるかを確かめる。
  3. 3立場を支持する人を選ぶ
    示された立場(POSITION)と各人の意見を照合。完答なので、反対の人を1人でも入れたら0点。
  4. 4資料は「理由」を支える
    Source の選択肢は「データの記述+そこからの結論」の2部構成が多い。数値と結論の両方を確かめる。
  5. 5懸念→対策→結果の流れ
    資料が問題点と対策の両方を述べていれば、要約は対策まで含めた選択肢。片面だけの選択肢は×。
具体を抽象に:正解の言い方

見出しや要約型の空欄の正解は、本文の具体的な語ではなくまとめた言い方になりやすい。walking・cycling・swimming → exercise、turning off lights・using fewer plastic bags → eco-friendly habits。本文の語がそのまま並ぶ選択肢は、空欄の役割に合うかを特に確かめる。

後半大問のやりがちなミス6

  • ✕最後まで精読してから設問を解く
    ○段落を読む→対応する設問を解く
    空欄はほぼ本文順。戻り読みが減る
  • ✕過去の説を筆者の主張として選ぶ
    ○In fact・However の後の新しい説
    旧説→新説は論説の定番の流れ
  • ✕本文の具体例の語が並ぶ選択肢を選ぶ
    ○例をまとめた言い方の選択肢
    見出し・空欄は要点の言い換え
  • ✕第8問で立場と逆の人を選ぶ
    ○立場の文と各人の意見を照合
    どちらの立場の意見も本文にある
  • ✕グラフの数値だけ合う選択肢を選ぶ
    ○数値と結論の両方を確認
    データは正しく結論が飛躍する誤答
  • ✕見出し・討論の問いを最初に解く
    ○全体を問う問いは最後に
    全体を読まないと一部だけの選択肢を選ぶ

確認テスト

  1. 1
    It was once believed that… However, recent research shows… の文章で筆者の主張は?
  2. 2
    スライドの見出しの空欄に入りやすいのは?
  3. 3
    Both A and B mention . の正解の条件は?
  4. 4
    本文 First…, Next…, Another…, Finally… 挙げられた項目はいくつ?
  5. 5
    第8問の資料の選択肢「データ+結論」で確かめるのは?

参考にした資料

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