高校生×AI英語学習

【コピペOK】大学入試英語「正誤問題」だけを攻略するAIプロンプト12選|ChatGPT・Claudeで無限に問題が作れる

AI PROMPTS FOR ERROR-IDENTIFICATION
大学入試英語
「正誤問題」だけ
徹底攻略するAIプロンプト12選
コピペするだけ。
ChatGPT・Claude・Geminiが「正誤問題専用トレーナー」に変わる
「正誤問題の問題集、1冊やり切ってしまった」
「同じ問題を3周したから、答えを覚えてしまって意味がない」
「志望校の形式に合った問題が、そもそも手に入らない」
正誤問題の対策には決定的なボトルネックがあります。それは「問題数が足りない」こと。市販の専門書は多くても500問前後。しかも一度解けば、次からは記憶で当たってしまう。
ここを一気に解決するのが生成AIです。ただし「正誤問題を作って」と頼むだけでは、まず使い物になりません。誤りが2か所ある、下線部の位置がずれる、そもそも誤っていない──こういう事故が普通に起きます。
本記事で配るのは、その事故を潰しきった実戦用プロンプト12本。診断・解説・演習・志望校対策・復習まで、正誤問題だけを一本道で攻略する設計です。
1なぜ「正誤問題」だけはAIと相性が最強なのか
英語学習にAIを使うとき、実は相性の良し悪しがはっきり分かれます。長文読解の要約は得意、自由英作文の添削も得意。一方で、発音指導やリスニングの細かい聞き取りは苦手。
その中で、正誤問題はAIとの相性が突出して良い分野です。理由は3つあります。
理由1|答えが「文法規則」で一意に決まる
自由英作文の添削は、評価が揺れます。「この表現はアリかナシか」に絶対の正解がない場面が多いからです。ところが正誤問題は違う。「discussは他動詞だからaboutは不要」──ここに解釈の余地はありません。ルールベースで判定できる問題は、AIがもっとも信頼できる領域です。
理由2|「問題数の壁」が消える
正誤問題の専門書は、収録数がだいたい450〜500問。3周すれば答えを覚えてしまいます。ところが論点さえ指定すれば、AIは同じ論点で英文だけを差し替えた問題を、いくらでも作れます。「主語と動詞の一致だけ30問」といった、市販書では絶対に手に入らない偏った演習ができるのが最大の強みです。
理由3|「なぜ他の3つは正しいのか」を聞ける
参考書の解説は、たいてい正解の根拠だけを書きます。しかし正誤問題で伸び悩む人の本当の穴は、「誤りではない下線部を、誤りだと思ってしまう」ところにあります。AIなら「(A)(C)(D)がなぜ正しいのかを1行ずつ説明して」と追撃できる。この往復ができるかどうかで、伸び方が変わります。
前提の確認
この記事のプロンプトは、正誤問題の頻出論点をひととおり知っている人が使う前提で作られています。論点そのものが未習の場合は、先に【英語正誤問題】頻出パターン15選&5ステップ解法で全体像を入れてから戻ってきてください。AIは「知識を確認する道具」としては最強ですが、「ゼロから体系を作る道具」としては非効率です。
2使う前に必ず貼る「土台ヘッダー」──ここで9割決まる
いきなり「正誤問題を10問作って」と打ち込んだ人は、たいてい失望します。誤りが2か所ある問題が出てきたり、頼んでもいないのに解答を先出しされたり。
原因ははっきりしていて、AIに「採点基準」を渡していないからです。そこで、これから紹介する12本すべての冒頭に貼る共通の設定文を先に用意します。会話の最初に1回貼れば、その会話が終わるまで効きます。
共通ヘッダー / 会話の最初に1回だけ貼る

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あなたは日本の大学入試英語の作問と添削に精通したトレーナーです。
以下のルールを、この会話が終わるまで絶対に守ってください。

【前提条件】
・対象は日本の高校生・大学受験生
・扱う形式は正誤問題(英文中の下線部から、文法・語法上の誤りを選ぶ形式)
・想定レベルは早慶上智・GMARCH・国公立二次相当
・判定基準は「大学入試で採点される文法」に合わせる。現代英語で許容されていても、入試で誤りとされる用法は誤りとして扱う

【絶対に守るルール】
1. 出題したら、私が解答するまで正解を書かない。ヒントも出さない。
2. 解説では、どの文法規則に照らして誤りなのかを必ず規則名つきで示す。
3. 「なんとなく不自然」「ネイティブは使わない」という説明は禁止。
4. 誤り以外の下線部が、なぜ正しいのかも1行ずつ説明する。
5. 1つの英文に、誤りは必ず1か所だけ。2か所以上作らない。
6. 出題前に、自分で作った英文を検算し、誤り以外の箇所に文法ミスがないことを確認する。
7. 説明は日本語、英文は英語のまま示す。
8. 判定に自信がない場合は、必ず【要確認】と明記する。

準備ができたら「準備OK」とだけ返してください。
効いているのはここ
ルール5と6が本体です。AIが作る正誤問題の事故で圧倒的に多いのが「誤りが2か所できてしまう」パターン。作問後に自己検算させる一文を入れるだけで、体感の精度がまるで変わります。ルール4は、ダミー選択肢に引っかかる癖を潰すための仕込みです。
3【診断編】自分の穴を10分で特定する(プロンプト1〜2)
正誤問題が苦手な人は、たいてい「全部が苦手」だと思い込んでいます。しかし実際に論点別で測ると、落としている論点は3つか4つに集中しているのが普通です。
そこで最初にやるのは、演習ではなく測定。15論点をひととおりスキャンして、穴の位置を確定させます。
プロンプト1|15論点スキャン(弱点の位置を確定させる)
PROMPT 01 / 弱点15論点スキャン

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弱点スキャンを開始します。

正誤問題の頻出15論点から各1問ずつ、合計15問を出題してください。

【論点リスト】
1 自動詞と他動詞 2 可算名詞と不可算名詞 3 主語と動詞の一致
4 副詞節中の未来表現 5 感情動詞の -ing / -ed 6 形容詞と副詞
7 関係代名詞と関係副詞 8 to不定詞と動名詞 9 比較表現
10 並列構造 11 接続詞と前置詞 12 代名詞の一致
13 仮定法 14 suggest・insist型の語法 15 almost・other等の紛らわしい語

【出題条件】
・1文につき下線部を (A)(B)(C)(D) の4か所つける
・英文は12〜20語、語彙は英検2級から準1級の範囲
・どの論点の問題かは絶対に伏せる
・論点の順番はシャッフルする
・15問を一度にまとめて提示する

【採点方法】
私が「1-A 2-C 3-B …」の形式で15個まとめて答えます。
その後、以下の順で返してください。
1. 一覧表(問題番号/論点名/正誤/正解/私の解答)
2. 全体の正答率
3. 誤答が集中した論点をワースト3で提示
4. その3論点だけを「今週の最優先課題」として言い切る

4以外の課題は提示しないでください。まずQ1からQ15を出してください。
使い方のコツ
所要は10分前後。ここで出た「ワースト3」を、以降のプロンプト6や7でテーマ指定に使い回します。スキャンは2週間に1回で十分です。毎日やる必要はありません。
プロンプト2|誤答カルテ(間違いの「種類」を分ける)
同じ1問のミスでも、原因はまったく違います。ルールを知らなかったのか、知っていたのに適用を間違えたのか、そもそも下線部を見ていなかったのか。ここを分けないまま「復習」しても、次も同じところで落とします。
PROMPT 02 / 誤答カルテ・原因4分類

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直前のスキャンで私が間違えた問題について、誤答カルテを作ってください。

私の誤答の原因を、次の4分類のどれかに必ず判定してください。

A 知識欠落型:そのルール自体を知らなかった
B 適用ミス型:ルールは知っているが、使う条件を混同した
C 見落とし型:ルールは分かるが、その下線部を検討していない
D 誤読型:文構造そのものの把握を間違えた

【出力形式】
表にしてください。列は次の6つ。
問題番号 / 正解 / 私の解答 / 原因分類 / 一言診断 / 次にやること

【最後に必ず書くこと】
4分類のうち、私に最も多かった型を1つ特定し、それに応じた処方箋を
「1つだけ」指定してください。

A型が最多なら → 知識のインプットを優先する具体策
B型が最多なら → 適用条件を切り分ける具体策
C型が最多なら → チェック手順を固定化する具体策
D型が最多なら → 文構造の把握を鍛える具体策

複数の処方箋を並べないでください。1つに絞ることが目的です。
この診断が効く理由
C型(見落とし型)が最多だった人は、知識を足しても点が伸びません。必要なのは「動詞→名詞→品詞→前置詞」という検討順序を固定することです。逆にA型が最多なら、演習より先に文法書に戻るべき。処方箋を1つに絞らせるのは、受験生が最もやりがちな「全部やろうとして何も終わらない」を防ぐためです。
4【解説編】「なぜ誤りか」を腹落ちさせる(プロンプト3〜5)
穴の位置が分かったら、次はその穴を埋めます。ここで大事なのは、解説を「読む」のではなく「引き出す」こと。参考書の解説は全員に同じものが届きますが、AIには自分が引っかかった角度から説明させられます。
プロンプト3|3層解説(ルール・手順・横展開)
PROMPT 03 / 3層解説

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次の正誤問題を「3層解説」してください。

【問題】
(ここに問題文と選択肢を貼る)
【私の解答】( ) 【正解】( )

以下の3層に分けて説明してください。層の見出しは必ずつけてください。

■第1層:ルール
この問題が問うている文法規則を、たった1文で言い切ってください。
条件や例外は、この層では一切書かないでください。

■第2層:判定手順
試験本番でこの下線部を見た瞬間、何を確認すればよいか。
「〜を見たら、〜をチェックする」という形で、3ステップ以内に手順化してください。

■第3層:横展開
同じルールで狙われる別の語・別の形を5つ挙げてください。
必ず「誤文 → 正文」の対で示してください。

■最後に
この論点が出たときに3秒で見抜くための合図を、15字以内のキーワードにしてください。
そのキーワード以外の情報は、最後の行に書かないでください。
狙い
最後の「15字以内のキーワード」が本命です。本番で思い出せるのは、長い解説ではなく短い合図だけ。「discussの後ろに前置詞なし」「知覚動詞の後ろは形容詞」──この粒度まで圧縮させます。
プロンプト4|ミニマルペア演習(正誤の境界線を体に入れる)
正誤問題の判定力は、「1語違うだけで正誤が入れ替わる文」を大量に浴びると一気に上がります。despiteとalthough、almostとalmost all、the number ofとa number of。境界線をまたぐ経験の量が、そのまま判定速度になります。
PROMPT 04 / ミニマルペア演習

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ミニマルペア演習を作ってください。

【今回のテーマ】(例:despite と although / 自動詞と他動詞 / 不可算名詞)

【作り方】
・1語から2語だけが違う英文のペアを10組つくる
・各ペアは「文法的に正しい文」と「誤っている文」を1つずつ
・英文は10〜18語
・20文をシャッフルして、1番から20番まで通し番号をつけて提示する
・どれが正でどれが誤かは絶対に書かない

【引っかけの仕込み】
20文のうち2組は、実は「両方とも正しい」ペアにしてください。
何番と何番かは、私が答えるまで教えないでください。

【進行】
1. まず20文だけを提示する(解説は書かない)
2. 私が「1-○ 2-× 3-○ …」の形式でまとめて判定する
3. 採点後、各ペアについて「1語で何が変わったのか」を1行で説明する
4. 両方正しかったペアについては、なぜ2つとも成立するのかを詳しく説明する

それでは20文を提示してください。
プロンプト5|出題者リバースエンジニアリング
正誤問題で安定して点を取る人は、解く側ではなく作る側の視点を持っています。「この文なら、出題者はここを崩してくるだろう」と先読みできる。その感覚を、AIに強制的に言語化させます。
PROMPT 05 / 出題者リバースエンジニアリング

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あなたは大学入試の作問委員です。
次の「文法的に正しい英文」を、正誤問題に作り替える過程を実況してください。

【元の英文】
(ここに正しい英文を1文貼る。教科書や長文から拾ったものでよい)

【出力してほしい内容】

1. この1文から作れる「誤らせ方」を5通り挙げる
  それぞれ、どの文法論点を狙った崩し方かを明記する

2. 5通りを、受験生が引っかかる割合の推定つきで易しい順に並べる
  (例:正答率80%=易しい / 正答率30%=難しい)

3. 早慶レベルで出題するなら、どの崩し方を採用するか。理由も書く

4. 採用した崩し方で、完成版の問題を1問つくる
  ・下線部は (A)(B)(C)(D) の4か所
  ・誤りは1か所だけ
  ・残る3か所は「いかにも怪しく見えるが実は正しい箇所」を選ぶ

5. その3か所をダミーに選んだ理由を、1つずつ説明する

5が最も重要です。省略しないでください。
プロンプト5がいちばん効く相手
「怪しいところを何となく選んでしまう」タイプに刺さります。ダミーの設計意図が見えるようになると、下線部を見た瞬間に「これは引っかけ用だ」と判別できるようになる。合わせて混同しやすい英単語50ペア完全攻略ガイドを横に置いておくと、崩し方のバリエーションが読めるようになります。
5【演習編】問題を無限に作り続ける(プロンプト6〜8)
ここからが本丸です。正誤問題には大きく分けて下線部選択型・NO ERROR型・文脈判断型の3系統があり、必要な処理が違います。系統ごとにプロンプトを分けているのは、混ぜると精度が落ちるからです。
プロンプト6|1問1答ドリル(もっとも使用頻度が高い1本)
PROMPT 06 / 1問1答ドリル(下線部選択型)

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正誤問題ドリルを始めます。

【設定】
・形式:下線部選択型。(A)〜(D) から誤りを1つ選ぶ
・レベル:(初級=日東駒専 / 標準=GMARCH / 難=早慶上智 から選ぶ)
・出題論点:(ランダム / または「主語と動詞の一致」など指定)
・英文の長さ:15〜25語
・語彙レベル:英検2級から準1級
・問題数:10問

【進行ルール】
・1問ずつ出す。私が答えるまで次の問題を出さない
・正解のとき:「正解」+1行だけの根拠 → すぐ次の問題へ
・不正解のとき:正解/誤りの根拠/他の3か所が正しい理由を1行ずつ
 → その場で同じ論点の追加問題を1問出す → 正解できたら次へ進む
・励ましの言葉やまとめの感想は書かない。テンポを最優先する

【10問終わったら】
1. 論点別の正答率表
2. 落とした問題に共通する原因を1文で指摘
3. 明日やるべき論点を2つだけ提示

Q1から始めてください。
毎日使うならこれ1本
「励ましやまとめを書かない」の一行が地味に効きます。これがないと、AIは1問ごとに感想を挟んできて、10問こなすのに倍の時間がかかります。
プロンプト7|NO ERROR型(早稲田・上智を狙うなら必須)
選択肢に「誤りなし」が入るNO ERROR型は、消去法が使えないぶん難易度が一段上がります。早稲田大学法学部・社会科学部、上智大学などで見られる形式で、市販の問題集ではそもそも練習量を確保しにくい。ここはAIの独壇場です。
PROMPT 07 / NO ERROR型トレーニング

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NO ERROR型の正誤問題で演習します。

【形式】
・下線部 (A)(B)(C)(D) に加えて、(E) NO ERROR の5択
・英文は20〜30語
・語法とイディオムの精密な知識を問う難問中心
・全10問

【最重要の条件】
10問のうち、正解が (E) NO ERROR である問題を必ず3問混ぜてください。
何問目に入れたかは、10問すべてを解き終えるまで絶対に教えないでください。

【私が直したい癖】
「怪しく見える=誤り」と決めつけて (E) を選べないことです。
そのため、各問の解答後には必ず次を書いてください。
・誤りではない下線部が、なぜ正しいのか(1か所ずつ)
・特に「一見おかしく見えるが実は正しい」箇所については、
 なぜそう錯覚しやすいのかを説明する

【進行】
1問ずつ出題し、私の解答を待ってから解説してください。
10問終了後、(E) が正解だった3問を私が正しく選べたかどうかを集計し、
「誤りを探しすぎる傾向」があるかどうかを判定してください。

Q1から始めてください。
プロンプト8|文脈判断型(東大タイプの長文正誤)
東京大学で長く出題されている形式は、単なる文法問題ではありません。文法的には成立しているのに、文脈上おかしい──そういう誤りが混ざります。howeverとthereforeの入れ替え、increaseとdecreaseの逆転。読解力と文法力の両方が要る、最高難度の系統です。
PROMPT 08 / 文脈判断型・長文正誤

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文脈判断型の正誤問題を作ってください。

【パッセージの条件】
・250〜300語、5段落
・トピック:(例:日本の伝統文化 / 科学技術 / 教育 / 環境)
・語彙レベル:英検準1級相当
・各段落に下線部を5か所つけ、(a)(b)(c)(d)(e) と表示する

【誤りの配置】
・各段落から誤りを1つずつ選ばせる(全5問)
・5つの誤りの内訳は、文法上の誤り3つ、文脈・論理上の矛盾2つ
・どの段落がどちらのタイプかは絶対に教えない

【文脈上の誤りの作り方】
1語の入れ替えで論理が反転するタイプにしてください。
例:however → therefore / increase → decrease / although → because
文法的には完全に正しいが、前後の論理と噛み合わない状態にすること。

【進行】
1. まずパッセージ全文だけを提示する(設問はまだ書かない)
2. 私が「第1段落=(c)」のように5つ答える
3. 採点し、各誤りについて
  ・文法上の誤りか、文脈上の誤りか
  ・文脈上の誤りの場合、どの文と矛盾しているのかを本文から引用
 を明示して解説する

まずパッセージを提示してください。
3系統の使い分け
志望校がGMARCH中心ならプロンプト6だけで足ります。早稲田・上智を受けるならプロンプト7を週2回。東大・京大など国公立難関ならプロンプト8を週1回。全部やろうとすると必ず続かないので、志望校に必要な系統に絞ってください。
6【志望校編】早慶・上智・東大の形式に寄せる(プロンプト9〜10)
正誤問題は、大学によって形式も難易度もはっきり違います。汎用の問題を100問解くより、志望校の形式で30問解くほうが伸びます。まず自分の志望校がどの系統かを確認してください。
大学・学部
系統 / 使うプロンプト
東京大学
文脈判断型 / 8 → 9 → 10
早稲田 法・社会科学部
NO ERROR型 / 7 → 9 → 10
早稲田 人間科学部
下線部選択型 / 6 → 9 → 10
上智大学
長文型 / 8 → 7 → 9
慶應義塾 法学部
下線部選択型 / 6 → 4 → 9
中央大学 法学部ほか
下線部選択型 / 6 → 1 → 12
学習院大学
下線部選択型 / 6 → 1 → 12
関西学院・立命館
下線部選択型 / 6 → 1 → 12
必ず自分で確認すること
出題形式は学部・年度によって変わります。この表は出発点であって、確定情報ではありません。必ず志望校の赤本で、直近の出題形式・問題数・配点を自分の目で確かめてください。AIに大学別の出題傾向を聞いた場合も同じで、返ってきた内容は赤本で裏を取る前提で扱ってください。
プロンプト9|志望校チューニング
PROMPT 09 / 志望校チューニング

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志望校の正誤問題に合わせた演習を作ってください。

【私の状況】
・志望校:(  大学  学部)
・併願校:(    )
・英語の偏差値:(  )
・入試までの残り期間:(  か月)
・正誤問題の現在の正答率:(  %くらい)

【ステップ1】
まず、この大学の正誤問題について、あなたの知識の範囲で整理してください。
・出題形式(下線部選択型/NO ERROR型/長文型/文脈判断型)
・1回あたりの出題数と配点の目安
・特に狙われやすい論点の傾向

ここで重要な注意です。
大学ごとの出題データについて、少しでも不確実な部分には必ず
【要確認:赤本で確認すること】と明記してください。
断定できない情報を、断定形で書かないでください。

【ステップ2】
整理した傾向に合わせて、正誤問題を5問作成してください。
形式・語数・語彙レベルを、その大学の実際の出題に寄せること。
1問ずつ出題し、私の解答を待ってから解説してください。

【ステップ3】
5問終了後、「この大学の正誤問題で1点でも多く取るために、
他大学志望者とは違うやり方が必要な点」を3つだけ挙げてください。
一般論は書かないでください。
プロンプト10|時間制限つき模試モード
正誤問題で最後に差がつくのは、知識ではなく処理速度です。1問30秒で切り上げる訓練を、本番前の1か月は必ず入れてください。
PROMPT 10 / 時間制限つき模試モード

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正誤問題の模試モードを実施します。

【条件】
・問題数:20問
・想定制限時間:10分(1問30秒)
・レベル:(早慶標準 / GMARCH標準 から選ぶ)
・内訳:下線部選択型15問+NO ERROR型5問
・2つの形式はシャッフルして混在させる(形式の表示はしない)
・論点は15論点からランダム。同じ論点は3問まで

【進行】
1. 私が「START」と送るまで、問題を1問も見せないでください
2. STARTの合図で、20問を一度に、通し番号だけつけて連続提示する
  ヒント・解説・励ましは一切書かない
3. 私が「1-A 2-E 3-C …」の形式でまとめて解答する

【採点で返してほしいもの】
・得点と論点別正答率
・落とした問題のうち「本番で必ず取るべきだった易しい問題」の指摘
・落としても差がつかない「捨ててよかった難問」の指摘
・次回の目標点(現在の得点+現実的な上げ幅)

易問と難問の切り分けを最も詳しく書いてください。
全問正解を目指す指導ではなく、合格点を取る指導をしてください。

準備ができたら「準備完了」とだけ返してください。
この一文が効く
「合格点を取る指導をしてください」──この一文があるかないかで、返ってくるアドバイスの質が変わります。指定しないと、AIは全問正解前提の理想論を返してきます。本番で必要なのは、落としてよい問題を見極める判断力のほうです。
7【定着編】同じ間違いを二度と繰り返さない(プロンプト11〜12)
AI学習の最大の落とし穴は、解いた瞬間に消えることです。紙の問題集なら書き込みが残りますが、チャットの履歴は事実上どこかへ流れていく。だから定着の仕組みだけは、意識して作る必要があります。
プロンプト11|間違いノート自動生成
PROMPT 11 / 間違いノート自動生成

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今日間違えた問題を、そのままノートに書き写せる形に整形してください。

【間違えた問題】
(問題文と、自分が選んだ選択肢を貼る)

【出力形式】
1問につき、次の6行だけを出力してください。

論点名:
誤文:(誤っている箇所を【 】で囲む)
正文:(訂正した箇所を【 】で囲む)
一撃ルール:(15字以内。これさえ覚えれば解ける形に圧縮する)
同型の落とし穴:(関連して狙われる語を3つまで)
確認問題:(同じ論点の自作問題を1問。答えは書かない)

【厳守事項】
・前置き、まとめ、励ましの言葉は一切書かない
・6行以外の情報を足さない
・「一撃ルール」は、必ず15字以内に収める。長くなるなら削る

【最後に】
全問分を出力したあと、その日の「一撃ルール」だけを一覧で再掲してください。
この一覧を、私はスマホの写真に撮って持ち歩きます。
そのつもりで、一覧だけで意味が通る形にしてください。
最後の一覧が本体です
チャット履歴は探しづらいので、一撃ルール一覧だけをスクショして、スマホのアルバムにまとめてください。移動時間の3分で回せる形にしておくことが、正誤問題では効きます。同じ発想の携帯用チェックリストとして文法・語法・イディオム ファイナルチェックリスト50も併用できます。
プロンプト12|スパイラル復習メニュー
間違えた論点は、1日後・3日後・7日後に間隔を空けて戻ってくるのが理想です。しかも同じ問題ではなく、同じ論点の別の英文で。人力でこれを組むのは面倒ですが、AIなら一瞬です。
PROMPT 12 / 7日間スパイラル復習

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7日間のスパイラル復習メニューを組んでください。

【これまでに私が間違えた論点】
(論点名を列挙する。例:主語と動詞の一致、仮定法、接続詞と前置詞)

【組み方のルール】
・1日あたり10問、所要5分以内で終わる分量にする
・古い間違いほど出題間隔を空ける(1日後 → 3日後 → 7日後)
・同じ問題は二度使わない。同じ論点で英文を作り替える
・毎日、前日に間違えた論点の問題を必ず2問混ぜる
・7日目は全論点からのランダム総合テスト20問にする

【まず出力してほしいもの】
Day1からDay7までの表。列は次の4つ。
日付 / 扱う論点 / 問題数 / その日の狙い(1行)

【表を出したあと】
Day1の10問を出題してください。
1問ずつ出し、私の解答を待ってから次へ進んでください。

翌日以降、私が「Day2をお願いします」と送ったら、
前日の結果を踏まえてDay2の問題を出してください。
その際、前日の誤答論点を必ず反映させてください。
12本の使用頻度の目安
毎日使うのはプロンプト6だけで構いません。プロンプト11は間違えた日に、プロンプト12は週の頭に。プロンプト1は2週間に1回、プロンプト10は本番1か月前から週1回。12本すべてを毎日回そうとすると、確実に破綻します。
8AIが必ずやらかす3つの事故と、その検算法
ここまで読んで「AIに全部任せればいい」と思ったなら、少し待ってください。AIは正誤問題でも普通に間違えます。ただし、間違え方には決まったパターンがあります。型さえ知っていれば、その場で潰せます。
事故1|正しい英文を「誤り」と判定する(過剰訂正)
もっとも多い事故です。文法的に何の問題もない文に対して、それらしい理由をつけて誤りだと言い切ってくる。受験生からすると、自分の判断が正しかったのにAIに押し切られる形になるので、いちばん被害が大きい。
そのまま送る検算フレーズ
その判定の根拠となる文法規則を、規則名で挙げてください。規則名を挙げられない場合は、判定を撤回してください。
規則名を要求されると、根拠のない判定はそこで崩れます。「なんとなく不自然に感じた」だけの判定なら、この一言で撤回されます。
事故2|出典を捏造する
「これは早稲田大学法学部の過去問です」──AIはこういう説明を、平気で創作します。問題そのものの質が悪いわけではないのに、出典だけが事実でない。困るのは、それを信じて出題傾向を誤解してしまうことです。
対処
AIが出す大学名・年度・出題数は、すべて参考値として扱ってください。実際の出題傾向は赤本でしか確定できません。プロンプト9に【要確認】の明記を組み込んでいるのは、この事故を前提にしているからです。
事故3|現代英語と「入試文法」のズレ
これは知っておくと差がつきます。たとえば Everyone should do their best. という文。現代英語では単数のtheyとして広く使われていますが、大学入試の正誤問題では従来の文法規則(everyoneは単数扱い)が適用されるのが一般的です。AIは日常的な英語の運用データに引っ張られるため、こうした場面で入試の採点基準とズレた判定を返すことがあります。
そのまま送る検算フレーズ
現代英語の運用ではなく、日本の大学入試で採点される文法基準で判定し直してください。両者で判断が分かれる場合は、その差を明示してください。
結論としての付き合い方
AIは「無限に問題を出してくれる練習相手」としては最高、「最終的な正誤の裁定者」としては不十分です。判定が腑に落ちないときは、その場で食い下がってください。反論して初めて見えてくる論点があります。それ自体が正誤問題の訓練になります。
930日で正誤問題を得点源に変えるロードマップ
12本のプロンプトを、実際どういう順番で回すのか。1日15分から20分を前提に、30日分の組み方を示します。
期間
やること / 使うプロンプト
Day 1
15論点スキャンで現在地を測る。誤答カルテで原因の型を確定させる / 1 → 2
Day 2-3
ワースト3論点を3層解説で潰す。1論点1日。ここは急がない / 3
Day 4-7
ワースト3論点でミニマルペア演習。正誤の境界線を体に入れる / 4 → 11
Day 8-14
毎日10問ドリル。週の頭にスパイラル復習を組む。ここが土台づくり / 6 → 12 → 11
Day 15
2回目のスキャン。ワースト3が入れ替わっているかを確認する / 1 → 2
Day 16-21
志望校の系統に切り替える。NO ERROR型または文脈判断型を投入 / 7 または 8
Day 22-26
出題者視点の訓練を挟む。ダミー選択肢が見えるようになる時期 / 5 → 9
Day 27-29
模試モードで処理速度を上げる。1問30秒の感覚を作る / 10
Day 30
3回目のスキャンで到達度を測定。一撃ルール一覧を最終版にまとめる / 1 → 11
30日で終わらせないための一言
このロードマップは「正誤問題を捨て問題から得点源に変える」ための30日であって、完成ではありません。Day30以降は、プロンプト6を1日10問と、プロンプト12を週1回。この2本だけを入試まで回し続けてください。やることを減らせるかどうかが、続くかどうかを決めます。正誤問題と同じく形式特化の対策が効く整序問題については、英語整序問題の解き方・秒殺テクニックを参照してください。
まとめ──AIは「無限の問題集」になる
正誤問題は、受験生の多くが苦手にしている形式です。
裏を返せば、対策した人だけが確実に差をつけられる分野でもあります。
01正誤問題はルールで答えが決まる。だからAIとの相性が最も良い
02共通ヘッダーの「誤りは1か所」「作問後に自己検算」で事故が激減する
03いきなり演習しない。まず15論点スキャンで穴の位置を確定させる
04「誤り以外の3か所がなぜ正しいか」を毎回聞く。ここが伸びしろ
05志望校の系統に絞る。全形式を回そうとした人から脱落する
06AIの判定は絶対ではない。規則名を要求すれば、根拠のない判定は崩れる
07一撃ルール一覧をスクショで持ち歩く。復習の入り口を最短にする
問題集は、いつか終わります。
終わらない問題集を手元に置けるかどうか。
正誤問題の勝負は、そこで決まります。
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