🔥 万バズ英語教育シリーズ
AI × 英語授業 完全攻略 ── Day 24 / 365
AIで英語の語法・コロケーションを極める!
自然な英語表現
マスター授業🎯
⏱ 読了10分
🎯 対象:中学〜高校英語教師
SECTION 01
🎯 この授業案の概要
「make a mistake は言えるのに do a mistake と書いてしまう」「strong
tea が自然で powerful
tea が不自然だと知らない」──
日本人学習者の英語が不自然に聞こえる最大の原因、それが「コロケーション(語と語の自然な組み合わせ)」の知識不足です。
この授業では、生徒が自分のライティングや教科書の英文をAIに入力し、「その組み合わせは自然か?」を判定してもらう活動を行います。AIが返す診断は、正誤だけでなく「なぜその組み合わせが自然/不自然なのか」「ネイティブならどう言うか」まで含む”コロケーション・カルテ”です。
🔥 この授業のキモ
単語を「知っている」だけでは英語は使えない。「どの単語と一緒に使うか」を体で覚える──それがコロケーション学習の本質。AIが一瞬で「自然/不自然」を判定してくれるから、授業中に大量のコロケーションに触れられます。
📌 Day 1・Day 22との違い
Day 1=単語の意味・語源・スペルを「1語ずつ」覚える
Day 22=ことわざ・慣用句(固定された文化的表現)の背景理解
Day 24=語と語の「自然な組み合わせ(コロケーション)」を判定・習得する
使用AI
ChatGPT(無料版でOK)/ Claude / Gemini
必要環境
生徒1人1台端末(タブレット or PC)
学習指導要領
「知識及び技能」語彙の運用 /「思考力」適切な表現の選択
SECTION 02
🛠 事前準備:教師用プロンプト
まず授業前に、先生が使うプロンプトです。教科書の単元に合わせたコロケーション問題セットをAIに生成させます。
教師用プロンプト①:コロケーション問題セット生成
📋 コピー
あなたは英語のコロケーション(語と語の自然な組み合わせ)に精通したベテラン英語教師です。
以下の条件で、コロケーション問題セットを作成してください。
【条件】
- 対象:[中3 / 高1 / 高2 / 高3](←選択)
- 教科書:[New Horizon / Sunshine / New Crown / CROWN / ELEMENT など]
- 単元:[Lesson ◯ / Unit ◯]
- 問題数:15問
- 出力形式:表形式(問題番号|不自然な表現|自然な表現|解説|難易度★1〜3)
【追加指示】
- 日本人学習者がよく間違えるコロケーションを中心に出題
- 動詞+名詞、形容詞+名詞、副詞+動詞など多様なパターンを含めて
- 入試頻出のコロケーションには「🔥入試頻出」マークを付けて
- 各問題に「なぜこの組み合わせが自然なのか」の一言解説を付けて
- 最後に「コロケーション・パターン分類表」もまとめて
💡 プロのTips
コロケーションの正解は「ネイティブが自然と感じるか」がカギ。AIは大量の英語データから判定しているので、辞書より実用的な判定が出ることもあります。ただし必ず出力を教師がチェックすること。まれにAIが不自然な表現を「自然」と判定する場合があります。
SECTION 03
⏱ 50分授業の完全タイムライン
このタイムラインはそのまま授業に使えます。各パートで先生が話す内容・生徒のアクション・AIの使い方を全部書きました。
0:00 – 5:00 ──── 導入(5分)
🎬 「make a mistake? do a mistake?どっちが正しい?」
先生の声かけ例:「黒板を見てください。”make a mistake” と “do a mistake”、どっちが自然な英語でしょう?…正解は make a mistake。じゃあ “do homework” と “make homework” は?…正解は do homework。
英語には『この単語とこの単語は一緒に使う』という暗黙のルールがあるんです。これを
コロケーションと言います。」
● 電子黒板に「自然/不自然」の例を3〜4個並べてクイズ形式で出す
● 「今日はAIを使って、自分の英語が自然かどうかを診断します!」と宣言
5:00 – 12:00 ──── コロケーション・クイズ大会(7分)
📝 教師が用意した15問に挑戦!
事前準備した15問のコロケーション問題を配布 or 画面共有。
生徒は各問題の「不自然な表現」と「自然な表現」のどちらが正しいかを
ノートに○×で回答。
⚠️ ポイント:「全問正解の人はほぼいません。間違えた問題こそが今日の宝物です」と伝える。
● 隣同士で答え合わせ(2分)→ 正答数を自己申告(挙手)
12:00 – 28:00 ──── AI活用タイム(16分)
🤖 自分の英文をAIにコロケーション診断してもらう
ここが授業の
メインパート。生徒が以下のプロンプトをコピペし、自分が過去に書いた英作文やテスト解答を入力する。
⚡ 「自分の英文がAIに”不自然”と判定される瞬間」の衝撃が最大の学び。教室中から「えっ、これダメなの!?」の声が上がるはず。
● 英作文がない生徒は、教科書の本文を「自分の言葉で言い換えてみて、それをAIに判定させる」でOK
● 先生は机間巡視で「AIの判定に対して質問を重ねているか」を確認
28:00 – 40:00 ──── コロケーション・マッピング(12分)
✍️ 「コロケーション・マップ」をノートに作成
AIの診断結果をもとに、
ノートの見開きに「コロケーション・マップ」を手書きで作成。
● 中心に動詞(例:take)を書き、放射状に自然な組み合わせ(take a photo / take a break / take turns…)を書き出す
● AIに「take と自然に組み合わさる名詞を20個教えて」と追加質問してもOK
● 隣の人と比較して「自分にない組み合わせ」を交換する時間を3分設ける
● 「デジタルで診断して、アナログで定着」がこの授業の設計思想
40:00 – 50:00 ──── 振り返り+発表(10分)
🎤 「一番衝撃だったコロケーション」を共有
振り返りシートに記入(3分)→ 2〜3人発表(7分)
振り返りの問い:
①「自分の英語で”不自然”と判定されて一番驚いたコロケーションは?」
②「今日学んだコロケーションの中で、一番使いたいものは?」
③「コロケーションを覚えるために、自分なりの工夫を考えてみよう」
SECTION 04
🎯 生徒用プロンプト(コピペ用)
これが本記事の目玉です。生徒にそのまま使わせるプロンプト。Google Classroomやロイロノートで配信してください。
生徒用プロンプト:コロケーション診断&学習ドリル
📋 コピー
あなたは英語のコロケーション(語と語の自然な組み合わせ)の専門家です。
中高生が「自然な英語表現」を身につけられるように、コロケーション診断&学習ドリルを作ってください。
【ステップ1:私の英文を診断して!】
以下の英文に含まれるコロケーション(語の組み合わせ)をチェックして、「自然 ✅」「不自然 ❌」を判定してください。
(↓ここに自分の英作文やテストの解答を貼り付けてね)
【診断の出力ルール】
各コロケーションについて、以下の4つを教えて:
① 判定(✅自然 or ❌不自然)
② 不自然な場合 → 自然な言い方はこれ!(正しいコロケーション)
③ なぜその組み合わせが自然/不自然なのか(一言解説)
④ 同じパターンの別の例を2つ
【ステップ2:練習問題を出して!】
診断が終わったら、以下の練習問題を作ってください:
🅰 穴埋め問題(10問)
「I ___ a mistake yesterday.」→ 選択肢:made / did / took
※ 動詞+名詞、形容詞+名詞、副詞+動詞のパターンを混ぜて
🅱 正誤判定問題(5問)
英文を見て「この文のコロケーションは自然?不自然?」を判定する問題
🅲 言い換え問題(5問)
不自然な英文を自然な英文に書き直す問題
【出力ルール】
- 日本語で説明してね
- 絵文字を使って見やすくして
- 各ステップの区切りに「═══════════」の線を入れて
- 練習問題の答えは「答え」と入力したら表示して
⚡ 超重要:生徒への声かけ
「前に書いた英作文やテストの答案を持ってる人は、それをそのままコピペして貼り付けてね。
自分の英語がどれくらい”自然”かをAIに診断してもらおう!」
※ 英作文がない場合は「教科書のLesson○の内容を、自分の言葉で3文くらい英語にしてみて。それをAIに貼り付けよう」と指示。
SECTION 05
📱 AIの出力実例(実際の画面イメージ)
実際に「I did a big mistake in the exam. I have a strong coffee every morning. She said me the answer.」と入力した場合の出力例です。
📝 AIの出力サンプル(一部抜粋)
═══ ステップ1:コロケーション診断結果 ═══
❌ “did a big mistake”
→ ✅ 自然な表現:“made a big mistake”
③ 解説:mistake と一緒に使う動詞は make が自然。do は homework, research などの「作業」系の名詞と組む。
④ 同パターン例:make a decision / make an effort
───────
✅ “have a strong coffee”
→ この組み合わせは自然です!
③ 解説:coffee の濃さには strong を使う。powerful coffee とは言わない。
④ 同パターン例:strong tea / strong wind
───────
❌ “said me the answer”
→ ✅ 自然な表現:“told me the answer”
③ 解説:「人に〜を言う」は tell + 人 + 内容。say は say to 人 or say that の形で使う。
④ 同パターン例:tell a lie / tell the truth
SECTION 06
👀 机間巡視・声かけのポイント
巡視チェックリスト
先生が授業中に確認すべき5つのポイントです。
✅ 自分の英文を貼り付けているか(プロンプトだけ送って英文が空のままになっていないか)
✅ AIの判定を鵜呑みにせず考えているか(「なんでこれが不自然なの?」と追加質問しているか)
✅ コロケーション・マップを手書きしているか(画面を見るだけになっていないか)
✅ 多様なパターンに触れているか(動詞+名詞だけでなく形容詞+名詞等も試しているか)
✅ ペアで交換・比較ができているか(一人で黙々とやるだけになっていないか)
声かけフレーズ集
🗣️「make と do、どっちを使うか迷ったら、AIに “make と do の使い分けを教えて” って聞いてみて」
🗣️「”不自然”って言われても落ち込まないで。日本語だって”濃いコーヒー”って言うけど”強いコーヒー”とは言わないよね?それと同じ」
🗣️「コロケーション・マップ、隣の人のと比べてみよう。自分にないやつがあったらもらっちゃおう」
🗣️「take だけで20個以上の組み合わせがあるよ。AIに “take のコロケーション全部教えて” って聞いてみたら面白いよ」
🗣️「AIが”自然”って判定したものでも、先生から見ると微妙なのもあるかも。疑問に思ったら質問してね」
SECTION 07
📊 評価方法と振り返りシート
この授業はパフォーマンス評価と自己評価の組み合わせで評価します。
知識・技能
コロケーション練習問題20問の正答率(穴埋め+正誤判定+言い換え)
思考・判断
コロケーション・マップの充実度/AIの判定に対する追加質問の質
主体的態度
振り返りシートの記述内容/ペア交換への積極的参加
【振り返りシート】AI×コロケーション・マスター授業
名前:______ クラス:__ 出席番号:__
■ 冒頭クイズの正答数:__ / 15問
■ AIに診断してもらった英文を書こう:
→
■ AIに「不自然❌」と判定されたコロケーションを書こう:
不自然な表現 → 自然な表現
1. _____ → _____
2. _____ → _____
3. _____ → _____
■ 練習問題の正答数:__ / 20問
■ Q1. 今日一番驚いたコロケーションは?(なぜ驚いた?)
→
■ Q2. 自分がよく間違えるコロケーションのパターンは?
→
■ Q3. 明日から英語を書くとき、コロケーションで気をつけたいことは?
→
■ 今日の授業の満足度(◯をつけよう)
★★★★★ とても良かった
★★★★☆ 良かった
★★★☆☆ ふつう
★★☆☆☆ あまり良くなかった
★☆☆☆☆ 良くなかった
SECTION 08
⚠️ よくある失敗と対処法
❌ 失敗1:生徒が「コロケーション」の意味を理解できない
対処:導入のクイズで体感させることが最重要。「コロケーション」という用語を覚える必要はなく、「英語には”この単語とこの単語は仲良し”というルールがある」と伝えればOK。日本語の「濃いコーヒー(○)vs 強いコーヒー(×)」の例が一番伝わる。
❌ 失敗2:AIが不自然な表現を「自然」と判定してしまう
対処:AIは完璧ではないと事前に伝えておく。特に低頻度のコロケーションでは誤判定が起きやすい。「AIの判定を疑う力」自体が学び。辞書やオンラインコーパス(SkELL、COCA等)での確認を推奨。
❌ 失敗3:生徒が「全部”自然”と判定された」と報告する
対処:①入力した英文が短すぎる可能性 → 最低5文以上入力させる ②簡単すぎる英文を使っている → 教科書の発展問題や入試問題の英文で再挑戦させる ③AIに「わざと不自然なコロケーションを10個含む英文を作って」と頼んで、それを直す練習に切り替える
❌ 失敗4:コロケーション・マップがスカスカになる
対処:AIに「take / make / get / have と組み合わせられる名詞を各20個教えて」と丸ごと聞く方法を教える。出力をそのまま写すのではなく、「知ってたもの→青、知らなかったもの→赤」で色分けさせると学びが深まる。
BONUS
🎁 おまけ:発展プロンプト3選
基本のドリルが終わった生徒、もっとAIを使いこなしたい先生向けの追加プロンプトです。
発展① コロケーション・バトルプロンプト
📋 コピー
以下の動詞について、自然に組み合わせられる名詞を制限時間30秒で思いつく限り書いてみました。
AIさん、私の回答を採点して、漏れている重要なコロケーションも教えてください!
動詞:take
私の回答:take a photo, take a break, take a bus, take a test
ルール:
- 私の回答で合っているものには ✅ をつけて
- 漏れている重要なコロケーションを追加で10個教えて
- 各コロケーションに「入試頻出度」を★1〜3で表示して
- 最後に、take / make / do / get の使い分け早見表を作って
発展② ネイティブ vs 日本人英語 比較プロンプト
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日本人の英語学習者がよく書く「不自然だけど意味は通じる英文」と、ネイティブが自然に書く英文を比較して見せてください。
テーマ:「週末の予定について友達にメールを書く」
以下の形式で5組の比較を作ってください:
🇯🇵 日本人がよく書く英文:
🇬🇧 ネイティブが自然に書く英文:
🔍 違いのポイント:(コロケーションの観点から解説)
最後に「日本人が間違えやすいコロケーション TOP10」をランキング形式で教えてください。
発展③ コロケーション・ストーリー作成プロンプト
📋 コピー
以下の10個のコロケーションを全部使って、高校生が共感できる短い物語(200語程度)を英語で書いてください。
コロケーション:
1. make a decision
2. take a risk
3. pay attention
4. catch a cold
5. break a promise
6. do someone a favor
7. keep in touch
8. run out of time
9. come to a conclusion
10. make progress
ルール:
- 各コロケーションを使っている部分は【太字】で示して
- 物語の後に日本語訳もつけて
- ジャンルは「受験生の青春もの」で
- 最後に「このストーリーに出てくるコロケーション一覧」をまとめて
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「AIでリスニング弱点を完全分析!
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