大学受験英会話文・口語表現問題集

【大学受験英会話文・口語表現問題集】~第3回~「リアルな英語を手に入れろ!大学入試突破のための英会話・口語表現ガイド」

原田英語マン
原田英語マン
【大学受験英会話文・口語表現問題集】は、早稲田・慶応・上智・東京理科大・明治・青山学院・中央・学習院・立教・法政・駒澤・立命館・関西学院・同志社大学などの難関大学から、日本・東洋・駒澤・専修大学といった中堅私立大学、そして国立大学に頻出の英会話文や口語表現の予想問題や過去問を、1問1答式で大量にインプットしていくコーナーです。”解答・解説”をクリックすると、解答や日本語訳、解説が出てきます!

11.【原田英語オリジナル】

A: I don’t understand how quantum computers work.
B: (   ) Even many scientists struggle with that concept.

① It’s a piece of cake.
② It’s not rocket science.
③ It’s way beyond me.
④ It’s just a drop in the bucket.

解答・解説

解答:③ It’s way beyond me.

解説:Aが量子コンピューターの仕組みを理解するのが難しいと言っているのに対し、Bがそれが非常に難しいという様子を示す選択肢は「③ It’s way beyond me.」です。これは、「それは私の理解を遥かに超えている」という意味になります。

① It’s a piece of cake. は、「それは楽勝だ」という意味で、この文脈では適切ではありません。
② It’s not rocket science. は、「それはロケット科学ではない(つまり、そんなに難しくない)」という意味で、この文脈では不適切です。
④ It’s just a drop in the bucket. は、「それはたったの一滴(つまり、全体から見ればごくわずかなもの)」という意味で、この文脈では適切ではありません。

日本語訳:

A:量子コンピュータの仕組みが理解できないなぁ。
B:私の理解を遥かに超えているよ。多くの科学者でさえ、その概念に苦労しているんだから。

【It’s way beyond me.】
「それは私の理解を遥かに超えている」

⇒ある事柄が難しすぎて理解できない、または自分の能力や経験を超えているときに使うフレーズです。この表現は、自分の限界を認め、相手にその事柄が容易ではないことを伝えるときに役立ちます。

<例文>
“Quantum physics? It’s way beyond me.”(量子物理学?それは私の理解を遥かに超えている。)

 

12.【原田英語オリジナル】

A: I’ve got a big presentation tomorrow. I’m really nervous.
B: Don’t worry. It’s just (   ) before the event.

① a piece of cake
② cold feet
③ butterflies in my stomach
④ barking up the wrong tree

解答・解説

解答:③ butterflies in my stomach

解説:Aが明日の大きなプレゼンテーションについてとても緊張していると述べているのに対し、Bがそれを理解し、共感を示しているのが「③ butterflies in my stomach」です。これは、「胸がいっぱいで(緊張や期待で)胃がきりきりする」という意味になります。

① a piece of cake は、「簡単なこと」という意味で、この文脈では適切ではありません。
② cold feet は、「気が引ける、怖気づく」という意味で、BがAの緊張を理解・共感する表現としては適していません。
④ barking up the wrong tree は、「見当違いのことを言っている」という意味で、この文脈では適切ではありません。

日本語訳:

A:明日、大きなプレゼンテーションがあるんだ。本当に緊張するよ。
B:心配しないで。それはただのイベント前の胸のドキドキだよ。

【butterflies in my stomach】
「胸がドキドキする」

⇒何か大切なイベントや試験などがある前の緊張感を表すフレーズです。“butterflies in my stomach”は直訳すると「私の胃の中の蝶々」で、緊張や不安からくる胃の軽い痛みを表現しています。
“butterflies in my stomach”は、人が緊張や興奮で胸がドキドキする感覚を描写するときによく使います。

<例文>
“I always get butterflies in my stomach before I have to speak in public.”(公の場で話す前は、いつも胸がドキドキする)。

 

13.【原田英語オリジナル】

A: We’ve been working on this project for 12 hours straight.
B: (   ) Let’s pick it up again tomorrow.

① Let’s call it a day.
② That’s a piece of cake.
③ That’s a bitter pill to swallow.
④ That’s music to my ears.

解答

解答:① Let’s call it a day.

解説:Aがプロジェクトに連続で12時間取り組んでいると述べた後、Bが作業を終えることを提案する適切な選択肢は「① Let’s call it a day.」です。これは、一日の仕事を終えるという意味になります。

② That’s a piece of cake. は、「それは簡単だ」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ That’s a bitter pill to swallow. は、「それは辛い事実を受け入れる」という意味で、この文脈では不適切です。
④ That’s music to my ears. は、「それは耳に心地好い」という意味で、この文脈では不適切です。

日本語訳:

A:このプロジェクトには連続で12時間取り組んでいるよ。
B:今日はこれまでにしよう。明日また取り組もう。

【Let’s call it a day.】
「今日はこれまでにしよう」

⇒作業を終えて、残りは次の日にするときに使うフレーズです。直訳すると「一日を終えよう」となりますが、これは「もう仕事は終わりにしよう」という意味合いで使われます。仕事や学習など、ある活動を一旦終了し、後で再開する意図を表現するのに適した表現です。

<例文>
“We’ve been studying for hours. Let’s call it a day and start fresh tomorrow.”(何時間も勉強してきた。今日はこれまでにしよう、明日は新たな気持ちで始めよう。)

 

14.【原田英語オリジナル】

A: I’ve always been a skeptic of artificial intelligence.
B: Have you ever used the GPT-4 AI model?
A: No, not yet.
B: (   ) You should try it. It’s much more advanced and accurate compared to previous versions.

① That’s a fair point.
② You convinced me.
③ That’s beyond my expectation.
④ That’s out of my depths.

解答・解説

解答:② You convinced me.

解説:Aが人工知能について懐疑的であると述べた後、Bが推奨するAIモデル(GPT-4)について説明します。このときAが納得している様子を指す選択肢は「② You convinced me.」で、「あなたに納得させられた」という意味になります。

① That’s a fair point. は「それは公平なポイントだ」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ That’s beyond my expectation. は、「それは私の期待を超えている」という意味で、この文脈では適切ではありません。
④ That’s out of my depths. は、「それは私の理解を超えている」という意味で、Aが納得した様子を示す言葉としては不適切です。

日本語訳:

A:私は常に人工知能について懐疑的だよ。
B:GPT-4 AIモデルを使ったことはありますか?
A:まだないよ。
B:それなら試すといい。前のバージョンと比べて格段に進化していて、より正確だよ。

【You convinced me.】
「あなたに納得させられた」

⇒誰かが自分の意見、考え、提案などについて説明し、その説明によって自分がその見解に納得や同意し、その意見を採用する気になったときに使用します。“convince”は「(人)を納得させる」という意味なので、”You convinced me.”は直訳すると「あなたが私を納得させました」となります。

<例文>
“You convinced me, I will try that restaurant next time.”(あなたに納得させられた、次にそのレストランを試してみるよ。)

 

15.【原田英語オリジナル】

A: Would you like to join us for a movie tonight?
B: (   ) I have a lot of work to do.

① That’s a piece of cake.
② That’s a no-brainer.
③ I’ll take a rain check.
④ That’s a tall order.

解答・解説

解答:③ I’ll take a rain check.

解説:Aが映画への参加を提案しているものの、Bが仕事が多くあるためそれに応じることができない様子を示す選択肢は「③ I’ll take a rain check.」です。これは、「今はできないが別の機会にはしたい」という意味になります。

① That’s a piece of cake. は、「それは簡単だ」という意味で、この文脈では適切ではありません。
② That’s a no-brainer. は、「それは明らかだ」または「それは難しくない」という意味で、この状況で使用するには不適切です。
④ That’s a tall order. は、「それは難しい要求だ」という意味で、この文脈では適切ではありません。

日本語訳:

A:今夜、一緒に映画を見に行きませんか?
B:またの機会にさせてください、仕事がたくさんあるんです。

【I’ll take a rain check.】
「またの機会にさせてください」または「今はちょっと・・・」

⇒直訳すると「雨天チェックを取る」となりますが、本来は野球の試合が雨天中止になった際に、次の試合に振替できるチケットをもらうことを指す言葉です。そのため、「今はできないけど、またの機会にはしたい」という意味で使われます。

<例文>
“Thanks for the invitation, but I have a lot of work to do. I’ll take a rain check.”(招待ありがとう、でも仕事がいっぱいあるんだ。またの機会にさせてね。)

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