C1動詞ラテン系

discernの語源と意味

/dɪˈsɝːn/ディサーン

を見分ける、識別する

パーツに分けると

dis接頭辞分けてラテン語 dis-
cern語根ふるい分けるラテン語 cernere

分けて+ふるいにかける → より分ける → 見分ける

コアイメージ
ふるいにかけて見分ける

discern の語源ストーリー

ラテン語の cernere は、もともと穀物をふるいにかけることを指しました。粒と殻をふるいで分ける動作が「見分ける」の意味につながります。dis-「分けて」と組んだ discernere は「区別する」です。この語が14世紀に古フランス語を通って英語に入りました。ギリシャ語の krinein「分ける・判断する」も同じ祖先とされ、そこから crisis(危機)や critic(批評家)が生まれました。危機とは、良くなるか悪くなるかの分かれ目です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    cernere
    ふるい分ける・見分ける
  2. 2
    ラテン語
    discernere
    区別する
  3. 3
    古フランス語
    discerner
    見分ける
  4. 4
    英語14世紀
    discern

例文

Media literacy education helps students discern reliable reporting from cleverly disguised propaganda.
メディアリテラシー教育は、信頼できる報道と巧妙に偽装されたプロパガンダを生徒が見分ける助けとなる。

よく使う形:discern A from B(AをBと見分ける)

暗記フック

cern=「ふるいにかける」。concern(関わる)・discreteも同族。ふるい分けて見抜く→識別する

入試・使い方のポイント

discern A from B(AとBを見分ける)。見えにくいもの・分かりにくいものをやっと見分ける感じのかたい語。

受験ミニ情報 make out・distinguish との言い換えが難関私大で出る。discerning customers(目の肥えた客)も頻出。

派生語・言い換え受験で問われる形

discernible形容詞 見分けられる
discerning形容詞 目の肥えた・眼識のある
discernment名詞 識別力

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(6語)

語根 cern(ふるい分ける、見分ける)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語discerner見分ける

語源で推理!ミニクイズ

discern と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

discernの語源は?

dis(分けて)+cern(ふるい分ける ← cernere)→ より分けて見抜く ラテン語の cernere は、もともと穀物をふるいにかけることを指しました。粒と殻をふるいで分ける動作が「見分ける」の意味につながります。

discernの意味は?

を見分ける、識別する(動詞)。コアイメージは「ふるいにかけて見分ける」です。

discernの覚え方は?

cern=「ふるいにかける」。concern(関わる)・discreteも同族。ふるい分けて見抜く→識別する 同じ語源の concern・discreet・discrete とまとめて覚えると効率的です。

discernの発音は?

/dɪˈsɝːn/(ディサーン)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。