C1形容詞ラテン系

discreetの語源と意味

/dɪˈskriːt/ディスクリート

慎重な、控えめな

絵で分かる語源

discreet の語源のイメージ:見分けて口をつつしむ
見分けて口をつつしむ
dis接頭辞分けてラテン語 dis-
creet語根ふるい分けたラテン語 cernere

分けて+見分ける → 分別がある → 慎重な・口が堅い

discreet の語源ストーリー

discreet と discrete は、もとは1つの語でした。どちらもラテン語 discretus から来ています。discretus は「分けられた」で、中世には「よく見分けられる・分別がある」の意味も持ちました。英語では長い間、2つのつづりが入りまじって使われていました。16世紀ごろから、discreet=「慎重な」、discrete=「別々の」と分かれていきます。名詞 discretion(分別・裁量)は、慎重なほうの discreet と組になりました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    discernere
    見分ける
  2. 2
    中世ラテン語
    discretus
    分別のある
  3. 3
    古フランス語
    discret
    思慮深い
  4. 4
    英語14世紀
    discreet

例文

The lawyer remained discreet about the details of the settlement to protect both parties.
その弁護士は、双方を守るため和解の詳細については慎重に口を閉ざしていた。

よく使う形:remain discreet about(〜について慎重にする)

暗記フック

cern(サーン=区別する、discernと同語根)で「状況を見分けて分別ある態度をとる→慎重な」。

入試・使い方のポイント

discreet は人柄・行動(口が堅い・目立たない)、discrete は物(別個の)。つづりの ee と ete で見分ける。

受験ミニ情報 at one's discretion(〜の裁量で)は TOEIC・私大頻出。反対語 indiscreet(軽率な)も覚える。

派生語・言い換え受験で問われる形

discretion名詞 分別・裁量
discreetly副詞 目立たないように

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(5語)

語根 cern(ふるい分ける、見分ける)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語discret控えめな・口の堅い

語源で推理!ミニクイズ

discreet と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

discreetの語源は?

ラテン語 dis-(分けて)+ cernere(区別する)から「物事を見分ける分別がある→慎重な」 discreet と discrete は、もとは1つの語でした。どちらもラテン語 discretus から来ています。

discreetの意味は?

慎重な、控えめな(形容詞)。コアイメージは「見分けて口をつつしむ」です。

discreetの覚え方は?

cern(サーン=区別する、discernと同語根)で「状況を見分けて分別ある態度をとる→慎重な」。 同じ語源の discern・discrete・discriminate とまとめて覚えると効率的です。

discreetの発音は?

/dɪˈskriːt/(ディスクリート)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。