C1名詞ラテン系

discrepancyの語源と意味

/dɪˈskrepənsi/ディスクレパンシー

食い違い、不一致

パーツに分けると

dis接頭辞別々にラテン語 dis-
crep語根きしむ・鳴るラテン語 crepare
ancy接尾辞状態

別々に+鳴る → 音が合わない → 食い違い

コアイメージ
音がずれてきしむ

discrepancy の語源ストーリー

ラテン語の crepare は「きしむ」「ばりっと鳴る」という音の言葉です。discrepare は、音が別々に鳴る、つまり調子がそろわないことでした。そこから「意見や話が食い違う」という意味が生まれます。英語の discrepancy は17世紀前半に入りました。同じ crepare からは decrepit(老いぼれた)も生まれています。古い家具がぎしぎし鳴るような、くたびれた様子です。数字や証言が「合わない」とき、今も英語はこの語を使います。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    crepare
    きしむ・ばりっと鳴る
  2. 2
    ラテン語
    discrepare
    音が合わない
  3. 3
    ラテン語
    discrepantia
    不一致
  4. 4
    英語17世紀前半
    discrepancy

例文

Auditors found a significant discrepancy between the reported profits and the actual cash flow.
監査人は、報告された利益と実際のキャッシュフローとの間に重大な食い違いを発見した。

よく使う形:discrepancy between A and B(AとBの食い違い)

暗記フック

別々の音がきしみ合う→数字や証言が「合わない」。データ比較の長文で頻出

入試・使い方のポイント

a discrepancy between A and B(AとBの食い違い)の形で使う。統計・会計・証言の不一致に多い。

受験ミニ情報 アクセントは第2音節 dis-CREP-。inconsistency との言い換えが難関私大・英検準1級で出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

discrepant形容詞 食い違っている

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(4語)

discrepant食い違う
decrepit老いぼれた(すっかりきしむ)
crevice岩の割れ目(ばりっと割れた所)
crevasse氷河の割れ目

よくある質問

discrepancyの語源は?

dis(別々に)+crep(きしむ・鳴る ← crepare)→ 音がばらばらに鳴る → 食い違い ラテン語の crepare は「きしむ」「ばりっと鳴る」という音の言葉です。discrepare は、音が別々に鳴る、つまり調子がそろわないことでした。

discrepancyの意味は?

食い違い、不一致(名詞)。コアイメージは「音がずれてきしむ」です。

discrepancyの覚え方は?

別々の音がきしみ合う→数字や証言が「合わない」。データ比較の長文で頻出 同じ語源の discrepant・decrepit・crevice とまとめて覚えると効率的です。

discrepancyの発音は?

/dɪˈskrepənsi/(ディスクレパンシー)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。