B2形容詞ラテン系

ambiguousの語源と意味

/æmˈbɪɡjuəs/アンビギュアス

曖昧な、多義的な

絵で分かる語源

ambiguous の語源のイメージ:両方へふらふら動く
両方へふらふら動く
amb接頭辞両方へラテン語 ambi-
ig語根動かすラテン語 agere
uous接尾辞〜の性質のラテン語 -uus

両方へ+動く → どちらにも揺れる → 2通りに取れる → 曖昧な

ambiguous の語源ストーリー

古代ギリシャの歴史家ヘロドトスが伝える有名な神託があります。リュディア王クロイソスが、ペルシャと戦うべきか神に尋ねました。答えは「ペルシャと戦えば大きな国が滅びる」。王は勝てると信じて攻めこみ、滅びたのは自分の国でした。どちらの国とも取れる、ambiguous な答えです。ラテン語の ambiguus は ambi-「両方へ」と agere「動かす」から来ています。意味が両方向へふらふら動いて決まらない、という絵です。英語には16世紀前半に入りました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    agere
    動かす、追い立てる
  2. 2
    ラテン語
    ambigere
    あちこちさまよう、言い争う
  3. 3
    ラテン語
    ambiguus
    どちらとも取れる、移ろう
  4. 4
    英語16世紀前半
    ambiguous

例文

The politician's ambiguous answer left reporters more confused than before.
その政治家の曖昧な答えは、記者たちをかえって混乱させた。

よく使う形:an ambiguous statement(曖昧な発言)

暗記フック

ambi は「両方」。両利きは ambidextrous。意味が「両方に」揺れて決まらない=曖昧

入試・使い方のポイント

ambiguous は「2通り以上に解釈できる」。vague は「ぼんやりして具体性がない」。この違いが言い換え・内容一致で狙われる。

受験ミニ情報 アクセントは am-BIG-u-ous。名詞 ambiguity は am-bi-GU-i-ty と後ろへ移る。反意語 clear / unambiguous も押さえる。

派生語・言い換え受験で問われる形

ambiguity名詞 曖昧さ、多義性
ambiguously副詞 曖昧に
unambiguous形容詞 明白な

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(5語)

語根 act(行う、動かす、駆り立てる)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語ambigu曖昧な
スペイン語ambiguo曖昧な

語源で推理!ミニクイズ

ambiguous と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

ambiguousの語源は?

ambi(両方に)+ig(動く・導く ← agere)+uous → どちらの方向にも動く→どちらとも取れる 古代ギリシャの歴史家ヘロドトスが伝える有名な神託があります。リュディア王クロイソスが、ペルシャと戦うべきか神に尋ねました。

ambiguousの意味は?

曖昧な、多義的な(形容詞)。コアイメージは「両方へふらふら動く」です。

ambiguousの覚え方は?

ambi は「両方」。両利きは ambidextrous。意味が「両方に」揺れて決まらない=曖昧 同じ語源の ambivalent・ambidextrous・agent とまとめて覚えると効率的です。

ambiguousの発音は?

/æmˈbɪɡjuəs/(アンビギュアス)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。