C1形容詞ラテン系

ambivalentの語源と意味

/æmˈbɪvələnt/アンビヴァレント

相反する感情を抱いた、どっちつかずの

パーツに分けると

ambi接頭辞両方ラテン語 ambi-
val語根力を持つラテン語 valere
ent接尾辞〜している

両方+力を持つ → 2つの感情がどちらも強い → 複雑な気持ちの

コアイメージ
2つの気持ちが綱引き

ambivalent の語源ストーリー

ambivalent は、古代の言葉ではなく20世紀に作られた語です。1910年ごろ、スイスの精神科医ブロイラーがドイツ語で Ambivalenz という用語を作りました。同じ相手を愛しながら憎むような、正反対の感情が同時に働く状態を指します。材料はラテン語で、ambi- は「両方」、valere は「力を持つ」です。equivalent(等しい価値の)にならって組み立てられました。この用語はすぐ英語に入り、精神医学の外でも「気持ちが揺れる」の意味で使われるようになりました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    valere
    強い、力がある
  2. 2
    ドイツ語
    Ambivalenz
    両価性(精神医学の用語)
  3. 3
    英語
    ambivalence
    相反する感情
  4. 4
    英語20世紀初め
    ambivalent

例文

Many parents feel ambivalent about smartphones, valuing their convenience while fearing their effects on children.
多くの親はスマートフォンに対して複雑な感情を抱いており、その利便性を評価しつつ子どもへの影響を恐れている。

よく使う形:feel ambivalent about A(Aに複雑な感情を抱く)

暗記フック

ambi=両方+val=力(value・valid の val)。「好きと嫌いが両方パワーを持って綱引き」している状態。ambiguous(意味が曖昧)との区別が入試ポイント

入試・使い方のポイント

be ambivalent about/toward A(Aについて複雑な気持ちだ)。ambiguous は「意味が2通り」、ambivalent は「気持ちが2通り」。

受験ミニ情報 アクセントは am-BIV-a-lent。ambiguous との区別が語彙問題の定番。have mixed feelings about A への言い換えも出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

ambivalence名詞 相反する感情、迷い

言い換え(同じような意味)

mixed(感情が)入り混じった
conflicted葛藤している
uncertain決めかねている

同じ語源の仲間(5語)

語根 val(強い・価値がある)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

ドイツ語ambivalent相反する感情の
フランス語ambivalent相反する感情の

語源で推理!ミニクイズ

ambivalent と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

ambivalentの語源は?

ambi(両方)+val(力を持つ ← valere)+ent → 相反する二つの感情が同時に力を持つ ambivalent は、古代の言葉ではなく20世紀に作られた語です。1910年ごろ、スイスの精神科医ブロイラーがドイツ語で Ambivalenz という用語を作りました。

ambivalentの意味は?

相反する感情を抱いた、どっちつかずの(形容詞)。コアイメージは「2つの気持ちが綱引き」です。

ambivalentの覚え方は?

ambi=両方+val=力(value・valid の val)。「好きと嫌いが両方パワーを持って綱引き」している状態。ambiguous(意味が曖昧)との区別が入試ポイント 同じ語源の value・valid・equivalent とまとめて覚えると効率的です。

ambivalentの発音は?

/æmˈbɪvələnt/(アンビヴァレント)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。