英検準1級面接対策・予想問題&解説

【英検準1級 S-CBT スピーキング対策】ナレーション・流れ・制限時間・コツを全公開する超絶完全マニュアル

🎧 EIKEN GRADE PRE-1 S-CBT SPEAKING
英検準1級 S-CBT スピーキング
超絶完全マニュアル
当日の仕様・画面操作・制限時間から
4コマナレーション15点を守る攻略法まで
2026年度 新ルール+No.4「話題導入文」対応
準1級のスピーキングは、38点中15点がナレーション。つまり全体の約4割が、最初の2分で決まります。
にもかかわらず、多くの受験者が落とすのは英語力ではなく別の場所です。赤ランプの前に話し始めて冒頭文が録音されない。4コマ目に届く前に2分が終わる。話題導入文が長くて質問本体を聞き逃す。
──全部、知っていれば防げる失点です。
この記事は、S-CBT特有の仕様と準1級面接の攻略法を、当日の時系列そのままに並べた実戦マニュアルです。
📌 このマニュアルの読み方
前半(第1〜5章)=S-CBT特有の仕様・当日の運用・機材操作。当日面食らわないための知識。
後半(第6〜14章)=準1級面接そのものの攻略テクニック。従来型の対面面接にもそのまま使えます。
秒数など英検協会が公表していない数値には「※目安」と明記しています。
📖 この記事の内容
  1. 準1級S-CBTとは──60秒でわかる全体像
  2. 従来型面接との決定的な違い7つ
  3. 2026年度の当日ルール【新ルール完全対応】
  4. スピーキングの流れと制限時間【秒数・配点つき】
  5. 画面・機材の完全攻略【S-CBT最重要章】
  6. ナレーション【15点】攻略のコツ──全体の4割はここ
  7. No.1【5点】──「I’d be thinking」テンプレで確実に取る
  8. No.2〜No.4【各5点】──40秒で意見をまとめる型
  9. 万能8大観点&頻出テーマ10──理由が出ない問題を消す
  10. 沈黙ゼロ化計画&態度点3点の取り方
  11. 本番シミュレーション──模擬4コマ&模範解答フルセット
  12. S-CBT豆知識【厳選25連発】
  13. 直前1週間&当日チェックリスト
  14. よくある質問&まとめ
1準1級S-CBTとは──60秒でわかる全体像
英検S-CBTは、1日で4技能すべてを受験するコンピューター方式の英検です。1級はS-CBT非対応なので、S-CBTで受けられる最上位級が準1級。まずは全体像を11項目で押さえてください。
試験の進行 1日で4技能。技能間の休憩なし、ノンストップ
試験の順序 スピーキング → リスニング → リーディング → ライティング
解答方式 面接官はいない。PC画面の指示に従い、ヘッドセットに録音する吹き込み式
問題・採点 形式・難易度・採点基準・級認定・CSEスコアは従来型と完全に同じ。入試利用も同等
実施級 3級・準2級・準2級プラス・2級・準1級(1級は非対応)
実施日 原則毎週土日(一部エリアは平日も)。申込時に日程・時間帯・会場を選択
受験回数 同一検定回で同じ級を最大3回。年3回の検定回なので年間最大9回。従来型との併願も可
一次免除 従来型で一次合格済みなら、一次免除でS-CBTのスピーキングだけ受けることも可能
検定料(準1級) 10,500円(2026年度・一律100円値下げ後)。従来型よりやや高め
試験時間 全体で約135分(S-CBT実施級で最長)。うちスピーキングは約15分
形式変更 2024年度リニューアルで、No.4(意見質問)に「話題導入文」が追加された
💡
準1級はスピーキングの負荷が2級とは別次元です。2分間ひとりで話し続ける経験がない人は、まず「1回目を有料の模試として申し込む」戦略が有効。同一検定回で3回まで受験できるので、本命回の前に本番環境を1度体験しておく価値は非常に大きい。
2従来型面接との決定的な違い7つ
「S-CBTのスピーキングは難しいらしい」という噂の正体は、英語の難しさではなく環境の違いです。何がどう違うのかを先に知っておくだけで、不利はほぼ全部消えます。
項目 従来型(対面) S-CBT
相手 面接官(人間) PC画面の動画+録音
実施タイミング 一次合格後の二次試験(別日) 試験全体のいちばん最初
態度点(3点) 挨拶・アイコンタクト・表情も評価 声だけで評価される
聞き返し Could you say that again? と口頭で 「もう一度聞く」ボタンを押す
時間管理 面接官のペースに合わせる 各問に制限時間+残り時間表示
環境 個室で1対1、静か 同じ試験室で複数の受験者が同時に発話
入退室 ノック・挨拶・着席の儀式あり なし。着席したら音量調整から開始
⚠️ 準1級ならではの注意
従来型では、ナレーション後に面接官が「カードを裏返してください」と指示し、No.2以降はアイコンタクトを取りながら答えるのが定石でした。S-CBTではこの「面接官との駆け引き」が丸ごと消え、純粋に「40秒で中身のある英語を録音する」勝負になります。
つまり対面が得意な人ほど、無反応な画面+タイマーに慣れる練習が必要。逆に人前で緊張するタイプには大きな追い風です。
CONCLUSION
問われる英語は従来型とまったく同じ。違うのは「環境」と「操作」だけです。しかも残り時間表示・聞き直しボタンなど、S-CBTにしかない武器もある。ナレーションのペース配分を数字で管理できる点は、準1級では特に大きなアドバンテージです。
32026年度の当日ルール【新ルール完全対応】
2026年度は英検の運用ルールが大きく変わりました。「去年の情報」で準備すると当日詰みます。まずここだけは確実に更新してください。
⚠️ 2026年度からの3大変更点
① 顔写真付き身分証明書の原本提示が必須化(確認できない場合は「認証失格」)
② 筆記用具は会場で一律貸与。持参した鉛筆・シャープペン・消しゴムは試験室に持ち込めない
③ 検定料が一律100円引き下げ(準1級は10,500円
3-1 集合時間──完全時間指定・遅刻=受験不可
時間帯 土曜・日曜・祝日 平日
午前 9:00 実施なし
12:20 実施なし
午後 15:40 15:00
実施なし 18:30
※会場により異なる場合があります。必ず自分の受験票で確認を。30分前到着が安全です。
S-CBTは完全時間指定制。従来型のような「集合時刻に余裕あり」という感覚は通用しません。しかも会場は駅近の雑居ビル内テストセンターが多く、入口が分かりにくい・開場前は建物に入れないケースがよくあります。前日にストリートビューで入口を確認しておくと安心です。
3-2 持ち物──必須はたった2つ
🎫
① 印刷した受験票
マイページからA4で印刷。
スマホ画面の提示は無効
クリアファイルで折れ防止を
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② 顔写真付き身分証の原本
有効期限内のもの。
健康保険証は顔写真がないため使用不可
忘れると認証失格のリスク
◯ 認められる身分証 ✕ 認められないもの
顔写真付きの学生証・生徒手帳 健康保険証(顔写真なし)
マイナンバーカード 定期券・会員カード類
運転免許証・パスポート 有効期限切れの証明書
在留カード・障害者手帳 など スマホ画面表示(電子学生証含む)・コピー
※顔写真付き身分証を持たない小中学生には代替措置がある場合があります。必ず公式サイトで最新規定を確認してください。
✏️ 筆記用具は持参不可(2026年4月実施分から)
鉛筆・シャープペンシル・消しゴムは、試験室への持ち込みも使用も禁止。すべて会場で貸与されます。メモ用紙も会場で配布(持ち込み不可・持ち帰り厳禁・試験後に回収)。
配布されたメモ用紙以外への書き込み(手のひら・机など)は不正行為と規約に明記されています。絶対にNG。
うっかり持って行った場合は受付の指示に従ってロッカーへ。試験中に取り出すのは絶対にダメです。
3-3 その他の当日ルール
▸ スマホ・スマートウォッチは電源OFFでロッカー(または貸与カバン)へ。試験中に音が鳴るだけで不正扱いの恐れ
▸ アナログ腕時計は使用可。ただし画面に残り時間が表示されるので実質不要。心配なら預けるのが安全
▸ 4技能ノンストップで休憩なし。トイレは本人確認・説明開始前に必ず済ませる(試験中の中座は原則不可)
▸ マイページで顔写真を事前登録しておくと当日の手続きがスムーズ
▸ 服装は自由。ただし冷房が強い会場も多いので、羽織れるものが1枚あると安心
▸ スピーキング終了後、一次免除で「スピーキングのみ受験」の人が退室する時間が入ることがある(受験者報告)。ざわついても自分はリスニングに集中
🔗 持ち物のさらに細かい注意点(うっかり持って行った場合の対処など)は、英検S-CBT 持ち物【2026年度版】にまとめてあります。
4スピーキングの流れと制限時間【秒数・配点つき】
着席してから約15分。この流れを頭に入れておくだけで、当日の心拍数がまったく変わります。「次に何が来るか分かっている」ことが最大の緊張対策です。
STEP 内容 時間 配点
0 音量・マイク調整
1 ウォームアップ(簡単な自由会話) 採点対象外
2 ナレーション準備(4コマを読み取る) 1分
3 ナレーション(4コマのストーリーを語る) 2分 15点
4 No.1:4コマ目の人物になったつもりで答える 40秒(※目安) 5点
5 No.2:カードの話題に関連した意見 40秒(※目安) 5点
6 No.3:やや一般的な社会的話題への意見 40秒(※目安) 5点
7 No.4:話題導入文つきの社会的話題への意見 40秒(※目安) 5点
アティチュード(態度点) 全体を通して 3点
※ナレーションの準備1分・解答2分は従来型と共通の公式仕様。質疑応答の各40秒はS-CBT特有の制限で、受験者報告に基づく目安です。
英検準1級 S-CBTスピーキングの制限時間まとめ
「準1級のS-CBTスピーキングは何秒で答えるのか」は、受験前に最も多く検索される疑問です。ナレーション部分は公式仕様、質疑応答は受験者報告ベースで次の数字に収束します。この秒数感覚を体に入れておくことが、S-CBT対策のスタートラインです。
ナレーション準備:1分(公式仕様)
ナレーション:2分(公式仕様)。1コマ約30秒×4が絶対基準
No.1(4コマ目の人物になりきる):約40秒
No.2(カード関連の意見):約40秒
No.3(社会的話題):約40秒
No.4(話題導入文つき):約40秒。導入文の再生時間は解答時間に含まれない
▸ スピーキング全体:約15分(4技能合計は約135分)
40秒という数字は、体感すると想像よりずっと短い。目安は30〜35語です。「立場5秒+理由①15秒+理由②15秒+締め5秒」という配分を体に入れておくと、本番で言葉に詰まっても時間内に着地できます。
秒数を味方にするコツ:練習のときからスマホのタイマーを「1分/2分/40秒」にセットして解答する。本番で画面の残り時間を見た瞬間に「あ、この感覚か」と分かるようになります。特にナレーションは、2分がどれくらいの長さかを身体で知っているかどうかで完成度がまるで変わります。
※質疑応答の40秒は正式な公表値ではありません。実際の画面には残り時間がカウントダウン表示されるため、当日は秒数を暗記していなくても画面を見れば分かります
配点と合格ラインの現実
満点は38点。合格ラインはCSE 512/750(約68%)=素点でおよそ26点が目安です。
ナレーションだけで15点=全体の約4割。ここを制す者が合格を制します。
逆に言えば、12点分=3割落としても受かる。No.1を1問落としても切り替えれば十分です。
また、No.2〜No.4は意見の賛否ではなく英語の質で採点されます。言いやすい側の立場を選んで構いません。
なお、説明・質問動画の再生中は解答の制限時間は進みません(※受験者報告)。
5画面・機材の完全攻略【S-CBT最重要章】
ここがS-CBT最大の失点ポイントであり、同時に最大の得点チャンスでもあります。英語の勉強をする前に、この章を2回読んでください。
5-1 赤ランプ(マイクアイコン)=録音開始の合図
▸ 画面上のマイクアイコンが赤色に変わった瞬間から録音開始
フライング厳禁:赤になる前に話し始めると最初の数秒が録音されない。ナレーションでは冒頭の One day 〜 の一文が消える致命傷に
▸ 赤を確認 → ひと呼吸(1〜2秒) → 話し始める。この「間」は減点されません
🚨 準1級で最も痛い事故がこれ。ナレーションの冒頭文は「カードに書かれた指定の文から始める」という決まりがあるため、そこが録音されないと15点満点の評価が最初から崩れます。焦って1秒早く話しても点は増えません。赤を目視してから息を吸う。これを体に叩き込んでください。
5-2 「もう一度聞いてやりなおす」ボタン
▸ 質問を聞き直せるボタン。押すと質問動画が再度再生される
▸ 準1級では「カードを見ずに答える後半の質問」でボタンが使えたという受験者報告あり(※対象問題・回数上限は協会非公表・未確認。2回までという報告が多い)
▸ 画面には「使用すると採点に影響がある場合があります」という注意書きが表示される
戦略的な使い方
① 聞き取れなかったときの保険。黙り込んで0点になるより100倍マシ
② 再生中は解答時間が減らないため、考える時間を稼ぐ手段にもなる(※受験者報告)
③ ただし全問での連打はリスク。「本当に必要な1〜2問だけ」が安全ライン
特にNo.4は話題導入文+質問で長い。1回で聞き取る集中力を最初から作っておく
5-3 カウントダウンタイマーは「武器」
▸ 各問の残り時間が画面に表示される。従来型にはないS-CBT最大のアドバンテージ
▸ ナレーション2分は「1コマ約30秒×4」。残り時間から今どのコマにいるべきかが逆算できる
▸ 40秒の意見問題は「立場5秒+理由①15秒+理由②15秒+締め5秒」の感覚を体に入れる
▸ 時間が余ったら That’s why I think so. などで締めて堂々と待つ。解答が終われば「次へ」で先に進める問題もある
💡 対面面接では「あと何秒か」が分からず、多くの受験者が4コマ目に届かないまま終わります。S-CBTでは残り時間が見える。つまり「残り1分を切ったら3コマ目、残り30秒で4コマ目」という機械的な判断ができる。15点を守るうえで決定的に有利です。
5-4 ヘッドセット・音量調整
▸ 開始前の音量・マイクチェックで、本番と同じ声量を出しておく(小声でチェックすると本番でも声が出ない)
▸ マイク位置は口から指2本分。ヘッドホンの装着感もここで整える
▸ 音が聞こえない・小さい場合は、この段階で必ず挙手。開始後の申告は対応が難しくなる
5-5 周りの声問題【最頻出の不安】
▸ 同じ試験室の受験者が全員同時にスピーキングを行うため、周囲の声が聞こえる。ヘッドホンで軽減されるが完全ではない
▸ 受験者報告では「同じ会場で全員が同じ級とは限らない」との声も(※会場・時間帯により異なる。協会非公表)。級が違えば内容も進行もバラバラで、聞こえてくる解答は参考になりません
▸ 同じ級でも各自のPCで個別に進行するため、ペースは人それぞれ。周りが先にナレーションを始めても焦らない
周りの声への対策3つ
① 事前にリビングやカフェなど雑音のある環境で2分ナレーション練習をしておく。本番で動揺しなくなる
② 「周りに聞こえて恥ずかしい」は全員お互い様。声が小さいほうが録音・態度点の両面で損
③ 耳に入る他人の英語は無視して自分の画面だけに集中する、と事前に決めておく
6ナレーション【15点】攻略のコツ──全体の4割はここ
約100語の状況説明つき4コマイラストを、与えられた冒頭文(One day, 〜など)から始めて2分間で語り切る。準1級面接の最大の山場です。38点中15点、しかも最初の問題なので、ここでの手応えがその後の4問すべてに影響します。
準備1分の黄金ルーティン
冒頭文と状況説明を読む(登場人物・場面を把握)
② 各コマの矢印内のことば(A few days later, / That weekend, など)を確認 → そのまま各コマの冒頭に使う。場面転換が明確になり高評価
③ 各コマの「動作+セリフ・吹き出し・掲示物」を確認し、1コマ2〜3文の設計図を頭に描く
1分で全文を作ろうとしてはいけません。作るのは各コマの「誰が・何をした」の骨だけ。肉付けは本番中に行う。完成原稿を目指すと、必ず時間が足りずに焦りだけが残ります。
1コマの黄金パターン=「状況・動作+セリフ/心情」
コマの中身 使う型
動作(基本) 主語+過去形/過去進行形
Mr. and Mrs. Kato were discussing the problem.
セリフ吹き出し A said to B, “…” / A told B that S+V(過去形)
思考吹き出し A was thinking that 〜 / A was worried that 〜
提案 A suggested that they +動詞の原形 〜
掲示・画面・グラフ The sign said, “…” / A saw a news report that said 〜
感情描写(厚みが出る) looked pleased / seemed disappointed / was surprised to see 〜
場面別・そのまま使える表現リスト
場面 使う表現
〜することにした decided to 〜
〜を心配していた was worried that / about 〜
〜に気づいた noticed that 〜 / realized that 〜
〜するよう頼んだ・勧めた asked B to 〜 / encouraged B to 〜
〜を楽しみにしていた was looking forward to 〜ing
数週間後・その晩 A few weeks later, / That evening,
ニュース・掲示を見た saw a news report / a sign that said 〜
結局〜という結果になった In the end, 〜 / As a result, 〜
時間配分と減点回避
▸ 1コマ約30秒×4のペース。タイマーで「残り1分=3コマ目に入っているか」をチェック
4コマ目が時間切れになるのが最頻出ミス。1・2コマ目を作り込みすぎない
▸ 現在形の混入に注意。練習時から「過去形しばり」で
▸ 2分を使い切る必要はないが、極端に短い(1分未満)と情報不足で減点。1コマ2文以上が目安
▸ 凝った単語より「正確で自然な中2〜高1レベルの文」を積み重ねるほうが点になる
💡 準1級ナレーション最大のコツ:難しい語彙で加点を狙うのではなく、4コマ全部に到達することを最優先にしてください。1コマ目を華麗に語って4コマ目が消えるより、全コマを平凡な英語で埋めたほうが点は高い。これは採点基準を見れば当然の帰結です。
7No.1【5点】──「I’d be thinking」テンプレで確実に取る
出題形式は決まっています。Please look at the fourth picture. If you were the man/woman, what would you be thinking? ナレーション直後、まだ頭が4コマの世界にあるうちに答える問題です。
満点テンプレ「I’d be thinking テンプレ」
I’d be thinking, “〜.”
← 仮定法で受けて、中身は直接話法(セリフ)で言うのが定石。
セリフの中身は2〜3文。例:
I’d be thinking, “I should have checked the schedule earlier. Next time, I’ll make a plan before making a decision.”
4コマ目の状況 使う二大パターン
失敗・困っている 後悔=I should have +過去分詞 〜.
+決意=Next time, I’ll 〜.
うまくいった・喜んでいる 満足=I’m glad (that) 〜.
+展望=I hope 〜. / I’ll 〜 from now on.
4コマ目がポジティブか、後悔か。この二択を即決するだけで、あとはテンプレに流し込むだけです。迷って沈黙するのが最悪。3秒で決めてください。
時制の落とし穴:質問が would be thinking なので、答えも I’d be thinking で受けます。I think 〜 や I was thinking 〜 で始めると、それだけで減点対象。ここは丸暗記でOKです。
8No.2〜No.4【各5点】──40秒で意見をまとめる型
No.2はカードの話題に関連した意見、No.3・No.4はより一般的な社会問題。合計15点=ナレーションと同じ配点です。ナレーションで崩れてもここで取り返せるので、絶対に捨ててはいけません。
40秒 満点テンプレ
Yes(, I do). / No(, I don’t).I think so. / I don’t think so.(立場を即宣言・約5秒)
First(ly), 〜.(理由①・約15秒)
Also, 〜. / For example, 〜.(理由② or 具体例・約15秒)
That’s why I think 〜.(余裕があれば締め・約5秒)
目安は合計30〜35語。立場は本心ではなく「英語で言いやすい側」を選ぶ(採点対象は英語の質のみ)。
No.4「話題導入文」の攻略【2024年度〜】
No.4には、質問の前にトピックの背景を説明する1文がつきます。たとえば The wealth gap between rich countries and poor countries often becomes a topic for discussion. のような文です。
多くの受験者はこれを「余計に長くなった」と嫌がりますが、実は導入文はヒントです。話すべきトピックの範囲を勝手に整理してくれているのだから、使わない手はありません。
導入文を武器にする3手
① 導入文のキーワードをそのまま借りて答え始める(例:I think rich countries should do more because 〜)
② 借用により時間短縮+トピックずれ防止の一石二鳥。ゼロから語を探す時間が消える
③ 導入文が長くて質問本体を聞き逃したら、迷わず「もう一度聞く」ボタン
🚨 S-CBTならではの注意:従来型なら面接官が導入文をゆっくり読んでくれますが、S-CBTは録音音声。しかも導入文と質問が続けて流れるため、集中が切れると質問本体だけを取り逃します。導入文が始まったら「この後に質問が来る」と身構えるクセをつけてください。
9万能8大観点&頻出テーマ10──理由が出ない問題を消す
意見問題で詰まる原因は、英語力ではなく「理由が思いつかない」ことです。準1級レベルの社会的トピックは、次の8つの観点のどれかに必ず接続できます。
💰 お金・経済 It saves money. / It is good for the economy.
⏰ 時間・効率 It saves time. / It makes 〜 more efficient.
💪 健康 It is good for people’s health.
🌱 環境 It is good for the environment. / It reduces waste.
🛡 安全 It is dangerous. / It protects people’s safety.
📚 教育・成長 It helps children learn 〜. / It gives people more opportunities.
🔐 プライバシー・人権 It may invade people’s privacy.
👵 高齢化・人口 Japan has an aging society, so 〜.
2級が「6大理由」で押し切れるのに対し、準1級は社会性のある2観点(プライバシー・高齢化)が加わって8つになります。この差が、そのまま級の差です。
頻出テーマ10(準1級の定番)
1 環境問題・再生可能エネルギー 6 グローバル化・移民
2 AI・テクノロジーと仕事 7 SNS・メディアの影響
3 少子高齢化 8 健康・医療
4 ワークライフバランス・働き方 9 都市と地方
5 教育(オンライン学習・留学) 10 政府の役割・税金
💡 準1級最大の時短テク:この10テーマは、ライティング(意見論述)の頻出テーマとほぼ同じです。つまりW対策で作った意見・語彙・具体例をNo.2〜No.4にそのまま流用できる。逆も然りで、面接対策がライティングの得点にも効きます。準1級では「4技能の対策を分けない」のが正解です。
各テーマで賛成側の理由を2つずつストックしておけば、本番は「思考」ではなく「引き出し」の作業になります。ここまで来れば、意見問題は事故らない問題に変わります。
10沈黙ゼロ化計画&態度点3点の取り方
S-CBTで最も怖いのは、間違えることではなく黙ることです。無言のまま制限時間が終わると自動で次に進み、その問は0点。三単現や冠詞のミスより、沈黙のほうが何倍も高くつきます。
10-1 つなぎ言葉(考える時間を1〜3秒稼ぐ)
Well, … / Let me see, … / That’s a difficult question, but …
※連発は逆効果。1解答につき1回までが目安です。
10-2 リカバリー表現
▸ 言い間違えた直後に → I mean, …
▸ 仕切り直したいとき → Sorry, let me say that again.
言い直しは制限時間内ならまったく問題ありません。ただし録音の撮り直し機能はないので、「録り直せる」と勘違いしないこと。その場で言い直すのが唯一の修正手段です。
10-3 どうしても出てこない時の最終兵器
詰まった原因 脱出ルート
単語が出ない 簡単な語で言い換える(renewable energy → energy from the sun and wind)
理由が出ない 万能8大観点(お金・時間・健康・環境・安全・教育・プライバシー・高齢化)に強制接続
完全に詰んだ I think it is a good idea because it helps many people. レベルの超シンプル文でも置く。0点と2〜3点の差は天と地
10-4 態度点(アティチュード3点)満点の3か条
① 声量
普段の1.3倍。
マイクチェックの時点から
本番の声量で
② 即応性
赤ランプ後1〜2秒以内に
第一声。
Well, でもOK
③ 明瞭さ
語尾まではっきり。
モゴモゴ・尻すぼみが
最大の敵
S-CBTでは表情もアイコンタクトも使えません。声のトーンがすべてです。だからこそ、採点対象外のウォームアップから「感じのいい声」で通すと、全体の印象が最後まで安定します。態度点3点は英語力に関係なく取れるタダ点。ここを落とすのは純粋な損です。
11本番シミュレーション──模擬4コマ&模範解答フルセット
ここまでのテクニックを1セットで体験してみましょう。実際に声に出してやってみるのが最も効果的です。スマホで録音して聞き返すと、自分の弱点が一発で分かります。
CARD|準備1分 → ナレーション2分
Working from Home
冒頭文:One day, Mr. and Mrs. Sato were talking about their new working style at home.
コマ①:在宅勤務の記事を見ながら夫婦で会話(吹き出し:通勤時間が減らせそうだ)
コマ②A few weeks later, 自宅で仕事する夫。子どもが騒いで集中できない様子
コマ③That weekend, 妻が「近くのシェアオフィスはどう?」と提案。掲示に「Shared Office — 500 yen / hour」
コマ④A month later, シェアオフィスで集中して働く夫。満足そうな表情
模範ナレーション(15点/2分)
One day, Mr. and Mrs. Sato were talking about their new working style at home. Mr. Sato was reading an article about working from home. He said to his wife that he could save a lot of commuting time.
A few weeks later, Mr. Sato was working in the living room. His children were playing noisily around him, and he looked troubled because he could not concentrate.
That weekend, Mrs. Sato suggested that he use a shared office near their house. The sign said, “Shared Office — 500 yen per hour,” and Mr. Sato seemed interested in the idea.
A month later, Mr. Sato was working at the shared office. He was concentrating on his computer and looked very pleased with his new working style.
▸ 矢印のことば(A few weeks later, / That weekend, / A month later,)をそのまま冒頭に。全文が過去形・過去進行形。1コマ2〜3文、合計12文で約2分。難語はゼロです。
No.1|4コマ目の人物になりきる
質問:Please look at the fourth picture. If you were Mr. Sato, what would you be thinking?
模範解答:I’d be thinking, “I’m glad that I took my wife’s advice. I can finally concentrate on my work here. I should have looked for a place like this much earlier.”
▸ 4コマ目がポジティブなので「満足+軽い後悔」の組み合わせ。I’d be thinking で受けるのが必須です。
No.2〜No.4|意見問題(各40秒)
No.2:Do you think working from home will become more common in Japan?
模範解答:Yes, I do. First, it saves a lot of commuting time, so people can use those hours for their families. Also, companies can reduce the cost of office space. That’s why I think it will spread.
No.3:Do you think technology has made people’s lives too busy?
模範解答:Yes, I think so. First, people are expected to reply to messages at any time, so they cannot really rest. Also, smartphones make it difficult to separate work from private life.
No.4(話題導入文つき):Today, many companies are introducing AI to their offices. Do you think AI will take away jobs from people?
模範解答:No, I don’t think so. It is true that AI will replace some simple tasks. However, it will also create new jobs, and it gives people more opportunities to do creative work.
▸ 導入文の AI / companies をそのまま借りて答えています。理由は「教育・成長」と「時間・効率」の観点から。
🔗 もっと問題数をこなしたい人は、英検準1級 二次面接 出る順200問(無料AI採点アプリ)で本番形式のリハーサルができます。表現のストックは準1級 決まり文句&テンプレート120選へ。
12S-CBT豆知識【厳選25連発】
受験者の声と公式情報から拾い上げた、知っているだけで差がつく25項目。ここだけ読んでも元が取れます。
運用・手続き系(1〜8)
1 受験票メールは試験日の数日前に届く。前日までに必ずA4印刷(クリアファイルで折れ防止)
2 マイナンバーカードの新規取得は数週間かかる。身分証がない人は今すぐ動く
3 身分証を忘れると後日提出(期限あり)。不備なら「認証失格」で成績無効・検定料も返金なし
4 ライティングは申込時に「筆記型/タイピング型」を選択。準1級は要約+意見論述の2題で分量が多く、タイピング型が有利
5 タイピング型でも、メモ取りには貸与された鉛筆を使う
6 公式サイトの「英検S-CBT体験版」を必ず1回やる。準1級版はないが操作感は共通で、画面の不安が9割消える
7 S-CBTだけで同一級を検定回ごとに最大3回。「1回で受からなきゃ」のプレッシャーから解放される
8 従来型との併願で「保険」をかける戦略も有効。一次免除もS-CBTで使える
スピーキング本番系(9〜18)
9 言い直しは制限時間内ならOK。I mean, と言って正しい文を言い直せば大丈夫。録音の撮り直し機能はない
10 無言のまま制限時間が終わると自動で次へ。沈黙=その問0点。必ず何か言う
11 ナレーション2分は意外と長い。使い切れなくても、4コマ全部に触れていれば大崩れしない
12 準備1分は「① 冒頭文を読む → ② 矢印内の時間表現チェック → ③ 各コマの動作+セリフ確認」の順で使う
13 画面の面接官は相槌を打ってくれない。無反応でも気にしない
14 ウォームアップは採点対象外。I’m a little nervous but excited! など一言多く話して口を温める
15 咳・くしゃみ・多少の言い淀みが録音に入っても採点には影響しない
16 緊張で声が震えても、内容と文法が正しければ点は入る
17 「機械相手だと逆に緊張しない」という受験者も多い。人見知りには追い風
18 録音されていない等の機材トラブルはその場で挙手。後からの申告では救済されにくい
メンタル・採点系(19〜25)
19 スピーキングが最初=寝不足・遅刻がスピーキングを直撃。前日はしっかり寝る
20 会場に向かう道中で小声の英語ウォームアップ。第一声の質が変わる
21 態度点3点は声の大きさ・積極性・明瞭さ。表情が使えない分、声のトーンが全て
22 三単現・冠詞などの小ミスより、沈黙・単語だけの解答のほうがはるかに痛い
23 「もう一度聞く」は常識的な回数なら合否を左右するほどの影響はないという受験者報告が多い(※協会非公表)
24 No.2〜No.4の社会テーマはライティング(意見論述)と重なる。W対策の知識・語彙をそのまま流用できる
25 満点は不要。38点中26点で合格圏。ナレーションで多少転んでもNo.1〜No.4+態度点で取り返せる
13直前1週間&当日チェックリスト
📅 1週間前〜前日
☐ 公式「英検S-CBT体験版」を1回プレイ(画面操作に慣れる)
☐ 過去問カード3セットを「準備1分→ナレーション2分」のタイマー付きで通し練習(スマホで録音 → 聞き返す)
☐ 雑音のある場所(リビング・カフェ)で1回練習
☐ ナレーション頻出表現・I’d be thinking テンプレ・万能8大観点を音読で暗唱
☐ 頻出テーマ10個について賛成側の理由を2つずつストック(ライティング対策と共用)
☐ 受験票をA4印刷してクリアファイルへ(スマホ提示は無効)
☐ 顔写真付き身分証の原本を確認(健康保険証は不可・有効期限もチェック)
☐ マイページで顔写真を事前登録
☐ 会場の場所と所要時間を下調べ(完全時間指定・遅刻=受験不可)
🎯 当日
☐ 30分前到着。トイレは説明開始前に済ませる
☐ 会場までの道中で小声の英語ウォームアップ
☐ スマホ・時計・筆記用具はロッカーへ(筆記用具は会場で貸与される)
☐ 音量調整で本番と同じ声量を出す。マイクは口から指2本分
赤ランプ確認 → ひと呼吸 → 発話(ナレーション冒頭文の消失防止)
☐ 周りの声は無視。自分の画面だけに集中
☐ 1問ミスしても即切り替え(26/38で合格圏)
14よくある質問&まとめ
Q. 英検準1級 S-CBTスピーキングの制限時間は何秒ですか?
A. ナレーションは準備1分・解答2分(公式仕様)。No.1〜No.4の質疑応答は各40秒前後という受験者報告が主流です(協会非公表)。画面に残り時間が表示されるので、当日に暗記している必要はありません。
Q. S-CBTスピーキングのコツを1つだけ挙げるなら?
A. 「赤ランプを目視してから、ひと呼吸おいて話し始める」。これだけで冒頭文の録音漏れという最悪の事故が防げます。次点は、ナレーションで残り1分=3コマ目、残り30秒=4コマ目という機械的なチェックを入れること。
Q. 準1級のS-CBTは従来型より難しい?
A. 問題の難易度も採点基準も同一です。違うのは環境と操作だけ。ただし面接官の相槌や表情の助けがないぶん、2分間ひとりで話し切る訓練は従来型以上に必要です。
Q. ナレーションが2分もたない場合は?
A. 2分を使い切る必要はありませんが、1分未満は情報不足で減点されます。まずは「1コマ2文×4=8文」を確実に。慣れたら感情描写(looked pleased など)を1文ずつ足して12文に増やしていくのが最短ルートです。
Q. 対策は何日くらい必要?
A. 型を覚えるだけなら1週間で形になります。ただしナレーションを「口が勝手に動く」状態にするには、録音を伴う通し練習を10〜14日は積みたいところです。1日1セットでも効果は出ます。
まとめ──準1級S-CBTは「準備した人」が勝つ
英語力を1ミリも上げなくても、仕様を知っているだけで数点分は変わります。
そのうえで型を口に入れれば、26点は現実的な目標です。
赤ランプを目視 → ひと呼吸 → 冒頭文。フライングが最大の事故
準備1分で作るのは「誰が・何をした」の骨だけ。全文は作らない
ナレーションは15点=4割。1コマ30秒×4、全部過去形、4コマ目まで必ず到達
No.1は I’d be thinking, “〜.” で受ける。後悔かポジティブかを3秒で即決
No.2〜No.4は「立場+First+Also」の40秒テンプレで30〜35語
No.4の話題導入文はヒント。キーワードを借りて答え始める
理由は万能8大観点に強制接続。沈黙が最大の敵
2026年度の新ルール(身分証原本・筆記用具貸与)を必ず確認
仕様を知り、型を持ち、声を出す。
この3つで、準1級のスピーキングは「一番読みやすい技能」に変わります。
📎 未確認・変動しうる事項:ナレーションの準備1分・解答2分は公式仕様ですが、質疑応答の各40秒は協会非公表で、受験者報告に基づく目安です。「もう一度聞く」ボタンの対象問題・回数上限・減点の有無や程度も非公表。試験室内の級の混在状況やスピーキング後の退室運用は会場・時間帯により異なります。集合時間・検定料・持ち物・身分証規定は年度途中でも変更されうるため、申込前に必ず英検S-CBT公式サイトで最新情報をご確認ください。
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