中高英語教師のための授業アイデア&最新情報ニュースレター

【中高英語教師のための授業アイデア&最新情報】 2026年4月16日(木)~原田先生の英語教育ニュースレター Vol.060~

 

English Teacher’s Briefing

📬 原田先生の英語教育ニュースレター

中高英語教師のための授業アイデア&最新情報

2026年4月16日(木)| Vol.060

HEADLINE
⚡ TODAY’S TOP STORY

文科省「AI英語教育強化事業」令和7年度の採択結果を公表 — AI英語モデル校+活用リーダー事業が全国で本格始動

文部科学省が推進する「AIの活用による英語教育強化事業」の令和7年度採択結果がプラットフォームサイト上で公表されました。「AI英語モデル校事業」と「AI英語活用リーダー事業」の2本柱で構成され、立命館守山中高をはじめ全国46件が採択。ECC「Study Assist」や東京書籍「教科書AIワカル」など、生成AIを活用した英語発信力の強化が主テーマです。2024年度の検証では3,275名の児童生徒の発話量が増加し、英語を話す自信が向上。AI×英語の「理想と現実」が新年度からいよいよ各教室で試されます。

🔗 参考:文科省 AI英語教育強化事業プラットフォームサイト

🎯

Classroom Activities

今日の帯活動アイデア(5分でできる!)

🗣 Dialogue Builder(即興ダイアログ)

対象:中学2年〜高校 | 時間:5分 | 準備:不要

▶ やり方:

① ペアを組み、先生がシチュエーションを指定(例:”At a convenience store”)

② 生徒Aが1文目を言う:“Excuse me, do you have any rice balls?”

③ 生徒Bが即座に応答して会話を展開:“Yes, we have salmon and tuna.”

④ 交互に1文ずつ追加し、2分間で自然な対話を構築する

💡 ポイント:場面設定を毎回変えるだけで無限のバリエーション。”At a doctor’s office” “At a hotel” など、実生活で使える場面にすると実用的!

📝 Whiteboard Slam(ホワイトボードスラム)

対象:中学1年〜 | 時間:5分 | 準備:小型ホワイトボード(1人1枚)

▶ やり方:

① 先生が英語で問題を出す(例:”Write the past tense of ‘bring'”)

② 生徒は10秒以内にボードに答えを書く

③ “3, 2, 1, SLAM!” の合図で全員一斉にボードを掲げる

④ 正解者には拍手、間違いはその場で全員で確認&復習

💡 ポイント:挙手と違い「全員が必ず参加」するのが最大の利点。不規則動詞、スペリング、前置詞選択など幅広い文法項目に対応。100均のボードでOK!

🤖

AI × English Teaching

AI × 英語指導 最前線

🆕 ECC Study Assist — 文科省事業採択のAI英会話アプリ

ECCが開発した生成AI搭載の学習支援アプリ。AI相手に自由英会話ができるだけでなく、学年・学期ごとの学習トピックに沿ってAIが会話を誘導する「ガイド付き自由会話」機能が特徴的。ネイティブ発音との比較判定機能も搭載。

✅ 小・中・高すべてに対応(学年別コンテンツ)
✅ 2024年度検証で発話量増加+自信向上を確認
✅ 文科省AI英語教育強化事業で2年連続採択

🔗 ECC プレスリリースはこちら →

📱 教科書AIワカル(東京書籍)— NEW HORIZON完全準拠AI

東京書籍が開発した、令和7年度版中学英語教科書「NEW HORIZON」に完全準拠する対話型AI学習サービス。チャット形式で教科書の内容についてAIと自然な対話ができ、音声読み上げ機能や実生活を想定した会話シミュレーションも搭載。文科省AI英語教育強化事業で全国10校のモデル校に導入。

🔗 東京書籍 採択情報はこちら →

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News Flash

英語教育ニュース FLASH

🇯🇵 JAPAN — CBT直前特集

全国学力テスト中学英語CBT、今週4/20からいよいよ実施開始

約200万人の中3生を対象に、中学校英語のCBT(オンライン方式)による全国学力テストが今週4月20日から開始されます。「聞く」「読む」「書く」の3技能を端末で測定。「話す」は別日程で約500校が4/24-27に先行実施、それ以外は4/28〜5/29に実施。MEXCBT上での初の大規模英語テストは歴史的な一歩です。

🔗 参考:リシード — 2026年度全国学力テスト実施要領

🌍 GLOBAL

英語の筆記体、アメリカで復活の動き — 「手書き」の学習効果が再注目

日本の学校で教えなくなった英語の筆記体ですが、アメリカでは逆に復活させる州が急増中。神経科学の研究で手書きが記憶定着やリテラシー向上に有効だと示され、20州以上が筆記体教育を義務化。英語教師として知っておきたいトレンドです。

🔗 参考:東京新聞 — 英語の筆記体、なぜ学校で習わなくなった?

🇯🇵 EDTECH

MetaMoJi ClassRoom が大幅アップデート — カレンダー機能+回答参照を強化

リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」が大幅アップデート。カレンダー機能や生徒の回答を一覧参照できる機能が強化され、英語のライティング授業での相互フィードバックやペアワーク管理がさらにスムーズに。

🔗 参考:EdTechZine — MetaMoJi ClassRoom アップデート情報

🛠

Learning Tools

超絶使える!英語学習ツール

🎮

Clozemaster

文脈の中で語彙を覚える「穴埋め式」学習アプリ。Duolingoの次のステップとして最適。実際の文中で使われる頻出単語を効率的に習得。

公式サイト →

🧠

iKnow!

日本発のSRS(間隔反復)語彙学習プラットフォーム。脳科学に基づく忘却曲線アルゴリズムで最適なタイミングで復習を提示。TOEIC・英検対応。

公式サイト →

📖

WordReference

世界最大級のオンライン辞書+フォーラム。英和・和英だけでなく、ネイティブによるニュアンス解説フォーラムが宝の山。コロケーション検索にも。

公式サイト →

✍️

Lang-8

日本発の相互添削SNS。生徒が書いた英文をネイティブが添削してくれる仕組み。ライティング力向上と異文化交流を同時に実現。無料で利用可能。

公式サイト →

🌍

World Classroom

世界の英語授業から学ぶ

🇪🇹 エチオピア — 80言語が共存する国の「母語→英語」段階的移行モデル

80以上の民族言語が話されるエチオピアでは、小学校低学年は母語で授業を行い、英語は「教科」として段階的に導入。中学校以降は英語が教授言語(Medium of Instruction)に切り替わるユニークな二段階モデルを採用しています。アムハラ語・オロモ語・ティグリニャ語など多様な母語の土台の上に英語力を築く、アフリカ有数の多言語教育国です。

🔑 明日から使えるテクニック

エチオピア式「言語の橋渡し」活動:新しい英語表現を導入する際、まず日本語で概念を確認してから英語に移行する。例:”感謝の気持ち”をまず日本語でブレストし、その後 “I appreciate…” “I’m grateful for…” と英語表現に展開。母語の力を「踏み台」にすることで、英語への不安を軽減しながら表現力を広げられます。

Today’s Quote

“One child, one teacher, one book,
one pen can change the world.”

— Malala Yousafzai(マララ・ユスフザイ)

「1人の子ども、1人の教師、1冊の本、1本のペンが、世界を変えることができる。」

💡

今日の1分ティップス

ライティング指導で「パラフレーズの段階的指導」を取り入れてみましょう。Step 1:キーワードだけ変える(語彙置換)、Step 2:文構造を変える(能動態→受動態)、Step 3:情報の順序を入れ替える。いきなり全文パラフレーズを求めると生徒はフリーズしますが、3ステップに分ければ「できた!」が生まれます。英検の要約問題対策にも直結!

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haradaeigo.com

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