🎄 Merry Christmas と Happy Holidays の違い
1Happy Holidays が使われる理由
アメリカには、キリスト教以外の宗教を信じる人や、宗教を持たない人もたくさんいます。12月にはユダヤ教のハヌカ(Hanukkah)や、アフリカ系アメリカ人の文化を祝うクワンザ(Kwanzaa)もあり、年末の休み(the holidays)全体をまとめて祝う言葉として Happy Holidays! が広く使われています。
クリスマスからお正月までをまとめて「楽しい休暇を」という意味なので、12月中ずっと使えるのも便利な点です。
| 表現 | 向いている場面 | ひと言 |
|---|---|---|
| Merry Christmas! | クリスマスを祝う家族・友だち | いちばんの定番 |
| Happy Christmas! | イギリス・オーストラリアなど | イギリスでよく使う |
| Happy Holidays! | 相手の宗教がわからないとき・仕事・お店 | 12月中ずっと使える |
| Season's Greetings! | 会社のカード・取引先へのメール | あらたまった書き言葉 |
| Happy Hanukkah! | ハヌカを祝うユダヤ教の人へ | 相手の祝日がわかるときに |
2Merry Christmas を使ってはいけない?
そんなことはありません。クリスマスを祝う人どうしでは、今も Merry Christmas! がいちばんの定番です。アメリカでは「Merry Christmas と言うべきか、Happy Holidays と言うべきか」が毎年のように話題になりますが、相手を思って選べばどちらも気持ちは伝わります。
3イギリスの Happy Christmas
イギリスでは Happy Christmas! もよく使われます。王室のクリスマスのあいさつでも長く使われてきました。merry は「陽気な・にぎやかな」、happy は「幸せな」という感じで、意味はほとんど同じです。
4Season's Greetings はカード向き
Season's Greetings!(季節のごあいさつ)は、少しあらたまった言い方。会社のカードや取引先へのメール、お店のポスターなどによく使われます。話し言葉ではあまり使いません。
✍️Examples例文で確かめよう
❓FAQよくある質問
Happy Holidays はクリスマスを否定する言葉?
いいえ。クリスマスを含む年末の休暇全体を祝う言葉です。相手の宗教がわからないときに、だれでも気持ちよく受け取れる言い方として使われています。
日本人が外国人に Merry Christmas と言ってもいい?
相手がクリスマスを祝う人なら問題ありません。わからないときは Happy Holidays! が無難です。
Xmas と書いてもいい?
失礼な言葉ではありませんが、くだけた書き方です。カードや手紙では Christmas とつづるのがおすすめです。
⚠️クリスマスの「海外の常識」をもっと
日本では恋人と過ごすイメージがありますが、欧米では家族が集まって過ごす日。遠くに住む家族が実家に帰り、ごちそうを囲みます。日本のお正月に近い感覚です。
クリスマスにフライドチキンを食べるのは、1970年代に日本で広まった習慣。アメリカやイギリスでは、七面鳥やハム、ローストビーフなどが定番です。
日本では26日になるとお正月の飾りに替わりますが、欧米ではクリスマスの飾りを1月まで残すのがふつう。キリスト教の暦では、クリスマスの季節は1月6日ごろまで続きます。
アメリカやイギリスでは、25日の朝にツリーの下のプレゼントを開けるのが定番。ドイツなどでは、24日の夜(クリスマス・イブ)に家族でプレゼントを交換します。