
Breast Cancer Awareness Month
海外のピンクリボン月間:国別比べ
5の国と地域で、ピンクリボン月間(乳がん啓発月間)はこんなに違う。日本語とやさしい英語で。
🌍Around the World海外のピンクリボン月間:国別比べ
各国の様子を日本語で。「English」を押すと、同じ内容のやさしい英語が開きます。
1985年に始まった本家。全国でウォークやランが開かれ、10月にはピンクの商品があふれる。
English
The month started here in 1985. Many people join walks and runs in October.
慈善団体ブレスト・キャンサー・ナウが、10月の金曜日に「Wear It Pink」の日を開く。学校や職場でピンクの服を着て寄付を集める。2002年から。
English
On Wear It Pink day, people wear pink to school or work and give money to charity.
「Octobre rose(ピンクの10月)」と呼ぶ。最初のキャンペーンは1994年、エスティ ローダーと雑誌『マリ・クレール』が始めた。
English
People in France call it Pink October. The first campaign there was in 1994.
がん協会の「Pink Ribbon Day」が10月にあり、乳がんと婦人科のがんのための寄付を集める。西オーストラリアの鉄道会社は機関車をピンクに塗っている。
English
Australia has Pink Ribbon Day in October. One railway company even paints its trains pink.
2000年に東京タワーがピンクに。10月1日は「ピンクリボンの日」、10月第3日曜日は日曜に検診を受けられるマンモグラフィーサンデー。
English
Tokyo Tower first turned pink in 2000. Some hospitals in Japan offer checkups on a Sunday in October.
🗾日本のピンクリボン:東京タワーがピンクに染まった2000年
日本でピンクリボンが広く知られるきっかけは、2000年10月の東京タワーでした。エスティ ローダー グループが、乳がん患者を支える「あけぼの会」を応援して、タワーをピンクにライトアップしたのです。点灯はその後も毎年続き、2010年には11回目を数えました。
2003年からは、日本対がん協会や朝日新聞社などが「ピンクリボンフェスティバル」を始め、ピンクのグッズを身につけて街を歩く「スマイルウオーク」も開かれてきました。2009年には、NPO法人J.POSHが「ジャパン・マンモグラフィーサンデー」を始めます。平日に病院へ行きにくい女性が、日曜日に乳がん検診を受けられるようにする取り組みで、毎年10月の第3日曜日(2026年は10月18日)です。10月1日は、日本記念日協会が2017年に認定した「ピンクリボンの日」でもあります。
数字も見てみましょう。国立がん研究センターによると、2023年に新たに乳がんと診断されたのは103,424例(うち女性102,592例)。女性のがんの中で最も多く、日本の女性の約8人に1人(11.8%)が、一生のうちに乳がんと診断される計算です。
厚生労働省の指針では、市区町村が行う乳がん検診の対象は40歳以上の女性、間隔は2年に1回、検査は問診とマンモグラフィとされています。また、ふだんから自分の乳房の状態を知り、変化に気づいたら早めに医療機関に相談する「ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)」も、自治体などが呼びかけています。


