B2名詞ラテン系

privilegeの語源と意味

/ˈprɪvəlɪdʒ/プリビレッジ

特権、恩恵

絵で分かる語源

privilege の語源のイメージ:その人だけのための法
その人だけのための法
privi語根個人のラテン語 privus
lege語根法ラテン語 lex

個人の+法 → 一人のための法 → 特権

privilege の語源ストーリー

privilege は、ラテン語 privilegium から来ています。privus は「個人の」、lex は「法」です。古代ローマでは、特定の個人だけを対象にした法をこう呼びました。最初は、ある人を罰する法も、ある人を優遇する法も含んでいました。ローマ最古の成文法とされる十二表法は、個人を狙い撃ちにする privilegium を禁じていたと伝えられます。やがて優遇の意味が中心になり、「特権」を表すようになりました。今では It's a privilege to 〜(〜できて光栄です)のようにも使います。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    privus
    個人の
  2. 2
    ラテン語
    privilegium
    個人に関する法
  3. 3
    古フランス語
    privilege
    特権
  4. 4
    英語12世紀
    privilege

例文

Access to higher education is still a privilege rather than a right in many parts of the world.
世界の多くの地域では、高等教育を受けることは権利というよりまだ特権である。

よく使う形:enjoy a privilege(特権を享受する)

暗記フック

「プライベート(privi)な法律(leg)」=その人だけに適用される法→特権。格差社会を扱う評論文のキーワード。

入試・使い方のポイント

privileged(恵まれた・特権のある)は格差の話題で頻出。the privileged(特権階級)、underprivileged(恵まれない)も。

受験ミニ情報 つづりは privi-lege(d は入らない)。アクセントは第1音節 PRIV。knowledge につられて -dge と書く誤りが多い。

派生語・言い換え受験で問われる形

privileged形容詞 特権のある・恵まれた
underprivileged形容詞 恵まれない

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(5語)

語根 priv(個人の・切り離す)の単語をすべて見る →
語根 leg(法)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語privilège特権
スペイン語privilegio特権
イタリア語privilegio特権

語源で推理!ミニクイズ

privilege と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

privilegeの語源は?

privi(個人の ← privus)+leg(法 ← lex)→ 特定の個人だけの法 → 特権 privilege は、ラテン語 privilegium から来ています。privus は「個人の」、lex は「法」です。

privilegeの意味は?

特権、恩恵(名詞)。コアイメージは「その人だけのための法」です。

privilegeの覚え方は?

「プライベート(privi)な法律(leg)」=その人だけに適用される法→特権。格差社会を扱う評論文のキーワード。 同じ語源の private・privacy・legal とまとめて覚えると効率的です。

privilegeの発音は?

/ˈprɪvəlɪdʒ/(プリビレッジ)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。