B1名詞ラテン系

passionの語源と意味

/ˈpæʃən/パション

情熱、熱中

パーツに分けると

pass語根苦しむ・受けるラテン語 pati
ion接尾辞〜すること

苦しむ+こと → 苦しみ → 心を激しく動かすもの → 情熱

コアイメージ
身を焦がす苦しみ

passion の語源ストーリー

passion は、ラテン語 pati「苦しむ」から来た passio「苦しみ」が元です。英語に入った1200年ごろは、十字架にかけられるまでのキリストの苦しみ、つまり「受難」を指しました。今も大文字の the Passion はこの意味です。そこから、人の心を外から動かす激しい感情全般に広がります。怒りも恋も、自分では止められず「こうむる」ものと考えられました。「情熱・大好きなこと」の意味が中心になったのは、もっと後のことです。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    pati
    苦しむ・耐える
  2. 2
    ラテン語
    passio
    苦しみ
  3. 3
    古フランス語
    passion
    キリストの受難
  4. 4
    英語1200年ごろ
    passion

例文

His passion for astronomy led him to build his own telescope.
天文学への情熱が高じて、彼は自作の望遠鏡まで作った。

よく使う形:a passion for A(Aへの情熱)

暗記フック

patient(苦しみに耐える人=患者)と同じpat(苦しむ)。苦しいほど燃える気持ちが情熱

入試・使い方のポイント

have a passion for ~(~が大好きだ)が基本形。passionate about ~(~に情熱を注ぐ)も頻出。

受験ミニ情報 dispassionate(冷静な)は「情熱がない」でなく「感情に左右されない」。impartial への言い換えが難関大で出る。

派生語・言い換え受験で問われる形

passionate形容詞 情熱的な
passionately副詞 情熱的に
dispassionate形容詞 冷静な・公平な

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(5語)

語根 path(感じる・苦しむ)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語passion情熱・受難
イタリア語passione情熱・受難

語源で推理!ミニクイズ

passion と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

passionの語源は?

pass(感じる・苦しむ ← pati)+ion → 心が激しく揺さぶられ苦しいほどの感情 passion は、ラテン語 pati「苦しむ」から来た passio「苦しみ」が元です。英語に入った1200年ごろは、十字架にかけられるまでのキリストの苦しみ、つまり「受難」を指しました。

passionの意味は?

情熱、熱中(名詞)。コアイメージは「身を焦がす苦しみ」です。

passionの覚え方は?

patient(苦しみに耐える人=患者)と同じpat(苦しむ)。苦しいほど燃える気持ちが情熱 同じ語源の patient・passive・compassion とまとめて覚えると効率的です。

passionの発音は?

/ˈpæʃən/(パション)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。