C1名詞ラテン系

discourseの語源と意味

/ˈdɪskɔːrs/ディスコース

言説、談話

パーツに分けると

dis接頭辞あちこちへラテン語 dis-
course語根走ることラテン語 currere

あちこちへ+走る → 考えが走りめぐる → 論じること・談話

コアイメージ
考えがあちこち走りまわる

discourse の語源ストーリー

ラテン語の discursus は、もともと人が「あちこち走りまわること」でした。中世の学者たちは、この語を頭の働きにも使いました。前提から結論へと、考えが順に走っていく様子です。そのため14世紀後半の英語では「推論する力」という意味で入ってきました。16世紀ごろから「会話・話」の意味が広まります。今では「公の場での議論のあり方」を指す言葉としても、新聞や論文でよく使われます。political discourse は「政治をめぐる言論」です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    currere
    走る
  2. 2
    ラテン語
    discursus
    走りまわること
  3. 3
    フランス語
    discours
    話・論
  4. 4
    英語14世紀後半
    discourse

例文

Social media has coarsened public discourse by rewarding outrage over reasoned argument.
SNSは理性的な議論よりも怒りに報酬を与えることで、公共の言説を粗雑なものにしてきた。

よく使う形:public discourse(公共の言説)

暗記フック

course(走路)と同じcur=「走る」。言葉があちこち走り回る→談話・言説

入試・使い方のポイント

discourse marker(談話標識)は however・therefore など文と文をつなぐ語。読解の設問用語として出る。

受験ミニ情報 名詞は第1音節 DIS-course が多い。public discourse(世間の議論)は国公立二次の長文で頻出。

派生語・言い換え受験で問われる形

discursive形容詞 話があちこち飛ぶ・論証的な

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(6語)

語根 curr(走る)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語discours演説・話
スペイン語discurso演説

語源で推理!ミニクイズ

discourse と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

discourseの語源は?

dis(あちこちへ)+course(走ること ← currere)→ 話があちこち走り巡ること → 談話 ラテン語の discursus は、もともと人が「あちこち走りまわること」でした。中世の学者たちは、この語を頭の働きにも使いました。

discourseの意味は?

言説、談話(名詞)。コアイメージは「考えがあちこち走りまわる」です。

discourseの覚え方は?

course(走路)と同じcur=「走る」。言葉があちこち走り回る→談話・言説 同じ語源の course・current・curriculum とまとめて覚えると効率的です。

discourseの発音は?

/ˈdɪskɔːrs/(ディスコース)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。