B1名詞ラテン系

debtの語源と意味

/det/デット

借金、負債、恩義

絵で分かる語源

debt の語源のイメージ:人に負っているもの
人に負っているもの
deb語根負っているラテン語 debere
t接尾辞〜されたものラテン語 -itum

離れて+持つ → 人の物を持っている → 負っているもの → 借金

debt の語源ストーリー

debt の b は発音しません。それでも書かれるのには、わけがあります。この語は古フランス語 dette から、1300年ごろ dette の形で英語に入りました。元はラテン語 debitum「負っているもの」です。15〜16世紀ごろ、学者たちがラテン語のつづりに近づけようとして b を書き加えました。発音は変わらないまま、目に見える b だけが残りました。doubt(疑う)の b も、ラテン語 dubitare に合わせて加えられたものです。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    debere
    負っている(de+habere「持つ」)
  2. 2
    ラテン語
    debitum
    負っているもの
  3. 3
    古フランス語
    dette
    借金
  4. 4
    英語1300年ごろ(b は15〜16世紀に追加)
    debt

例文

He saved his allowance for months to pay off his debt to his brother.
彼は兄への借金を返すために、何か月もお小遣いを貯めた。

よく使う形:be in debt(借金がある)

暗記フック

bは発音しない(デット)。ラテン語debereの綴りを復元したためbが残った。duty(義務)も同族。

入試・使い方のポイント

be in debt(借金がある)、get into debt(借金をする)、pay off a debt(借金を返す)。be indebted to 〜 は「〜に恩がある」。

受験ミニ情報 b は黙字(debt, doubt, subtle)で発音問題の定番。be indebted to 〜 for …(…について〜に恩がある)も頻出。

派生語・言い換え受験で問われる形

debtor名詞 債務者
indebted形容詞 借りがある・恩を受けた

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(5語)

語根 hab(持つ)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語dette借金
イタリア語debito借金

語源で推理!ミニクイズ

debt と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

debtの語源は?

de(離れて)+habere(持つ)→ 人のものを預かっている→借り debt の b は発音しません。それでも書かれるのには、わけがあります。

debtの意味は?

借金、負債、恩義(名詞)。コアイメージは「人に負っているもの」です。

debtの覚え方は?

bは発音しない(デット)。ラテン語debereの綴りを復元したためbが残った。duty(義務)も同族。 同じ語源の debit・due・duty とまとめて覚えると効率的です。

debtの発音は?

/det/(デット)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。