A2名詞ゲルマン系

awardの語源と意味

/əˈwɔːrd/アウォード

賞

絵で分かる語源

award の語源のイメージ:よく見て判定し与える
よく見て判定し与える
a接頭辞外へ・すっかり古フランス語 es-(ラテン語 ex)
ward元の語見る・見張る古フランス語 warder

すっかり+見る → よく見て判定する → 判定で与える → 賞

award の語源ストーリー

award は、最初は賞ではなく「裁判の判定」を表しました。北フランスのフランス語 eswarder は「よく見て判断する」という意味です。イングランドでは awarder になり、14世紀に英語に入りました。判定役が両者の言い分を見比べ、どちらに何を与えるか決める。その「裁定」が award でした。16世紀ごろ、判定で与えられる物、つまり「賞」の意味が生まれます。同じゲルマン語の「見る」からは、標準フランス語の regarder「見る」も生まれました。reward「報酬」は、その北フランス形から英語に入った語です。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ゲルマン祖語
    *wardōn
    見張る・守る
  2. 2
    古フランス語
    eswarder
    よく見て判断する
  3. 3
    アングロ=ノルマン語
    awarder
    裁定する
  4. 4
    英語14世紀
    award

例文

She won an award for her science project on clean energy.
彼女はクリーンエネルギーに関する自由研究で賞を取った。

よく使う形:win an award(賞を取る)

暗記フック

ward=「見張る・よく見る」(guard・regard・reward と親戚)。「よく見て判定して与えるもの」→賞。「アカデミー・アワード」でおなじみ

入試・使い方のポイント

動詞 award A B(AにBを授与する)は二重目的語をとる。win / receive an award(賞を取る)。reward は「報酬・ごほうび」。

受験ミニ情報 award は「アウォード」で、ar を「アー」と読まない。reward との意味の違い(賞 vs 報酬)と、award A B の語順が問われる。

派生語・言い換え受験で問われる形

award-winning形容詞 受賞した

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(5語)

ほかの言語の兄弟

フランス語regarder見る
フランス語garder守る・とっておく

語源で推理!ミニクイズ

award と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

awardの語源は?

すっかり+見る → よく見て判定する → 判定で与える → 賞 award は、最初は賞ではなく「裁判の判定」を表しました。北フランスのフランス語 eswarder は「よく見て判断する」という意味です。

awardの意味は?

賞(名詞)。コアイメージは「よく見て判定し与える」です。

awardの覚え方は?

ward=「見張る・よく見る」(guard・regard・reward と親戚)。「よく見て判定して与えるもの」→賞。「アカデミー・アワード」でおなじみ 同じ語源の reward・ward・warden とまとめて覚えると効率的です。

awardの発音は?

/əˈwɔːrd/(アウォード)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。