手書きの英作文を
写真で送るだけでAIが自動採点
問題と答案を撮るだけ。観点別スコア・添削・書き直し例・模範解答が30秒〜1分で返ってきます。
リーディングとリスニングは解答を見れば自己採点できる。でも英作文だけは、自分が何点なのか永遠に分からない。
先生に出せるのはせいぜい週1本。その詰まりを外すために作りました。
1かんたん採点くんとは(30秒で)
「問題」と「自分の答案」の写真を送るだけで、英検ライティングを本番と同じ観点で採点してくれるツールです。ノートに手書きした答案をそのまま撮って送れます。打ち直す必要はありません。
最大のポイントは「手書きのまま出せる」ことです。ライティングの練習をパソコンでやると、本番との条件が変わってしまいます。実際の試験は紙に手書き。書くスピードも、消しゴムで消す時間も、1行に何語入るかの感覚も、手書きでしか身につきません。本番と同じ条件で書いて、そのまま採点に出せる──ここが他のAI添削ツールとの決定的な違いです。
英検ライティングはリーディング・リスニングと同じCSEスコア配点を持っています。つまりたった2題で、一次試験のスコアの3分の1が決まる。1問あたりの重みが桁違いに大きいセクションなのに、多くの人が「採点できないから」という理由で放置しています。ここを潰せる人から受かります。
2使い方は4ステップ
STEP 2 問題のタイプを選ぶ(意見論述/要約)
STEP 3 問題を渡す(写真4枚まで/テキストでも可)
STEP 4 答案を渡して「採点する」 → 30秒〜1分
STEP 3で渡すのは、過去問集のページでも、学校で配られたプリントでも、スマホで撮った問題のスクショでも構いません。意見論述ならTOPICとPOINTS、要約なら読む英文の本文まで、しっかり写るように撮ってください。
STEP 4の答案は、ノートに書いたものをそのまま撮ればOK。複数枚に分かれていても大丈夫です。手書きが苦手な人や、清書したものを見てほしい人は、テキストを打ち込んで貼り付けることもできます。
・2級 要約15分+意見論述20分=35分
・準1級 要約15分+意見論述25分=40分
・1級 要約20分+意見論述30分=50分
※要約は短く、意見論述は長く。逆にしている人が驚くほど多い配分です。
「書き終わるまで書く」のではなく「時間が来たら出す」。本番は途中でも打ち切られます。未完成の答案が何点になるのかを知っておくことは、時間配分を設計するうえで欠かせない情報です。
3写真の撮り方で精度が変わる
このツールは写真から文字を読み取ります。つまり読み取りに失敗すると、採点そのものがずれる。ここだけは少し気を配ってください。といっても、コツは単純です。
とくに効くのが「明るい場所で、真上から」の2点です。手書き答案は印刷文字と違って線が細いので、暗いとどうしても読み取り精度が落ちます。窓際か、電気の下でノートに影が落ちない角度を探してください。
問題側:1枚目にTOPICとPOINTSが両方入るように
答案側:ノート1ページにつき1枚。2ページにまたがったら2枚に分ける📷 撮る枚数の組み立て方(要約の場合)
問題側:読む英文が長いので、本文全体が読める大きさで1〜2枚
答案側:45〜110語なので、たいてい1枚で足りる
うまく読み取れているか不安なときは、テキスト入力に切り替えるという手もあります。手書きの答案をキーボードで打ち直すのは面倒ですが、そのぶん確実です。「今日は大事な1本」というときだけテキスト、日々の練習は写真、と使い分けるのが現実的でしょう。
写真がうまく読まれないということは、本番でも読み取りにくい字を書いている可能性があります。読めない文字は、どんな採点方式であれ評価されません。字の丁寧さはそれ自体が得点行為です。読み取りエラーは、そのサインだと思って受け止めてください。
4返ってくる採点結果の中身
点数だけ返ってくるツールは世の中にたくさんあります。しかし点数だけ見ても、次に何をすればいいかは分かりません。かんたん採点くんが返すのは、点数・添削・書き直し例・模範解答の4点セットです。
内容・構成・語彙・文法それぞれの点数。合計点より、どの観点で落ちているかが重要です。合計12点でも、内訳が「4・4・2・2」なのか「2・2・4・4」なのかで、次にやるべきことは正反対になります。
どこが間違っているか、どう直せばいいかを具体的に指摘。学校の先生が赤ペンで入れてくれるものと同じ役割です。ここで拾えるのは、自分では絶対に気づけないミス──三単現の s、冠詞の抜け、時制のズレ、前置詞の選び間違いなど。
あなたの答案を元にしたまま直したバージョン。ここが実はいちばん学習効果が高いところです。模範解答は「他人の完成品」ですが、リライトは「自分の文が良くなった姿」。自分の言い回しがどう磨かれたのかを見ることで、次に書くときの手が変わります。
満点レベルの答案。ただし、これを丸暗記しても点は伸びません。見るべきは自分の答案との「差」です。どこで理由を1つ足しているか、どこで抽象的な言葉に置き換えているか。差分だけを取り出してメモしてください。
結果を読む順番にもコツがあります。①観点別スコア → ③リライト → ②添削 → ④模範解答の順がおすすめ。先に「自分の文がどう直ったか」を見てから細かい指摘を読むと、なぜその直しが必要だったのかが納得できます。
54観点それぞれの伸ばし方
返ってきたスコアをどう読むか。ここが分からないと、せっかくの採点結果が「点数を眺めるだけ」で終わってしまいます。観点ごとに、落ちる原因と直し方はほぼ決まっています。
覚えておいてほしいのは、「語彙」と「文法」は準備で満点が取れる観点だということ。内容と構成は発想の勝負になりますが、語彙と文法は知っているか、ミスを潰したかだけの世界です。まずここを固めるのが最短ルートです。
級ごとの語数と満点をおさらい
2024年度の指示文は Suggested length: ○–○ words(語数の目安)でしたが、2025年度からは Summarize it between ○ and ○ words.(○語から○語の間で要約しなさい)という命令文に変わっています。2025年度第3回の合否発表後には「要約だけ0点だった」という報告がXで相次ぎ、範囲外の答案が全観点0点として処理されたのではないかと見られています。英検協会は採点に不備はないと回答する一方、基準の詳細は公表していないため断定はできません。ただ、受験者がやるべきことは1つ。語数を絶対に外さないことです。
・スペースで区切られたかたまりを1語と数える
・don’t や e-mail のような短縮形・ハイフン語も1語
・数字や固有名詞も1語。ピリオドやカンマは数えない
・狙うのは範囲のど真ん中(例:60〜70語なら65語前後)
提出する前に、自分で語数を数えてから採点にかけてください。10本もやれば「自分の字なら何行で何語か」が体で分かるようになり、本番で数え直す時間を丸ごと節約できます。
6効果が出る使い方5つ
同じツールでも、使い方次第で伸び方はまったく変わります。英語学習の研究でも効果が確かめられている、5つのポイントを挙げます。
これが最重要です。採点結果を読んで終わりにせず、指摘された箇所を直して、同じ問題で再提出する。点数が上がるのを確認するところまでが1セットです。1本を2回書くほうが、2本を1回ずつ書くより伸びます。フィードバックは、受け取っただけでは力になりません。使って初めて身につきます。
過去問のライティングは、これまで自己採点ができないせいで「解答例を読んで納得して終わり」になりがちでした。もったいない話です。過去問は英検協会が本気で作った最良の教材で、公式サイトでは直近3回分が無料で公開されています。1回分につき2題。それを採点まで通しきれば、演習の価値は何倍にもなります。
写真で出せるのだから、本番と同じ紙・同じ時間で書くべきです。パソコンで書くと、スペルチェックの有無も、書くスピードも、消して直す手間も全部変わってしまう。手書きだと1行に何語入るかの感覚も身につきます。これは語数管理に直結します。
添削で指摘された文法ミスを、ノートの後ろに種類別で書き溜めてください。冠詞、三単現、時制、前置詞、名詞の単複。人のミスの種類は驚くほど固定しています。5〜6種類を潰すだけで文法点は跳ね上がる。提出前にそのリストを見返す習慣がつけば、本番でも同じ確認ができます。
合計点だけをメモしても意味がありません。4観点それぞれの点数を並べて記録してください。3本連続で構成が低いなら、原因は英語力ではなく設計図です。型を1つ決めて崩さず書く。それだけで構成点は安定します。数字の偏りは、次の一手を教えてくれます。
月:過去問の要約を1本(時間を計って手書き)→ 採点
火:月曜の答案を直して再提出。点数が上がるか確認
水:過去問の意見論述を1本 → 採点
木:水曜の答案を直して再提出
金:ミス記録ノートを見返す。書かない日をつくる
土:本番と同じ順で要約→意見論述を通しで2本 → 採点
日:模範解答と自分の答案の「差」だけをノートに書き写す
※1週間で新しく書くのは4本。残りは直しと復習に使うのが伸びる配分です。
この順番さえ間違えなければ、これ以上ないトレーニング相手になります。
7姉妹編との使い分け・使うときの注意
「むげん問題くん」との使い分け
手元に解く問題がないときは、姉妹編のむげん問題くんへ。本番そっくりの新作問題を何度でも作れて、そのまま採点までしてくれます。問題があるか、ないか──使い分けの基準はそれだけです。
おすすめは「週末は過去問を紙で解いてかんたん採点くん、平日は新作をむげん問題くん」という2本立て。過去問という最良の教材を使い切りつつ、初見対応力も落とさずに済みます。
質問室もセットで使う
採点結果を読んでいて「なぜこの直しが必要なのか分からない」となったら、同じページの「はらだくんの質問室」へ。文法でも単語でも勉強法でも構いません。疑問を持ち越さないことが、次の1本の質を上げます。
使う前に押さえておきたい3点
英検協会は採点基準の詳細を公表していません。1点2点の上下に一喜一憂せず、4観点の内訳から弱点を見つける道具として使ってください。② 写真の読み取りが完璧とは限りません
明らかに書いた内容と違う指摘が返ってきたら、読み取りに失敗している可能性があります。撮り直すか、テキスト入力で出し直してください。③ 個人情報は写り込ませない
答案は採点にのみ使われ保存されませんが、ノートの端に書いた氏名・学校名・クラス名などが写らないように気をつけてください。
まとめ
弱点を知った者から、伸びる。
※採点結果はあくまでも参考であり、公式の判定ではありません
