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第11章|ライティングコラム2026-09-282026-10-10 更新

英検Eメール問題の書き方|3級・準2級の型と使える表現・例文

2024年度のリニューアルで、英検3級と準2級のライティングに**Eメール問題**が加わりました。友達や知り合いから届いたメールに、英語で返信を書く問題です。「英作文は苦手だけど、メールなら書けそう」と感じる人も多いはず。ただし、3級と準2級では求められることが違います。この記事では、それぞれの型と、そのまま使える表現、解答例を紹介します。

013級と準2級、Eメール問題の違い

公式の過去問の指示文をもとに整理すると、違いは次のとおりです。

3級(語数の目安15〜25語)

  • 外国人の友達からのメールを読んで、返信を書く
  • メールの中にある下線部の2つの質問に答える

準2級(語数の目安40〜50語)

  • 外国人の知り合いからのメールを読んで、返信を書く
  • メールの下線部について、より詳しく知るための具体的な質問を2つする
  • 相手からの質問にも答える

どちらも、最初のあいさつ(Hi, ○○! Thank you for your e-mail.)と最後の結び(Best wishes,)は解答欄に印刷されているので、その間の部分を書きます。

また、どちらの級も「相手のメールに対応していないと判断された場合は0点と採点されることがある」と注意書きがあります。何に答え、何を質問するのかを正確に読むことが、Eメール問題の出発点です。

023級の型:2つの質問に1文+α

型

  1. 質問1への答え(1文)+ひとこと
  2. 質問2への答え(1文)+ひとこと

例(自作)

友達のメール:
I heard that you started a new club at school. What club did you join? And how often do you practice?

返信例:
I joined the tennis club. My best friend is in it, too. We practice three times a week after school. It is hard, but fun.(24語)

使える表現

  • I joined... / I went to... / I bought...(過去の出来事)
  • ... times a week(週に〜回)
  • It was really fun. / It was a little difficult.

ポイント

質問の時制に合わせることが大切です。What did you...? には過去形、What do you...? には現在形、What will you...? には未来の形で答えます。3級は語数が少ないので、正確な文を4文前後書ければ十分です。

3級Eメール問題の攻略パターンを学ぶノグジュン|【新傾向】英検3級ライティング「Eメール問題」攻略パターン【鬼やさしい英作文】

使い方:3級Eメール問題の攻略パターンをやさしく解説しています。パターンを写し、この節の例と同じ形で、部活や休日の話題で返信を3つ書いてみます。

03準2級の型:質問2つ+答え

型

  1. 下線部についての質問を2つ
  2. 相手の質問への答え+理由

例(自作)

知り合いのメール:
Last weekend, I visited a new aquarium in my town. It was so interesting. By the way, do you think it is good for children to go to aquariums?

返信例:
I have two questions about the aquarium. What kind of animals did you see there? Also, was it crowded on the weekend? I think going to aquariums is good for children because they can learn about sea animals and become interested in nature.(44語)

質問づくりのコツ

下線部(この例では「新しい水族館」)について、5W1Hで考えると質問が作りやすくなります。

  • What...?(何を見た?何が人気?)
  • How...?(どうやって行った?いくらだった?)
  • Where / When / Who...?

質問が下線部と関係ないと、相手のメールに対応していないと判断されるおそれがあります。必ず下線部そのものについて聞きましょう。

準2級Eメール問題をドリルで集中練習こども英語ガイド|【英検®準2級ライティング】eメール問題徹底ドリル┃ここまでやって点取れない人0人説

使い方:準2級Eメール問題をドリル形式で練習できます。問題ごとに一時停止し、この節の型どおり質問2つと答えを書いて、下線部と関係があるかを確かめます。

04そのまま使える表現集

質問を始める表現(準2級)

  • I have two questions about...
  • I'd like to know more about...
  • By the way, ...

質問の形

  • What kind of ... did you ...?
  • How long did it take to ...?
  • How much was ...?
  • Who did you go with?
  • Is it easy to ...?

意見を言う表現

  • I think (that)...
  • In my opinion, ...
  • I agree that...

理由を足す表現

  • because...
  • This is because...
  • For example, ...

気持ちを伝える表現

  • That sounds great!
  • I'm glad to hear that.

これらは、Eメール問題だけでなく英作文や面接でも使えます。ノートに書き写し、1日1つずつ自分の文で使ってみると、本番で自然に出てくるようになります。

ただし、表現を詰め込みすぎると語数オーバーや、質問に答えていない文が増える原因になります。まず「答える・質問する」を確実に、表現は余った語数でが原則です。

3級Eメール問題をドリルで集中練習こども英語ガイド|【英検®3級ライティング】eメール問題徹底ドリル┃こんないい練習ないよ

使い方:3級Eメール問題のドリルです。書き出しや締めの決まった言い方が出てきたら、この節の表現集にないものをノートに足し、1日1つ自分の文で使います。

05書き終えたあとのチェックリスト

英検のライティングは、内容や語彙、文法などの観点で評価されます。書き終えたら、次の順番で確認しましょう。

内容

  • □ 3級:2つの質問の両方に答えたか
  • □ 準2級:下線部について質問を2つしたか
  • □ 準2級:相手の質問に答えと理由を書いたか

構成・語数

  • □ 語数の目安(3級15〜25語/準2級40〜50語)から大きく外れていないか
  • □ 質問と答えの順番がわかりやすいか

文法・語彙

  • □ 時制は質問に合っているか
  • □ 疑問文の語順は正しいか(What did you see? など)
  • □ 主語と動詞の形は合っているか(he は likes など)
  • □ スペルミスはないか

このチェックを、練習のたびに毎回同じ順番で行うのがコツです。本番でも自然に同じ確認ができるようになります。

06メール問題の練習に使えるサイト・動画と、1題15分の手順

Eメール問題は、型を覚えたあとは「書く→直す」の回数で伸びます。過去問を書き終えたら、次の道具で練習の量を増やしましょう。

道具中身使い方
3級・準2級の過去問・試験内容協会公式の過去問と試験内容まず過去問で本物の指示文を読み、何に答えて何を質問するかに線を引く
LanguageTool無料で使える文法チェッカー書き終わった返信を貼り、つづりと主語・動詞の形の指摘だけを確かめる
Write & Improve(Cambridge)ケンブリッジの英作文練習サービス1度書き直した返信をもう一度入れ、印が減ったかを見る
このサイトの英語日記毎日短い英文を書く練習「今日あったことを友達にメールで伝える」つもりで、過去形の文を3つ書く

1題15分の手順

  1. 3分:相手のメールを読み、下線部と質問に線を引く。準2級は下線部について 5W1H で質問を3つ考え、2つを選ぶ
  2. 8分:型どおりに書く(3級は答え2つ、準2級は質問2つ+答え)
  3. 2分:チェックリストで確認し、語数を数える
  4. 2分:チェッカーに貼り、指摘のうち自分で理由がわかるものだけ直す

チェッカーやAIの判定は英検の採点と同じではありません。最後は先生や家族に読んでもらいましょう。アカウントが必要なサービスやAIを使うサービスは、利用できる年齢の条件を確かめ、未成年は保護者の同意を得てから使いましょう。

準2級Eメールをスラスラ書くコツこども英語ガイド|【英検®準2級ライティング】eメール問題を一発完成┃コツを抑えてスラスラ書ける!

使い方:準2級Eメール問題の質問の読み取りから返信の組み立てまでを順に解説しています。見たあと、上の手順の最初の3分(線を引く・質問を考える)だけを3題分練習します。

071週間の練習メニューとよくある失敗

1週間メニュー(1日15分)

  1. 月:過去問のEメール問題を1題、時間を計って書く
  2. 火:チェックリストで自己添削し、書き直す
  3. 水:表現集から3つ選び、自分の文を作る
  4. 木:別の問題を1題書く
  5. 金:先生や家族に見てもらう
  6. 土:自分で問題を作ってみる(友達のメールを想像して)
  7. 日:1週間分を読み返し、よく間違えたポイントをメモ

よくある失敗

  • 下線部を見落とす:メールを読むときは、下線部にもう一度線を引き直すくらいの気持ちで。
  • 3級で質問を1つしか答えない:And... の後ろにある2つめの質問を見落としがち。
  • 準2級で質問が下線部とずれる:メール全体の話ではなく、下線部について聞く。
  • 疑問文の語順ミス:Where you went? ではなく Where did you go?
  • Best wishes のあとに名前を書く:公式の指示では、名前を書く必要はないとされています。

ポイント:Eメール問題は「読む力」の問題でもあります。相手のメールを正確に読めれば、半分は書けたも同然です。

今日は、過去問のEメール問題を1題書いて、チェックリストで確認してみましょう。

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もっと見たい人へ

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今日やること

よくある質問

Eメール問題は何級で出題されますか?

3級と準2級です。2024年度のリニューアルで、それまでの英作文に加えて出題されるようになりました。準2級プラス以上ではEメール問題ではなく要約問題が出題されます。

語数が少し多くても大丈夫ですか?

語数はあくまで目安ですが、大きく外れると内容や構成の評価に影響するおそれがあります。目安の範囲に収まるよう、過去問で練習しておきましょう。

名前やあいさつは自分で書く必要がありますか?

最初のあいさつと最後の結びは解答欄に印刷されています。公式の指示では、Best wishes の後に名前を書く必要はないとされています。

読了ボーナス

最後まで読んだあなたに、目から鱗をもう1枚

ホント?ウソ?10問チャレンジ目から鱗をぜんぶ見る

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