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修士論文の書き方 ― 教室の悩みを「研究の問い」に変えて、2年で書き上げる手順

修士論文は「大発見」を書くものではありません。教室の悩みを、答えられる大きさの問いにしぼり、先行研究の地図の上に自分の小さな一歩を置く作業です。テーマ決めから先行研究・研究計画・章立て・研究倫理まで、英語教育の院生向けにかみ砕きます。

エビデンスの強さ:効果を測る対象ではなく、修士論文の要件・構成・研究上の注意を、法令・公的資料・方法論の論文にもとづいて整理したページ。

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このページのウラ取り 出典 15 件 ― 原田英語.comが集めて読んだ論文・専門書・公的資料。DOI・ISBN・公式ページは書誌データベースとも照合済み 原田英語.comと校閲担当が、主張と出典を1つずつ照合・AI(Codex)による独立チェック済み(2026-10-18) ウラ取りの仕組み →
修士論文の書き方 ― 教室の悩みを「研究の問い」に変えて、2年で書き上げる手順のイメージ
💡3行まとめ
  • 出発点は教室の悩みでOK。 ただし「どうすれば英語が好きになる?」のままでは大きすぎます。2年で答えられる小さな問いにしぼりましょう。
  • 先行研究のレビューが論文の土台。 要約の羅列ではなく、「わかっていること/まだわかっていないこと」の地図を描きます。
  • 新しさだけが価値ではありません。 第二言語研究では追試がきわめて少なく、ていねいな追試も立派な修士論文です。

修士論文ってなに?

ひとことで言うと、修士論文は「小さな問いを1つ決めて、先行研究を整理し、(実証研究なら)データを集めて分析し、言えることと言えないことを分けて書く」という研究の手順を、自分の力でひととおりやりとげたことを示す論文です。

日本の大学院設置基準では、修士課程を修了するには、原則として2年以上在学して30単位以上を修得し、必要な研究指導を受けたうえで、修士論文、または特定の課題についての研究の成果の審査と試験に合格することが求められます 1。このため、大学院によっては「修士論文」のほかに「課題研究」(実践研究のレポートなど)を選べるところもあります(大学院の種類は大学院で学ぶには)。どんな形の論文を認めるかは研究科によって違うので、執筆要領を確かめましょう。

つまり実際には、修士論文で求められるのは、ノーベル賞級の発見ではありません。研究の一通りの手順を、自分の力でやりとげたことを示すことです。

🎈たとえるなら

修士論文は、まだ誰も歩いていない山道を、ほんの数百メートルだけ切り開く作業に似ています。いきなり山頂(「英語教育の本質とは」)を目指すと遭難します。まずは先人の地図(先行研究)をよく読み、地図の端にある「ここから先はまだ道がない」場所を見つける。そこから、自分の装備(時間・生徒・方法)で確実に進める距離だけを切り開いて、その記録を正確に地図に書き足す。それが修士論文です。

似たものとのちがい

  • 修士論文と課題研究:どちらも、研究指導を受けたうえで審査される「研究の成果」です 1。課題研究は、実践研究のレポートなどの形をとり、大学院によっては修士論文のかわりに選べます。
  • 修士課程と教職大学院:教職大学院は別の制度で、修了要件は2年以上の在学と45単位以上(うち学校での実習10単位以上)です 2。
  • 新しい研究と追試:「まだ誰もやっていないこと」だけが修士論文ではありません。第二言語研究では、先行研究を確かめ直す追試がきわめて少なく 3、ていねいな追試も立派な修士論文になります。

このページでわかること3つ

  1. 2年間の流れと、テーマを「答えられる小さな問い」にしぼる方法
  2. 先行研究のレビューを「地図」として描く方法と、研究計画書・章立ての書き方
  3. 追試や事前登録など修士論文に関係する研究の動きと、研究計画書を「1枚」で書いてみる手順

2年間の流れ

時期(目安) やること できあがるもの
1年目 前期 授業で研究法・SLA・統計を学ぶ。気になるテーマの論文を読みまくる 読書メモ・文献の一覧表
1年目 後期 問いをしぼる。研究計画書を書く。予備調査 研究計画書(数ページ)
1年目 終わり〜2年目 前期 データを集める(授業での実践・テスト・アンケート・インタビュー) データと記録
2年目 夏 分析。方法と結果の章を書く 方法・結果の章の下書き
2年目 秋 序論・先行研究・考察を書き直す。指導教員と何度もやり取り 全体の草稿
2年目 冬 推敲・提出・口頭試問 修士論文

データ集めは、学校の年間行事と重なります。現職の先生が自分の授業で調べるなら、どの学期に、どの単元で、何週間集めるかを、1年目のうちに決めておきます。決めておけば、「行事や定期テストと重なってデータが集められない」という事態を避けられます。

ステップ1:テーマを「研究の問い」にしぼる

よくある最初のテーマは、たとえば「生徒が英語を話せるようにしたい」です。これを、次のように少しずつ小さくしていきます。

  1. 悩み:生徒が英語を話せない。
  2. 少ししぼる:やり取りの活動で、会話が続かない。
  3. 測れる形にする:Small Talk で、ペアの会話が何往復続くか。
  4. 比べられる形にする:会話を続ける表現(相づち・質問返し)を明示的に教えると、往復の数と、生徒の「話すのがこわい」気持ちは変わるか。

4まで来ると、何を、誰について、どう測るかが見えます。ここまでしぼれたら、次の3つを確かめます。

  • 答えられるか:手元の生徒・時間・方法で答えが出るか。
  • 新しさ(または確かめ直す価値)があるか:先行研究で、すでに答えが出ていないか。
  • 意味があるか:答えが出たら、自分や他の先生の授業が変わるか。

問いと方法の対応は英語教育研究の方法で、数字の扱いは統計の超基礎でくわしく説明しています。

ステップ2:先行研究のレビュー ― 要約の羅列ではなく「地図」を描く

教育学の学位論文の先行研究レビューを調べた論文は、質の高い先行研究レビューこそが、意味のある研究の土台であり発想の源だと述べ、レビューの質を評価する基準を提案しました。そして、研究者になる前に、まずある分野の研究を分析・総合できる「学者(scholar)」になることを、大学院の教育の中心にすべきだと論じています 4。

具体的には、読んだ論文を1行1本で表にまとめると、地図が描きやすくなります。

著者(年) 対象 何をしたか 何がわかったか 限界・まだわからないこと
A(2015) 大学生80人 相づち表現の指導 会話の往復が増えた 中学生では未検証
B(2019) 高校生2クラス 4週間の Small Talk 不安が下がった 統制群なし

右端の列(限界・まだわからないこと)が埋まってくると、「ここから先はまだ道がない」場所が見えてきます。それが自分の研究の位置です。論文に出てくる数字の読み方は論文の読み方を参照してください。

ステップ3:研究計画書を書く

研究計画書には、少なくとも次の項目を入れます。英語の院生向けの論文作成の手引きも、研究計画書の書き方を独立した章として扱っています 5。

  • 研究の背景と問い:なぜこの問いが大事か。問いは1〜3個。
  • 先行研究との関係:何がわかっていて、何を新しく(または確かめ直して)調べるか。
  • 方法:参加者(何年生・何人・どんな集団か)、手順(何週間・何回)、測る道具(テスト・アンケート・録音など)。
  • 分析の計画:どの数字を、どう比べるか。何人いれば差を見つけられそうか。
  • 研究倫理:生徒・保護者への説明と同意、協力するかどうかを成績に関係させないこと、個人情報の扱い。
  • スケジュール:学期・単元と重ねた日程。

ステップ4:章立てと書き方

データを集めて分析する修士論文なら、次のような章立てが基本形です。上の手引きも、序論・背景(先行研究)・方法・結果・考察と結論・要旨の書き方をそれぞれ章として解説しています 5。

章 書くこと よくある失敗
序論 問題の背景、研究の目的、問い 背景が長すぎて問いが最後まで出てこない
先行研究 地図と、自分の研究の位置 1本ずつの要約の羅列
方法 参加者・材料・手順・分析 他の人がまねできるほど詳しく書いていない
結果 数字と事実だけ 結果の章で解釈や感想を書いてしまう
考察 問いへの答え、先行研究との比較、限界、授業への示唆 結果以上のことを言ってしまう
結論 まとめと今後の課題 新しい話を持ち出す

引用と文献表の書き方は、まず自分の研究科の執筆要領に従います。指定がなければ、心理学・教育学系の論文の書式である APA スタイル(最新は第7版)が一つの基準になります 6。英語で書く場合は、要約・批評の書き方から研究論文の構成まで扱う定番の教科書が役に立ちます 7。

研究ではどうなってる? ― 修士論文に関係する研究

🔬研究ではこう
  • 教育学の学位論文を3大学で調べた研究は、先行研究レビューの質を評価する基準を示し、分野の研究を分析・総合する力を大学院の教育の中心に置くべきだと論じています 4。
  • 第二言語研究で「追試」と名乗る研究67本を調べたレビューでは、それらが載った26誌で数えると、追試は論文約400本に1本と推計され、元の研究とまったく同じ条件の直接的な追試は1本もありませんでした。一方、追試の論文は1年あたり平均7.3回引用されており、言語学や教育学の平均よりずっと多く引用されていました 3。
  • 第二言語研究の主要誌 Language Learning は、データを集める前に研究計画を審査し、計画どおりに行えば結果にかかわらず掲載する「事前登録型報告(Registered Reports)」を2018年から導入しました 8。
  • 第二言語の量的研究606本の点検では、統制の不足・報告の不完全さ・検出力(差を見つける力)の低さが弱点として挙げられています 9。修士論文の計画段階で、人数と比べ方を考えておく理由です。

「新しいこと」を探しすぎない

修士論文のテーマ選びで多くの人が苦しむのが「まだ誰もやっていないこと」探しです。でも上の研究のとおり、第二言語研究では確かめ直し(追試)がきわめて少ないのが現状です 3。海外の大学生で効果があった指導法を、日本の中学生で、条件をできるだけそろえて確かめ直す――それだけで、分野にとって価値のある知見になります。「日本の教室で、この方法は同じように効くのか?」は、現職の先生にしか書けない問いです。

明日からこうする

✏️研究計画書を「1枚」で書いてみる
  1. 悩みを1文で:「やり取りの活動で、会話がすぐ止まる」。
  2. 問いを1〜2個に:「会話を続ける表現を明示的に教えると、往復の数は増えるか」「生徒は指導をどう受けとめたか」。
  3. 先行研究を5本だけ表にする:上の「地図」の表を作り、右端の列を必ず埋める。
  4. 方法を3行で:誰が(中2の2クラス)・何を(4週間の指導)・どう測る(録音した往復の数とアンケート)。
  5. 指導教員・同僚に見せる:「この問いに、この方法で答えられる?」とだけ聞く。1枚なので、相手も読みやすいです。
🗣️先生の英語(そのまま使える)
TI'm studying how we can keep our English conversations going.
TFor the next four weeks, I'd like to record some of your pair conversations.
TThe recordings are only for my study. They will not affect your grades.
TYour names will not appear in my report.
TIf you don't want to be recorded, please tell me. That's completely OK.
SCan we listen to our recording later?
TOf course. You can listen to it later if you'd like.
🏫実例(修士論文のテーマの例)
  • 中学校:「中2の Small Talk で、会話を続ける表現の明示的指導は、会話の往復数と話すことへの不安を変えるか」(クラスをくじで分けずに、もとのクラスのまま比べる準実験+生徒の振り返りの記述)。
  • 高校:「英語コミュニケーションの授業で、要約課題のあとのリテリングは、本文の語彙の定着を高めるか」(2クラスの比較と、数週間あとにもう一度測る遅延事後テスト)。
  • 小学校:「外国語科の『読むこと』で、毎時間数分ずつ続けるフォニックスの活動は、単語の読み上げの正確さを伸ばすか」(事前・事後と教師の観察記録)。
  • 追試型:海外の大学生で効果が報告された語彙学習法を、日本の高校生で同じ手順で確かめ直す。
⚠️よくある失敗
  • 問いが大きすぎる:「英語教育における動機づけ」では2年で終わりません。対象・場面・測り方までしぼります。
  • データを集めてから問いを考える:何でも集めておけば何か言えるだろう、は失敗のもとです。問いと分析の計画が先です。
  • 先行研究を読みすぎて書けない:読むのは大事ですが、表の右端(まだわからないこと)が見えたら、計画書を書きはじめましょう。
  • 研究不正を「うっかり」犯す:データや結果の捏造・改ざん、他人の研究成果などの盗用は研究不正にあたります。既発表の論文と本質的に同じ論文を投稿する二重投稿や、不適切なオーサーシップ(著者の決め方)も、不正行為として認識されるようになっています 10。故意でなくても、研究者として当然の注意を著しく怠って、他人の文や図表を出典を示さずに使ったり、結論に合わせてデータを削ったりすれば、不正とされ得ます。他人の文は引用の形で示し、データを除くときは基準と件数を書きます 10。
  • 生徒への配慮を後回しにする:研究のために授業の質を下げたり、片方のクラスだけを不利にしたりしてはいけません。たとえば、比べるために新しい指導をしなかったクラスにも、調査が終わったら同じ指導をします。録音などのデータを集める前に、所属大学の倫理審査と学校の許可を受け、承認された説明書・同意書(必要に応じて保護者の同意も)を使います。上の英語の台本は、その説明を生徒に口頭で補うときの例です。

❓ よくある質問

Q. 修士論文のテーマはどう決めればいいですか?

出発点は教室の悩みでかまいません。「生徒が英語を話せない」→「やり取りで会話が続かない」→「Small Talk で何往復続くか」→「会話を続ける表現を明示的に教えると往復の数は変わるか」のように、何を・誰について・どう測るかが見えるまでしぼり、答えられるか・新しさがあるか・意味があるかを確かめます。

Q. 先行研究のレビューはどう書けばいいですか?

「誰が何を言ったか」の羅列ではなく、「何がわかっていて、何がまだわかっていないか」の地図を描きます。読んだ論文を1行1本で、対象・何をしたか・何がわかったか・限界の表にすると、自分の研究の位置が見えてきます。質の高い先行研究レビューこそが意味のある研究の土台だとする論文もあります 4。

Q. 新しいことが見つからないときは?

追試(確かめ直しの研究)も立派な選択肢です。第二言語研究で「追試」と名乗る研究を調べたレビューでは、それらが載った26誌で追試は論文約400本に1本と推計され、元の研究とまったく同じ条件の直接的な追試は見つかりませんでした 3。海外の大学生で効果があった指導法を、日本の中学生で条件をそろえて確かめ直すだけでも、価値のある知見になります。

Q. 修士課程の修了要件は?

大学院設置基準では、原則として2年以上在学して30単位以上を修得し、必要な研究指導を受けたうえで、修士論文または特定の課題についての研究の成果の審査と試験に合格することが求められます 1。教職大学院は別の制度で、45単位以上(うち学校での実習10単位以上)が修了要件とされています 2。

Q. 研究不正にならないために何に気をつけますか?

データや結果の捏造・改ざん、他人の研究成果の盗用は研究不正にあたり、二重投稿や不適切なオーサーシップも不正行為として認識されるようになっています 10。故意でなくても、研究者として当然の注意を著しく怠って、他人の文や図表を出典を示さずに使ったり、結論に合わせてデータを削ったりすれば、不正とされ得ます。他人の文は引用の形で示し、データを除くときは基準と件数を書きます。

🎓 もう一歩深く(大学院レベル)

🎓院生モード「研究者の前に学者であれ」― 先行研究レビューの質

研究者の David N. Boote 氏と Penny Beile 氏は、学位論文の先行研究レビューは単なる前置きではなく、意味のある研究の土台であり発想の源であって、方法の洗練もその上に成り立つと位置づけました。そのうえで、レビューの質を評価する基準を提示し、3つの大学の学位論文を調べています 4。

英語教育の修士論文に置きかえると、よいレビューは①どの範囲の研究を、なぜ選んだかを書き、②研究同士の一致と食い違いを整理し、③研究方法の違い(対象・期間・測り方)が結果の違いを生んでいないかを検討し、④その上で自分の問いがなぜ必要かを示します。「AはXと述べた。BはYと述べた。」が続くだけのレビューは、③と④が欠けています。たくさんの研究を数字でまとめる方法については論文の読み方も参考になります。

🎓院生モード追試・事前登録・オープンな研究

第二言語研究の追試のレビューは、追試がきわめて少ないこと、元の研究からの変更点が多すぎて結果が解釈しにくくなっていること、元の材料が手に入る場合や著者が重なる場合に追試が元の結果を支持しやすいことを報告し、研究の理由・名づけ・デザイン・基盤・協働と出版の動機づけについて16の提言をしています 3。

同じ流れで、主要誌の Language Learning は2018年1月に事前登録型報告を導入しました。研究の理論的根拠と方法・分析の手順をデータ収集の前に査読し、原則として採択(in-principle acceptance)したうえで、計画どおりに行えば結果にかかわらず掲載する仕組みです。論文では、その利点と弱点も議論されています 8。修士論文で正式な事前登録までしなくても、分析の計画を先に書いて指導教員と共有しておくことは、「都合のよい分析だけを報告する」誘惑から自分を守る、いちばん手軽な方法です。

🎓院生モード英語で書くか、日本語で書くか

修士論文を日本語で書くか英語で書くかの決まりは、大学院によって違います。英語で書くことを特色にしている課程もあり、たとえば、現職教員を主な対象とする神戸市外国語大学の英語教育学専攻は、英語を媒介とした教育環境と、英語での修士論文執筆を特色に挙げています 11。

英語で書く場合、学位論文は「長い英作文」ではなく、序論・方法・考察などの部分ごとに読者の期待する型をもったジャンルだと意識すると書きやすくなります。英語を第二言語とする院生向けの手引きは、書き手としてのアイデンティティや権威をもって書くこと、各部分の構成、学位論文に典型的な言語の特徴、審査者の期待までを扱っています 5。研究の方法そのものを英語で体系的に学ぶなら Dörnyei 12 と Mackey & Gass 13、日本語なら『はじめての英語教育研究』 14 と『外国語教育研究ハンドブック』 15 が手元にあると安心です。

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📑 出典(15件)

本文の上付き数字に対応。✔ は DOI / ISBN / 公式ページを書誌データベースと機械照合した印です。

  1. 文部科学省 (2026). 大学院設置基準(昭和四十九年文部省令第二十八号) 公式ページ ✔ リンク確認済修士課程の修了要件(2年以上・30単位以上・修士論文等の審査)や、夜間などの教育方法の特例を定めた省令(e-Gov 法令データ)
  2. 文部科学省 (2026). 教職大学院 公式ページ ✔ リンク確認済教職大学院の制度の概要(修業年限・修了要件・実習・学位・専修免許状)を説明した文部科学省のページ
  3. Marsden, E., Morgan-Short, K., Thompson, S., & Abugaber, D. (2018). Replication in second language research: Narrative and systematic reviews and recommendations for the field. Language Learning, 68(2), 321-391. doi:10.1111/lang.12286 ✔ DOI照合済第二言語研究の追試(再現研究)の実態を調べたレビュー。追試は約400本に1本と少ない
  4. Boote, D. N., & Beile, P. (2005). Scholars before researchers: On the centrality of the dissertation literature review in research preparation. Educational Researcher, 34(6), 3-15. doi:10.3102/0013189X034006003 ✔ DOI照合済学位論文の先行研究レビューの質を評価する基準を示し、3大学の学位論文を調べた論文
  5. Paltridge, B., & Starfield, S. (2019). Thesis and Dissertation Writing in a Second Language: A Handbook for Students and their Supervisors (2nd). Routledge doi:10.4324/9781315170022 ✔ DOI照合済英語を第二言語とする院生向けに、研究計画書から序論・方法・結果・考察・要旨までの書き方を章ごとに解説した手引き
  6. American Psychological Association (2020). Publication Manual of the American Psychological Association (7th). American Psychological Association 本の紹介ページ ✔ ISBN照合済英語教育の論文で標準的に使われる APA スタイル(引用・文献表・数値の書き方)の公式マニュアル第7版
  7. Swales, J. M., & Feak, C. B. (2012). Academic Writing for Graduate Students: Essential Tasks and Skills (3rd). University of Michigan Press doi:10.3998/mpub.2173936 ✔ DOI照合済大学院生向けの英語アカデミック・ライティングの定番教科書(要約・批評・研究論文の書き方)
  8. Marsden, E., Morgan-Short, K., Trofimovich, P., & Ellis, N. C. (2018). Introducing Registered Reports at Language Learning: Promoting transparency, replication, and a synthetic ethic in the language sciences. Language Learning, 68(2), 309-320. doi:10.1111/lang.12284 ✔ DOI照合済データを集める前に研究計画を審査し、結果にかかわらず掲載する「事前登録型報告」の導入を説明した論文
  9. Plonsky, L. (2013). Study quality in SLA: An assessment of designs, analyses, and reporting practices in quantitative L2 research. Studies in Second Language Acquisition, 35(4), 655-687. doi:10.1017/S0272263113000399 ✔ DOI照合済第二言語の量的研究606本の研究デザイン・分析・報告の質を点検した研究
  10. 文部科学省 (2014). 「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」の決定について 公式ページ ✔ リンク確認済捏造・改ざん・盗用などの研究不正への対応を定めた文部科学大臣決定のガイドライン(2014年)
  11. 神戸市外国語大学 (2026). 英語教育学専攻-4学期・週末利用型リカレント教育大学院- 公式ページ ✔ リンク確認済現職の英語教員を主な対象に、金曜夜・土曜と長期休みの集中講義で学べる修士課程の公式ページ
  12. Dörnyei, Z. (2007). Research Methods in Applied Linguistics. Oxford University Press 本の紹介ページ ✔ ISBN照合済量的・質的・混合研究法を応用言語学の例で解説した研究法の定番書
  13. Mackey, A., & Gass, S. M. (2021). Second Language Research: Methodology and Design (3rd). Routledge doi:10.4324/9781003188414 ✔ DOI照合済第二言語研究の方法(実験・質的・混合など)とデザインを一通り学べる大学院定番の教科書(第3版)
  14. 浦野研, 亘理陽一, 田中武夫, 藤田卓郎, 髙木亜希子・酒井英樹 (2016). はじめての英語教育研究:押さえておきたいコツとポイント. 研究社 本の紹介ページ ✔ リンク確認済英語の先生が自分で研究を始めるときの手順とコツをまとめた入門書
  15. 竹内理・水本篤 (2023). 外国語教育研究ハンドブック:研究手法のより良い理解のために (増補版). 松柏社 本の紹介ページ ✔ リンク確認済外国語教育研究の研究デザインと統計手法を日本語で解説したハンドブック

最終更新 2026-10-18 ・ 原田英語 まちがいのご指摘はこちら