速く読む力(読みの流暢さ)の育て方 ― リピーテッド・リーディングとタイムド・リーディング
「時間が足りなくて最後の長文まで読めなかった」。その原因は読解力ではなく、読む速さかもしれません。速さは、やさしい英文を正しく練習すれば授業の中で伸ばせます。
エビデンスの強さ:母語の繰り返し読みにはメタ分析があり、外国語でも日本の学習者を含む実験研究で読む速さの伸びがおおむね一貫して報告されている。ただし外国語の研究は小規模・準実験が多く、初見の文章への転移には注意が必要。

読みの流暢さってなに?
ひとことで言うと、読みの流暢さは、1語ずつつっかえずに、意味のかたまりで、内容をわかったまま、ちょうどよい速さで読める力です。
読みの流暢さ(reading fluency)は、文章を正確に、適度な速さで、意味のかたまりごとに区切って読める力です。流暢さの研究の総説では、単語を自動的に認識できることに加えて、リズムや抑揚(プロソディ)までが流暢さに含まれるとされています 1。この総説は主に母語の子どもの音読の流暢さを扱っています。
ただし、音読と黙読では、見るポイントが少しちがいます。音読では正確さ・速さ・プロソディ(区切りや抑揚)が主な目安になり、黙読では、単語をすばやく認識できることと、理解を保ったまま読める速さが主な目安になります。このページで紹介する外国語の研究の多くは、黙読の速さと理解度を測っています。1分あたりの語数(wpm)だけでは正確さやプロソディは測れないので、音読なら聞いて確かめ、黙読なら理解問題とセットで測る必要があります。
なぜ速さが大切なのでしょうか。読みの「自動化理論」では、単語を読み取る処理に注意を使っている間は、意味の理解に回す注意が足りなくなると考えます。単語の処理が練習によって自動化すると、注意を意味の理解に回せるようになります 2。
車の運転を習いたての頃は、ハンドルやペダルの操作に必死で、景色を見る余裕も、助手席の人と話す余裕もありません。運転に慣れると、操作は自動で進み、道順を考えたり景色を楽しんだりできます。英語を読むのも同じで、1語1語の意味を思い出すのに必死なうちは、「この文章は何が言いたいのか」を考える余裕がありません。流暢さの練習は、運転の操作を体に覚えさせる練習です。
どのくらいの速さが目安?
黙読の190研究をまとめたメタ分析によると、英語を母語とする大人の黙読の平均は、ノンフィクション(情報・説明の文章)で毎分238語、フィクション(物語など)で毎分260語でした。同じ論文が別にまとめた音読77研究では、平均は毎分183語でした。第二言語として英語を読む人の速さは、これより遅くなります 3。
学習者の目標は人それぞれですが、まずは自分のクラスの今の速さを測ることから始めましょう。速さは次の式で出せます。
- 1分あたりの語数(wpm)= 文章の語数 ÷ 読むのにかかった秒数 × 60
流暢さを伸ばす3つの練習のちがい
| 練習 | やり方 | ねらい |
|---|---|---|
| タイムド・リーディング | 毎回ちがう、やさしい文章を時間を測って読み、理解問題に答える | 理解を保ったまま読む速さを上げる |
| リピーテッド・リーディング | 同じ短い文章を、何回かくり返し読む(手本の音声を聞いてから・聞きながら読む「手本つき」の形と、ひとりで読む形がある) | 見ればすぐ読める語やかたまりを増やす |
| 多読 | やさしい本をたくさん、楽しんで読む | たくさん読んで、読むことそのものに慣れる |
どれも「速く読ませる」こと自体が目的ではなく、わかったまま速く読めることが目的です。
やり方を3ステップで
- やさしい文章を選ぶ:知らない語がごく少なく、初めて読んでもおおむね内容がわかる文章にする。
- 時間を測って読む:タイマーで読む時間を測り、1分あたりの語数を出す。
- 理解を確かめて記録する:理解問題に答え、正答が保てていれば次はもう少し速く。速さと正答数をグラフに記録する。
研究ではどうなってる?
- 母語の研究:同じ文章をくり返し読む「リピーテッド・リーディング」のメタ分析では、読みに困難のない子どもにも、学習障害のある子どもにも、流暢さと理解を高める効果がありました 4。読みに困難のある児童生徒の34研究をまとめた別のメタ分析では、読みの流暢さ(1分間に正しく読めた語数)については、先に手本の朗読を聞いてからくり返し読む組み合わせが最も効果的でした 5。
- 日本の大学生:手本の音声つきのくり返し読みは、多読と同じくらい黙読の速さを伸ばしました 6。タイムド・リーディングと、区切りと抑揚に注意したくり返し音読で、1学期に、語の長さを調整した「標準語数」で毎分13〜27語(swpm)速くなり、理解も上がりました 7。多読・タイムド・くり返し音読を組み合わせた12週間の練習では、理解を75%以上に保ちながら標準語数で毎分46語(swpm)速くなりました 8。1年間の研究では、3つを組み合わせたグループが最も伸びました 9。
- 海外のEFL学習者:大学生84人の研究では、13週間のタイムド・リーディングで、読む速さが平均毎分29語(25%)上がり、理解は下がりませんでした 10。タイムド・リーディングで毎分50語、くり返し音読で毎分23語速くなり、6週間後もほぼ保たれていました 11。ベトナムの大学生の研究では、11週間のくり返し読みで練習中の読む速さが伸び、理解テストでも比較群を上回る結果がありました。ただし、練習していない文章で比較群より速く読めるようになったかは別の問題で、速さの転移はこの研究でもはっきりしていません 12。
- 日本の中学・高校:中学3年生122人で、週1回・授業はじめ10分の多読を続けたクラスは、読みの流暢さが伸び、英語を読む内発的な意欲も育ちました 13。高校1年生76人の研究では、10分の多読10回で読む速さは上がりましたが、理解度は変わりませんでした 14。
速く読んでも、理解は落ちない
「速く読ませると、いい加減な読み方になる」と心配する先生は多いでしょう。ところが上の研究の多くでは、速さが上がっても理解は保たれるか、むしろ上がっていました 1078。日本の大学生を1年間追った研究でも、多読で読む速さが上がった学習者の理解度は下がりませんでした 15。
これらの研究に共通する大事な点の一つは、学習者が無理なく理解できる、やさしい文章を使っていることです(文章の難しさを比べて「やさしくないと効かない」と確かめたわけではありません)。上の研究の多くは、学習者にとってやさしい文章や、レベルをそろえた文章で練習しています。自動化理論から考えても、知っている語が多く無理なく理解できる文章をたくさん処理することが、単語の処理の自動化をうながすと考えられます。難しい文章を時間制限つきで急いで読ませるだけでは、流暢さの練習というより、ただの「時間の足りないテスト」になりかねません(難しい文章は、精読や語彙の学習で使えばよいのです)。
明日の授業でこうする
メニュー1:タイムド・リーディング(1回5〜8分)
- 文章を用意する:知らない語がごく少なく、初めて読んでもおおむね内容がわかる文章(長さは授業時間に合わせて、たとえば300〜400語程度)。最初に数人に試し読みさせて、やさしさを確かめると安心です。毎回ちがう文章で、長さとレベルをそろえます。
- 一斉に読み始める:先生がタイマーを動かし、10秒ごとに経過時間を黒板(スクリーン)に表示します。読み終えた生徒は、そのとき表示されている時間を書き取ります。
- 理解問題に答える:本文を見ずに、選択式の問題5問程度に答える。
- 記録する:速さ(wpm)と正答数をグラフに記入。
- 目標を立てる:理解問題の正答が7〜8割(5問なら4問)を保てていれば、次はもう少し速く。下がっていれば今の速さで続けます。研究でも、理解の基準を決めたうえで速さを測っています 8。
メニュー2:リピーテッド・リーディング(1回5〜10分)
- 短い文章(100〜200語)を目で追いながら、手本の音声を1回聞く。母語で読みに困難のある児童生徒のメタ分析では、手本を先に聞く方法との組み合わせが特に有望でした 5。日本の大学生でも、手本の音声つきのくり返し読みで黙読の速さが伸びています 6。
- 黙読(または音読)で1回目を読み、時間を記録。
- 同じ文章を3〜5回くり返し、毎回時間を記録。音読で行う場合は、先生やペアが読みまちがい・読み飛ばしを確かめて伝え、時間だけでなく正しく読めた語数も記録します。黙読で行う場合は、最後に短い内容確認を入れます。
- ときどき、同じくらいの難しさ・長さの初見の文章を読ませ、理解を保ったまま速く読めるかを確認します。これは授業の中での目安で、力が移ったかを厳密に測るものではありません。
同じ文章を5回ずつ読んだ学習者は、練習には使わなかったテスト用の文章(事前と事後で同じ文章)でも、事前から事後までに毎分45語速くなったという小規模な研究があります 16。音読の③自動化の段階と組み合わせると、教科書本文がそのまま練習素材になります。
メニュー3:授業はじめ10分の多読
週1回でも、授業の最初の10分に多読の時間をとると、読みの流暢さが伸びたという日本の中学校の研究があります 13。速さを伸ばす練習と、たくさん読む時間は、車の両輪です。
- 中学校:2学期から、週1回、授業のはじめの5分でタイムド・リーディング。すでに学習した教科書のレッスンを短く書きかえた文章を使うと、新しい文章を探さずにすみ、準備が楽です。
- 高校:共通テストの長文対策の前段階として、1学年下のレベルのやさしい文章でタイムド・リーディングを10回程度。記録グラフを模試の結果と並べて見せると、生徒が読む速さの大切さに気づくきっかけになります。
- 小学校:速く読む練習の段階ではありません。慣れ親しんだ絵本を先生がくり返し読み聞かせ、子どもが一緒に言える部分を増やしていくことが、のちの流暢さの土台になります。
- 難しい文章で速読させる:わからない語を飛ばすだけの「読んだふり」になりがちです。流暢さの練習には、やさしい文章を使いましょう。
- 速さだけを競わせる:理解問題とセットにして、「わかったうえで速い」ことを目標にします。
- 1〜2回で効果を判断する:研究の多くは1学期〜1年の取り組みです 9。
- 同じ文章の速さの伸びだけを見る:くり返し読んだ文章が速くなるのは当然です。ときどき同じくらいの難しさの初見の文章でも測り、理解を保って読めているかを見ましょう。
- 記録をとらない:自分の伸びが見えるグラフは、達成感や振り返りにつながります。ただし、他の生徒との順位づけには使わないようにします。
❓ よくある質問
Q. 読みの流暢さとは何ですか?
文章を正確に、適度な速さで、意味のかたまりごとに区切って読める力です。単語を読み取る処理が練習によって自動化すると、注意を意味の理解に回せるようになる、と考えられています 2。
Q. 英語を速く読ませると、理解がいい加減になりませんか?
多くの研究では、速さが上がっても理解は保たれるか、むしろ上がっていました 1078。これらの研究に共通するのは、知らない語がほとんどないやさしい文章を使っていることです。難しい文章を急いで読ませるだけでは、流暢さの練習になりにくいのです。
Q. タイムド・リーディングは、どう進めますか?
知らない語がごく少なく、初めてでもおおむね内容がわかる文章(たとえば300〜400語程度)を一斉に読ませ、10秒ごとに経過時間を表示します。読み終えたら時間を書き取り、本文を見ずに選択式の問題に答え、速さ(wpm)と正答数をグラフに記録します。正答が7〜8割を保てていれば、次はもう少し速くを目標にします。
Q. 英語を読む速さの目安は、どのくらいですか?
190研究をまとめたメタ分析では、英語を母語とする大人の黙読の平均は、ノンフィクションで毎分238語、フィクションで毎分260語でした。第二言語として英語を読む人は、これより遅くなります 3。まずは自分のクラスの今の速さを測ることから始めましょう。
Q. リピーテッド・リーディングに効果はありますか?
母語の研究のメタ分析では、流暢さと理解を高める効果があり 4、読みに困難のある児童生徒の読みの流暢さ(1分間に正しく読めた語数)については、先に手本の朗読を聞いてからくり返し読む組み合わせが最も効果的でした 5。日本の大学生でも、手本の音声つきのくり返し読みで黙読の速さが伸びています 6。
🎓 もう一歩深く(大学院レベル)
🎓院生モード自動化理論と「流暢さとは何か」
アメリカの心理学者 David LaBerge 氏と S. Jay Samuels 氏の自動化理論は、読みを視覚・音韻・意味の段階の連なりとしてモデル化し、各段階の処理が「正確さ」の段階から、注意を必要としない「自動性」の段階へ進むと考えました 2。リピーテッド・リーディングは、この理論を教室の練習に移したものとして発展してきました 12。
読みの流暢さを研究するアメリカの研究者 Melanie R. Kuhn 氏と Steven A. Stahl 氏の総説は、流暢さの指導は全体として効果的だが、その効果が指導の特徴によるのか、単に読む量が増えたことによるのかははっきりしないこと、手本つきの方法が手本なしより効果的なこと、くり返し読む方法が、くり返さない方法より明らかに優れているとは言えないことを指摘しています 1。つまり「同じ文章をくり返す」こと自体より、やさしい文章を大量に、手本を参考にしながら読むことが本質かもしれません。
また、意味のかたまり(チャンク)ごとに提示速度を上げて読ませた日本の研究では、チャンクを処理する速さが読解力の高い・低い学習者の差と関係していました 17。速さは単語単位だけでなく、チャンク単位の処理の自動化としても考える必要があります。
🎓院生モード研究を読むときの注意点 ― 転移・測り方・研究デザイン
第一に、初見の文章への転移です。速読コースで伸びた速さがほかの文章にも移るかを調べた予備的な研究は、移る可能性を示しつつも、さらなる実験研究が必要だとしています 18。練習した文章の伸びだけで効果を判断すると、過大評価になります。
第二に、測り方です。研究によって、単語数をそのまま数える方法と、語の長さを調整した「標準語数(standard words per minute)」を使う方法があり、理解の基準(何割正解なら「読めた」とするか)もまちまちです 78。数字を研究間でそのまま比べるのは危険です。
第三に、外国語の研究の多くは、大学生を対象とした小規模な準実験で、くじ引きによる群分けをしていません。中学・高校での研究はまだ少なく 1314、日本の中高生でどの程度の練習量でどれだけ伸びるかは、今後の課題です。
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📑 出典(18件)
本文の上付き数字に対応。✔ は DOI / ISBN / 公式ページを書誌データベースと機械照合した印です。
- Kuhn, M. R., & Stahl, S. A. (2003). Fluency: A review of developmental and remedial practices. Journal of Educational Psychology, 95(1), 3-21. doi:10.1037/0022-0663.95.1.3 ✔ DOI照合済読みの流暢さの指導研究の総説。手本つき(assisted)の方法が有効で、流暢さには速さだけでなく抑揚(プロソディ)も含まれる
- LaBerge, D., & Samuels, S. J. (1974). Toward a theory of automatic information processing in reading. Cognitive Psychology, 6(2), 293-323. doi:10.1016/0010-0285(74)90015-2 ✔ DOI照合済読みの「自動化理論」の原典。単語の処理が自動化すると、注意を意味の理解に回せる
- Brysbaert, M. (2019). How many words do we read per minute? A review and meta-analysis of reading rate. Journal of Memory and Language, 109, 104047. doi:10.1016/j.jml.2019.104047 ✔ DOI照合済黙読190研究・音読77研究のメタ分析。英語母語の大人の黙読は平均毎分238語(説明文)・260語(物語)、音読は183語
- Therrien, W. J. (2004). Fluency and comprehension gains as a result of repeated reading: A meta-analysis. Remedial and Special Education, 25(4), 252-261. doi:10.1177/07419325040250040801 ✔ DOI照合済母語(英語)の子どもを対象にしたリピーテッド・リーディングのメタ分析
- Lee, J., & Yoon, S. Y. (2017). The effects of repeated reading on reading fluency for students with reading disabilities: A meta-analysis. Journal of Learning Disabilities, 50(2), 213-224. doi:10.1177/0022219415605194 ✔ DOI照合済読みに困難のある児童生徒への繰り返し読みのメタ分析(34研究)。流暢さにプラスで、先に手本を聞く方法との組み合わせが効果的
- Taguchi, E., Takayasu-Maass, M., & Gorsuch, G. J. (2004). Developing reading fluency in EFL: How assisted repeated reading and extensive reading affect fluency development. Reading in a Foreign Language, 16(2), 70-96. doi:10.64152/10125/66783 ✔ DOI照合済日本の大学生。音声つきリピーテッド・リーディングは、多読と同じくらい黙読の速さを伸ばした
- Shimono, T. R. (2018). L2 reading fluency progression using timed reading and repeated oral reading. Reading in a Foreign Language, 30(1), 152-179. doi:10.64152/10125/66743 ✔ DOI照合済日本の大学生55人。タイムド・リーディングと音読のくり返しで、読む速さと理解がともに伸びた
- Milliner, B. (2021). The effects of combining timed reading, repeated oral reading, and extensive reading. Reading in a Foreign Language, 33(2), 191-211. doi:10.64152/10125/67400 ✔ DOI照合済日本の大学生56人。12週間のタイムド・リーディング+くり返し音読+多読で、黙読の速さが毎分46語伸びた
- Shimono, T. R. (2023). The effects of extensive reading, timed reading, and repeated oral reading on Japanese university L2 English learners' reading rates and comprehension over one academic year. Reading in a Foreign Language, 35(2), 190-221. doi:10.64152/10125/67447 ✔ DOI照合済日本の大学生101人を1年追跡。多読+タイムド・リーディング+チャンク・プロソディ練習つきの音読を組み合わせた群が最も伸びた
- Chang, A. C.-S. (2010). The effect of a timed reading activity on EFL learners: Speed, comprehension, and perceptions. Reading in a Foreign Language, 22(2), 284-303. doi:10.64152/10125/66837 ✔ DOI照合済大学生84人。13週間のタイムド・リーディングで読む速さが平均毎分29語(25%)伸びた
- Chang, A. C.-S. (2012). Improving reading rate activities for EFL students: Timed reading and repeated oral reading. Reading in a Foreign Language, 24(1), 56-83. doi:10.64152/10125/66667 ✔ DOI照合済台湾の成人35人。13週でタイムド・リーディング群は毎分50語、繰り返し音読群は23語速くなり、6週後もほぼ維持
- Gorsuch, G. J., & Taguchi, E. (2008). Repeated reading for developing reading fluency and reading comprehension: The case of EFL learners in Vietnam. System, 36(2), 253-278. doi:10.1016/j.system.2007.09.009 ✔ DOI照合済ベトナムの大学生。11週間のリピーテッド・リーディングで、理解は対照群を上回った(初見の文章の読速は対照群と有意差なし)
- Matsui, T., & Noro, T. (2010). The effects of 10-minute sustained silent reading on junior high school EFL learners' reading fluency and motivation. ARELE: Annual Review of English Language Education in Japan, 21, 71-80. 公式ページ ✔ リンク確認済日本の中学3年生122人で、週1回・授業はじめ10分の読書(SSR)の効果を調べた研究(DOI 10.20581/arele.21.0_71・J-STAGE)
- Fujita, K., & Noro, T. (2009). The effects of 10-minute extensive reading on the reading speed, comprehension and motivation of Japanese high school EFL learners. ARELE: Annual Review of English Language Education in Japan, 20, 21-30. 公式ページ ✔ リンク確認済日本の高校1年生76人。授業はじめ10分の多読10回で、読む速さは上がったが理解度は変わらなかった(DOI 10.20581/arele.20.0_21・J-STAGE)
- Beglar, D., Hunt, A., & Kite, Y. (2012). The effect of pleasure reading on Japanese university EFL learners' reading rates. Language Learning, 62(3), 665-703. doi:10.1111/j.1467-9922.2011.00651.x ✔ DOI照合済日本の大学1年生97人を1年追跡。楽しむ多読のグループは精読グループより読む速さが伸びた
- Chang, A. C.-S., & Millett, S. (2013). Improving reading rates and comprehension through timed repeated reading. Reading in a Foreign Language, 25(2), 126-148. doi:10.64152/10125/66864 ✔ DOI照合済同じ文章を5回ずつ読む「タイムド繰り返し読み」。練習に使わなかった文章(事前・事後テストでは同じ文章)でも毎分45語速くなり、理解も上がった(各群13人の小規模研究)
- Tanaka, N. (2014). Acceleration of chunked reading: Perspective from differences of EFL reading proficiency. ARELE: Annual Review of English Language Education in Japan, 25, 207-222. 公式ページ ✔ リンク確認済意味のかたまり(チャンク)ごとに提示速度を変えて読ませた日本の研究。チャンク処理の速さは読解力の差と関係(DOI 10.20581/arele.25.0_207・J-STAGE)
- Macalister, J. (2010). Speed reading courses and their effect on reading authentic texts: A preliminary investigation. Reading in a Foreign Language, 22(1), 104-116. doi:10.64152/10125/66649 ✔ DOI照合済速読コースで伸びた速さが、ほかの文章にも移るかを調べた小規模な予備研究
最終更新 2026-10-18 ・ 原田英語 まちがいのご指摘はこちら







