ALTとの打ち合わせとTT指導案 ― 10分・5分・5分の打ち合わせで役割が決まる授業のつくり方
「今日は何をすればいい?」と授業の直前にALTに聞かれて、あわてたことはありませんか。ALTとのティーム・ティーチングは、打ち合わせの質で決まります。文科省が示すALTの役割、研究でわかったTTのつまずき、打ち合わせシートとTT指導案の書き方をまとめました。
エビデンスの強さ:TTの研究は、少数の事例を深く調べた質的研究と意識調査が中心で、TTの形や打ち合わせのしかたによる学力の差を比べた実験はほとんどない。文科省の調査には、ALTの授業内の活動と生徒の英語力の関連を分析した結果があるが、相関の分析である。

- 授業を主導するのは担当教員。 文科省の整理では、ALTは担当教員の指導のもとで授業を補助します。指導案と打ち合わせの準備は、日本人の先生の仕事です。
- まかせきりにしない。 研究では、ALTに授業をまかせた結果、日本人教師が周辺に追いやられ不満を感じた事例や、TTの目的の理解がばらばらだった事例が報告されています。
- 打ち合わせは3回に分ける。 前の週に10分、当日に5分、授業後に5分。TT指導案は、時間ごとに2人の動きを2列で書きます。
TTの指導案ってなに? ふつうの指導案と何がちがう?
ひとことで言うと、TTの指導案は、日本人の先生とALTの2人が「いつ・誰が・何をするか」を、時間ごとに2列で書き分けた授業の計画書です。
ティーム・ティーチング(TT)は、2人以上の先生が1つの授業を一緒に行う形です。英語では、日本人の英語の先生(JTE:Japanese Teacher of English)、小学校では学級担任(HRT:homeroom teacher)と、ALT(外国語指導助手:Assistant Language Teacher)の組み合わせが一般的です。ALTの任用には、JETプログラム、自治体による直接雇用、民間からの派遣などいくつかの形があります 1。
TTは、2人で漕ぐボートに似ています。1人ずつなら上手な漕ぎ手でも、どちらに進むかを決めないまま漕ぎ出すと、ボートはその場で回るだけです。行き先(本時の目標)と、どちらが右・どちらが左を漕ぐか(役割分担)を岸で決めておけば、2人の力はそのまま速さになります。打ち合わせは、漕ぎ出す前に岸で地図を広げる時間です。
ふつうの指導案とのちがい
| ふつうの指導案 | TT指導案 | |
|---|---|---|
| 本時の展開 | 先生1人の動きと生徒の活動を書く | JTE(またはHRT)の欄とALTの欄を並べ、2人の動きが同時に見えるようにする |
| 読む相手 | 日本語の指導案をそのまま読める | ALTが日本語の指導案をそのまま読めるとは限らない。要点だけでも英語で書いた打ち合わせシートを添える |
| 授業を主導する人 | 担当教員 | こちらも担当教員。ALTは担当教員の指導のもとで授業を補助する 2 |
やり方を3ステップで
- 前の週に打ち合わせる(10分):単元のゴールと本時(その日の授業)の目標、ALTに頼みたい役割を、英語の打ち合わせシートで渡す。
- 展開を2列で書く:時間ごとにJTEとALTの動きを並べ、ALTの欄が空く時間をつくらない。評価の欄の主語は担当教員にする。
- 当日5分・授業後5分:当日は流れと役割を確かめ、授業後はうまくいった点と次に変える点を1つずつ話し合う。
公的資料と研究ではどうなってる?
制度の基本:ALTの役割
文部科学省は、TTにおけるALTの役割を次のように整理しています 2。
| 時期 | ALTの役割(文科省の整理) |
|---|---|
| 授業前 | 担当教員が作成した指導計画・学習指導案に基づいて打ち合わせをし、授業の目的と指導内容を理解し、手順・役割分担・教材を把握する。教材作成やその補助を行う |
| 授業中 | 担当教員の指導のもとで授業を補助する。例:活動の説明・助言・講評、言語モデルの提示、音声・表現・文法などのチェックや助言、児童生徒との会話、母国の言語や文化の情報提供 |
| 授業後 | 担当教員と共に、自らの業務を評価し、改善方法を話し合う |
同じ資料は、担当教員とALTが役割を分担して授業を進める場合も「補助」にふくまれるとしたうえで、授業全体を主導するのはあくまで担当教員だとしています 2。中学校の学習指導要領の解説も、ネイティブ・スピーカーや英語が堪能な地域人材の協力を得て指導体制を充実させることを求め、そうした人材としてALTのほか、地域に住む外国人や留学生なども挙げています 3。小学校の解説は、外国語活動について、指導計画の作成や授業全体のマネジメントは学級担任などが中心となって進め、具体的な活動の場面でネイティブ・スピーカーなどとTTを行うことが、児童の意欲を高めることにもつながるとしています 4。
文科省の通知は、厚生労働省の回答を受けて、担当教員がALTに指導内容や授業の進め方について具体的な指示や改善要求をしたり、ALTの業務を評価したりするTTは、請負契約では実施できないとしています。疑義がある場合は契約形態を見直し、JETプログラムの活用、自治体の直接雇用、労働者派遣契約などの対応をとるよう求めています 1。自分の学校のALTがどの契約形態かで、打ち合わせのしかたが変わることがあるので、管理職や教育委員会に確認しておきましょう。
研究ではどうなってる?
- 中学・高校の英語教師とALTの1,400人以上の全国調査の自由記述を分析した研究では、自分と相手に期待する主な役割(上位3つ)はおおむね一致していた一方、それ以外の役割については認識のずれがあり、それが不満やプレッシャーにつながりうると指摘されました 5。
- 高校のTT 2組を2003年9月から翌年3月まで観察した事例研究では、ALTは英語力を理由に授業の自由を全面的にまかされ、日本人教師は授業に周辺的にしか参加できず、TTに不満を感じていました。背景には「ネイティブなら自動的によい教師」という思い込みがあると考察されています 6。
- 公立高校2校のTTペアと生徒を調べた質的研究では、TTの授業の目的、学習目標、進め方の解釈が、教師や生徒によって複雑にばらばらでした 7。
- 高校の日本人英語教師884人(無作為に選んだ9県)の質問紙調査は、TTへの受けとめ方を、教師自身の英語を話す力の自己評価や英語学習の経験と関連づけて調べています 8。
- 小学校の英語活動のTT 6授業を分析した研究では、学級担任の参加のしかたが「傍観者」「通訳」「共に学ぶ人」「共に教える人」の4つに分かれ、どの参加のしかたをするかで教室のやり取りが変わりました 9。
- 日本・韓国・香港のTTの好事例を、面接と授業観察から分析した研究もあります 10。
- 文部科学省の調査の分析では、中学校でのALTの授業内の活動(とくに生徒の発言へのフィードバックなど)が多い学校ほど、CEFR A1 レベル相当以上の生徒の割合が高い関連が見られました 11。
最後の調査結果は、学校単位のデータを統計的に分析した相関の結果です 11。ALTの活動が英語力を高めたのか、もともと英語力の高い学校がALTを活用しやすいのかは、この分析だけでは区別できません。それでも、「ALTがいるかどうか」より「授業の中でALTが何をしているか」に目を向ける根拠にはなります。
「ALTにおまかせ」は、日本人の先生も生徒も得をしない
忙しいとき、「今日はALTの先生にお願いします」と授業をまるごと任せたくなることがあります。けれど、高校のTTの事例研究では、ALTに授業をまかせた結果、日本人教師が自分の授業なのに周辺的な参加者になり、TTの出来栄えに不満を感じていました 6。役割の主な部分は一致していても、細かい部分の期待のずれが不満につながるという調査結果もあります 5。
ALTの英語力は大きな資源ですが、生徒の実態、単元のゴール、評価の計画を知っているのは担当教員です。「英語のモデルはALT、授業の設計はJTE」という分担を出発点に、2人の強みを足し算する指導案を書きましょう。
明日の授業でこうする
打ち合わせは3回に分ける
- 前の週(10分):単元のゴールと、来週の各時間の本時の目標を共有します。ALTに担当してほしい活動(モデル、やり取りの相手、文化紹介など)を伝え、教材の準備を頼むならこのときに。英語の打ち合わせシートを渡しておきます。
- 当日(5分):授業の流れを、時間と役割で確認します。とくに「最初のモデルのセリフ」「活動の切り替えの合図」「誰が何を評価・記録するか」の3点。
- 授業後(5分):うまくいった点を1つ、次に変える点を1つ。生徒のよかった発言や、よくあった誤りもALTに聞きます。文科省の整理でも、授業後に共に振り返り、改善方法を話し合うことがALTの役割に入っています 2。
- 単元の終わり:パフォーマンステストでALTにやり取りの相手を頼む場合は、評価の基準(ルーブリック)を事前に共有し、採点は担当教員が行います(パフォーマンステスト)。
打ち合わせシートの項目
| 項目 | 書く内容(英語で短く) |
|---|---|
| Class / Date / Period | 2-3 / June 10 / 3rd period |
| Unit goal | Students can recommend a place in our town to you. |
| Today's goal | Students can ask and answer "Which do you like better?" with a reason. |
| Your role | 1 Small Talk with me (model) 2 Interview partner 3 Feedback at the end |
| Key expressions | Which do you like better, A or B? / I like A better because ... . |
| Students' level | Some students cannot give reasons yet. Please help them with "because". |
| Materials | Picture cards (JTE), timer (JTE) |
TT指導案の書き方(本時の展開)
TT指導案の展開は、「学習活動」の右に JTEの欄とALTの欄を並べるのが基本です。以下は中学2年の例(筆者作成)です。
| 時間 | 学習活動 | JTE の動き | ALT の動き | 評価 |
|---|---|---|---|---|
| 0〜3 | あいさつ、めあて(この時間の目標)の確認 | めあてを板書し、日本語で補足する | あいさつを英語でリードする | |
| 3〜10 | Small Talk(相手を替えて2回) | JTE と ALT でモデルを見せる。ペアで話す間は机の間を回る | JTE とモデルのやり取りをする。ペアで話す間は机の間を回り、生徒に質問を返す | |
| 10〜20 | ALTの町紹介を聞き、概要をつかむ | 聞き取りのポイントを示す。理解を確認する発問 | 写真を見せながら、2つの町を比べて話す | |
| 20〜30 | 比較の表現の練習 | 形と意味を板書で整理する | 発音のモデル。練習中に個別に音声を確認する | |
| 30〜43 | 「どっちがおすすめ?」インタビュー | つまずく生徒に because の例文カードを渡す | インタビューの相手として机の間を回り、生徒の答えに質問を返す | 観察(点数にはせず、次の指導に生かす) |
| 43〜50 | 振り返り | 振り返りカードを配り、次の時間の内容を予告する | よかった表現を2〜3紹介する(講評) |
ポイントは、ALTの欄が空いている時間をつくらないことと、評価の欄の主語は担当教員にすることです。授業の設計と評価は担当教員が主導し、ALTは言語モデルややり取りの相手として力を発揮する、という文科省の整理にもそっています 2。
小学校では、学級担任が「共に学ぶ人」として英語を使う姿を見せることに大きな意味があります。小学校のTTの研究では、担任の参加のしかたが傍観者・通訳・共に学ぶ人・共に教える人に分かれ、それによって教室のやり取りが変わりました 9。
- 導入:ALTと担任のデモンストレーション。担任は、わざと「Sorry? One more time, please.」と聞き返し、児童に聞き返し方のモデルを見せます。
- 活動中:担任は児童の様子を一番よく知る立場として、つまずいている児童のそばで一緒に言ってみます。ALTは、児童の答えに「Oh, really? Me, too!」と自然に反応を返す役。
- 振り返り:担任が日本語で児童の気づきを引き出し、ALTが英語でほめます。
文部科学省の研修ガイドブックも、学級担任の役割として、児童への安心感や英語を使うコミュニケーションのモデルを、ALTなどの役割として、十分なインプットや児童の発話への適切なフィードバックを挙げています 12。
日英併記の指導案のコツ
研究授業などで正式なTT指導案を書くときは、日本語の指導案に加えて、本時の目標・展開・役割分担だけでも英語版を作ると、ALTが授業の意図を理解したうえで動けます。全文を訳す必要はありません。「目標・流れ・ALTのセリフの最初の一言・評価の観点」が英語になっていれば十分です。
- 授業の直前に「今日は何を?」:準備のない ALT は、その場の判断で動くしかありません。前の週に打ち合わせシートを渡しておきます。
- ALTが「テープレコーダー」役だけ:新出語の発音を言わせるだけでは、ALTの力の一部しか使っていません。やり取りの相手、生徒の発言へのフィードバック、文化の情報提供など、役割のメニューを広げます 2。
- 授業をまるごとALTにまかせる:高校のTTの事例研究では、日本人教師が周辺的な参加者になり、TTの出来栄えに不満を感じていました 6。生徒をよく知る担当教員が授業づくりに関われなくなるおそれもあります。
- 2人とも同時に全体に話す:指示が二重になると生徒は混乱します。全体への指示はどちらか1人が出し、もう1人は机の間を回って困っている生徒を手伝う、と決めておきます。
- 評価の基準を共有していない:パフォーマンステストでALTが相手役をする場合、どの発言を評価するかを知らないと、質問の難しさが生徒ごとにばらつきます。
- 契約形態を確認していない:請負契約のALTに授業の進め方を具体的に指示すると、法令上の問題になりえます 1。
- 振り返りをしない:同じすれちがいが毎週くり返されます。授業後の5分で、次に変える点を1つだけ決めます。
❓ よくある質問
Q. ALTとの授業は誰が主導するのですか?
担当の日本人教員です。文科省はALTの役割を、担当教員が作成した指導計画・学習指導案にもとづいて打ち合わせをし、担当教員の指導のもとで授業を補助するものと整理し、授業全体を主導するのはあくまで担当教員だとしています 2。
Q. ALTとの打ち合わせはいつ、どのくらいすればいいですか?
前の週に10分(単元のゴールと各時間の目標の共有、担当してほしい活動と教材の依頼)、当日に5分(最初のモデルのセリフ・切り替えの合図・誰が何を記録するか)、授業後に5分(うまくいった点と次に変える点を1つずつ)の3回に分けるのがおすすめです。
Q. TT指導案はふつうの指導案と何がちがいますか?
本時の展開の表で、学習活動の右にJTE(またはHRT)の欄とALTの欄を並べ、時間ごとに「誰が何をするか」を書く点です。ALTの欄が空いている時間をつくらないこと、評価の欄の主語を担当教員にすることがポイントです。目標・展開・役割分担だけでも英語版を作ると、ALTが意図を理解して動けます。
Q. 請負契約のALTとTTをしてもいいですか?
注意が必要です。文科省の通知は、担当教員がALTに指導内容や進め方について具体的な指示や改善要求をしたり、業務を評価したりするTTは、請負契約では実施できないとしています 1。自分の学校のALTの契約形態を、管理職や教育委員会に確認しておきましょう。
Q. 授業をALTにまかせきりにするとどうなりますか?
高校のTTの事例研究では、ALTが英語力を理由に授業の自由を全面的にまかされ、日本人教師は周辺的にしか参加できず、TTに不満を感じていました 6。生徒の実態や単元のゴール、評価の計画を知っているのは担当教員なので、「英語のモデルはALT、授業の設計はJTE」の分担を出発点にします。
🎓 もう一歩深く(大学院レベル)
🎓院生モードTTの力関係と「ネイティブ信仰」
日本のTT研究では、役割の分担そのものよりも、2人の間の力関係が繰り返し論点になってきました。高校のTTの事例研究は、ALTが「言語の力」で授業の主導権を得て、日本人教師が周辺的な参加者になる構図を描き、その背後に、教育界・社会・個人の各レベルの「ネイティブスピーカーは自動的に良い語学教師である」という思い込みがあると論じています 6。大規模な自由記述の分析も、主な役割の合意の陰に、細部の期待のずれがあることを示しました 5。
日本人教師の側の要因として、自身の英語を話す力の自己評価とTTへの受けとめ方の関連を調べた調査もあります 8。TTの質を、ALTの資質や日本人教師の英語力だけの問題にせず、誰が授業の目標を決め、誰が評価に責任を持つかという制度上の役割から考え直すことが、研究から得られる視点です(ネイティブの先生のほうが良い?)。
🎓院生モード「好事例」研究の読み方と、小学校の担任の役割
国際比較の視点では、日本(JET)・韓国(EPIK)・香港(PNET)の3つの制度におけるTTの好事例を、面接と授業観察から分析した研究があります 10。ただし、好事例研究はうまくいっている例を選んで記述する方法なので、「この方法をとれば成果が上がる」という効果の検証とは性質が異なります。高校2校の質的研究が示したように、同じTTでも、教師と生徒がそれぞれ異なる目的や目標を思い描いていることがあります 7。
小学校では事情がさらに異なります。担任の参加のパターンによって教室のやり取りが変わるという観察結果は 9、担任の英語力の高低だけでなく、担任が授業の中でどのように参加するかにも注目する必要を示唆します。小学校の解説(外国語活動)が、授業全体のマネジメントは担任などが中心となり、具体的な活動場面でネイティブ・スピーカーなどの協力を得るという分担を示していることとも整合します 4。
🎓院生モード制度と契約が授業の形を決める
TTの議論では見落とされがちですが、ALTの雇用形態は、打ち合わせで「何を言えるか」を法的に制約します。請負契約では担当教員がALTに具体的な指示・改善要求・評価をするTTはできないとされ、契約形態の見直しが求められています 1。つまり、指導案に「ALTに〜させる」と書けるかどうかは、教育方法だけでなく労働法制の問題でもあります。
研究の側から見ると、TTの効果を学力で検証した厳密な研究はまだ少なく、文科省の調査分析も学校単位の相関にとどまります 11。今後は、ALTの授業内の具体的な行動(フィードバック、やり取りの相手、文化情報の提供など)を変数として、生徒の発話量や英語力との関係を調べる研究が求められます。自分の学校でも、TTの授業でALTが何をしていたかを記録しておくだけで、アクションリサーチ の出発点になります。
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📑 出典(12件)
本文の上付き数字に対応。✔ は DOI / ISBN / 公式ページを書誌データベースと機械照合した印です。
- 文部科学省 初等中等教育局 国際教育課 (2009). 外国語指導助手の請負契約による活用について(通知) 公式ページ ✔ リンク確認済担当教員がALTに具体的な指示・改善要求・評価をするTTは、請負契約ではできないとした通知(2009年)
- 文部科学省 (2011). (別紙)文部科学省が一般的に考える外国語指導助手(ALT)とのティーム・ティーチングにおけるALTの役割 公式ページ ✔ リンク確認済ALTは担当教員の指導のもと授業を補助し、授業全体を主導するのは担当教員だとした文科省の整理(授業前・中・後の役割)
- 文部科学省 (2017). 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編 公式ページ ✔ リンク確認済中学校外国語科の目標(5領域)・言語材料(語数・文法事項)・指導計画の作成(授業は英語で行うことを基本とする等)を説明した公式の解説
- 文部科学省 (2017). 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語活動・外国語編 公式ページ ✔ リンク確認済小学校の外国語活動(3・4年)と外国語科(5・6年)の目標・内容・語数・文字の扱いを説明した公式の解説
- Mahoney, S. (2004). Role controversy among team teachers in the JET Programme. JALT Journal, 26(2), 223-244. doi:10.37546/jaltjj26.2-6 ✔ DOI照合済中高の英語教師とALT 1,400人以上の全国調査の自由記述から、TTの役割の認識のずれを分析した研究
- Miyazato, K. (2009). Power-sharing between NS and NNS teachers: Linguistically powerful AETs vs. culturally powerful JTEs. JALT Journal, 31(1), 35-62. doi:10.37546/jaltjj31.1-2 ✔ DOI照合済高校のTT 2組を約7か月観察。ALT に授業をまかせきりになり、日本人教師が周辺的な参加になって不満を感じていた事例研究
- Hiratsuka, T. (2013). Beyond the rhetoric: Teachers' and students' perceptions of student learning in team-teaching classes. The Language Teacher, 37(6), 9-15. doi:10.37546/jalttlt37.6-2 ✔ DOI照合済公立高校2校のTTペアと生徒の受けとめ方を調べた質的研究。TTの目的・目標の解釈が人によってばらばらだった
- Gorsuch, G. (2002). Assistant foreign language teachers in Japanese high schools: Focus on the hosting of Japanese teachers. JALT Journal, 24(1), 5-32. doi:10.37546/JALTJJ24.1-1 ✔ DOI照合済高校の日本人英語教師884人の質問紙から、ALT とのティーム・ティーチングへの受けとめ方を調べた研究
- Aline, D., & Hosoda, Y. (2006). Team teaching participation patterns of homeroom teachers in English activities classes in Japanese public elementary schools. JALT Journal, 28(1), 5-21. doi:10.37546/jaltjj28.1-1 ✔ DOI照合済小学校の英語活動のTT 6授業を分析し、学級担任の参加のしかたを「傍観者・通訳・共に学ぶ人・共に教える人」の4つに分けた研究
- Carless, D. R. (2006). Good practices in team teaching in Japan, South Korea and Hong Kong. System, 34(3), 341-351. doi:10.1016/j.system.2006.02.001 ✔ DOI照合済日本(JET)・韓国・香港のネイティブ教師と地元教師のティーム・ティーチングの好事例を、面接と授業観察から分析した研究
- 文部科学省 (2025). 令和6年度「英語教育実施状況調査」概要 公式ページ ✔ リンク確認済公立中学・高校の英語教育の全国調査。高校で教師が発話の半分以上を英語で行う学校は約4割
- 文部科学省 (2017). 小学校外国語活動・外国語研修ガイドブック. 文部科学省 公式ページ ✔ リンク確認済小学校外国語の研修用の公式資料。Small Talk の目的(既習表現の定着・対話の続け方)と「対話を続けるための基本的な表現」を説明
最終更新 2026-10-18 ・ 原田英語 まちがいのご指摘はこちら








