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日刊原田英語 Harada Eigo Daily

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中高英語教師のための授業アイデア&最新情報

中学・高校で英語を教える先生に向けた、毎日発行のニュースレターです。明日の授業でそのまま使えるアクティビティ、英語教育の最新動向、生徒に話したくなる英語の小ネタを、1号ぶんの短さでまとめています。

毎日発行 読了 12分 公開 39本

最近の10本

4択問題の作り方|まちがいの選択肢が、記憶に残していたもの 4択は当てずっぽうだから力にならない。記述式のほうがまじめだ。そう言われてきました。ところが、まぎらわしい誤答を並べた4択を解いた組は、出題されなかった内容まで、あとのテストで点を上げていました。今日は、正解ではなく「まちがいの選択肢」の作り方の話です。帯活動2本、教室英語4本、読む前に背景を渡す無料ツール4選つき。 標準 授業の待ち時間(wait time)|教師が待つのは平均1秒でした 質問してから次に口を開くまで、教師が待つ時間は0.7〜1.5秒。3秒以上に延ばすと、生徒の言葉と考え方にはっきりした変化が現れます。今日は、その1秒を3秒に延ばすだけの話です。帯活動2本、教室英語4本、挙手に頼らないための無料ツール4選つき。 標準 インターリービングの学習効果|まとめ練習は練習中だけ強い 同じ型をまとめて10問やるか、いろんな型を混ぜて10問やるか。まとめたほうが手応えがあり、正答率も高く出ます。ところが1週間後に測ると、結果はきれいに逆転していました。帯活動2本、教室英語4本、発音を目で見る無料ツール4選つき。 標準 学習スタイルに効果はある?条件をそろえた研究は別の結果 視覚型の生徒には図を、聴覚型の生徒には音を。教室でいちばん信じられている考え方の1つですが、条件をそろえて確かめた研究はほとんど存在していませんでした。今日はそこまで降ります。帯活動2本、教室英語4本、コロケーションを調べる無料ツール4選つき。 標準 英語のインプットとアウトプット|口に出さない組が書けた研究 中3でCEFR A1レベル相当以上に届いた生徒は54.6%。ただし、このうち22.0ポイントは英語担当の先生が判断した生徒です。令和7年度の調査を、内訳から読み直します。号の最後は、その形を一度も口に出さなかった組が、書くテストで練習した組と並んだ1993年の研究。説明のあと、言わせる前にはさむ5問の作り方まで書きました。帯活動2本、教室英語4本、無料の素材4つつきの第38号です。 標準 英単語の覚え方|意味が似た語をまとめると、初めだけ遅い 教科書の単語一覧は、意味のまとまりで並んでいます。体の部分、食べ物、乗り物。研究者はこの並べ方を長く止めてきました。まとめると混ざって覚えにくい、という理由です。2026年8月29日に出たメタ分析は、30本の研究を集めてそこに条件を付けました。覚えきるまでにかかる回数は、たしかに増えます。ところが事後テストの点には差が出ていません。しかも、語を文の中に入れて出した研究では、まとめたほうが少し良い結果でした。単語を文の中で出すための帯活動2本、教室英語5本、無料の道具4つつきの第37号です。 標準 英語の訂正フィードバック|直すより、言い直させる 生徒が He go to school. と言ったとき、Oh, he goes to school. と自然に言い直してあげる。この形をリキャストといいます。1997年の研究では、教師の訂正の55%がこれでした。ところが、そのあと生徒が何か言ったのは31%、正しい形を言い直せたのは18%です。しかもその18%は、こちらが言った形をなぞったものでした。言いかけて止める形では、生徒は100%が何かを言い、46%が自分で正しい形にたどり着いています。直したあとに1つ足すための帯活動2本、そのまま使える教室英語5本、無料サイト4選つきの第36号です。 標準 英語の授業の発問は「なぜ?」|説明を渡すより残ります 同じ文を覚えさせるとき、こちらが理由を説明してあげた生徒と、ただ読んだだけの生徒では、どちらが残るか。1987年の研究では、この2つの組は同じでした。どちらも正答率は約37%。約72%だったのは、「なぜこの人はそうしたのか」を自分で答えた組です。令和8年度の全国学力・学習状況調査では、自分の考えと理由を英語で話す設問で、17.0%の生徒が1語も話しませんでした。「なぜ?」を教室に入れるための帯活動2本、そのまま使える教室英語5本、無料の素材4選つきの第35号です。 標準 シャドーイングの効果が出たのは下のグループでした シャドーイングは、ある程度聞ける生徒のものだと思われがちです。43人の大学生に教科書で9回の授業をした2016年の研究では、音の聞き分けは上下どちらのグループも伸びました。ところがリスニングの得点が伸びたのは、事前のテストで下位だったグループだけでした。文字を見せずに追いかけさせる帯活動2本、そのまま使える教室英語5本、速さを落として同じ場所をくり返せる無料の道具4選つきの第34号です。シャドーイングの授業手順が無料で読める場所も紹介します。 標準 1万時間の法則は本当か?量より中身でした 「1万時間の法則」のもとになった1993年のバイオリン奏者の研究を、2019年に同じ手順でやり直した論文があります。18歳までに積んだ練習は、最上位の13人が8,224時間、その次の13人が9,844時間でした。上の群のほうが短いのに、腕前は上です。時間を積むだけでは、ある水準から先は動きません。練習の中身を変える手順と、帯活動2本、そのまま使える教室英語5本、1段上を決めるための無料の道具4選つきの第33号です。見逃した高校英語教員向けセミナーの講演録画が公開されている話も取り上げます。 標準 これまでの全39本を見る 月ごとに一覧できます
原田英語.com のバックナンバー(〜Vol.171) 原田英語.com に掲載しています