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🌍 英語学習

🧩 接頭辞20個で英単語が一気に読める|pre・re・con・disなど入試頻出の語源表と覚え方

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-29📖 8分🎁 読了で +10XP
長文を読んでいて知らない単語が出てくると、そこで手が止まってしまう。そんな人に試してほしいのが「接頭辞」です。単語の頭についている pre- や re- や dis- の意味を20個ほど知っておくだけで、初めて見る単語でも「前に」「もう一度」「反対の」といった方向がつかめるようになります。この記事では、入試によく出る接頭辞20個を一覧表にまとめ、覚えるためのドリルと、読解中に意味を推測する手順までを1本で紹介します。

接頭辞を知ると「読めない単語」が減る理由

英単語の多くは、いくつかのパーツを組み合わせてできています。たとえば prevent(防ぐ)は、pre-(前に)+vent(来る)。「相手が来る前に立ちはだかる」から「防ぐ」という意味になりました。export(輸出する)は ex-(外へ)+port(運ぶ)、import(輸入する)は im-(中へ)+port(運ぶ)です。

このうち、単語の先頭につくパーツが「接頭辞」です。接頭辞は数がそれほど多くないうえに、何百もの単語で繰り返し使われます。つまり、覚える量に対して見返りがとても大きいのが接頭辞の特徴です。

この記事では、入試で特によく見る20個の一覧表、1週間で定着させるドリル、長文で知らない単語を推測する手順という「実戦用」の内容に絞って紹介します。

ポイント:接頭辞は「単語の意味を丸ごと教えてくれる」ものではなく、「意味の方向を教えてくれる」もの。方向がわかるだけで、読解はぐっと楽になります。

入試頻出の接頭辞20個・一覧表

まずは全体像です。「接頭辞:意味 → 例語」の形で並べました。例語はどれも高校〜大学入試レベルでよく出るものを選んでいます。

方向・位置をあらわすもの

  1. pre-:前に → predict(前もって言う=予言する)、prepare(前もって整える=準備する)
  2. pro-:前へ → progress(前へ進む=進歩)、promote(前へ動かす=促進する)
  3. re-:再び・元へ → review(再び見る=見直す)、revive(再び生きる=生き返る)
  4. ex-:外へ → export(外へ運ぶ=輸出する)、expand(外へ広げる=拡大する)
  5. in- / im-:中へ → include(中に閉じこめる=含む)、import(中へ運ぶ=輸入する)
  6. sub-:下に → subway(下の道=地下鉄)、submit(下に送る=提出する・服従する)
  7. de-:下へ・離れて → decrease(下へ育つ=減る)、depend(下にぶら下がる=頼る)
  8. inter-:間に → international(国と国の間の=国際的な)、interrupt(間を破る=さえぎる)
  9. trans-:越えて・向こうへ → transport(向こうへ運ぶ=輸送する)、translate(向こうへ移す=翻訳する)
  10. super- / sur-:上に・超えて → superior(より上の=優れた)、survive(超えて生きる=生き残る)
  11. over-:上に・越えて・過度に → overcome(乗り越える=克服する)、overeat(食べすぎる)
  12. under-:下に・不足して → underground(地下の)、underestimate(低く見積もる=過小評価する)

「一緒に」「〜へ」「完全に」をあらわすもの

  1. con- / com- / col-:共に・完全に → connect(共に結ぶ=つなぐ)、collect(共に集める=集める)
  2. ad- / ac- / at-:〜へ → adapt(〜へ合わせる=適応させる)、attract(〜へ引く=引きつける)
  3. per-:通して・完全に → perfect(完全に作られた=完璧な)、permit(通して送る=許可する)
  4. en- / em-:〜にする → enlarge(大きくする)、encourage(勇気を与える=励ます)

否定・反対・誤りをあらわすもの

  1. un-:〜でない → unknown(知られていない)、unusual(ふつうでない)
  2. in- / im- / il- / ir-:〜でない → impossible(不可能な)、illegal(違法な)、irregular(不規則な)
  3. dis-:否定・離れて → disagree(反対する)、disappear(消える)
  4. mis-:誤って → misunderstand(誤解する)、misuse(誤用する)

5番と18番は同じ in- / im- ですが、「中へ」と「〜でない」の2種類があります。import は「中へ」、impossible は「〜でない」。どちらかは、後ろの語根と文脈で判断します。また、im- / il- / ir- / col- / at- のように、後ろの文字に合わせて形が変わるものが多いのも特徴です(発音しやすくするための変化です)。

20個を1週間で定着させるドリル

一覧表は眺めるだけでは身につきません。ここでは、1日10〜15分でできる1週間メニューを紹介します。

1週間メニュー

  1. 1日目:方向・位置の1〜6番。表を見ながら例語を声に出し、「pre-は前」と意味を3回言う。
  2. 2日目:7〜12番を同様に。寝る前に1〜12番の接頭辞だけを紙に書き、意味を思い出して書き込む。
  3. 3日目:13〜20番。否定の4つ(un / in / dis / mis)は「どう違うか」を自分の言葉で1行メモ。
  4. 4日目:逆引きドリル。意味(例:「越えて」)を見て、接頭辞(trans- / super- / over-)を答える。
  5. 5日目:仕分けドリル。単語帳から接頭辞つきの単語を10個探し、20個のどれに当たるか分類する。
  6. 6日目:推測ドリル(次のセクションの手順を使う)。
  7. 7日目:白紙に20個を全部書き出すテスト。書けなかったものに印をつけ、翌週はそこだけ復習。

仕分けドリルの例

次の単語を、接頭辞のグループに分けてみてください。

  • expose / interact / misjudge / recover / disconnect / subconscious

答えは、ex-(外へ)、inter-(間に)、mis-(誤って)、re-(再び・元へ)、dis-(否定)、sub-(下に)です。

ポイント:大事なのは「単語→接頭辞」と「接頭辞→単語」の両方向で思い出す練習をすること。片方向だけだと、読解で使える知識になりにくくなります。

長文で知らない単語に出会ったときの推測4ステップ

接頭辞がいちばん役に立つのは、試験の長文で知らない単語が出てきたときです。次の4ステップで考えてみましょう。

  1. 分解する:単語を「接頭辞+残り」に分けてみる。
  2. 方向をつかむ:接頭辞から、プラス・マイナス、前・後ろ、中・外などの方向を決める。
  3. 残りの部分を手がかりにする:知っている単語や語根に似ていないか考える。
  4. 文脈で確かめる:前後の文に当てはめて、意味が通るか確認する。

例1

The heavy rain disrupted the train service this morning.

  1. dis-+rupt に分解。
  2. dis- は「ばらばらに・離れて」。
  3. rupt は interrupt(さえぎる)にも入っていた「破る」。
  4. 「大雨が今朝の電車の運行をばらばらに破った」→「乱した・混乱させた」で文脈に合う。

例2

Some scientists underestimated the size of the problem at first.

  1. under-+estimate に分解。
  2. under- は「下に・不足して」。
  3. estimate は「見積もる」。
  4. 「問題の大きさを低く見積もった」→「過小評価した」。直後の at first(最初は)ともつながります。

ポイント:推測は「辞書の訳語を当てる」ことではなく、「文の流れを止めずに読み進める」ための技術です。7割わかれば十分と考えましょう。

よくある失敗と注意点

失敗1:見た目だけで分解してしまう

接頭辞と同じつづりで始まっていても、接頭辞ではない単語はたくさんあります。たとえば uncle の un- は否定ではなく、pretty も「前に」とは関係ありません。分解して意味が通らなければ、無理にこじつけないことが大切です。

失敗2:推測だけで終わらせる

推測した単語は、読み終えたあと必ず辞書で確認しましょう。確認までセットにすると、その単語は「自分で考えて覚えた単語」になり、記憶に残りやすくなります。

失敗3:語源の由来を自己流で作る

「たぶんこういう由来だろう」と自分で語源を作ってしまうと、間違った知識が残ります。由来を確かめたいときは、語源が載っている辞書を引く習慣をつけましょう。単語を入れるとパーツと由来を解説してくれる 英語語源辞典「AIはらだくん」(https://www.haradaeigo.com/gogen/) を使えば、スマホでもすぐに確認できます。

失敗4:全部を語源で覚えようとする

由来と今の意味が離れすぎている単語は、語呂やイメージで覚えるほうが早いこともあります。割り切りが大切です。

接頭辞を入口に、語根・語呂へと広げよう

接頭辞20個が頭に入ったら、次は語根(port=運ぶ、mit=送る、tain=保つ など)に広げると、読める単語がさらに増えます。たとえば tain を知っていれば、contain(共に保つ=含む)、retain(後ろに保つ=保持する)、obtain(手に入れる)が一気につながります。

接頭辞と語根を組み合わせて体系的に覚えたい人には、当サイトの 「語源で覚える英単語」(haradaeigo.com/studyhack/gogen/) がおすすめです。パーツごとに単語をまとめて眺められるので、この記事の一覧表の「続き」として使えます。

一方で、語源ではどうしても覚えにくい単語には、語呂合わせが強い味方になります。入試によく出る単語を語呂で一気に覚えられる 「超絶ゴロ暗記 大学入試英単語500」(haradaeigo.com/studyhack/goro/) と組み合わせれば、「語源で読める単語」と「語呂で思い出せる単語」の両方が増えていきます。

今日やること

まずは今日、単語帳を開いて、接頭辞がついた単語を5つ探してみてください。そして「この接頭辞は20個のどれ?」と考えるだけでOKです。その5分が、次の長文で知らない単語に出会ったときの武器になります。

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よくある質問

接頭辞は20個より多く覚えたほうがいいですか?
まずはこの記事の20個で十分です。入試の長文でよく見る単語の多くをカバーできます。慣れてきたら、anti-(反対)、post-(後に)、ob-(向かって・反対に)などを少しずつ足していくと、読める単語がさらに増えます。
in- が「中へ」か「〜でない」か見分けるには?
後ろの部分が形容詞っぽいか(possible、legal など)、動作をあらわすか(port、clude など)が一つの目安です。最終的には文脈で判断します。迷ったら両方の意味を当てはめて、文が自然になるほうを選びましょう。
接頭辞で推測した意味が間違っていたら?
推測は外れることもあります。大切なのは、読み終えたあとに辞書で確認して、正しい意味と「なぜ外れたか」をメモすることです。その確認作業自体が、単語を記憶に残す良い復習になります。
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英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
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