本文へ
🔥0
🎬 動画活用

💥 擬音語・擬態語は英語でどう訳す?アニメ・マンガで学ぶオノマトペ表現

✍️ 原田英語が厳選・執筆🗓 2026-09-28📖 6分🎁 読了で +10XP
日本語は、世界でも擬音語・擬態語(オノマトペ)がとても多い言語だと言われます。「ドキドキ」「ふわふわ」「ニヤニヤ」――アニメやマンガにも欠かせない言葉ですが、英語ではどう表すのでしょうか? 実は、英語はオノマトペの代わりに**動詞や形容詞**で様子を表すことが多い言語です。この違いを知ると、英語の語彙がぐっと広がります。

英語にもオノマトペはある、でも数が違う

英語にも擬音語(音をまねた言葉)はあります。

  • 動物の鳴き声:woof(犬)、meow(猫)、moo(牛)
  • 物の音:bang(バン)、crash(ガシャン)、knock knock(トントン)
  • 人の音:achoo(ハクション)、yawn(あくび)

ただし、日本語の擬態語(音がしない様子を表す言葉)、たとえば「キラキラ」「じっと」「ふわふわ」のような言葉は、英語では決まったオノマトペがないことがほとんどです。

では英語ではどう表すのか? 答えは、様子そのものを含んだ動詞や形容詞を使う、です。

ポイント:日本語は「オノマトペ+一般的な動詞」、英語は「様子を含んだ動詞1語」で表すことが多い。

  • じっと見る → stare
  • チラッと見る → glance
  • ニヤニヤ笑う → grin / smirk
  • クスクス笑う → giggle

この違いを知ると、英語の動詞がなぜこんなに多いのかも見えてきます。

気持ちのオノマトペを英語で

アニメでよく出てくる「気持ち」のオノマトペを、英語でどう表すか見てみましょう。

  • ドキドキ(緊張・期待):My heart is pounding. / I'm so nervous. / I'm excited.
  • ワクワク:I can't wait! / I'm so excited.
  • イライラ:I'm getting annoyed. / It's so frustrating.
  • ハラハラ:I'm on the edge of my seat.(手に汗にぎる)
  • モヤモヤ:Something doesn't feel right. / I feel uneasy about it.
  • ホッとする:What a relief. / I'm relieved.

ここで大事なのは、「ドキドキ」が場面によって違う英語になることです。好きな人の前のドキドキなら *My heart is racing.*、テスト前のドキドキなら *I'm nervous.* のように、気持ちの中身で英語を選びます。

例文:

  • I have a presentation tomorrow, and I'm already nervous.(明日発表があって、もうドキドキしてる)
  • The last episode was so intense. I was on the edge of my seat the whole time.(最終回はずっとハラハラしっぱなしだった)

動き・状態のオノマトペを英語で

次は、動きや状態を表すオノマトペです。英語では動詞の選び方が決め手になります。

歩き方

  • よちよち歩く → toddle
  • とぼとぼ歩く → trudge
  • ぶらぶら歩く → wander / stroll
  • こそこそ歩く → sneak

食べ方・飲み方

  • ガツガツ食べる → wolf down
  • ゴクゴク飲む → gulp (down)
  • ちびちび飲む → sip

状態

  • キラキラ光る → sparkle / glitter
  • ふわふわの → fluffy
  • ベタベタする → sticky
  • ツルツルの → smooth / slippery
  • ゴロゴロする(だらだら過ごす)→ laze around / lounge around

例文:

  • I spent the whole Sunday lazing around at home.(日曜日は一日中家でゴロゴロしてた)
  • The kitten's fur is so fluffy.(子猫の毛がふわふわ)

こうした動詞は、英語の小説や長文にもよく出てきます。オノマトペと結びつけて覚えると、イメージがわきやすく忘れにくいのがメリットです。

マンガの効果音は英語版でどうなる?

マンガの英語版では、絵の中に描かれた効果音(描き文字)の扱いが悩みどころです。一般的には次のような方法がとられています。

  • 描き文字を英語に描き直す:BOOM, CRASH, WHOOSH など
  • 日本語の描き文字を残し、小さく英訳を添える
  • 日本語の描き文字をそのまま残す

どの方法かは出版社や作品によって違います。絵の一部として描かれた文字を消すと絵が変わってしまうため、原作の絵を大切にして日本語を残すケースもあります。

英語の効果音でよく見かけるものも覚えておきましょう。

  • whoosh:ヒュッ、ビュン(素早い動き)
  • thud:ドサッ(重いものが落ちる)
  • splash:バシャッ(水)
  • creak:ギィー(ドアがきしむ)
  • sizzle:ジュージュー(焼く音)

これらは名詞や動詞としても使えます。*The door creaked open.*(ドアがギィーと開いた)のように使えると、英作文の表現力も上がります。

音のオノマトペは日英でどこが違う?

同じ音でも、日本語と英語では聞こえ方・書き表し方が違うことがあります。比べてみると、とてもおもしろいです。

  • 犬:ワンワン ↔ woof / bow-wow
  • ニワトリ:コケコッコー ↔ cock-a-doodle-doo
  • 時計:チクタク ↔ tick-tock
  • 心臓:ドクンドクン ↔ thump-thump / ba-dum
  • ドアをたたく:トントン ↔ knock knock
  • 電話:プルルル ↔ ring ring

英語のオノマトペの多くは、そのまま動詞としても使えるのが特徴です。

  • The dog woofed at the mailman.(犬が郵便屋さんに向かってワンとほえた)
  • The clock was ticking loudly.(時計がチクタク大きな音を立てていた)
  • Someone knocked on the door.(誰かがドアをトントンとたたいた)

日本語では「ワンワンとほえる」のように「オノマトペ+動詞」ですが、英語では woof, tick, knock のように音そのものが動詞になります。この違いを意識すると、英語の文がコンパクトに書けるようになります。

オノマトペで語彙を増やす練習法

オノマトペは、英語の「様子を表す動詞」を覚える絶好の入り口です。次の手順で練習してみましょう。

  1. アニメやマンガで出てきたオノマトペを5つ書き出す
  2. それぞれ「音」か「様子」か「気持ち」かに分類する
  3. 英和・和英辞典で近い英語表現を探す
  4. 自分の生活に当てはめた例文を1つずつ作る
  5. 声に出して読む

例:

  • 「ペコペコ(お腹が空いた)」→ I'm starving.
  • 「ヘトヘト」→ I'm exhausted. / I'm worn out.
  • 「ソワソワ」→ I'm restless. / I can't sit still.

コツ:1つのオノマトペに1つの英語、と決めつけないこと。場面に合う英語を複数持っておくと、表現が豊かになります。

よくある失敗と1週間メニュー

よくある失敗

  • 日本語のオノマトペをローマ字で言う:*I'm dokidoki.* は英語では通じません。
  • 1対1で覚えようとする:「ドキドキ=nervous」だけだと、恋のドキドキを表せません。
  • 動詞を覚えず形容詞だけで済ませる:stare, glance, giggle のような動詞を使えると一気に英語らしくなります。

1週間メニュー(1日10分)

  1. 月:気持ちのオノマトペ5つの英語を調べる
  2. 火:歩き方・食べ方の動詞を5つ覚える
  3. 水:英語版アニメで、様子を表す動詞を探しながら見る
  4. 木:英語版マンガや英語の絵本で効果音を探す
  5. 金:自分の1日を、オノマトペ由来の英語を使って3文で書く
  6. 土:書いた文を声に出して読む
  7. 日:1週間で覚えた表現を見返す

今日はまず、「今日の自分の気持ち」をオノマトペで言ってから、それを英語に置き換えてみてください。

📺 このコラムと一緒に見たい動画

✅ 今日からやること

よくある質問

英語にも擬態語はありますか?
少しはありますが、日本語ほど多くありません。英語では stare や sparkle のように、様子を含んだ動詞や形容詞で表すのが一般的です。
マンガの効果音は覚えるべき?
whoosh, thud, splash などよく出るものは、動詞や名詞としても使えるので覚えておくと便利です。
「ドキドキ」の一番いい訳は?
場面によります。緊張なら nervous、期待なら excited、恋なら My heart is racing. など、気持ちの中身に合わせて選びましょう。
✍️
英語の神動画図鑑 編集部(原田英語)
原田英語が、現場の英語教師の目で世界の英語学習動画と勉強法を厳選。紹介文・コラムはすべてオリジナルで書いています。運営者について・お問い合わせ

次に読むなら