🔥 万バズ英語教育シリーズ
AI × 英語授業 完全攻略 ── Day 7 / 365
AIが定期テストを自動作成!
学力差に対応する3段階
テストメーカー📝
📅 2026年2月25日
⏱ 読了10分
🎯 対象:中学〜高校英語教師
SECTION 01
🎯 この授業案の概要
「テスト作り、毎回しんどい」「上位層は簡単すぎて暇、下位層は全く解けなくて絶望」──定期テストの学力差問題をAIで一発解決する授業案です。
この授業では、AIに「基礎・標準・発展」の3段階テストを一括生成させ、生徒が自分のレベルに合ったテストを選んで受験するという活動を行います。さらに、テスト後に生徒自身がAIで「間違い分析」を行い、次の学習計画まで立てるところまでが1授業です。
🔥 この授業のキモ
「全員同じテスト」から卒業。AIが学力差に応じた3バージョンのテストを数分で生成し、生徒が「自分で選ぶ」ことで主体性が生まれる。さらにテスト後の振り返りもAIが個別サポート。
教科・単元
英語・単元テスト/定期テスト(どの教科書にも対応)
使用AI
ChatGPT(無料版でOK)/ Claude / Gemini
必要環境
教師PC 1台(テスト生成用)+ 生徒端末(振り返り用)
準備時間
教師側:約20分(3段階テスト生成+チェック)/ 生徒側:0分
学習指導要領
「知識及び技能」語彙・文法の定着確認 /「思考力」自己調整学習
SECTION 02
🛠 事前準備:教師用プロンプト
これが最大の時短ポイント。1回のプロンプトで「基礎・標準・発展」3バージョンのテストを一括生成します。従来なら3倍の時間がかかる作業が、AIなら数分で完了。
教師用プロンプト①:3段階テスト一括生成
📋 コピー
あなたは中学/高校英語のベテラン教師兼テスト作成のプロです。
以下の条件で「基礎・標準・発展」の3段階テストを作成してください。
【条件】
- 対象:[中1 / 中2 / 中3 / 高1 / 高2 / 高3](←選択)
- 教科書:[New Horizon / Sunshine / New Crown / CROWN / ELEMENT など]
- 範囲:[Lesson ◯〜◯ / Unit ◯〜◯]
- テスト時間:各20分(50分授業内で実施)
- 配点:各テスト100点満点
【3段階の設計基準】
■ 基礎テスト(Level A)
- 単語の意味を選ぶ4択問題:8問(40点)
- 基本文の並べ替え問題:4問(20点)
- 教科書本文の穴埋め問題:4問(20点)
- 日本語→英語の単語書き取り:4問(20点)
- ※ヒント・語群あり
■ 標準テスト(Level B)
- 単語の意味(4択ではなく記述式):6問(24点)
- 文法の空所補充問題:5問(25点)
- 教科書本文の内容理解Q&A(英問英答):3問(21点)
- 整序英作文:3問(15点)
- 和文英訳:3問(15点)
- ※ヒントなし
■ 発展テスト(Level C)
- 単語を使った自由英作文:3問(21点)
- 長文読解(教科書外の類似テーマ):1題(30点)
- 意見英作文(50語以上):1問(25点)
- 文法の誤り訂正問題:4問(24点)
- ※ヒントなし・応用力重視
【出力ルール】
- 各レベル別に分けて出力
- 各問題に配点を明記
- 最後に「模範解答・採点基準」をまとめて出力
- レベル間で同じ問題を使い回さないこと
- 出題範囲の文法事項・語彙を網羅的にカバーすること
💡 プロのTips
AIが生成したテストは必ず教師が事前にチェックしてください。特に確認すべき点は、①出題範囲の文法事項が漏れていないか、②配点の合計が100点になっているか、③解答が一意に決まるか(複数解答があり得る問題は修正)の3つです。チェックに15分ほどかかりますが、ゼロから3種類作ることを考えれば圧倒的な時短です。
SECTION 03
⏱ 50分授業の完全タイムライン
「テスト+AI振り返り」を50分に収めたタイムラインです。そのまま授業に使えます。
0:00 – 5:00 ──── 導入+レベル選択(5分)
🎬 「今日は自分で”ちょうどいい難しさ”を選ぶテスト」
先生の声かけ例:「今日のテストは3種類あります。Level A(基礎)、Level B(標準)、Level C(発展)。
どれを選んでも成績には同じように反映します。自分にとって”ちょっと頑張れば解ける”レベルを選んでください。」
● 各レベルの特徴を電子黒板で30秒ずつ紹介
● 「迷ったらBがおすすめ。本番の定期テストに一番近いよ」と伝える
● テスト用紙を3色に分けて配布(A=緑、B=青、C=赤)
● 「途中で変えたくなったら、挙手してもらえば交換OK」と安心感を与える
5:00 – 25:00 ──── テスト実施(20分)
✍️ 集中してテストに取り組む
通常のテストと同じ環境で実施。
この時間は端末は閉じる。
● タイマーを電子黒板に表示(残り時間が見えると集中力UP)
● 5分経過・10分経過・残り5分でチャイムやアナウンス
● 途中でレベル変更を希望する生徒がいたらスムーズに対応
● 早く終わった生徒には「見直し」を促す(まだ端末は開かない)
25:00 – 30:00 ──── 自己採点(5分)
📊 模範解答を配布して即座にフィードバック
模範解答を配布し、赤ペンで自己採点。
● 「間違えた問題番号に◯をつけて、何を間違えたかメモしてね」
● 「間違い=伸びしろ」というマインドセットを強調
● 「点数じゃなくて、”何が”間違っていたかが大事だよ」
30:00 – 43:00 ──── AI振り返りタイム(13分)
🤖 間違いをAIに分析してもらい学習計画を立てる
ここが
この授業の核心。生徒が間違えた問題をAIに入力し、「なぜ間違えたか」「次に何を勉強すべきか」を個別にアドバイスしてもらう。
● 端末を開いてChatGPTにプロンプトを入力
● AIが「弱点分析」と「1週間学習プラン」を出力
● 「テストは”終わり”じゃなくて”始まり”」と伝える
43:00 – 50:00 ──── 振り返り+共有(7分)
🎤 レベル選択の振り返り&AIの分析結果を共有
振り返りシートに記入(3分)→ 2〜3人発表(4分)
振り返りの問い:
①「選んだレベルは自分に合っていた?次回はどのレベルにする?」
②「AIの弱点分析で一番『なるほど!』と思ったことは?」
③「AIが提案した学習プラン、やってみたいと思った?」
SECTION 04
🎯 生徒用プロンプト(コピペ用)
テスト後に生徒が使う「間違い分析&学習計画」プロンプトです。Google Classroomやロイロノートで配信してください。
生徒用プロンプト:テスト振り返り&学習計画AI
📋 コピー
あなたは英語学習のプロコーチです。
私が今日のテストで間違えた問題を分析して、これからの勉強計画を立ててください。
【テスト情報】
- 受験レベル:[Level A(基礎)/ Level B(標準)/ Level C(発展)]
- 点数:__ / 100点
- テスト範囲:____(教科書名・単元名)
【間違えた問題】
(↓間違えた問題の番号と内容、自分の答え、正解を書いてね)
問題1:
自分の答え:
正解:
問題2:
自分の答え:
正解:
問題3:
自分の答え:
正解:
(間違えた分だけ追加してね)
【やってほしいこと】
① 間違いの「タイプ分類」をして(語彙ミス?文法ミス?ケアレスミス?読解力不足?)
② タイプごとに「なぜ間違えたのか」をわかりやすく解説して
③ 各間違いの類題を1問ずつ作って(すぐ練習できるように)
④ 来週までの「1日10分でできる学習プラン(7日間)」を作って
⑤ 次のテストで10点UPするための「3つの秘訣」を教えて
【出力ルール】
- 日本語で説明してね
- 絵文字を使って見やすくして
- 「ここが伸びしろだよ!」とポジティブに書いて
- 最後に「この分析について質問がある?」と聞いて
⚡ 超重要:生徒への声かけ
「間違えた問題の
問題文・自分の答え・正解の3つをセットで入力してね。多ければ多いほどAIの分析が正確になるよ!」
※ 入力が面倒な生徒には「問題番号と”何系の問題だったか”だけでもOK」と伝える。
SECTION 05
📱 AIの出力実例(実際の画面イメージ)
Level Bを受験し、72点だった生徒がAIに間違い分析を依頼した場合の出力例です。
📝 AIの出力サンプル(一部抜粋)
📊 テスト結果分析レポート
72点 / 100点(Level B)── おつかれさま!7割以上取れてるのは立派!🎉
🔍 間違いタイプ分類
🟡 文法ミス(3問 / -15点)
→ 現在完了と過去形の使い分けが課題!
問3:「I have visited Kyoto last year.」と書いたね。
last year(去年)は「過去の特定の時点」だから過去形を使うよ。
✅ 正解:I visited Kyoto last year.
💡 ポイント:「いつ」が明確 → 過去形 /「いつ」が不明確 → 現在完了
🟠 語彙ミス(2問 / -8点)
→ スペルの惜しい間違いが多い!
environment → ✗ enviroment(nが抜けてる!)
💡 覚え方:environ(周囲)+ ment(こと)= 環境
🟢 ケアレスミス(1問 / -5点)
→ 三単現のsをつけ忘れ
📅 1週間学習プラン
月:現在完了 vs 過去形の練習問題10問(10分)
火:間違えた単語5語の書き取り練習(10分)
水:三単現のルール復習+ミニテスト(10分)
木:類題を5問解く(10分)
金:音読で例文を5回ずつ読む(10分)
土:今週の復習クイズ(10分)
日:お休み!🎮(頑張った自分にご褒美)
SECTION 06
👀 机間巡視・声かけのポイント
テスト中のチェックリスト
📝 テスト中(5:00〜25:00)
✅ 端末が閉じられているか(カンニング防止)
✅ レベル選択に迷っている生徒がいないか(声をかけて安心させる)
✅ 早く終わった生徒が手持ち無沙汰になっていないか(見直しを促す)
🤖 AI振り返りタイム(30:00〜43:00)
✅ 間違えた問題が正しく入力されているか(雑に入力すると分析がズレる)
✅ AIの分析内容を生徒が読んでいるか(生成しただけで終わっていないか)
✅ 学習プランをノートに書き写しているか(画面だけで終わらせない)
声かけフレーズ集
🗣️「Level Aを選んだのは”逃げ”じゃないよ。基礎を固めるのが一番大事」
🗣️「Level Cに挑戦したの、すごいね!間違いが多くても挑戦したこと自体が力になる」
🗣️「AIの学習プラン、面白いこと書いてない?ノートに写しておこう」
🗣️「AIの分析に『本当?』と思ったら、それ自体が考える力だよ」
🗣️「来週のテストでは、今日と違うレベルに挑戦してみるのもありだよ」
SECTION 07
📊 評価方法と振り返りシート
3段階テストの評価で最も大切なのは、「レベル選択の違いで不公平にならない」仕組みを作ること。
知識・技能
テスト得点(各レベル100点満点を共通基準で変換。A=得点×0.8、B=得点×1.0、C=得点×1.2 ※上限100点)
思考・判断
自分に合ったレベル選択ができたか/AIの分析結果を正しく解釈できたか
主体的態度
振り返りシートの記述内容/学習プランの具体性/次回のレベル挑戦意欲
【振り返りシート】AI×3段階テストメーカー
名前:______ クラス:__ 出席番号:__
■ 選んだレベル:Level [ A / B / C ]
■ テストの点数:__ / 100点
■ Q1. このレベルは自分に「ちょうどよかった」?
□ 簡単すぎた → 次回は1つ上のレベルに挑戦!
□ ちょうどよかった → ナイス選択!
□ 難しすぎた → 次回は1つ下のレベルで基礎固め!
■ Q2. AIの弱点分析で一番「なるほど!」と思ったことは?
→
■ Q3. AIが作った学習プランで、やってみたいことは?
→
■ Q4. 次のテストで何点を目指す?そのために今週やることは?
→ 目標点:__点
→ 今週やること:
■ 今日の授業の満足度(◯をつけよう)
★★★★★ とても良かった
★★★★☆ 良かった
★★★☆☆ ふつう
★★☆☆☆ あまり良くなかった
★☆☆☆☆ 良くなかった
SECTION 08
⚠️ よくある失敗と対処法
❌ 失敗1:全員がLevel A(一番簡単)を選んでしまう
対処:①レベル別配点の仕組みを事前に説明する(Cは×1.2になると伝えると挑戦者が増える)②「前回のテストで80点以上だった人はB以上がおすすめ」と目安を伝える③最終的には生徒の選択を尊重する。基礎を固めたい生徒にAを選ぶ権利を保障するのも大事。
❌ 失敗2:AIが生成したテストの配点が合計100点にならない
対処:これはAIあるあるです。生成後に必ず配点の合計を電卓で確認。ズレていたらプロンプトに「配点の合計が100点になるよう再調整して」と追加で指示すればOK。
❌ 失敗3:生徒がAI振り返りで間違いを正確に入力しない
対処:①自己採点の段階で「間違えた問題番号にマーカーを引く」ルールを徹底②テスト用紙に「間違い記録欄」を設けておく③「適当に入力すると、AIも適当な分析しかできないよ」と伝える。正確なインプット→正確なアウトプットの原則を体感させるチャンス。
❌ 失敗4:「3段階テストは不公平」と保護者から苦情が来る
対処:事前に学年通信やクラス便りで「3段階テストの意図」を説明。キーメッセージは「全員同じゴールを目指すのではなく、一人ひとりが”今の自分に必要な一歩”を踏み出すためのテスト」。文科省の「個別最適な学び」方針と合致していることも添えると効果的。
BONUS
🎁 おまけ:発展プロンプト3選
テストの振り返りをさらに深めたい生徒、テスト作成をもっと効率化したい先生向けの追加プロンプトです。
さっき分析してもらった「間違いの傾向」をもとに、私だけの「リベンジテスト」を作ってください。
ルール:
- 問題数:10問(20分で解ける量)
- 私が間違えたタイプの問題を重点的に出して
- でも全く同じ問題は出さないで(類題にして)
- 最初に「今回のリベンジテストのポイント」を1行で書いて
- 最後に模範解答と解説をつけて
- 「答え」と入力したら表示して
発展②【教師用】テスト範囲の重要事項チェッカー
📋 コピー
以下のテスト問題を確認して、テスト範囲の重要事項が網羅されているかチェックしてください。
【テスト範囲】
- 教科書:____
- 範囲:____
- 主要文法事項:____
- 重要語彙数:約__語
【テスト問題】
(ここにAIが生成したテスト問題を貼り付け)
【チェックしてほしいこと】
① カバーされている文法事項とされていない文法事項を一覧にして
② 重要語彙のうち出題されていないものを列挙して
③ 問題の難易度バランスは適切か評価して
④ 改善提案があれば具体的に教えて
発展③ クラス全体の弱点分析(教師用)
📋 コピー
以下はクラス全体のテスト結果です。分析して次の授業計画に活かせるレポートを作成してください。
【クラス情報】
- クラス人数:__人
- テスト範囲:____
【レベル選択の分布】
- Level A:__人
- Level B:__人
- Level C:__人
【問題別の正答率】
(ここに各問題の正答率を入力。例:「問1:85%、問2:62%、問3:41%…」)
【分析してほしいこと】
① クラス全体の傾向(得意分野・苦手分野)を明確にして
② 正答率が50%以下の問題の「つまずきポイント」を解説して
③ 次の授業で優先的に復習すべき内容をランキングにして
④ レベル選択の分布から見えるクラスの学力構成を分析して
⑤ 次のテストに向けた「授業改善提案」を3つ挙げて
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「AIで長文読解を攻略!
要約・推論・批判的読解の3ステップ授業」
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