🔥 万バズ英語教育シリーズ
AI × 英語授業 完全攻略 ── Day 11 / 365
AIで英語日記を習慣化!
毎日3行ライティング&
自動フィードバック授業✍️
📅 2026年3月1日
⏱ 読了10分
🎯 対象:中学〜高校英語教師
SECTION 01
✍️ 「3行英語日記」授業の概要
「英作文の添削が追いつかない」「40人分のノートを毎週見るのは無理」──英語教師なら誰もが抱えるこの悩みを、AIの即時フィードバックで解決する授業案です。
この授業では、生徒がたった3行の英語日記を書き、AIにその場で文法チェック・表現の改善案・レベルアップ提案をもらうという活動を行います。「3行」という低いハードルが書くことへの抵抗感をなくし、AIの即時フィードバックが「もっと書きたい」というモチベーションを生み出します。
🔥 この授業のキモ
従来の英作文指導は「提出→数日後に返却→もう興味ない」の繰り返し。AIを使えば書いた瞬間にフィードバックが返る。この「即時性」が学習効果を劇的に高めます。
使用AI
ChatGPT(無料版でOK)/ Claude / Gemini
必要環境
生徒1人1台端末(タブレット or PC)
学習指導要領
「知識及び技能」文構造の理解 /「思考力」書くこと / 情報活用能力
SECTION 02
🛠 事前準備:教師用プロンプト
授業前に、先生が準備するのは2つだけ。①日記のお題リストをAIに生成させることと、②フィードバック用プロンプトのテンプレートを用意することです。
教師用プロンプト①:日記お題リスト生成
📋 コピー
あなたは中学/高校英語のベテラン教師です。
生徒が英語で3行日記を書くための「お題」を作成してください。
【条件】
- 対象:[中1〜中3 / 高1〜高3](←選択)
- お題の数:20個
- 難易度:3段階に分けて(★1=初級、★2=中級、★3=上級)
- カテゴリ:日常生活、学校、趣味、将来の夢、社会問題の5分野から均等に
【お題のルール】
- 生徒が「書きたい!」と思えるような身近で楽しいテーマに
- 各お題に「ヒント表現」を3つずつ付けて(使える英語フレーズ)
- ★1は現在形中心、★2は過去形・未来形混合、★3は仮定法・関係代名詞も使う想定
- 出力形式:表形式(お題番号|★レベル|カテゴリ|お題(日本語)|ヒント表現3つ)
教師用プロンプト②:レベル別お題振り分け
📋 コピー
先ほど作ったお題リストから、以下のクラス構成に合わせてお題を振り分けてください。
【クラス構成】
- 英語が苦手な生徒(★1のお題から3つ選択)
- 標準レベルの生徒(★2のお題から3つ選択)
- 英語が得意な生徒(★3のお題から3つ選択)
【出力形式】
各レベルごとに「今日のお題」として1つ推薦し、残り2つを「選べるお題」として提示。
生徒が自分で好きなお題を選べるようにしてください。
💡 プロのTips
お題は毎回の授業で使い回せるので、最初に20個生成しておけば1ヶ月分はストックできます。週1回のライティング授業なら、学期分のお題を一気に作っておくのがオススメ。生徒が自分で選ぶ方式にすると主体性もアップします。
SECTION 03
⏱ 50分授業の完全タイムライン
この授業は「書く→AIフィードバック→書き直す→共有」の4ステップで構成されています。書き直しの工程が入ることで、単なる添削ではなく「自分で改善する力」が身につきます。
0:00 – 5:00 ──── 導入(5分)
🎬 「今日から英語日記、始めます!」
先生の声かけ例:「英作文って聞くと『うわ、長いの書くの?』って思うよね。安心して。
今日書くのはたった3行。3行でいいんです。その代わり、AIが一瞬でプロ並みのフィードバックをくれます。」
● 電子黒板で「3行英語日記」のサンプルを見せる
● 「日本語で日記を書くのと同じ感覚でOK」と強調する
● 今日のゴール:「英語で3行日記を書いて、AIのフィードバックで書き直して、ベスト版を完成させる」
5:00 – 10:00 ──── お題選び+ブレスト(5分)
📝 書きたいお題を選んで、日本語でメモ
先生が事前に準備したお題リストを画面共有 or 配布。
生徒は自分のレベルに合ったお題を1つ選ぶ。
● まず日本語で「何を書くか」を30秒考えさせる
● ノートに日本語でキーワードを3つメモさせる
● 「完璧な英語じゃなくていい。伝わればOK」と繰り返し伝える
⚠️ ポイント:お題が選べない生徒には「昨日の夜ご飯について書いてみよう」と具体的に提案する。
10:00 – 18:00 ──── 初稿ライティング(8分)
✍️ まずは自力で3行書く(AI使用禁止!)
ここが最大のポイント。
最初の3行は必ず自力で書かせる。
● 辞書の使用はOK(電子辞書・紙辞書どちらでも)
● AIの使用はこの段階ではNG(翻訳もダメ)
● 「スペルに自信がなくても、とにかく書く。間違ってもAIが直してくれるから大丈夫」
● 8分のタイマーを画面に表示する
⚡ 「3行」の目安:1文10〜15語 × 3文 = 合計30〜45語。中1なら「I like ~. I went to ~. It was ~.」でもOK。
18:00 – 30:00 ──── AIフィードバックタイム(12分)
🤖 自分の日記をAIに見せてフィードバックをもらう
ここが授業の
メインパート。生徒がプロンプトに自分の日記を貼り付けてAIに送信。
● AIが「良いところ→改善点→レベルアップ版」の3段階で返してくれる
● 生徒はフィードバックを読んで「なるほど!」を体感
● AIのフィードバックで理解できない部分は手を挙げて先生に質問
● 先生は机間巡視で「AIの指摘、納得した?」と声をかける
30:00 – 40:00 ──── リライト(書き直し)(10分)
📝 フィードバックをもとに「ベスト版」を手書きで完成
AIのフィードバックを参考に、
ノートに手書きで書き直す。
● AIの「レベルアップ版」をそのまま丸写しするのはNG
● 「AIの提案の中から、自分が使いたいと思った表現だけ取り入れて」と指示
● 初稿と書き直し版を並べて書かせる(ビフォーアフターが見える)
● 余裕がある生徒は3行→5行に増やしてもOK
40:00 – 50:00 ──── シェアタイム+振り返り(10分)
🎤 ペアで日記を読み合い+クラス共有
ペアで書き直し版を見せ合う(3分)→ 2〜3人がクラスで発表(4分)→ 振り返りシート記入(3分)
● ペア活動:「相手の日記で『いいな』と思った表現を1つ伝えて」
● 発表:「AIに直してもらう前と後で一番変わったところを教えて」
● 振り返りの問い:
①「初稿から書き直しで一番良くなったところは?」
②「AIのアドバイスで新しく知った英語表現は?」
③「次の日記では何に挑戦したい?」
SECTION 04
🎯 生徒用プロンプト(コピペ用)
これが本記事の目玉です。生徒にそのまま使わせるプロンプト。Google Classroomやロイロノートで配信してください。
生徒用プロンプト:3行英語日記フィードバック
📋 コピー
あなたは優しくて的確な英語の先生です。
私が書いた英語の日記をチェックして、フィードバックをください。
【私の英語レベル】
(↓自分に近いものを1つ選んでね)
□ 中学レベル(基本的な文が書ける)
□ 高校初級(少し長い文が書ける)
□ 高校中級以上(複雑な文も挑戦したい)
【今日のお題】
(↓先生から出されたお題を書いてね)
【私の3行英語日記】
(↓自分で書いた英語をここに貼り付けてね)
1.
2.
3.
【フィードバックのルール】
以下の順番でフィードバックしてください:
★ STEP 1:ほめポイント(2つ以上)
「ここが良かったよ!」を具体的に教えて。
どんな小さなことでもOK。自信をつけさせて!
★ STEP 2:やさしく修正(文法・スペル・表現)
間違っている部分を直して。
❌ 元の文 → ⭕ 修正した文 の形で見せて。
なぜ間違いなのかを中学生にもわかる言葉で説明して。
★ STEP 3:レベルアップ提案
「こう書くともっとカッコよくなるよ!」という表現を
各文に1つずつ提案して。
元の意味は変えないで、より自然な英語にして。
★ STEP 4:使える表現ストック
今日の日記のテーマに関連する便利な英語表現を5つ教えて。
次に同じテーマで書くときに使えるように。
【出力ルール】
- 日本語で説明してね
- 絵文字を使って見やすくして
- 厳しすぎず、でもちゃんと直すところは直して
- 最後に「次回の日記への一言アドバイス」をつけて
⚡ 超重要:生徒への声かけ
「自分の日記を【私の3行英語日記】のところに貼り付けてね。レベルも選んでね。
AIは君の先生じゃなくて『英語の練習相手』だと思って。間違ってても全然恥ずかしくないよ!」
※ 何も書けない生徒には「I ate curry for dinner. It was delicious. I want to eat it again.」のような超シンプルな例を見せる。
SECTION 05
📱 AIフィードバックの出力実例
実際に中2レベルの生徒が「昨日の放課後について」書いた日記に対するAIフィードバック例です。
📝 生徒の初稿(入力例)
1. Yesterday I go to library after school.
2. I studyed English for test.
3. It is very tired but I did my best.
🤖 AIフィードバック出力サンプル
★ STEP 1:ほめポイント 🎉
✨ 3文ちゃんと書けてるね!素晴らしい!
✨ 「did my best」という表現、カッコいい!ネイティブもよく使うよ。
✨ 放課後に勉強した内容を具体的に書けてるのがGood!
★ STEP 2:やさしく修正 🔧
❌ I go to library
⭕ I went to the library
💡 「昨日」の話だから過去形 went を使おう!library には the をつけるよ。
❌ I studyed English
⭕ I studied English
💡 study の過去形は y を i に変えて -ed → studied だよ!
❌ It is very tired
⭕ I was very tired
💡 「疲れた」のは「私」だから主語は I。tired は人が主語のときに使うよ!
★ STEP 3:レベルアップ提案 🚀
1. I went to the library after school.
→ 🆙 I went to the library right after school to prepare for the test.
(目的を入れるとより具体的な文になるよ!)
2. I studied English for the test.
→ 🆙 I studied English for about two hours for the test.
(時間を入れると日記っぽくなるよ!)
3. I was very tired but I did my best.
→ 🆙 I was very tired, but I’m proud of myself for doing my best.
(気持ちを足すとグッと良い日記になるよ!)
★ STEP 4:使える表現ストック 📚
📌 after school(放課後)
📌 prepare for ~(〜の準備をする)
📌 for about ~ hours(約〜時間)
📌 I’m proud of myself(自分を誇りに思う)
📌 It was worth it(やった甲斐があった)
SECTION 06
👀 机間巡視・声かけのポイント
巡視チェックリスト
この授業では「書く時間」と「AI使用時間」が分かれているのがポイント。各フェーズで確認すべきことが違います。
✅ 【初稿タイム】AIを使っていないか(翻訳サイト・AI翻訳はNG)
✅ 【初稿タイム】白紙のまま固まっている生徒がいないか(声かけで解消)
✅ 【AIタイム】プロンプトに自分の日記が正しく貼れているか
✅ 【リライト】AIの出力を丸写ししていないか(自分の言葉で書き直しているか)
✅ 【リライト】初稿と書き直し版を並べて書いているか(成長が見える形に)
フェーズ別声かけフレーズ集
【初稿タイム】
🗣️「まずは1文でいいから書いてみよう。I like…でもI went…でもOK」
🗣️「スペルがわからない単語は、カタカナで書いておいて後でAIに聞こう」
🗣️「辞書を引くのも立派な勉強だよ。どんどん使って」
【AIフィードバックタイム】
🗣️「AIのほめポイント、読んだ? 自分のいいところ、ちゃんと認めてね」
🗣️「修正された部分、なぜそうなるか理解できた?わからなかったら質問してね」
🗣️「レベルアップ版の表現、1つでも使ってみたいのあった?」
【リライトタイム】
🗣️「AIの文をそのまま写すんじゃなくて、自分が使いたい表現だけ選んでね」
🗣️「初稿と比べてどこが良くなった?自分で説明できるとベスト」
SECTION 07
📊 評価方法と振り返りシート
この授業は「プロセス重視」の評価がポイント。完成品の出来よりも「初稿→フィードバック→書き直し」のプロセスで何を学んだかを見ます。
知識・技能
書き直し版で文法ミスが初稿から減っているか/新しい表現を使えているか
思考・判断
AIのフィードバックから取捨選択して自分の表現に取り入れられているか
主体的態度
自力で初稿を書こうとしたか/振り返りで具体的な気づきを書けたか
【振り返りシート】AI×3行英語日記
名前:______ クラス:__ 出席番号:__
■ 今日のお題:____________
■ 初稿(自分で書いた3行)
1.
2.
3.
■ 書き直し版(AIフィードバック後)
1.
2.
3.
■ Q1. 初稿→書き直しで一番良くなったところは?
→
■ Q2. AIのアドバイスで新しく覚えた英語表現は?(1つ以上)
→
■ Q3. AIのフィードバックで「それは違うかも」と思ったところは?
→
■ Q4. 次回の日記で挑戦したいことは?
→
■ 今日の授業の満足度(◯をつけよう)
★★★★★ とても良かった
★★★★☆ 良かった
★★★☆☆ ふつう
★★☆☆☆ あまり良くなかった
★☆☆☆☆ 良くなかった
SECTION 08
⚠️ よくある失敗と対処法
❌ 失敗1:生徒が1文も書けずに固まる
対処:「英語日記スターターキット」を用意しておく。「I __ yesterday.」「It was __.」「I want to __.」の穴埋め形式シートを配ると、ゼロから書くより遥かにハードルが下がる。最悪「I
ate rice.」でもOKと伝える。
❌ 失敗2:生徒が初稿からAI翻訳を使ってしまう
対処:初稿タイムはChromebookの蓋を半分閉じさせる(画面は見えるがキーボードは使いにくい)。ノートに手書きで書かせてから、AIタイムで打ち込む流れにすると物理的に防げる。
❌ 失敗3:AIのレベルアップ版を丸写しする生徒が続出
対処:「書き直しルール」を明確にする。①AIが提案した表現の中から最大2つまでしか使ってはいけない。②残りは自分のオリジナル表現を維持する。③「なぜその表現を選んだか」を振り返りシートに書く。こうすると丸写しの意味がなくなる。
❌ 失敗4:毎週やると生徒が飽きる
対処:マンネリ防止の3つの仕掛け。①月1で「ベスト日記コンテスト」を開催(クラス投票)。②お題にバリエーションを持たせる(「もし◯◯だったら」「写真を見て書く」など)。③3回に1回は「友達の日記にAIでコメントを書く」活動に変える。
BONUS
🎁 おまけ:発展プロンプト3選
3行日記に慣れた生徒や、もっと力を伸ばしたい生徒向けの追加プロンプトです。
私が英語で日記を書くので、あなたは「友達」として英語で返事をしてください。
ルール:
- 私のレベルに合わせた英語で返事してね(難しすぎないように)
- 日記の内容について質問を1つしてね(会話を続けるため)
- 私が文法ミスをしたら、返事の中でさりげなく正しい形を使ってね(直接指摘しないで)
- 5往復したら、最後にまとめて「今日の会話で学べたポイント」を日本語で教えて
では始めます!今日の日記:
(ここに自分の日記を書く)
以下は私がこの1週間で書いた英語日記です。
まとめて分析して、私の英語力の「強み」と「伸びしろ」を教えてください。
【月曜日の日記】
(ここに貼り付け)
【火曜日の日記】
(ここに貼り付け)
【水曜日の日記】
(ここに貼り付け)
【木曜日の日記】
(ここに貼り付け)
【金曜日の日記】
(ここに貼り付け)
分析してほしいこと:
1. よく使う文法パターンと、使えていない文法パターン
2. 語彙の傾向(同じ単語ばかり使っていないか)
3. 1週間での成長ポイント
4. 来週意識すべきこと(具体的なアドバイス3つ)
この写真について英語で3行日記を書きたいです。
まず写真の内容を見て、以下をサポートしてください。
1. この写真について日記を書くための「使えそうな英語表現」を10個教えて
2. 日記の「書き出し例」を3パターン提示して(レベル別)
3. 私が書いた日記を貼り付けたら、フィードバックしてね
※ 先に表現と書き出し例だけ教えて。
日記は自分で書いてから見せるので、待っていてね!
(ここに写真を貼り付け or 写真の説明を書く)
#AI授業
#ChatGPT教育
#英語日記
#ライティング
#AIフィードバック
#中学英語
#高校英語
#GIGAスクール
#EdTech
#プロンプト
▶ NEXT ── Day 12 予告
「AIで長文読解を攻略!
要約&質問生成で”読む力”を鍛える授業」
明日公開予定 🔔 フォローして見逃さないでね
📚 AI × 英語授業 完全攻略シリーズ ── 365日毎日更新中
© 2026 haradaeigo.com ── 無断転載禁止