B1名詞ラテン系

individualの語源と意味

/ˌɪndɪˈvɪdʒuəl/インディヴィジュアル

個人

パーツに分けると

in接頭辞〜でないラテン語 in-
divid語根分けるラテン語 dividere
ual接尾辞〜のラテン語 -alis

〜でない+分ける → 分けられない最小単位 → 個人

コアイメージ
それ以上分けられない

individual の語源ストーリー

individual は、ギリシャ語の atomos(原子)とよく似た考えの語です。atomos は「切れないもの」、ラテン語 individuus は「分けられないもの」でした。英語に入った15世紀には、文字どおり「分けられない」という意味です。キリスト教の三位一体を「分けられない一つのもの」と言う場面でも使われました。17世紀ごろから、「社会をこれ以上分けられない最小の単位」、つまり「個人」の意味が広がります。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    dividere
    分ける
  2. 2
    ラテン語
    individuus
    分けられない
  3. 3
    中世ラテン語
    individualis
    分けられない
  4. 4
    英語15世紀(「個人」は17世紀ごろ)
    individual

例文

Each individual has the right to express his or her opinion.
一人ひとりの個人には自分の意見を表明する権利がある。

よく使う形:individual differences(個人差)

暗記フック

divide(分ける)に否定の in。「社会をどんどん分けていって、もう分けられない最小単位」が個人。形容詞では「個々の」

入試・使い方のポイント

名詞「個人」と形容詞「個々の」の両方がある。each individual student(生徒一人一人)。the individual と society の対比が長文で頻出。

受験ミニ情報 アクセントは in-di-VID-ual。individualism(個人主義)と individuality(個性)の違いが語彙問題で狙われる。

派生語・言い換え受験で問われる形

individuality名詞 個性
individualism名詞 個人主義
individually副詞 個別に

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(5語)

divide分ける
division分割・部門
divisible割り切れる
devise考案するdevice装置・工夫

語根 div(分ける)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語individu個人
スペイン語individuo個人
ドイツ語Individuum個人

語源で推理!ミニクイズ

individual と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

individualの語源は?

in(否定)+divid(分ける ← dividere)+ual → これ以上分けられないもの → 個人 individual は、ギリシャ語の atomos(原子)とよく似た考えの語です。atomos は「切れないもの」、ラテン語 individuus は「分けられないもの」でした。

individualの意味は?

個人(名詞)。コアイメージは「それ以上分けられない」です。

individualの覚え方は?

divide(分ける)に否定の in。「社会をどんどん分けていって、もう分けられない最小単位」が個人。形容詞では「個々の」 同じ語源の divide・division・divisible とまとめて覚えると効率的です。

individualの発音は?

/ˌɪndɪˈvɪdʒuəl/(インディヴィジュアル)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。