B2名詞ラテン系

disputeの語源と意味

/dɪˈspjuːt/ディスピュート

論争、紛争

絵で分かる語源

dispute の語源のイメージ:互いに考えをぶつけ合う
互いに考えをぶつけ合う
dis接頭辞別々にラテン語 dis-
pute語根考える・数えるラテン語 putare

別々に+考える → 考えをぶつけ合う → 論争・異議を唱える

dispute の語源ストーリー

ラテン語の putare は、もとは「木を刈り込む・きれいにする」という意味でした。枝を整えるように、数字や考えを整理することから「数える」「考える」の意味が生まれます。amputate(切断する)には「まわりを刈り込む」という古い意味が残っています。disputare は、あれこれと考えを並べて論じることでした。中世の大学では、決まった題で学生が論じ合う公開討論も disputatio と呼ばれました。そこから「論争・紛争」の意味に定着しました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    putare
    刈り込む・数える・考える
  2. 2
    ラテン語
    disputare
    あれこれ考え論じる
  3. 3
    古フランス語
    desputer
    論争する
  4. 4
    英語1300年ごろ
    dispute

例文

The territorial dispute between the two nations has lasted for over half a century.
両国間の領土紛争は半世紀以上続いている。

よく使う形:a dispute over A(Aをめぐる争い)

暗記フック

computer(共に計算して考える機械)と同じput(考える)。考えの衝突=論争

入試・使い方のポイント

dispute over / about A(Aをめぐる論争)。beyond dispute=議論の余地なく。動詞 dispute A は「Aに異議を唱える」。

受験ミニ情報 a territorial dispute(領土紛争)、a labor dispute(労働争議)は時事長文の頻出表現。アクセントは -PUTE。

派生語・言い換え受験で問われる形

indisputable形容詞 議論の余地のない
disputable形容詞 疑わしい

言い換え(同じような意味)

同じ語源の仲間(5語)

compute計算する(まとめて数える)
reputation評判(くり返し考えられること)
amputate切断する(まわりを刈る)
deputy代理(割り当てられた人)
count数える

語根 put(考える・数える・刈り込む)の単語をすべて見る →

ほかの言語の兄弟

フランス語disputer争う・論じる
スペイン語disputa論争

語源で推理!ミニクイズ

dispute と同じ語源の単語です。パーツの意味から推理してみましょう。

よくある質問

disputeの語源は?

dis(別々に)+pute(考える ← putare)→ 互いに別の考えをぶつけ合う → 論争 ラテン語の putare は、もとは「木を刈り込む・きれいにする」という意味でした。枝を整えるように、数字や考えを整理することから「数える」「考える」の意味が生まれます。

disputeの意味は?

論争、紛争(名詞)。コアイメージは「互いに考えをぶつけ合う」です。

disputeの覚え方は?

computer(共に計算して考える機械)と同じput(考える)。考えの衝突=論争 同じ語源の compute・reputation・amputate とまとめて覚えると効率的です。

disputeの発音は?

/dɪˈspjuːt/(ディスピュート)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。